蕎麦粒山《奥美濃/憧れの山…春の藪山-2》
- GPS
- 09:04
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 1,133m
- 下り
- 1,117m
コースタイム
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:50
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
〈駐車場〉大谷林道の蕎麦粒山登山口付近、そこから先は工事のため通行止め。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈道の状況〉 ・登山口〜P1000m 稜線までの尾根道は急坂だが問題ない。 ・P1000m〜P1050m〜P1075m 残雪が少なく殆どが笹の藪道。稜線は緩やかなアップダウンの道。 ・P1075m〜蕎麦粒山山頂 笹藪を突破して50mほど下る。そこから山頂まで標高差250mを登り返す。急峻で狭い岩稜尾根は笹やシャクナゲの藪に覆われているので残雪の北側斜面をトラバース気味に登るが滑り易いので慎重に。特に下りは要注意。 |
その他周辺情報 | ・登山後の温泉「道の駅 星のふる里ふじはし」 http://www.ibikogen.com/michinoeki.html |
写真
感想
昨日は春の藪山・天狗山に登る。
藪漕ぎであまり使うことのない腕の筋肉が痛い。
そして今日は天狗山からほど近い憧れの山、蕎麦粒山に登ってきました。
毎年、湖北や奥美濃の残雪期の春山に登るが、時々目にするピラミッド型の鋭鋒が気になっていた。調べると蕎麦粒山(ソムリ山)という変わった呼び名の藪山だ。
去年も挑戦したが大谷林道が通行止めで登ることができなかった。
今日は雲一つない快晴、最高の登山日となった。
登山口近くの駐車場から少し歩くと大谷川の渡渉地点がある。新しい板の橋が架けられていたので安心して渡渉できた。
ここから尾根に取り付くが山道にはスミレ、イワウチワやタムシバ、シロモジの花が出迎えてくれる。
尾根道は急坂であるが道はしっかりと踏まれ歩き易い。尾根はコナラなどの自然林が続くが、標高800m近くになるとブナ林帯に変わり残雪が現れてくる。
急坂を登り切ると目前に黄色のテープを巻いた大きなブナの樹が現れる。ここがP1000m付近で稜線に着いたようだ。ここから先は長い残雪の稜線歩きとなる。
残念なことに春山としては雪が少なく、そのぶん余計に藪の夏道を歩くことになる。
P1000mからP1075mまでは残雪と藪漕ぎを繰り返しながら進むことになる。
それでも次第に藪越しに蕎麦粒山山頂や三周ヶ岳や能郷白山を垣間見えるので楽しくなる。
P1075mからは山頂が目の前に迫るが、その稜線は鋭く迫り上がっている。
笹藪を突破して一旦50mほど下る。そこから標高250m近くの急峻な岩稜尾根が山頂まで続いている。細い岩稜尾根の笹やシャクナゲの藪が行く手を阻む。
薄い残雪の北側斜面をトラバース気味に慎重に這うように登る。滑り易いので下山時は更に要注意です。
出発から5時間強を要して蕎麦粒山山頂に立つ。
雲ひとつない快晴、風もない暖かい山頂。
眼前には岐阜県と福井県の県境に銀色に輝く冠雪の山脈が四囲に連っている。
何と表現したらよいのか解らないほど、まさに絶景。
ここへ登った人だけに与えられた自然の美しさに感動する。
念願の夢を果たし最高の一日になりました。
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