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Yamareco

記録ID: 1761532
全員に公開
雪山ハイキング
飯豊山

【飯豊前衛】二王子岳・高知山 積雪期限定ルートを周回

2019年03月18日(月) [日帰り]
 - 拍手
Forest21 その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:52
距離
19.0km
登り
1,531m
下り
1,527m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:25
休憩
0:27
合計
9:52
6:14
58
スタート地点
7:12
7:12
112
9:04
9:06
70
10:16
10:17
49
11:06
11:26
166
14:12
14:16
110
16:06
ゴール地点
●下山時に歩いた「高知山ルート」には夏道はありません。積雪期限定になります。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●日本海東北自動車道「聖籠新発田IC」から南俣・冬季駐車スペースまで、車でおよそ30分。県道202号・米倉板山新発田線を走行していると、「中田屋」集落付近に登山口への看板があります。
●まだ二王子神社駐車場への車の進入は不可。南俣集落の冬季駐車場を利用。
●関連サイト「二王子神社キャンプ場」
http://www.niigata-kankou.or.jp/sys/data?page-id=5531
コース状況/
危険箇所等
●夏道ルート
・南俣集落の冬季駐車場からは、車道を歩いて二王子神社へ向かいます。途中、ピンクリボンが下がった所から左に入り、かつての登拝路にて登山口・二王子神社に出ます。
・「神子石→一王子神社」区間は、夏道とは異なるルートをとります。
・「油こぼし」は急斜面。クラストの際はご注意下さい。
・7合目から上は雪原となり、尾根が特定しにくくなります。ホワイトアウトやガスの際はご注意下さい。
・水場…登山口から1合目まで沢沿いを歩きます。自己責任でその沢水を利用。

●高知山ルート
・こちらのルートはとにかく距離が長いです。周回する際には、こちらを下山路にすることをオススメします。特別な危険箇所はありません。体力勝負のルートに思えます。
・「中尾根との分岐点」は分かりにくいです。間違えて中尾根に進みそうになりました。
・「高知山→林道」区間、急斜面が連続。また枝尾根がいくつもあり、ルートミスにご注意。またこの区間に少しだけヤブが出ていましたが、1分でパスできた程度。
・「林道→駐車場」は本ルートの核心部。展望が利かない中、踏み抜き多数の単調な林道歩きにウンザリしてしまいました。
・高知山ルートで出会った登山者は3名の男女パーティーのみ。
・水場…最後の林道は沢沿いを歩きます。自己責任でその沢水を利用。

●この日は新雪が30cm。夏道ルート&高知山ルートのほぼ全ての区間をワカンで歩きました。ただし高知山→林道」区間の急斜面はスリップしやすいためツボ足で下りました。
●*二王子岳より飯豊展望
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●*二王子岳より飯豊展望
●●*頼母木山・地神山
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●●*頼母木山・地神山
●●●*北股岳・御西岳
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●●●*北股岳・御西岳
●●●●*大日岳・烏帽子山
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●●●●*大日岳・烏帽子山
前半は標高差約1350mの夏道を辿って、二王子岳山頂を目指します。1100m付近の霧氷、山頂から望む飯豊連峰の大展望が魅力です。
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前半は標高差約1350mの夏道を辿って、二王子岳山頂を目指します。1100m付近の霧氷、山頂から望む飯豊連峰の大展望が魅力です。
【二王子岳の朝】
6時01分、県道202号・米倉板山新発田線を走行。朝の二王子岳がお出迎え。「晴れそうですね…」
2019年03月18日 06:01撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【二王子岳の朝】
6時01分、県道202号・米倉板山新発田線を走行。朝の二王子岳がお出迎え。「晴れそうですね…」
【南俣集落・駐車場】
6時15分、南俣集落の冬期登山者用の駐車場に到着。日本海東北自動車道・聖籠新発田ICから約30分。
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【南俣集落・駐車場】
6時15分、南俣集落の冬期登山者用の駐車場に到着。日本海東北自動車道・聖籠新発田ICから約30分。
【車道歩き・二王子神社へ】
6時25分、支度を整えて歩き始めます。まずは林道、途中からかつての登拝路に沿って二王子神社へ向かいます。
2019年03月18日 06:25撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 6:25
【車道歩き・二王子神社へ】
6時25分、支度を整えて歩き始めます。まずは林道、途中からかつての登拝路に沿って二王子神社へ向かいます。
【二王子神社・登山口】
7時16分、夏道の登山口である「二王子神社」を通過。登山者カード、トイレあり。「標高295mです…」
2019年03月18日 07:16撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 7:16
【二王子神社・登山口】
7時16分、夏道の登山口である「二王子神社」を通過。登山者カード、トイレあり。「標高295mです…」
【1合目付近から急登】
まずは杉林の中、小さな沢沿いのゆるやかな道。1合目が近づくと急登に変わります。「トレースは2つ…」
2019年03月18日 07:32撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 7:32
【1合目付近から急登】
まずは杉林の中、小さな沢沿いのゆるやかな道。1合目が近づくと急登に変わります。「トレースは2つ…」
