北八甲田 仙人岱〜硫黄岳〜石倉岳 そして雪の回廊を独り占めウォーク
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- GPS
- 05:02
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 570m
- 下り
- 569m
コースタイム
08:23 登山口
09:05 地獄湯ノ沢入口
休憩
09:12 地獄湯ノ沢を横切り、硫黄岳コースにて仙人岱小屋を目指す
10:08 仙人岱小屋に到着
入口周辺の除雪・休憩
10:53 仙人岱小屋を出発
11:13 硫黄岳
シール取外し
11:26 硫黄岳の南東斜面を滑走
11:35 硫黄岳と石倉岳の鞍部
シール再セット
11:45 鞍部出発
11:51 石倉岳
12:54 国道394に下りる
雪の回廊ウォーク
13:07 国道394冬季閉鎖ゲート
13:18 酸ヶ湯温泉駐車場 到着
天候 | 小雪〜曇り〜晴れ〜雪+ガスガス〜曇り 風はサホド強くはなし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
酸ヶ湯温泉の駐車場を使わせてもらいました。 今日現在、酸ヶ湯公共駐車場は除雪作業中でしたので、 来週末には広い駐車場が復活すると思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山ポストはありませんので、各自それなりの対処が必要となります。 ※ 酸ヶ湯公共駐車場と、酸ヶ湯温泉の駐車場にある公衆トイレは冬季閉鎖中です。 ※ 3月より大岳環状ルートと硫黄岳ルートなどの冬季コースに竹ポールが立てられています。 約20m間隔で立っていますので、冬季コースを歩く場合はとても心強いポールです。 ※ それでも冬山への入山は地図とコンパスは必携だと思います。 ※ 雪の回廊を歩く場合は、道路脇などが除雪車が除雪した跡でツルッツルの場所がありますから、 ちょっと注意して歩いてください。 ※ 仙人岱小屋にはストーブが二つありますが、灯油は持参するようにしましょう。 有志が持ち寄っていますが、ついに灯油の備蓄が底をついています。 ※ 下山後の付近の温泉施設は下記等があります。 ・酸ヶ湯温泉…日帰り入浴 大人600円 (休憩室利用の場合は1000円) 混浴のひば千人風呂と、男女別の玉の湯があります (入浴券は別) 露天風呂無し 玉の湯にはシャンプー・ボディーソープ付 ひば千人風呂は温泉成分が強力すぎて石鹸類が使えません 利用可能時間 ひば千人風呂 午前7時〜午後6時(午前8時〜午前9時は女性専用時間) 玉の湯 午前9時〜午後5時 ・八甲田リゾートホテル… 日帰り入浴 大人500円 露天風呂無し シャンプー・ボディーソープ付 利用可能時間 午後12時〜午後16時 ・ホテル城ヶ倉…日帰り入浴 大人1000円 露天風呂あり(若干温め) シャンプー・ボディーソープ付 マッサージチェア無料 利用可能時間 午前11時30分〜午後3時 下記リンクも参考にしてください 「八甲田総合インフォメーションセンター 八甲田の温泉・宿泊」 http://www.hakkoda-info.jp/onsen/onsen.html |
写真
小屋に着くと先行の人がイグルーを造ってました
わかる人はわかると思いますが
久しぶりに会ったアノ人でした
ヨネヤマさんじゃないですよ〜
ちょっとお喋りして私は小屋へ (^^ゞ
感想
これで完全に北八甲田のピークをやっと全部踏んだはずです (笑)
この前の山行で前嶽に行って、あの時点で北八甲田を制覇したと思っていたけど・・・
よ〜く考えたら硫黄岳は山頂の直前まで登って滑り降りたし、石倉岳には登ってませんでした (^^ゞ
でも実は、今日はあまり天気もよくなさそうだったので、そんな事は意識をしないで家を出発しました。
朝家を出る時点では、昨日まで出ていたアスファルトが真っ白で、雲行きもパッとしません。
酸ヶ湯に着いて出発するころは雪が降ってきていたので、こりゃ仙人岱小屋まで行けたらOKだな〜
そんな気持ちで出発しました。
と、最近の単独山行では、行き先をハッキリ決めない適当山行のスタートです (^^ゞ
ところが歩いてるうちにドンドン天候が回復してきて、ついには青空が見えるまでになりました!
