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記録ID: 175886
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ハイキング
奥多摩・高尾

馬蹄形周回登山にて、倉岳山、高畑山、二十六夜山まで

2012年03月20日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:50
距離
15.4km
登り
1,525m
下り
1,524m

コースタイム

7:10スポーツ広場駐車場
小さな沢を数度、渡渉後、暗い杉の営林の中を登ると、次第に開けたブナ林に変わります。
7:55立野峠
若干の尾根道を登り、山頂前の若干の急登を越えると倉岳山の頂上です。
8:25倉岳山8:30
頂上は広く、南北に開けています。南側には富士山、北側には扇山、百蔵山や鳥沢、梁川の街並が展望できます。
倉岳山からは、一旦、平坦な尾根が続きますが、一気に下ります。落ち葉が堆積しているので注意が必要です。 
8:45穴路峠
ここからは、幾つかのピークを越えて、アップダウンを繰り返します。
9:20高畑山9:30
山頂は狭くて、展望は南側のみです。
一旦、分岐まで戻り、ゴルフ場の脇を一気に下ります。再び高岩まで登り返してから、雛鶴峠まで下ります。ここまでは雪はありませんでした。
10:25雛鶴峠
樹林帯の中を登り、送電線の鉄塔を抜けると開けた登山道となり、遠く南アルプスまで見ることができます。日向舟まで登ると、再び樹林帯に入り下った後に、木の根と落ち葉が堆積した本日一番の急登です。その後、ほぼ平坦なカラマツ林の中をしばらく歩きます。このあたりから、若干の雪が登山道に残っています。
11:45棚ノ入山
開けた明るい赤松や小笹の登山道を進み、一気に下り松林の中をしばらく歩くと三日月峠です。
12:35三日月峠
緩やかに登りが続きます。
12:55二十六夜山13:00
山頂は狭く、木に囲まれていてほとんど展望はありません。
13:20明星平
三日月峠からの登山道と合流し、落ち葉が堆積した、かなり急な下りが続きます。
14:00スポーツ広場駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央高速道路の上野原インターチェンジから県道35線で、秋山村のアオゲラの森駐車場横のスポーツ広場の脇に違法駐車?しました。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト等はありません。標示や看板は多数、設置されていますが、登山道の方は少し荒れ気味でしょうか。
登り口にあった二十三夜塔です。十三夜、十五夜、十七夜、十九夜、二十三夜、二十六夜など特定の月齢の夜、人々が集まって月の出るのを待って供物を供え、飲食を共にしたということで、月待には安産祈願、病気平癒祈願など人にかかわるものが多くあるということです。

2012年03月20日 07:10撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3/20 7:10
登り口にあった二十三夜塔です。十三夜、十五夜、十七夜、十九夜、二十三夜、二十六夜など特定の月齢の夜、人々が集まって月の出るのを待って供物を供え、飲食を共にしたということで、月待には安産祈願、病気平癒祈願など人にかかわるものが多くあるということです。