【2合目・神子石】
7時48分、2合目「神子石」を通過。夏道とは異なり、右上の尾根に上がります。
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【2合目・神子石】
7時48分、2合目「神子石」を通過。夏道とは異なり、右上の尾根に上がります。
8時26分、3合目「一王子神社」を通過。しばらく勾配が緩みます。奥の5合目「独標」に向かいます。
2019年03月18日 08:35撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 8:35
8時26分、3合目「一王子神社」を通過。しばらく勾配が緩みます。奥の5合目「独標」に向かいます。
【5合目・独標を通過】
9時01分、5合目「独標」を通過。標高994m。積雪量の目安となる柱がココの目印。積雪量は4m未満でした。
2019年03月18日 09:01撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 9:01
【5合目・独標を通過】
9時01分、5合目「独標」を通過。標高994m。積雪量の目安となる柱がココの目印。積雪量は4m未満でした。
「橅ヶ原」を歩いてジワジワと高度を上げます。奥のモッコリした場所「鴨ノ池」付近を目指します。
2019年03月18日 09:20撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 9:20
「橅ヶ原」を歩いてジワジワと高度を上げます。奥のモッコリした場所「鴨ノ池」付近を目指します。
先行者2名を追い越し我々がリード。新雪30僂離痢璽肇譟璽后1には霧氷の林がお出迎え。「これからアソコを進むんだね♪」
2019年03月18日 09:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 9:28
先行者2名を追い越し我々がリード。新雪30僂離痢璽肇譟璽后1には霧氷の林がお出迎え。「これからアソコを進むんだね♪」
ゆるやかな斜面を斜上。新雪30僂硫爾砲蓮△笋筌ラスト気味の層。霧氷を眺めながら、ゆっくりと進みます。
2019年03月18日 09:29撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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ゆるやかな斜面を斜上。新雪30僂硫爾砲蓮△笋筌ラスト気味の層。霧氷を眺めながら、ゆっくりと進みます。
夏道ルート・1100m付近
霧氷写真1
2019年03月18日 09:37撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 9:37
夏道ルート・1100m付近
霧氷写真1
夏道ルート・1100m付近
霧氷写真2
2019年03月18日 09:50撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 9:50
夏道ルート・1100m付近
霧氷写真2
夏道ルート・1100m付近
霧氷写真3
2019年03月18日 09:49撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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夏道ルート・1100m付近
霧氷写真3
夏道ルート・1100m付近
霧氷写真4
2019年03月18日 09:40撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 9:40
夏道ルート・1100m付近
霧氷写真4
標高1100mを過ぎるとしだいに尾根が拡散。樹木もまばらになります。「雪原のような場所が多くなります…」
2019年03月18日 09:45撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 9:45
標高1100mを過ぎるとしだいに尾根が拡散。樹木もまばらになります。「雪原のような場所が多くなります…」
【五頭連峰・菅名山塊】
背後を振り返れば、五頭連峰や菅名山塊、粟ヶ岳や守門岳まで見渡せます。
2019年03月18日 09:46撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【五頭連峰・菅名山塊】
背後を振り返れば、五頭連峰や菅名山塊、粟ヶ岳や守門岳まで見渡せます。
【1202mを右巻き】
9時54分、小ピーク「1202m」を右巻きにパスし、急斜面「油こぼし」へと向かいます。「暑くなってきたよ…」
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【1202mを右巻き】
9時54分、小ピーク「1202m」を右巻きにパスし、急斜面「油こぼし」へと向かいます。「暑くなってきたよ…」
【油こぼし・急斜面】
10時07分、「油こぼし」にやって来ました。あの急斜面を登った先が7合目です。
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【油こぼし・急斜面】
10時07分、「油こぼし」にやって来ました。あの急斜面を登った先が7合目です。
●*6合目にて南西側展望
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●*6合目にて南西側展望
●●*越後白山・五頭山
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●●*越後白山・五頭山
●●●*金鉢山・護摩堂山
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●●●*金鉢山・護摩堂山
●●●●*真木山・虚空蔵山
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●●●●*真木山・虚空蔵山
●*油こぼしへ向かう
2019年03月18日 10:02撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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●*油こぼしへ向かう
●●*油こぼし・三王子神社
