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Yamareco

記録ID: 1794466
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

磐梯山(噴火口から周回)

2019年04月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:35
距離
10.9km
登り
1,026m
下り
1,025m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:23
休憩
1:10
合計
8:33
8:06
8:06
25
8:31
8:34
54
9:28
9:29
20
9:49
9:49
3
9:52
9:52
9
10:01
10:01
15
10:16
10:17
39
10:56
11:49
11
12:00
12:01
6
12:07
12:07
10
12:17
12:18
99
13:57
14:05
46
14:51
14:52
9
15:01
15:02
17
15:19
15:19
1
15:20
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自転車
腹ごしらえに、凛々亭にてまぜそば
腹ごしらえに、凛々亭にてまぜそば
郡山駅前交差点の桜が見頃
1
郡山駅前交差点の桜が見頃
今日は月明かりが少ないので、星々がクッキリ
今日は月明かりが少ないので、星々がクッキリ
肉眼では視認出来なかった磐梯山、カメラならバッチリ見える
肉眼では視認出来なかった磐梯山、カメラならバッチリ見える
マジックアワースタート
マジックアワースタート
良い天気
裏磐梯スキー場への道のりはダートに残雪多数、帰りは雪が融けて自転車がドロドロに…
裏磐梯スキー場への道のりはダートに残雪多数、帰りは雪が融けて自転車がドロドロに…
朝はモナカ状態、表面はパリッと中身はフワフワ
1
朝はモナカ状態、表面はパリッと中身はフワフワ
ゲレンデから振り返ると、西吾妻山。飯豊山は雲の中。
ゲレンデから振り返ると、西吾妻山。飯豊山は雲の中。
凄い迫力
ぐるっと周囲を火山に囲まれるロケーション
ぐるっと周囲を火山に囲まれるロケーション
急斜面の樹林帯に突入
急斜面の樹林帯に突入
中々の斜度
イエローフォールを求めて、林の中へ、地図には記載がないため、Google Map頼りなのがイマイチ不安。
イエローフォールを求めて、林の中へ、地図には記載がないため、Google Map頼りなのがイマイチ不安。
急斜面の樹林帯を捜しまくった結果、辛うじて崖っぽい所を発見、これがイエローフォール?
言うほど黄色くはない。
急斜面の樹林帯を捜しまくった結果、辛うじて崖っぽい所を発見、これがイエローフォール?
言うほど黄色くはない。
登山道に復帰して急登の続き、なんか鉄製の柵みたいなのが露出してる。
初の磐梯山なので、無雪期はどういう道なのか、よくわからない。地図上は破線ルートになっている。
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登山道に復帰して急登の続き、なんか鉄製の柵みたいなのが露出してる。
初の磐梯山なので、無雪期はどういう道なのか、よくわからない。地図上は破線ルートになっている。
振り返ると、雲のとれた飯豊山と、半分ぐらい氷解した桧原湖がお目見え。
振り返ると、雲のとれた飯豊山と、半分ぐらい氷解した桧原湖がお目見え。
もう少しで稜線。
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もう少しで稜線。
さっき下から見上げた岩の壁が目の前に。
さっき下から見上げた岩の壁が目の前に。
岩場の雪が黄ばんでいる、これもイエローフォールと同じ原理?
自転車で冬季封鎖解除直後に渋峠を登ると、同じように岩場に残った雪が黄ばんでいる。どっちも活火山。単にドロにまみれただけなのか?
岩場の雪が黄ばんでいる、これもイエローフォールと同じ原理?
自転車で冬季封鎖解除直後に渋峠を登ると、同じように岩場に残った雪が黄ばんでいる。どっちも活火山。単にドロにまみれただけなのか?
この辺りでワカン→アイゼンに換装。
この辺りでワカン→アイゼンに換装。
遂に岩壁の上に到達。
遂に岩壁の上に到達。
雪深いところと岩場のミックス。
雪深いところと岩場のミックス。
凄い落ち込み具合
凄い落ち込み具合
雪庇が綺麗
弘法清水小屋は雪に埋没中。
弘法清水小屋は雪に埋没中。
雪が深くて苦戦を強いられているようで、先頭に追い付いた。
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雪が深くて苦戦を強いられているようで、先頭に追い付いた。
1人2人がトレースつけたぐらいでは路にならない。これまで先行者のトレースに助けられたので、今度は自分が…と思ったが、残念ながら股裏がつってしまい、あっさり先頭から離脱。
1人2人がトレースつけたぐらいでは路にならない。これまで先行者のトレースに助けられたので、今度は自分が…と思ったが、残念ながら股裏がつってしまい、あっさり先頭から離脱。
いいね、この景色。これのために此処に来た。
2
いいね、この景色。これのために此処に来た。
