槍ヶ岳 飛騨沢スキー
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- GPS
- 20:37
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 2,364m
- 下り
- 2,323m
コースタイム
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:33
- 山行
- 8:57
- 休憩
- 3:47
- 合計
- 12:44
天候 | 23:曇りのち夕方晴れ 24:ガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
槍の穂先 : ハシゴやクサリはおおむね露出しているが、部分的に氷の斜面を歩く区間あり。特に下りは慎重に。 白出小屋-穂高平避難小屋はスキーが使えた。もっとも、初日夜に降った薄い着雪なので、来週以降の状況は不明。 |
その他周辺情報 | 新穂高温泉は営業終了していたので、ひらゆの森で入浴。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト
調理用具
|
感想
冬型の週末、それでも天気のよさそうなところはないかと物色し、槍ヶ岳を目指すことに。穂高も黒部方面も雲の中、槍の穂先付近はポッカリと晴れ、見事な雲海を見ることができた。滑走はカリカリと膝パウのパッチワークでなかなか難儀した。
以下詳細
23日
この日は槍平小屋までということでゆっくり出発。夏道で穂高平避難小屋までショートカットしようとするが、これが大失敗。足は埋まるし沢筋の横断が面倒だしで散々。白出沢以降はスキーが使えるかと期待したが、デブリの横断が多く、アップダウンもあって歩いたほうが早そう。結局スキーを履いたのは滝谷を過ぎて沢筋が広くなってから。槍平小屋は真っ暗だが快適。宿泊者は案外少なく、小屋内に自分たちともう一人、テントが二人だった。夕方ごろ、穂高方面の雲が取れ、うっすらオレンジ色になっていた。
24日
予報通り夜中に雪が降ったようだ。出発時はまだ上のほうがガスっていたが、こちらが登るにつれ、逃げるように雲も上がっていく。飛騨乗越につく頃には槍ヶ岳周辺と常念岳、大天井あたりは青空に覆われていた。乗越付近はかなりの強風。スキーを岩陰にデポし、肩の小屋までいって休憩。一服したのち穂先の登りに取り掛かる。岩はウロコのような氷に覆われ、その上にうっすらと雪がついている。見ている分にはきれいなのだが、滑りやすく危険なので慎重に進む。ハシゴやクサリの出ている部分はよいが、ハシゴとハシゴの間の部分は手掛かりが少なく、雪も固い(かつ下には岩)ので難儀した。最後のハシゴを登りあげると頂上。遮るものの無い大雲海。双六方面、穂高方面ともに雲に覆われる中、槍とその周辺のみがポッカリ晴れている。ラッキー。景色を堪能し、写真を撮ったら慎重に引き返す。
飛騨乗越からのスキーは予想に反して滑りずらい。うっすらパウダーの滑降を期待していたのだが、すでに強風で新雪は動かされており、吹き溜まりとアイスバーンのパッチワーク。すでに時間も押しているが、あまり飛ばせない。
小屋で装備を回収してからは滝谷手前まで滑り、デブリ歩き再び。アップダウンが多い。途中、"(スキーを担がなければならない区間という意味では)実は白山の林道アプローチより長いんじゃないか"という話が出る。確かに。何とか日のあるうちに白出沢まで戻ってきた。夕日に燃える穂高の姿が美しかった。だんだん薄暗くなっていく林道を滑走し、最後はまた板を担いで新穂高着。
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