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●●*油こぼし・三王子神社
●●●*下山路方面・中尾根
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●●●*下山路方面・中尾根
●●●●*場割峰・鳥居峠
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●●●●*場割峰・鳥居峠
●*油こぼしを登る
2019年03月18日 10:12撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 10:12
●*油こぼしを登る
●●*中央奥に二王子岳
2019年03月18日 10:12撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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●●*中央奥に二王子岳
●●●*油こぼしの急斜面
2019年03月18日 10:12撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 10:12
●●●*油こぼしの急斜面
●●●●*斜面中腹に霧氷
2019年03月18日 10:12撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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●●●●*斜面中腹に霧氷
「油こぼし」では後方から来た大学生が先頭。「さすがだなぁ〜。ココは若い人にお任せしましょう…」
2019年03月18日 10:18撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 10:18
「油こぼし」では後方から来た大学生が先頭。「さすがだなぁ〜。ココは若い人にお任せしましょう…」
油こぼしの急斜面から後方を撮影。中央の1202mから、トレースが続きます。
2019年03月18日 10:21撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 10:21
油こぼしの急斜面から後方を撮影。中央の1202mから、トレースが続きます。
【7合目を通過】
10時38分、油こぼしを登り切り7合目通過。左手の奥に山頂の避難小屋、気象観測小屋が見えてきました。
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【7合目を通過】
10時38分、油こぼしを登り切り7合目通過。左手の奥に山頂の避難小屋、気象観測小屋が見えてきました。
【三王子神社を通過】
10時45分、1369m「三王子神社」を通過。下山路はあのピークから南西へ下り、高知山ルートをとります。
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【三王子神社を通過】
10時45分、1369m「三王子神社」を通過。下山路はあのピークから南西へ下り、高知山ルートをとります。
●*雪原のような尾根にて
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●*雪原のような尾根にて
●●*奥に二王子岳山頂
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●●*奥に二王子岳山頂
●●●*中腹に先行者の姿
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●●●*中腹に先行者の姿
●●●●*大日岳・二本木山
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●●●●*大日岳・二本木山
【頂稜・だだっ広い雪原】
9合目付近、まるで運動会でも出来そうなほど広々した雪原を歩きます。「左奥にパンザマストが見えてきた…」
2019年03月18日 10:49撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【頂稜・だだっ広い雪原】
9合目付近、まるで運動会でも出来そうなほど広々した雪原を歩きます。「左奥にパンザマストが見えてきた…」
【奥ノ院・雨量観測小屋】
10時57分、雨量観測小屋を通過。小屋は雪の下なのか、まったく見えません。
2019年03月18日 10:57撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【奥ノ院・雨量観測小屋】
10時57分、雨量観測小屋を通過。小屋は雪の下なのか、まったく見えません。
白く凍結したパンザマスト。シーンと静まりかえった中、3月の太陽だけがギラギラと輝いていました。
2019年03月18日 10:57撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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白く凍結したパンザマスト。シーンと静まりかえった中、3月の太陽だけがギラギラと輝いていました。
さらに雪原を登ると、雪に埋もれた二王子岳避難小屋、そして「青春の鐘」が見えてきました。「おぉ、アソコ…」
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さらに雪原を登ると、雪に埋もれた二王子岳避難小屋、そして「青春の鐘」が見えてきました。「おぉ、アソコ…」
【二王子岳・山頂に到着 
11時05分、二王子岳の山頂に到着。南俣集落の駐車場からココまで、4時間30分でした。「Wow、絶景ダヨ!」
2019年03月18日 11:05撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 11:05
【二王子岳・山頂に到着 
11時05分、二王子岳の山頂に到着。南俣集落の駐車場からココまで、4時間30分でした。「Wow、絶景ダヨ!」
【二王子岳・山頂に到着◆
二王子岳のシンボル「青春の鐘」の柱。冬期のため、鐘は外されています。奥には飯豊連峰が連なります(^^)/
2019年03月18日 11:06撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【二王子岳・山頂に到着◆