あと少し
猪苗代湖ドーン
山頂に至るまでに何度も見た景色だが、頂上からの展望は格別。
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山頂に至るまでに何度も見た景色だが、頂上からの展望は格別。
東西吾妻山
新潟方面、奥只見?
新潟方面、奥只見?
調理器具のジェットボイルミニモを初投入、あえて雪の上で使用。
東京の自宅ベランダよりは湯が沸くのに時間を要した。
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調理器具のジェットボイルミニモを初投入、あえて雪の上で使用。
東京の自宅ベランダよりは湯が沸くのに時間を要した。
カレーヌードルの残りスープにおにぎり投入、カレーライス完成。
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カレーヌードルの残りスープにおにぎり投入、カレーライス完成。
独立峰ならではの風の強さが伝わってくるエビのしっぽ、この日はほとんど無風or凪。
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独立峰ならではの風の強さが伝わってくるエビのしっぽ、この日はほとんど無風or凪。
誰かが山頂の雪庇を踏み抜いた後、下から見たときに雪庇が発達してたのを思い出した。
誰かが山頂の雪庇を踏み抜いた後、下から見たときに雪庇が発達してたのを思い出した。
翌日登る予定の安達太良山。
翌日登る予定の安達太良山。
下山は周回したいため、八方台方面へ、皆さんピストンされているようで、ノートレース。フカフカなので、ワカンに換装。
下山は周回したいため、八方台方面へ、皆さんピストンされているようで、ノートレース。フカフカなので、ワカンに換装。
あの岩壁のヘリを伝って行く訳じゃないよね…。
あの岩壁のヘリを伝って行く訳じゃないよね…。
綺麗な雪庇に自分のトレースをつける快感。
綺麗な雪庇に自分のトレースをつける快感。
ルートは岩壁の裏手に回り込むものだった。急斜面で滑り落ちるように降下していく。木々の無い部分がルート であると勝手に思い込んでいたが…。
ルートは岩壁の裏手に回り込むものだった。急斜面で滑り落ちるように降下していく。木々の無い部分がルート であると勝手に思い込んでいたが…。
残念、正解はトラバースでした。急斜面にデブリが大量発生、小規模な雪崩が頻発している様子。
ワカンでは滑って登れないので、木々に掴まりながら、トラバースでルート復旧を目指す。しかし、木が途切れる場所が複数あり、その区間を横切るのが危険のため、木の根元でピッケル&アイゼンに変更。
換装中にも雪塊がゴロゴロ落ちてくる始末、何とかコースに復旧した。
無雪期は何て事ないトラバース道なんだろうが、積雪期は自分の様な初級者向けでは無い。
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残念、正解はトラバースでした。急斜面にデブリが大量発生、小規模な雪崩が頻発している様子。
ワカンでは滑って登れないので、木々に掴まりながら、トラバースでルート復旧を目指す。しかし、木が途切れる場所が複数あり、その区間を横切るのが危険のため、木の根元でピッケル&アイゼンに変更。
換装中にも雪塊がゴロゴロ落ちてくる始末、何とかコースに復旧した。
無雪期は何て事ないトラバース道なんだろうが、積雪期は自分の様な初級者向けでは無い。
さっき上から見ていた岩壁の雪庇。
さっき上から見ていた岩壁の雪庇。
人工物を発見し、ホッとひと安心。
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人工物を発見し、ホッとひと安心。
雪庇沿いは歩きたくないので、樹林帯をいく。
雪庇沿いは歩きたくないので、樹林帯をいく。
しばらく下って行くと、小屋らしき建物を発見、しかし廃墟で気味が悪かった。下調べしていないので、把握してなかったが、有名な中の湯温泉跡地らしい。
しばらく下って行くと、小屋らしき建物を発見、しかし廃墟で気味が悪かった。下調べしていないので、把握してなかったが、有名な中の湯温泉跡地らしい。
温泉がゴポゴポ音をたててるが、雪のせいか冷たい。一部のみ温かかった。
温泉がゴポゴポ音をたててるが、雪のせいか冷たい。一部のみ温かかった。
中の湯以降、急斜面は減るが、傾斜のあるところはデブリがセット。
中の湯以降、急斜面は減るが、傾斜のあるところはデブリがセット。
地図上は沼地のエリア。
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地図上は沼地のエリア。
ゲレンデに帰還。
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ゲレンデに帰還。
帰路は喜多方に向かう。
風がないので、桧原湖が鏡面状態。
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帰路は喜多方に向かう。
風がないので、桧原湖が鏡面状態。
先月に引き続き、坂内食堂本店。ネギ肉ソバ大盛。
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先月に引き続き、坂内食堂本店。ネギ肉ソバ大盛。

