裏岩手山スキー縦走(網張スキー場〜後生掛温泉)


- GPS
- 113:21
- 距離
- 92.9km
- 登り
- 2,231m
- 下り
- 2,701m
コースタイム
- 山行
- 3:45
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 4:01
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:03
- 山行
- 9:37
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 10:13
天候 | 3日とも晴れ、またら快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
所々夏道と思われる箇所があった。 また、雪が少なく藪が見えている所もあった。 |
写真
感想
今回は春合宿として裏岩手山スキー縦走を計画した。個人的に今年から山スキーを初めて、ある程度滑れる用になったので山スキー縦走をやりたいと思った。最初は南八甲田横断を考えたがメンバーの技量を考慮して難しすぎると判断し、小屋が点在していてルートも簡単な裏岩手山行縦走(網張温泉スキー場〜安比高原スキー場)に変更した。課題はスキーの滑走だったためメンバーにはできる限り山スキーの山行に参加するようにお願いした。
1日目(網張スキー場〜三ッ石山荘)
部室を3:15に集合、6時前には網張スキー場着の予定だったが峠道が凍っており予想以上に時間を消費。ケチらず高速を使うべきだった。網張スキー場に到着は6時30分。出発は7時を過ぎになってしまった。ビーコンチェックを済ませ登山開始。スキー場脇から大松倉山までのルートは1月に父と一緒に登ったので簡単に行けた。ただ、ゲレンデを登るのが意外と難しい。また、大松倉山山頂直下でメンバー1人のプラブーツが故障。ハリガネで修理するがまだ不安定なので三ッ石山荘で時間をかけて修理することに。大松倉山山頂から三ッ石山荘が見えていたので各自自由に滑る。ここでまた別のメンバーが肉離れかもしれないとのこと。様子をみるとただつっただけで一安心。そうこうしている内に三ッ石山荘に到着は11時を過ぎていた。このまま大深山荘を目指してもまた別の不具合がでてくる気がしたので三ッ石山荘をC1にした。早めの幕営で暇だったので水作りをしたあとは本を読んだり、寝たり、しりとりしたり、寝たりして時間を潰す。夕飯はレトルトカレー。19時前には就寝。
2日目(三ッ石山荘〜大深山荘)
4時20分起床。朝飯はお汁粉とふりかけご飯。甘すぎ。この日は好天の予報だったため凌雲山荘まで行けたら行こうと考えていた。5時15分出発。スキーを履いてリーシュをしようとしたら驚いた。リーシュの先にカラビナの部分がなくなっていたしかも両方。スキーを置いておいた周りには動物の足跡があった。カラビナを食べようとしたのか。他のメンバーにもリーシュの先がなくなっているメンバーがいた。スキーのリーシュは食べられないようにスキーに巻くべき。少しトラブルはあったが出発。朝焼けの中を三ッ石山に向けて登っていく。三ッ石山山頂には大きな岩があり滑り易いラインを降りるとルートから随分外れてしまった。現在地を確認するとルートから外れたピークにいることがわかった。コンパスを合わせて正解の尾根に戻ると小畚山が見えた。小畚山は北側斜面が急だったため日側から巻いて滑走した。小畚山の次の大深山へ登りは登り応えのある気持ちいい傾斜。大深山のピークは広くなっていて尾根沿いを行くと源太ヶ岳方面に続いている。我々は大深山荘を目指し滑走していく。この時天気もよく気持ちよく滑走できたがトラブルがあった。メンバーの1人がギャップで飛んで着地で膝を捻ってしまった。痛みはあるがスキーができない程ではないとの事だったので荷物をデポし、大深山荘で様子を見ることに。(荷物は往復して回収した)大深山荘に到着して膝を見ると大きなあざになっていた。ここで大深山荘をC2に変更し、下山ルートを検討することにした。下山ルートは八幡平まで抜けてアスピートラインを下山するか源太ヶ岳まで登り返して下倉スキー場に下るかのどちらかだったが後者は地形が複雑なのと傾斜が急なので新たな負傷者がでかねないとの前者はルートがずっと尾根上で簡単だったので前者で下山することにした。負傷者したメンバーの負担を減らすため負担メンバーの荷物を他の5人で分担して担ぐことにした。夕飯は燃料を節約したかったので袋麺。腹が減っていたので2袋たべた。19時には寝袋へ。
3日目(大深山荘〜後生掛温泉)
3時30分起床。5時15分発。大深山荘から剣そう森へ向かうが広い尾根で少し迷う。尾根が細くなってきた所で日の出が見れてきれいだった。剣そん森は東側は切れ落ちていて西側も急で簡単に巻けないので尾根上を行くことにしたが細尾根だったので後続にはツボ足で通過させた。少し尾根が広くなった所でスキーを履き滑走した。みんなケガしないように転ける事がうまくなっていた。次の前諸桧岳は藪が出ていたので直登せずにトラバースして西側から登った。前諸桧岳から諸ひ岳中腹までは樹林帯であまり楽しくない。諸柄岳は東面をトラバース。諸柄岳の中腹辺りから開けてきて爽快。下りもある程度斜度もあり良い。諸柄岳を通過すると最後にでてくるのが畚岳。近い様で遠かった。畚岳を超えると小さく八幡平の車道が見えた。車道を目指し適当なとこを滑り車道に合流。車道を忠実に登り1568地点から車道を外れ広い尾根を滑走。やっとここでシールを外して滑ることができた。途中から登山道を示すフラッグがあった。アスピートラインは基本的に緩やかな斜面で最後だけ少し急。去年はスノボで滑ったが全然滑らなくてつまらなかったが、スキーなら楽しめる感じ。尾根が終わり道路に合流したところは車道との段差があり注意が必要。膝をケガしたメンバーを考慮して秋田八幡平スキー場に登るのではなくアスピートラインの下部を歩いて下る事にした。途中で弘前から迎えに来てくれた同期2人に拾われ山行は終了した。
コメント
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その後の行動、早く知りたいです。連ドラ待ちの心境です。“消えたカラビナ”についても、皆さんの推理を教えてください。
現在、別の山行で入山中です。
下山したら続きを書きます🙇
"消えたカラビナ"は動物の仕業だと思われます。足跡が沢山残されていました。
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