二王子岳のシンボル「青春の鐘」の柱。冬期のため、鐘は外されています。奥には飯豊連峰が連なります(^^)/
【凍結した青春の鐘】
この日は柱が凍結し、エビの尻尾が形成。「おぉ、凍っている。チョー凍っている…」
2019年03月18日 11:16撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【凍結した青春の鐘】
この日は柱が凍結し、エビの尻尾が形成。「おぉ、凍っている。チョー凍っている…」
【飯豊方面・午後から順光】
二王子岳山頂からは飯豊連峰の大展望が楽しめます。午後から順光となるため、早めの下山は損でしょう。
2019年03月18日 11:37撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 11:37
【飯豊方面・午後から順光】
二王子岳山頂からは飯豊連峰の大展望が楽しめます。午後から順光となるため、早めの下山は損でしょう。
【飯豊を眺めてランチ♪】
真っ白な飯豊連峰を眺めながらカップラーメン♪「スバラシイ景色。美味いなぁ…」
2019年03月18日 11:19撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【飯豊を眺めてランチ♪】
真っ白な飯豊連峰を眺めながらカップラーメン♪「スバラシイ景色。美味いなぁ…」
ラーメンを食べながら、目の前には凍結した柱のモンスター。奥の朝日連峰は残念ながらガスの中。
2019年03月18日 11:14撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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ラーメンを食べながら、目の前には凍結した柱のモンスター。奥の朝日連峰は残念ながらガスの中。
【大興奮・撮影しすぎ…】
ランチを食べながら、思い出してはまた立ち上がってパチリの連続。「もう、落ち着けっツーの!」
2019年03月18日 11:14撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 11:14
【大興奮・撮影しすぎ…】
ランチを食べながら、思い出してはまた立ち上がってパチリの連続。「もう、落ち着けっツーの!」
【飛び交う飛行機】
この日は山頂の上空に、こうした飛行機やヘリコプターが何度も飛び交いました。「自衛隊の訓練ですかね…」
2019年03月18日 11:31撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【飛び交う飛行機】
この日は山頂の上空に、こうした飛行機やヘリコプターが何度も飛び交いました。「自衛隊の訓練ですかね…」
●*山頂より飯豊連峰全景
2019年03月18日 11:34撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 11:34
●*山頂より飯豊連峰全景
●●*鉾立峰から大石山
2019年03月18日 11:34撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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●●*鉾立峰から大石山
●●●*門内岳から御西岳
2019年03月18日 11:34撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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●●●*門内岳から御西岳
●●●●大日岳から烏帽子山
2019年03月18日 11:34撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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●●●●大日岳から烏帽子山
●*飯豊連峰 山座同定
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●*飯豊連峰 山座同定
●●*頼母木山・地神山
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●●*頼母木山・地神山
●●●*北股岳・飯豊山
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●●●*北股岳・飯豊山
●●●●*御西岳・大日岳
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●●●●*御西岳・大日岳
下山路は高知山方面へと周回して戻ります。夏道の存在しない、積雪期限定のルートになります。
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下山路は高知山方面へと周回して戻ります。夏道の存在しない、積雪期限定のルートになります。
【下山・高知山ルート周回】
11時45分、下山開始。高知山方面へ周回します。「アチラも時間がかかります。もう行かないと…」
2019年03月18日 11:45撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 11:45
【下山・高知山ルート周回】
11時45分、下山開始。高知山方面へ周回します。「アチラも時間がかかります。もう行かないと…」
【三王子神社から南西へ…】
まずは往路を辿って三王子神社まで戻ります。そこからルートが変わり南西方面へ。
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【三王子神社から南西へ…】
まずは往路を辿って三王子神社まで戻ります。そこからルートが変わり南西方面へ。
三王子神社「1369m」を登ります。後方、夏道ルートを歩く登山者たちが遠ざかっていきます。
2019年03月18日 12:03撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 12:03
三王子神社「1369m」を登ります。後方、夏道ルートを歩く登山者たちが遠ざかっていきます。
【大海原・ノートレース】
12時17分、三王子神社「1369m」を通過後、南西方面へと下ります。ここからノートレース。「大展望だなぁ。畏れすら感じる…」