感想

2、3日前にまとまった降雪があったようなので、1ヶ月程前に行きそびれた磐梯山に向かう。
節約のために、在来線のみで郡山駅まで行き、そこからはいつものように自転車。雪が腐る前に登り始めたかったので、早い時間に登山口に着くように、不眠で移動。
これまで最低限の装備しか持たない方針であったが、より登山を楽しめるようにとジェットボイルミニモを購入したので、試用も兼ねたた登山。ただでさえ重い雪山装備に、調理器具等が加わったことにより、約1キロ増。
先月、西吾妻山に行ったときと大して変わらないルート、距離であるが、とにかく時間がかかり、登山口どある裏磐梯スキー場に到着したのは7時頃になってしまった。

気を取り直して、登山開始。雪が深そうなので、始めからワカン装着。いわゆるモナカ状態であり、表面はパリッとしているが、中身はフワフワ。お菓子なら美味しそうであるが、歩きにくい。
イエローフォール目当てで、火山口ルートをとるが、リボンや案内版がほとんどないため、GPS無しでは厳しそう。先行者のトレースがあったため、迷うことはなかったが、トレースから先行者が右往左往した形跡が読み取れる。

イエローフォールの場所はロガーアプリの地図に記されていないため、Google Mapを頼り探すが、よくわからない。GPSの精度もあるかもしれないが、登山道から離れているようなので、トレースから外れて、林の中へ。斜面が急、かつ枝に邪魔をされる。無理に突破しようとしたら、サングラスを吹き飛ばされ、崖っぷちでギリギリ止まってくれた助かった。結局、それっぽいところは見つけたが、大してイエローでもないので、確信持てず。

樹林帯を抜けると、周囲が岩山に囲まれており、大迫力。ジオパーク登録されるだけある。斜面が急なため、途中でアイゼンに切り替えるが、稜線は雪深いところと、岩場のミックスでワカンに戻すべきか迷うが、アイゼンのまま進む。

弘法清水小屋から先の山頂への道のりは、想像以上に雪が深く、ラッセル必至。先行者が1名いたが、一人の力では道にはならず、後続の方々含め抜きつ抜かれつでジワジワ進み、何とか山頂へ進む。自分は途中でハムストリングがつってしまい、後から楽をさせて頂いた。

雲がかかったり、晴れたりを繰り返していたが、山頂に到着する頃には快晴気味。
猪苗代湖、奥只見方面、飯豊山、東西吾妻山、安達太良山まで、四方望める好天。山頂付近は雪庇が発達しており、1ヶ所踏み抜かれ、穴になっていた。

ここでジェットボイルミニモを本番初投入、流石に東京の自宅ベランダでの使用と比較すると、湯が沸くのに時間を要したが、無風に近いため、問題なく機能。
次は強風下でのテストが必要。

帰路は皆さんピストンの様だったが、同じ道はツマラナイと思って、ノートレースなのに、軽い気持ちで周回路を選択。これが間違いであった。

ノートレースで雪が深いのでワカンに換装し、つき進む。急斜面のトラバースが連続する道であったが、樹林がない所を道と勘違いし、下ってしまう。途中で気付きコースに復旧しようとするが、斜面が急過ぎて、ワカンでは滑り落ちる。降りるのは楽でも、木に掴まっていないと、滑り落ちていってしまう。登るのは諦め、トラバースしながらコースに復旧することにするも、木々の途切れる区間をクリアするのに、手を斜面に突っ込み摩擦で落下を和らげる必要があり、神経を磨り減らす。
斜面のいたるところにデブリが存在しており、小規模な雪崩が頻発している様子。

結局、このままでは危険と判断し、大きめの木の根元で、アイゼンとピッケルに装備品変更。換装中にも上から雪塊が崩れ落ちてきてくる有り様。
恐らく夏場は何て事ないトラバース道だろうが、冬季は雪崩の巣になっているので、自分の様な初級者が使うべきでないルート。地図読みを真剣に行わず、適当に進んだ自分の判断も、状況悪化に拍車をかけてしまった。冷静に考えれば、コースが等高線と平行になっているのだから、トラバースに決まっている…。

やっとの思いで、人工物の柵を発見した時には安堵した。しばらく下ると、小屋らしきモノが見えてきたので、もう一安心と思ったら、廃墟。どうも中の湯温泉跡地として有名らしいが、下調べしていないので、把握しておらず、不気味だった。脇にゴボゴポ音をたてる温泉が涌いていたが、雪のせいか冷えていた。

道に迷った影響で、下山するのが遅くなってしまった。
喜多方にラーメンを食べに行くつもりで、ランチタイム営業のみの店が
多いので、早目に下山する予定だったが、到着は17時。先月同様、坂内食堂本店さんのラーメンを美味しくいただいた。

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