浅草岳(早坂尾根へ周回)
- GPS
- 08:54
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,156m
- 下り
- 1,144m
コースタイム
05:57 白崩沢登山口
06:50 林道終点
09:50 桜曽根(夏道)合流
09:58 嘉平与ボッチ
10:23 前岳
10:35 浅草岳 10:39
11:25 早坂尾根(P1206)
12:00 早坂尾根(P1145.9)
12:15 尾根末端付近(急下降)
12:57 右沢出合(林道終点?)
14:37 白崩沢登山口
14:46 除雪最終地点
天候 | 午前中曇りときどき霧、午後晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
█復路:除雪最終地点−県道385号−<大白川>−国道252号−<四日市>−国道17号−<田戸>−県道230号−県道23号−<根小屋>−堀之内IC−関越自動車道−<長岡JCT>−北陸自動車道−<上越JCT>−上信越自動車道−<更埴JCT>−長野自動車道−松本IC−松本市内(19:10/580km) ■駐車場 除雪最終地点(大自然館前) 駐車場は数台分のみ、大自然館前に路上駐車 マップコード 918 066 442*51 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■除雪最終地点−林道終点 大自然館前の除雪最終地点から雪壁を登り林道を10分程歩くと白崩沢に架かる橋があります。 橋の手前を右折して林道に入ります。すぐに林道はS字状になっているようですが、直登して上の林道に這い上がります。 雪で林道の状態は分判りませんが、1時間ほど歩くと沢で遮られ、林道の終点だと思います。沢には水が流れていますが、雪で埋まっているので容易に渡れます。 ■林道終点−浅草岳 林道終点から急登が始まります。しばらくは杉の植林地で杉を避けながら高度を上げます。トレースやシュプールがないと厳しいかも知れませんが、北側の雪庇に注意しながら登って行くとブナ林に変わり急登ですが歩きやすくなります。 樹林帯を出ると北側に大きな雪庇や亀裂があります。 雪庇に気をつければ特に危険な箇所は感じませんでしたが、嘉平与ボッチの前後、前岳の前後は斜面のトラバースなどがありますので、雪質により滑り止めの選択が必要だと思います。 ■早坂尾根 広い尾根です。P1206まではトレース痕もシュプール痕もありませんでした。きれいな風紋ができていたので、強風ですぐに消されてしまうと思います。 ガスらなければ障害物もなく先まで見えているので方向を間違えることはないと思いますが、ガスっている場合は入らない方がいいと思います。 尾根の末端は落ちるような急坂が長い距離続き、緊張感を持続するのが大変です。ここはワカンやスノーシューでは下れません。アイゼンが必要です。雪質にもよりますが滑ったら止められないでしょう。 |
写真
感想
今年はガッツリの雪山に行っていない。
テン泊装備で冬季限定のルートを狙っていたが、週末の悪天候と年度末の多忙で実現しないまま4月になってしまった。
この時期、日帰りでガッツリは新潟の山かな。
雪の新潟限定でいくつか行きたい山がある。
今週末は日本海の低気圧の影響がありギリギリまで悩んでいた。
内陸の天候回復は早そうだが日本海側の回復は期待できそうになかった。
金曜日の夕方、寒冷前線が弱まり大崩れはなさそうな概況になった。
行かねばなるまい、新潟へ...
帰宅後仮眠をして深夜2時、浅草岳の登山口へ向けて出発した。
5時半過ぎ、白崩沢手前の除雪最終地点に到着した。
大自然館前に路駐が3台、P側がわずかに除雪されていたのでここに車を入れた。
路駐があるので先行者がいると思ったが、とろけたBCのトレース痕があるだけで登山者の痕跡はなかった。
気温が高いので雪は緩く重い。林道はツボ足で歩いたが、斜面を登り始めたところで滑るためアイゼンを装着した。
樹林帯を出た辺りから風が強くなり、ガスで視界が悪くなった。
登り始めには全くなかった霧氷がみるみる付き出した。
林道で追い越されたBCの方が山頂をあきらめたのか下って行った。
ガスと風で視界が悪かったのか、嘉平与ボッチの通過をよく覚えていない。
ガスが切れて視界が回復した。目の前には鬼ヶ面の岩壁、前岳の山頂だった。
浅草岳の山頂も見えた。
風は収まらないが東側から青空が見え、雲が速い速度で流れ出した。
どうやら天候は回復基調。
風が強いので山頂には数分いただけ、早坂尾根を下山した。
今回見かけた登山者は2人、BCが1人。早坂尾根では誰にも会わなかった。
なかなか姿を見せなかった守門岳も、早坂尾根で見ることができた。
山頂では見ることができなかった越後三山も魚沼市内できれいに見えた。
今シーズン、もう一度雪の新潟へ...
コメント
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hottenさん、こんにちは。
浅草岳、いいですね。
ワタシは毎年守門岳とともに候補にあげつつまだ行けてませんが。今年もたぶん行けないでしょう。
それにしても腐れ雪に足をとられ、ガスに巻かれ、風に吹かれながらの登頂、雪山への熱い想いがひしひしと伝わってきます。
しかし、上越はまだ雪がたんまりありますね。例年より少ないんでしょうけど。
融雪がもっと進んでるのではと思ってましたけど、最近の寒波でまとまった降雪があったからでしょうか。
もうちょっとはhottenさんが雪を楽しめそうでなによりです。
次は守門岳?
おはようございます、 kanosukeさん!
今年はどうもガッツリの雪遊びが出来ていないので、新潟まで走ってしまいました
雪は多いか少ないか判りませんが、除雪終点では身長以上の壁があるので、豪雪地帯に変わりありません。
前々から行きたいと思っていた雪の浅草、守門、それと早坂尾根、天候はいまひとつでしたが、期待通りの満足できる山行でした
ただ新潟の雪は重いのです。青笹尾根ではなんともなかったふくらはぎが、翌日は激痛で...まだ痛みを引きずっています
今シーズンもう一度新潟へ...守門かな
hottenさん、こんにちは!
朝起きれば、外は真っ白
スタッドレスなど、とっくに交換済み
朝から、強制労働の雪掻きに追われるありさま。
雪好きのhottenさんには申し訳ありませんが、
雪なんか大嫌いだ〜
それにしても、条件が悪い中を歩かれましたね。
弘法も筆の誤りで、雪庇の割れ目に落ちましたか
アイゼンを選択したのも、先生らしからぬチョンボ。
でも、厳冬期よりもこの時期の方が難易度高いですよね。
楽してお山に登りたい派の私、絶対にやらない山行です
憧れはあるのですがねぇ〜
スキルと体力、先生ほどありませんので
こんばんは、tailwindさん!
お勤めご苦労様です
でも、素晴らしい雪山をタダで眺めることができ、毎日の雪掻きでタダで体を鍛えられる、羨ましい環境にお住まいですよ
雪遊びをするのに、新潟600kmはしんどい...
花レコ全盛ですが、きれいな花にはトゲがある、無垢な白い雪の方が安らぎと安心を感じるのは私だけでしょうか...
ワカンとアイゼンの同時装着が出来るのって常識ですよ(^▽^)/
装着方法の注意点があるので調べて下さい。
昔、籐のカンジキを使っていた頃は爪を逆してアイゼンと併用していました。アルミパイプのワカンでも必要があれば逆にして使用しますが、反っているのと、ワカンそのものが面倒なので、迷った時は装着が楽なセミワンタッチのアイゼンを選択します。通常はアイゼンとスノーシューを持参しますが、今回は最後の下りでスノーシューが厳しいと思い、ワカンを持参しました。
コメント有り難うございました。
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