圧巻!フクジュソウ群落(武甲山〜小持山〜ウノタワ〜大ドッケ)
- GPS
- 09:11
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,668m
- 下り
- 2,464m
コースタイム
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:浦山大日堂〜西武秩父駅(バス;300円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・浦山大日堂からカラ沢経由のルートは、途中まで歩きやすい登山道ですが、 鹿避けネット(4ヶ所)を過ぎた辺りから、狭くて滑落注意のトラバース、 踏み跡薄い沢沿いルート等、バリルート〜破線レベルと感じました。 沢沿いでは上に動物がいたわけではありませんが、3,4回落石あり。 沢の水がなくなってからは、踏み跡がだいぶ明瞭になります。 ・大ドッケから浦山大日堂(峠ノ尾根)は踏み跡明瞭で実線に近いと思います。 |
写真
感想
今回は奥武蔵アルプスとフクジュソウ群生地を組合わせた山行にチャレンジです。
帰りの最終バスが16時なので、中央線の始発で出発です。
最初の武甲山へは浦山口駅からスタート、
どうしても横瀬駅からの車道歩きを選択する気分になれません。
途中、長沢背稜が見えますが、一時期より雪が増えてますね。
武甲山からは浅間山や赤城山等見えましたが、谷川岳は雲の中。
この先は奥武蔵アルプスと言われている奥武蔵では最も好きな稜線歩き。
中でも雨乞岩は絶景ポイント、午後歩く稜線や今年狙っている矢岳も一望です。
一旦浦山大日堂に下って、午後は秩父市天然記念物のフクジュソウを目指します。
最初は山腹集落へ続く歩きやすい登山道ですが、その後は崩れかけたトラバース、
沢の両側からの落石、沢源頭部への急登と、難易度の高いルートに変わりました。
そして数100m下からでもはっきりとわかるフクジュソウの花園が。
何もない所に突如として現れ、しかも想像以上の規模。
ピークはやや過ぎているものの、久々に花で大きな感動を得られた瞬間でした。
唯一の誤算はこの時間帯は既に日が当たらなかったことですが、
それでも素晴らしかった群落地でした。
有名になりつつある秘密の花園で、ツアー客も入山するようですが、
撮影時の踏込厳禁等、マナーを守って後世に残したい風景です。
また、アプローチの登山道が容易でないため、
入山者が多くなると滑落者が出てもおかしくない注意を要するルートです。
その後独標・大ドッケに到着しますが、この付近は朝登った武甲山より標高が高く、
どおりで疲労を感じるわけですね。
追い打ちをかけるように大ドッケに到着時点で、最終バスの時刻まで1時間切り。
かなり空腹を感じてましたが、歩きながら食べる始末。
この先標高差800m以上下らなければなりませんが、
バスを逃すと10km以上歩かなければならないので、必死に下ります。
気合いを入れ40分ほどで下山、木の根もなく下りやすいルートで助かりました。
朝は寒かったものの、登山日和・花見日和で、充実・感動の一日でした。
機会があれば、次回は午前中にフクジュソウ群落地を訪れたいと思います。
hirokさん こんばんは
武甲山から鳥首峠まで行き、さらに福寿草群生地まで行く
とは…流石としか言えません。バスの時間がぎりぎりで、
少し大変だったと思います。自分も行ったことがあります
が、大ドッケ経由で行く方が安全な気がしますね。
埼玉のchii
chii1961さん、こんばんは
フクジュソウ群生地を知ったのは、確かchii1961さんのレコが最初だったかと思います。
それからだいぶ時が経ちましたが、ようやく行ってきました。
素晴らしいの一言ですね。
ありがとうございます!
武甲山〜鳥首峠までは予定通り歩けたのですが、
群生地までの登り返しでだいぶ時間が遅れて、最後はかなり焦りました。
ご指摘の通り、私も大ドッケ経由の方が無難だと感じました。
でも変化に富んでいて楽しかったですが。
hirokさん、こんばんは。
武甲山より高いところまでの登り返しは最近驚きませんが、
バスの時間の制約があるなかでの登り返しには驚きました。
数百m下からでもわかるという、フクジュソウ群落。
いちどは見てみたいものです。
来シーズンには、本気で行こうと思いました。
一面に黄色い花が広がるさまは、素晴らしいですね。
ところで、フクジュソウ、茎も葉も伸びてくるとシナノキンバイに
似てくると思うのは私だけでしょうか?
satfourさん、こんばんは
本当はバスの時間を気にせずのルート取りがいいんですが、
浦山大日堂へは始発バスでも11時着。
登山には全く向かないダイヤだったので、苦肉の策でした。
大ドッケに着いた時には久々に焦りましたが。
毎年候補には挙げていたのですが、もっと早く行ってもよかった所ですね。
日が陰ってもあれだけの迫力だったので、
是非午前中に行ってみてください。
花はともかく、葉はシナノキンバイに似ているかもしれませんね。
シナノキンバイの群落も見応えありますが、黄色は鮮やかです。
hirokさん、こんにちは!