2019年03月18日 12:17撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 12:17
【大海原・ノートレース】
12時17分、三王子神社「1369m」を通過後、南西方面へと下ります。ここからノートレース。「大展望だなぁ。畏れすら感じる…」
【高知山ルート・序盤】
1369mからまずは急斜面の下り。鞍部から尾根伝いに「中尾根との分岐」まで進みます。
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【高知山ルート・序盤】
1369mからまずは急斜面の下り。鞍部から尾根伝いに「中尾根との分岐」まで進みます。
【うっかりルートミス】
GPSを見てはいたものの、ルートミスして少し中尾根を下ってしまう。「左手側の尾根が正解みたいだよー!」
2019年03月18日 12:33撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 12:33
【うっかりルートミス】
GPSを見てはいたものの、ルートミスして少し中尾根を下ってしまう。「左手側の尾根が正解みたいだよー!」
【分岐→場割峰 ルート】
「中尾根との分岐」から場割峰へのルート。途中、短い距離ですが急斜面アリ。
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【分岐→場割峰 ルート】
「中尾根との分岐」から場割峰へのルート。途中、短い距離ですが急斜面アリ。
●*三王子神社から展望
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●*三王子神社から展望
●●*丸子カル・蒜場山
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●●*丸子カル・蒜場山
●●●*焼峰山・場割峰
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●●●*焼峰山・場割峰
●●●●*鳥居峠・高知山
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●●●●*鳥居峠・高知山
●*分岐点からの展望
2019年03月18日 12:33撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 12:33
●*分岐点からの展望
●●*進行方向 場割峰
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●●*進行方向 場割峰
●●●*中央に「鳥居峠」
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●●●*中央に「鳥居峠」
●●●●*高知山・五頭連峰
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●●●●*高知山・五頭連峰
12時42分、場割峰へ向けて鞍部「赤谷越途」へ下ります。そこからしばらくは登り返し。「場割峰までけっこうあるね…」
2019年03月18日 12:42撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 12:42
12時42分、場割峰へ向けて鞍部「赤谷越途」へ下ります。そこからしばらくは登り返し。「場割峰までけっこうあるね…」
鞍部「赤谷越途」からの登り返し。短い距離ですが急斜面もありました。ずっとワカンのままでした。
2019年03月18日 12:51撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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鞍部「赤谷越途」からの登り返し。短い距離ですが急斜面もありました。ずっとワカンのままでした。
【遠ざかる二王子岳】
後方、二王子岳や三王子神社がグングン遠ざかります。下山開始からまだ1時間ほど。
「雪山の下山ってホントに速い…」
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【遠ざかる二王子岳】
後方、二王子岳や三王子神社がグングン遠ざかります。下山開始からまだ1時間ほど。
「雪山の下山ってホントに速い…」
場割峰手前、1170m付近を歩きます。ゆるく左へカーブした先、どっしりとした「場割峰」が近づいてきました。危険な場所はありません。
2019年03月18日 12:59撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 12:59
場割峰手前、1170m付近を歩きます。ゆるく左へカーブした先、どっしりとした「場割峰」が近づいてきました。危険な場所はありません。
●*1170m付近からの展望
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●*1170m付近からの展望
●●*三王子神社・二王子岳
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●●*三王子神社・二王子岳
●●●*二本木山とその周辺
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●●●*二本木山とその周辺
●●●●*進行方向 場割峰
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●●●●*進行方向 場割峰
●*場割峰からの展望
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●*場割峰からの展望
●●*進路 鳥居峠方面
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●●*進路 鳥居峠方面
●●●*高知山・五頭連峰
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●●●*高知山・五頭連峰
●●●●*新発田・蒲原平野
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●●●●*新発田・蒲原平野
【場割峰を通過】
13時10分、「場割峰」を通過。標高1217m。ゆるやかなドーム型をしたピークは広々としています。