矢平山コース登山入口とありますが、ここを登って行きます。初めは集落の中を歩きます。
2012年03月20日 07:10撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3/20 7:10
矢平山コース登山入口とありますが、ここを登って行きます。初めは集落の中を歩きます。
集落の片隅に置いてある、可愛い休憩所です。心が暖まります。
2012年03月20日 07:11撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3/20 7:11
集落の片隅に置いてある、可愛い休憩所です。心が暖まります。
立野峠に着きました。梁川駅から登って来る登山道と合流しました。
2012年03月20日 07:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3/20 7:56
立野峠に着きました。梁川駅から登って来る登山道と合流しました。
倉岳山に到着しました。山頂はけっこう広いですね。とても開放的な頂上です。
2012年03月20日 08:23撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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3/20 8:23
倉岳山に到着しました。山頂はけっこう広いですね。とても開放的な頂上です。
山頂からの富士山は、残念ながら雲が・・・・。
でも、さすが秀麗冨獄十二景ですね。絵になります。この山頂で秀麗冨獄十二景のうち、九座を踏破することができました。
2012年03月20日 08:27撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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3/20 8:27
山頂からの富士山は、残念ながら雲が・・・・。
でも、さすが秀麗冨獄十二景ですね。絵になります。この山頂で秀麗冨獄十二景のうち、九座を踏破することができました。
眼下には、鳥沢や梁川の街並が広がっています。中央高速道路が、真中を走っていますね。
2012年03月20日 08:27撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3/20 8:27
眼下には、鳥沢や梁川の街並が広がっています。中央高速道路が、真中を走っていますね。
倉岳山からの尾根道は、気持ちが良い雰囲気の登山道です。
2012年03月20日 08:27撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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3/20 8:27
倉岳山からの尾根道は、気持ちが良い雰囲気の登山道です。
木の間からは、日本一が見えていますが、まだ雲が掛かっていますね。この場所からは、松の木がポイントです。
2012年03月20日 08:32撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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3/20 8:32
木の間からは、日本一が見えていますが、まだ雲が掛かっていますね。この場所からは、松の木がポイントです。
穴路峠手前から見えた、白峰三山のアップです。この角度から見ると、北岳の形も少し違いますね。
2012年03月20日 08:37撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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3/20 8:37
穴路峠手前から見えた、白峰三山のアップです。この角度から見ると、北岳の形も少し違いますね。
途中、天神山からの展望です。百蔵山が見えますね。背後に続くのは大菩薩嶺の稜線でしょうか。まだ少し雪が残っているようです。
2012年03月20日 08:52撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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3/20 8:52
途中、天神山からの展望です。百蔵山が見えますね。背後に続くのは大菩薩嶺の稜線でしょうか。まだ少し雪が残っているようです。
こちらも秀麗冨獄十二景に選ばれている、高畑山の山頂に着きました。こちらの頂上は、あまり広くはありませんでした。この山頂で、カメラのズームレンズが故障してしまい、このあとは、手動でレンズの長さを調節して撮影しました。
2012年03月20日 09:21撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3/20 9:21
こちらも秀麗冨獄十二景に選ばれている、高畑山の山頂に着きました。こちらの頂上は、あまり広くはありませんでした。この山頂で、カメラのズームレンズが故障してしまい、このあとは、手動でレンズの長さを調節して撮影しました。
残念ですが、日本一には、雲が掛かってしまっています。今日は最後まで、その姿をしっかりとは見せてもらえませんでした。
2012年03月20日 09:36撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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3/20 9:36
残念ですが、日本一には、雲が掛かってしまっています。今日は最後まで、その姿をしっかりとは見せてもらえませんでした。
途中に大タビ山の山頂を通過します。小さな看板がなければ全く気付くことがないでしょうね。樹林に覆われて、完全に登山道の一部と化しています。
2012年03月20日 10:02撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3/20 10:02
途中に大タビ山の山頂を通過します。小さな看板がなければ全く気付くことがないでしょうね。樹林に覆われて、完全に登山道の一部と化しています。
雛鶴峠に着きました。この峠の下にはトンネルが掘ってあります。しかし、この登山道の道標は立派なものが設置されています。
2012年03月20日 10:25撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3/20 10:25
雛鶴峠に着きました。この峠の下にはトンネルが掘ってあります。しかし、この登山道の道標は立派なものが設置されています。
南アルプスが霞んで見えます。甲斐駒ケ岳、鳳凰山、白峰三山でしょうか。
2012年03月20日 10:39撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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3/20 10:39
南アルプスが霞んで見えます。甲斐駒ケ岳、鳳凰山、白峰三山でしょうか。
リニアモーターカーの実験線の駅のようです。間もなく実用化されるのですね。
2012年03月20日 10:40撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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3/20 10:40
リニアモーターカーの実験線の駅のようです。間もなく実用化されるのですね。
カラマツ林になってきました。私好みの、いい感じになってきました。
2012年03月20日 11:24撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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3/20 11:24
カラマツ林になってきました。私好みの、いい感じになってきました。
棚の入山に着きました。足元には小笹が群生していて、丹沢のような雰囲気です。この区間は、とても、いい感じの登山道です。
2012年03月20日 11:47撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3/20 11:47
棚の入山に着きました。足元には小笹が群生していて、丹沢のような雰囲気です。この区間は、とても、いい感じの登山道です。
朝日山の稜線は、まだ雪が若干残っているようです。あちらに渡れば、道志へと続いて歩いて行けるのですね。
2012年03月20日 11:57撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3/20 11:57
朝日山の稜線は、まだ雪が若干残っているようです。あちらに渡れば、道志へと続いて歩いて行けるのですね。
棚ノ入山の下りから見た、進行方向の二十六夜山です。なかなか美しい緑のコントラストです。
2012年03月20日 12:08撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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3/20 12:08
棚ノ入山の下りから見た、進行方向の二十六夜山です。なかなか美しい緑のコントラストです。
二十六夜山の頂上に到着しました。山頂は樹林に囲まれていて展望はありません。(今の季節は木の間から、辛うじて景色が見えますが・・・・)随分と寂しい雰囲気の頂上です。
2012年03月20日 12:54撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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3/20 12:54
二十六夜山の頂上に到着しました。山頂は樹林に囲まれていて展望はありません。(今の季節は木の間から、辛うじて景色が見えますが・・・・)随分と寂しい雰囲気の頂上です。
こちらは、山頂の近くにあった二十六夜塔です。麓にあった二十三夜塔と一対なのですね。
2012年03月20日 13:02撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3/20 13:02
こちらは、山頂の近くにあった二十六夜塔です。麓にあった二十三夜塔と一対なのですね。
かなりの急降下登山道です。落ち葉が堆積しているので、滑りまくりで大変危険な感じでした。急坂、平坦路を数回繰り返しました。
2012年03月20日 13:36撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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3/20 13:36
かなりの急降下登山道です。落ち葉が堆積しているので、滑りまくりで大変危険な感じでした。急坂、平坦路を数回繰り返しました。
撮影機器:

