【北アルプス】唐松岳【ピストン】【雪山】
- GPS
- 09:00
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,118m
- 下り
- 1,118m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:30
それから、実際には八方池山荘には泊まっていませんが、便宜上、宿泊したことにしています。
天候 | 3/8 くもり時々はれ 3/9 快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はないが、全体的にだだっ広い雪原なので、悪天候・ホワイトアウト時は要注意。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
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感想
★★★まとめ★★★
ついに念願かなって冬の唐松岳に登ってきました!
風が強くて有名な八方尾根では珍しく穏やかな天候で、快晴の中気持ちいい雪山ハイクを楽しみました!
そして唐松岳山頂から見る剱岳はまさに「雪と岩の殿堂」!!!
★★★3/8(金)★★★
この日は朝イチで移動して、11時に白馬駅に着いた。八方池山荘に予約の電話をしてみると、なんと満員!どうしようかと思い、それなら八方バスターミナル近くの旅館に泊まって、今日はルートを下見して、明日また下から上がればいいやと。結果、2日でスキー場のてっぺんまで2往復することに(笑)
12時に八方池山荘に到着。予報では午前中はくもってて、午後から晴れ間が差すはずなので、山荘でカツカレーを食べてゆっくり準備する。13時になっても晴れないけど、下りのリフトの時間があるので、行けるところまで行って、14時で引き返すことに決める。
雪ふかふかでアイゼンなしで進む。この時間に登りだす人は、唐松頂上山荘近くでテント泊する登山者か、バックカントリーのスキーヤーくらい。明らかにオレは浮いてるが、構わない(笑)
第二ケルンまで行くと晴れたりガスったりな感じ。晴れると白馬三山が見えてかっこいい!はっきり見える山もキレイだが、くもをまとっている山も味がある。風もなく、しばし立ち止まって晴れ間を狙う。
第二ケルンからは次のケルンが見えているが、ガスが出ると途端に見えなくなる。この辺りは晴れてるとなだらかな稜線で気持ちいいが、ガスったりホワイトアウトすると方向が分からなくなって危険だ。しかも先日の積雪が思いのほか多く、ちょっと道を外すとひざくらいまで埋まってしまう。スノーシューやワカンがないとキツイ。時間の都合もあるし、これ以上進むのはやめて、引き返すことにした。
ルート、コース状況が分かったことは収穫であり、とても先頭切って進むのはつらいので、明日は遅めに出発して、みんなのラッセルの恩恵を預かりながら登ることにしよう(笑)
★★★3/9(土)★★★
早朝、泊まった旅館の窓から白馬三山のモルゲンロートが見れて感激!くもひとつない晴天、今日は登山日和だ!
7時30分頃にチケット売り場に行くと長蛇の列。天気いいし、競技大会やってるし、朝イチだし。よく見るとスキーヤー/スノーボーダーと同じくらい登山者も並んでる。唐松岳の人気が伺える。
結局30分くらい並んでゴンドラとリフト乗り継いで八方池山荘に着いたのは9時。ちょっと遅れたかなと思いつつ、まあこのくらいなら大丈夫だろうと謎の楽観(笑)山荘前では多くの人が登る準備をしている。みんなアイゼンつけてるから、オレもつけよう。
今日は快晴、風もなく、雪原を歩きながら、白馬三山やかえらずのけん、五竜や鹿島槍を眺めながら、もう最高!おかげで写真撮影が止まらない、自分の足は止まる一方(笑)雪はもふもふしてて、先達がトレースしっかりつけてくれているので歩きやすい。
八方尾根は、平原進んでちょっと登って、また平原進んでちょっと登って、を繰り返すような感じ。そこまでしんどいところもなく、でもニセピークに何度も騙される(笑)
ガシガシ進んで、11時過ぎに稜線に出た。眼下には唐松頂上山荘が見える。そしてなんと言っても、目の前には剱岳が荘厳な様相で鎮座している!かっこよすぎる!これを見るために登ってきた!ついに念願かなう!
感動しつつ、唐松岳山頂から見る剱岳はもっとかっこいいはずだと思い、12時くらいに山頂に登頂!やっぱりかっこいい!なんて強そうなんだ!見るものを惹き付けるパワーを持ってる!すごいなあ、剱岳。絶景を前に、そのへんに座ってしばし佇む。ずっと見てられる。晴天だし、山頂でも風速10mくらいだし、穏やかで落ち着く。登れてよかった。
山頂が人でいっぱいになってきたので、下山開始。お腹が空いてきたので、稜線出たところの下にあるスペースで、剱岳見ながらパン食べる。いやー最高だなあ。かっこいいなあ。ほんとにずっと見てられる。隣の五竜もいかつい。かなり険しそうだけど、冬に五竜登る人はすごすぎる。
惜しまれつつも、下り始める。もふもふのところは大胆に進んで、クラストしてるところは慎重に進んだ。全体を通して危険な箇所は特にない。丸山以下になるとポカポカしてて気持ちいい。白馬三山や五竜、鹿島槍も相変わらず見えてる。贅沢だ。
14時30分に八方池山荘に到着。アイゼンを外して、片付けして、満足満足と思いながらグラートクワッドで下りるとステキな出会いが!お姉さんとお母さんから、白馬三山を背景に写真撮ってほしいと。お姉さんのすごいカメラでめっちゃ撮ってたら、自分も写ってほしいと。今まで、山で色んな人からお願いされて写真撮ってきたけど、このパターンは初めてでびっくりした(笑)でもこれも記念だし、お母さんとツーショットを撮ってもらった!メールアドレスをお伝えしたので、写真届くのが楽しみだ!
ほんとに、山っていろんなことがある。
絶景、出会い、無力さ、勇気。
今日あったことを胸に刻んで、これからも山を楽しもう!
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