後烏帽子岳:今年も見たい純白の屏風岳
- GPS
- 03:11
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 317m
- 下り
- 995m
コースタイム
- 山行
- 2:54
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 3:09
天候 | 晴れ、風も左程強くない |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はまったくなし。かもしかリフトより上は前日の新雪に覆われている。トレースはまったくない。スノーシューかワカンは必須。アイゼンも持参したが、この日の状態では不要。 |
写真
感想
今週末は低気圧の通過で天気が悪い予報だったが、直前になって15日夜の低気圧の後、一時的に晴れる予報となった。気温も高めらしい。16日朝、7時に起きると快晴になっていて、大東岳や屏風岳も見える。よーし、今シーズンは純白の屏風岳を見ていないので、急遽、後烏帽子岳に行ってみることにした。蔵王山麓の白石まで行くと不忘山から南屏風岳、水引入道、屏風岳、後烏帽子の稜線が見える。これは良さそうだ。ただ、後から雲が出てきている。間に合うかな。えぼしスキー場までの道路は無雪。駐車場も乾燥している。リフト券販売所で登山届けを出し、ゴンドラリフト、かもしかリフトを乗り継いで、リフトトップへ。
リフトで聞いたら、今日は誰も登っていないということだった。リフトトップから上は新雪できれいに覆われていて、トレースなど全くない。新雪なので、当然最初からスノーシューを着け、正面右のピンクリボンの所から、樹林帯に入る。時々あるリボンと昨年のGPSログを見ながら、ルートを決めていく。まっさらな雪の上を登るのは気持ちが良いのだが、スノーシューでも一歩ずつ足首位まで潜るので、結構しんどい。空は晴れだが、山の方から雲が出てきているので、山頂での眺望に間に合うかな。雪に覆われたオオシラビソの疎林帯の中を緩く登って行くが、案外小さい尾根と谷もあり、どれを選んで行くかGPSログを見て決めていく。樹林が疎らになってくると、傾斜は徐々に急になっていくが、背後の展望が開ける。同じような登りが続くが、木が低くなってくると右に熊野岳や雁戸山方面が見えるが、西から雲が来ていてはっきりしない。最後に少し木の間の雪稜を登ると後烏帽子岳山頂に到着する。
後烏帽子岳山頂は良い天気で、屏風岳の圧倒的な白い壁が見える。馬ノ神岳〜水引入道〜不忘山もきれいに見える。雲が来るまでに到着できたようだ。刈田岳、熊野岳や雁戸山方面は架かっている。登る途中は霧氷もなく、0℃以上だったと思うが、さすがに山頂は風がやや強く、凍りついて、エビのしっぽも発達している。でもこの程度は大した風ではない。頂上直下で、少し休んで、下りに向う。下りは自分のトレースを追うが、この位の斜度だと歩き易い。頂上少し下で、今日初めて登ってくる方一人に出会った。リフトトップまで下り、かもしかリフトの左のゲレンデ(急な上級者コース)の端を下り、ゴンドラリフトの下をくぐって、さらに下り、ゴンドラハウスに到着したが、これ長いよ。ゴンドラハウスで下山を報告した。その時、聞いたら今日の登山者は全部で2名ということだった。えっ、こんないい天気なのにそれだけなの。今日の目的は屏風岳の白壁を見ることだったが、それは果たすことができた雪山ハイクだった。3年前の同時期に登った時は、雪は締まって凍結しており、アイゼン着用だったが、今日は新雪でスノーシューが必須。気象状況により、適切な対応が必要だと思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する