やっぱり青空の下を歩くのは気持ちがいいですね〜
こうなると気持ちが大きくなって何かやりたくなる (笑)
地獄湯ノ沢入口から仙人岱小屋への直行をやってみました。
地形図で現在位置を再確認して、仙人岱小屋にコンパスを合わせて出発〜
ドンピシャで仙人岱小屋に出ることができましたが・・・
距離は短そうだけど、直登は疲れる。。。素直に硫黄岳ルートの方がよかったです(笑)
でも、滑るのには樹林も少し薄めで楽しそうな斜面でしたので、収穫ありでした。
小屋に着くと地獄湯ノ沢経由で先行の一人がセッセとイグルーを造っていました。
ん!? ひょっとしてお久しぶりのSさんかな〜? と思って近づくとやっぱりそうでした。
久しぶりに会ったのでアレヤコレヤと楽しく話し、私も造ろうかとも思いましたが素直に小屋に入ることにしました (^^ゞ
小屋に入った時は周りの山々が全部きれいに見えていたんですが・・・・・
休憩を終わらせて外に出るとガスガス。。。。。こんなもんですよね (-_-;)
大岳の東大斜面とも思っていましたが、先程ちょっとテカリが見えていたし、このガスじゃ無理です。
それよりはさっき見た硫黄岳の方が、標高が低い分ガスが晴れる可能性がある。
それに、まだちゃんと硫黄岳には登ってませんし〜 (笑)
そうして硫黄岳に向かいましたが、期待と裏腹にガスはドンドン濃くなり途中でホワイトアウト (爆)
なんとか山頂までは行けましたが、いくらノンビリ時間をかけてシールを外してもガスは晴れませんでした。
こんな状態では滑りなんて期待できるはずもなし。。。
こうなったら未踏の石倉岳に行くしかない !
という事で石倉岳に向かう事にして、硫黄岳の南斜面を滑り降りました。
完全な南斜面はガリガリだったので、途中で南東の尾根にトラバースしてみましたが、
雪はいい感じではありましたが、なんせガスガスで雪面がボヤボヤ、、、全く滑りにはなりませんでした (笑)
石倉岳に登って北八甲田の主要ピークを踏破したのはいいけど、東斜面は巨大な雪庇・・・
しかたなく西側の樹林帯を、シールを着けっ放しで下りる事にしました。
これが今回痛恨のミス !
最初はガスで見通しが悪かったものの、樹林に入ると視界が開け、さらには楽しそうな斜面になっていました。
気が付いた時にはすでに億劫になっていて (^^ゞ
イマイチ滑らないシールとユルユルの靴で何とか滑り降りました・・・
今度ココを滑る機会があったら絶対チャント滑ろう !
と思いながら八甲田ゴールドラインの雪の回廊に出ました。
出たのはいいけど、雪の壁が高すぎてナカナカ道路に下りるポイントがありません (笑)
しばらく雪壁の上を歩き、飽きては樹林に入り込みショートカットする。
そんな感じで進み、通称 水道敷きをだいぶ過ぎた所で道路に下りられるポイントがありました。
道路に下りると上から見ているより雪壁の高さが実感できます。
やっぱり今年は高い ! そしてキレイ !
いい感じの高さの壁がず〜〜〜〜〜っと続いてました。
そこを開通前に一人でトコトコ歩き、途中で貴重な壁のメンテナンス作業まで見て、
雪の回廊ウォークをタダで思う存分楽しみました。
ちなみに、4月1日の開通前の二日間で「八甲田 雪の回廊と温泉ウォーク」と言う催しがあるんですが、
下記のリンクを見るとわかるように・・・有料なんですよね〜
http://www.atca.info/goldline/walk/
滑りはイマイチでしたが、晴れた八甲田と樹氷を見て、北八甲田の未踏峰に登り、
タダで雪の回廊を独り占めして楽しんだのでヨシとしましょう ! (笑)
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