2019年03月18日 13:10撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 13:10
【場割峰を通過】
13時10分、「場割峰」を通過。標高1217m。ゆるやかなドーム型をしたピークは広々としています。
【大日岳・赤津山など】
場割峰からは「大日岳」周辺、さらに手前の尾根に「赤津山」「西ノ峰」などの山々が確認できました。
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【大日岳・赤津山など】
場割峰からは「大日岳」周辺、さらに手前の尾根に「赤津山」「西ノ峰」などの山々が確認できました。
【場割峰から鳥居峠へ】
場割峰からは小さなアップダウンを進んで「鳥居峠」、さらに小ピーク「1128m」に向かいます。危険箇所ナシ。
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【場割峰から鳥居峠へ】
場割峰からは小さなアップダウンを進んで「鳥居峠」、さらに小ピーク「1128m」に向かいます。危険箇所ナシ。
13時34分、少し下って「場割越途」を歩きます。どっしりとした広い尾根。小ピーク「1128m」が近づきます。
2019年03月18日 13:34撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 13:34
13時34分、少し下って「場割越途」を歩きます。どっしりとした広い尾根。小ピーク「1128m」が近づきます。
【1128mに人影が…】
鳥居峠手前まで来ると、奥の1128mに人影を見かけます。「アッチ側から登ってきたんだね…」
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【1128mに人影が…】
鳥居峠手前まで来ると、奥の1128mに人影を見かけます。「アッチ側から登ってきたんだね…」
【鳥居峠を通過】
13時47分、鳥居峠を通過。左手側の凹地の向こうには、飯豊連峰やその前衛となる山々が連なります。
2019年03月18日 13:47撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【鳥居峠を通過】
13時47分、鳥居峠を通過。左手側の凹地の向こうには、飯豊連峰やその前衛となる山々が連なります。
太陽の光をモロに受けながら1128mへ登ります。例の人影が残したトレースを辿ります。「意外と急だよ…」
2019年03月18日 13:48撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 13:48
太陽の光をモロに受けながら1128mへ登ります。例の人影が残したトレースを辿ります。「意外と急だよ…」
【1128mを通過】
13時52分、小ピーク「1128m」を通過。誰もいません。「アレレ?オレたち嫌われちゃったかなぁ…」
2019年03月18日 13:52撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【1128mを通過】
13時52分、小ピーク「1128m」を通過。誰もいません。「アレレ?オレたち嫌われちゃったかなぁ…」
●*鳥居峠から山座同定
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●*鳥居峠から山座同定
●●*北股岳・飯豊山
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●●*北股岳・飯豊山
●●●*大日岳・烏帽子山
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●●●*大日岳・烏帽子山
●●●●*丸子カル・蒜場山
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●●●●*丸子カル・蒜場山
●*1128mからの展望
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●*1128mからの展望
●●*下山 高知山方面
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●●*下山 高知山方面
●●●*中尾根・高知沢
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●●●*中尾根・高知沢
●●●●*二王子岳
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●●●●*二王子岳
【高知山が見えない…】
1128mから下山方向を眺めますが、高知山は見えません。「知らずに過ぎてしまいそうなピークなのです…」
2019年03月18日 13:55撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 13:55
【高知山が見えない…】
1128mから下山方向を眺めますが、高知山は見えません。「知らずに過ぎてしまいそうなピークなのです…」
「1128m→高知山」区間、小さなアップダウンを繰り返しながら、徐々に高度を下げていきます。
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「1128m→高知山」区間、小さなアップダウンを繰り返しながら、徐々に高度を下げていきます。
【小さくなった二王子岳】
後方、来し方を振り返ると、もう二王子岳はあんなに遠く小さくなってしまいました。「疲れるわけですよ…」
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【小さくなった二王子岳】
後方、来し方を振り返ると、もう二王子岳はあんなに遠く小さくなってしまいました。「疲れるわけですよ…」
【楽しげな話し声…】
何ということもない斜面を下っていると、どこかから楽しそうな声。奥にテントが見えてきました。「おや?高知山ですかね…」
2019年03月18日 14:10撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 14:10
【楽しげな話し声…】
何ということもない斜面を下っていると、どこかから楽しそうな声。奥にテントが見えてきました。「おや?高知山ですかね…」
●*高知山付近 後方展望
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●*高知山付近 後方展望