感想

 今日は、春分の日で休日なので帰宅時の中央高速道路の渋滞を考慮して、近距離で人があまりいない山へということで、倉岳山を選びました。山の中でお会いした方は、狙い通り?お一人で、のんびりと静かな登山を満喫できました。
 ところで、車の中に昼食(おにぎりと菓子パン)を忘れてしまい、途中で気づいたのですが戻るのも手遅れで、歩きながらシャリバテでどうしようもなくなったら、周回コースなので、途中で下りて来るつもりで、そのまま登山を続けながら、結局は行動食少々で持たせてしまいました。(大反省事項です。)
 この周回コースは、以前から計画していたのですが、高畑山から雛鶴峠、棚野入山の区間が、かなり荒れていて踏み跡も薄くて、積雪があると道迷い等の危険があるのではないかと、少し心配していたのですが、赤テープも多く標示されていて安心して歩くことができました。積雪もほとんど残っていませんでした。やはり、丹沢あたりとは、高度も違うので雪も融けてしまったようですね。(実は、新しいゲイターを購入して来たので、使用できなくて少し残念でした。・・・・)
 本日、持参したカメラの望遠ズームレンズが故障してしまい、修理に出さなければならなくなりました。修理費が幾らかかるのか、とても不安ですが当分の間は別のレンズで撮影したいと思います。
 下山後は、秋山村にある「そば処あきやま」で、ざるそばの大もり(600円)をいただき、その後、「秋山温泉」に立ち寄り、汗を流して帰りました。料金は少し高めで800円です。湯温が全体的に温めであり、私好みでなかなかでした。

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コメント

ゲスト
秋山温泉、いいですよね♪
sssさん、お疲れ様です!

秋山村から倉岳山に登っていくと南アルプスまで見えるのですね
1年だけ上野原に住んでいた事があり秋山温泉によく行きました。懐かしく思い出します
お昼ご飯お忘れとは…
さぞ、お蕎麦が美味しかったでしょうね

お一人様のお山、御満喫 お疲れ様でした
2012/3/23 8:38
mipomipoさん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。
 
 どうも、私の歩き方はゆっくり歩きで、ほとんど休憩しないで歩き続けるので、時たま職場の同僚を誘っても一度で懲りてしまう?ようです。ですから、気ままな一人歩きが、どうしても多くなってしまいます。  

  +蕎麦は、私にとって、セットですね。

 
2012/3/23 12:54
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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