毎回、お見事な企画でナイスです。
奥武蔵アルプスの好展望を楽しまれ、午後は福寿草
素晴らしい群落に、思わず見入ってしまいましたよ!
山中も、ハナネコノメやスミレまで
山梨に出向いていましたが、スミレさえも見掛けず
やはり、企画力が段違いですね。
最後はバスの時間で駆け下ったようですが、本気モードの
hirokさん、一度拝見したいものです。
まあ、怖い物見たさですけど
tailwindさん、こんばんは
普通、福寿草というと平地で咲いているイメージが強いのですが、
あんな山奥の標高の高い所に群落しているとは、
想像とイメージがだいぶ違いました。
茶色の世界に、一画だけ真っ黄色のエリアがあって、異様な雰囲気でもありました。
やや時期が遅いかなあと思っていましたが、それでも十分見応えあり
ハナネコノメは注意深く探す必要がありますが、
福寿草は勝手に目に飛び込んでくるほどです。
今回はさすがにヤバいかなあと思いました
でも10kmの車道歩きを避けたい一心で、お菓子を頬張りながら気合いで下りました。
急いで下ったために、帰りの電車の が美味しく感じられました
hirokさん、こんばんは。
自分もこのあたりの稜線は奥武蔵で一番好きな
ところの一つなので、何度も歩いていますが、
知らないことがたくさん。。
ウノタワの先に大きな伐採地ですか!この稜線は
大きな伐採地だらけになってしまいましたね。
烏首峠から反対側に降りると、白岩の廃村がありますが
冠岩付近にもあったのですね。(このあたりは埼玉県でも
廃村が多い地域ですよね)
そして、福寿草の群落、全然知りませんでした。
独標・大ドッケまで行くと、斜度も緩くなり大平山まで
もう少しだなあなんて思う場所ですからバス待ち時間に
行く発想は驚きです
youtaroさん、こんばんは
奥武蔵といい浦山大日堂といい、youtaroさんのお庭にお邪魔しました
鳥首峠より南には大きな伐採地が広がっていますが、
いよいよ北側にも伐採地が出現していました。
おそらくここ2年ぐらいの出来事だと思いますが。
福寿草の群落地は秘密の花園としてレコにもポツポツ上ってます。
ガイドブックにも出るようになってきて、有名になりつつあります。
初めて行きましたが、花でこれだけ感動したのは久々かもしれません。
周辺の景色とのミスマッチが何とも言えませんでした
hirokさん、初めまして、こんばんは。
「秘密の花園」の福寿草の大群落、素晴らしいですね〜。まさに満開で、お写真を拝見し、羨ましい限りです。私も、雨乞岩から太平山の方向を見ながら、もしかしたら斜面が黄色に染まって見えるのでは?と思い、目を凝らして見てました。もちろん見えませんでしたが。
それと、浦山口駅から武甲山・大持山・ウノタワ・鳥首峠を縦走し、そこから浦山大日堂を経由して、秘密の花園にアプローチするなんて、感動ものです。
名郷BSから鳥首峠に行って、その後はhirokさんのコースを使わせてもらおうかな(来年か再来年でも)。それと、マイクロバスの運行もあるのですね。それも頭に入れておきます。コース設定等、とても参考になりました。ありがとうございました。
そういえば、雨乞岩からウノタワまで、少しの時間さで、ほぼランデブ〜でしたネ。
...... harehareyama
harehareyamaさん、初めまして
私が横倉山からウノタワに到着した際、
登山道近くで豪華ランチを楽しまれていたご夫婦ですね。
私はコーヒーを飲んで、そそくさとウノタワをあとにしました。
ウノタワでのランチといい、雨乞岩までのピストンといい、通な楽しみ方をされてますね。
雨乞岩はあの辺りでは一級の展望スポット、私も大ドッケの方向を眺めました。
秘密の花園は雨乞岩からではさすがに無理でも、遠くからでもわかるぐらい鮮やかでした。
斜面地に咲いているので立体的に見えるのがgood。
是非、一度はチャレンジしてみてください。
高尾のハナネコノメ等、似たような場所に出没しているようなので、
また花探しの山行でお会いするかもしれませんね。
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