●●*二本木山・場割越途
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●●*二本木山・場割越途
●●●*鳥居峠・1128m
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●●●*鳥居峠・1128m
●●●●*四ツ倉・蒜場山
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●●●●*四ツ倉・蒜場山
【下山・高知山を通過】
14時13分、ようやく高知山を通過。テントを張った3名の登山者に遭遇。例の人影はこのうちの1人でした(^^)/
2019年03月18日 14:13撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【下山・高知山を通過】
14時13分、ようやく高知山を通過。テントを張った3名の登山者に遭遇。例の人影はこのうちの1人でした(^^)/
【急斜面が連続・ツボ足】
高知山からの下山は、細いブナ林の急斜面が連続。ワカンを外し、ツボ足でガンガン下りました。
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【急斜面が連続・ツボ足】
高知山からの下山は、細いブナ林の急斜面が連続。ワカンを外し、ツボ足でガンガン下りました。
【ルートミスに注意】
また、ヤセ尾根があったり、迷いやすい枝尾根もいくつかあります。「トレースがあって助かったね…」
2019年03月18日 14:51撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 14:51
【ルートミスに注意】
また、ヤセ尾根があったり、迷いやすい枝尾根もいくつかあります。「トレースがあって助かったね…」
【ヤブは常識の範囲内】
一部区間にヤブも出ていましたが、わずか1分でパス。「まだ常識の範囲内よ…」
2019年03月18日 14:58撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 14:58
【ヤブは常識の範囲内】
一部区間にヤブも出ていましたが、わずか1分でパス。「まだ常識の範囲内よ…」
【この日の核心部】
15時03分、ようやく急斜面の尾根下りが終わり、眼下に林道が見えてきました。ホッとするのもつかの間、実はこの林道こそが核心部。
2019年03月18日 15:03撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 15:03
【この日の核心部】
15時03分、ようやく急斜面の尾根下りが終わり、眼下に林道が見えてきました。ホッとするのもつかの間、実はこの林道こそが核心部。
【長い長い林道・苦痛】
展望も何もない単調で長い林道歩き。足元は踏み抜きだらけ。まるで拷問のよう。「ウンザリです…」
2019年03月18日 15:06撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 15:06
【長い長い林道・苦痛】
展望も何もない単調で長い林道歩き。足元は踏み抜きだらけ。まるで拷問のよう。「ウンザリです…」
【下山終了・駐車場】
16時09分、退屈極まりない林道を歩ききって駐車場に到着。下山終了です。「あぁ着いた。助かった…」
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【下山終了・駐車場】
16時09分、退屈極まりない林道を歩ききって駐車場に到着。下山終了です。「あぁ着いた。助かった…」
【バックショット】
美しい霧氷、大展望が連続する高知山ルート、そして山頂からは真っ白に輝く飯豊連峰が楽しめた1日でした。それでは、また〜(^^)/
2019年03月18日 11:06撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/18 11:06
【バックショット】
美しい霧氷、大展望が連続する高知山ルート、そして山頂からは真っ白に輝く飯豊連峰が楽しめた1日でした。それでは、また〜(^^)/
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■大樽山・アゴク峰・鉾立峰
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■大樽山・アゴク峰・鉾立峰
■■足ノ松尾根・胎内尾根
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■■足ノ松尾根・胎内尾根
■■■ギルダ原・烏帽子岳
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■■■ギルダ原・烏帽子岳
■■■■■ヤンゲン峰・雷岳
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■■■■■ヤンゲン峰・雷岳
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ネックウォーマー ザック 輪カンジキ アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) ヘッドランプ GPS 筆記用具 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

飯豊連峰前衛の山である「二王子岳」は標高1421m。どっしりと裾野を広げたその山容は、蒲原平野の北東部に聳立しています。新潟県の特に下越地方を中心に登山されている方には、二王子岳を「心の山」としている人もきっと多いでしょう。

今回は夏道が存在しない、積雪期限定となる「高知山ルート」を歩いてみました。

二王子岳山頂からは、真っ白な飯豊連峰の連なりが圧倒的スケールで眼前に迫り、この上ないほどにまぶしい白銀の輝きを放っていました。そして、三王子神社から高知山ルートへと下る瞬間、足元に怒濤のごとく広がる雪の大海原は、畏れを抱くほど実に美しいものでした。



【参考文献・その他】
●『越後百山』佐藤れい子 著 新潟日報事業社
●『山スキー百山』 山と渓谷社
●山と高原地図『飯豊山』 昭文社
●カシミール3D

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