赤岳 八ヶ岳連峰 厳冬期なみの寒さと突風
- GPS
- 09:35
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,490m
- 下り
- 1,471m
コースタイム
5:30 赤岳山荘
5:40 美濃戸山荘
南沢
7:55 行者小屋
文太郎尾根
9:15 稜線分岐
10:05 赤岳山頂
10:35 稜線分岐
11:35 行者小屋
13:15 美濃戸山荘 休憩
13:45 赤岳山荘
14:30 美濃戸口駐車場
天候 | 曇り時々雪 風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口手前から道路に積雪があった。美濃戸口駐車場は新雪が約15cm積もっていた。美濃戸山荘から行者小屋までの間は凍っている箇所が多くありアイゼンは必携。行者小屋から稜線分岐までは降ったばかりのパウダースノーの急登がありアイゼンが利かなくて苦労した。稜線分岐からは凍っている箇所・パウダースノー・岩場の急登とかトラバースがあり登攀した。かなり危険な個所があり緊張するところが多々あった。山頂はメッチャ寒く風も強かった。下山時稜線分岐を過ぎたあたりからメッチャ突風になり積もった雪が舞いあがり顔とか目に当たり痛かった。美濃戸山荘までアイゼンを着用した。 |
写真
感想
今日は寒くなり山では雪になるところがある。っで、雪が降らないような山を選んだつもりだった。4:20美濃登山口に着く。車の外気温計はマイナス6℃。登山口手前から雪があり駐車場は4月というの新雪が積もっていた。夜空には真っ暗なところにさんさんと星が輝く。今日はメッチャいい天気になりそうだ。意気揚々となる。明るくなるまで待とうと思ったら、対面に止めている人が準備を始めたため、ラテを点け登山を開始した。メッチャ寒い。耳を出していると痛い。美濃戸口山荘からすこし登った所で雪が時々降る。登山道は凍っていて危ない。アイゼンを着用。さらに登るとパウダースノーの新雪。4月だというのにどんなん?っていう感じ。八ヶ岳稜線は雲がかかっていて見えない。風も強そうな感じ。行者小屋に着くと物々しい恰好をした人が何人かいた。ヘルメット・ハーネス・ザイル・ヌンチャク・エイトカン・そしてダブルピッケル。こんなに装備して阿弥陀岳へ行くのかな?って思っていたら赤岳だった。ちと緊張。行者小屋から少し登ると急登が始まる。凍った雪の上にパウダスノーが積もっていてアイゼンがうまく利かないところがある。やっとの思いで稜線分岐に出る。ここからはさらに厳しくなり岩場・凍った雪・所によってパウダースノーをトラバースしたり直登しながら登攀した。風は強く吹いている。山頂はメッチャ風が強く寒かった。写真を一緒に登攀した5人と撮り合い下山を開始。稜線分岐から少し下った所で突風が吹き荒れる。積もったパウダースノーが舞い上がり顔とか目に当たり痛い。まつ毛・眉毛にこれが付き凍りつく。まつ毛が重い。この付近で登ってくる人たちはあまりの突風のため撤退し始めた。美濃戸山荘までアイゼンを着用した。4月なのにまるで厳冬期みたいな感じだった。山頂に辿りついた時は感慨無量だった。
山頂でご一緒したザイルを背負った二人組です。
下りも吹き上げが強くて難渋しましたね。
ネックガードが鼻にかからず低温やけどになり、今皮が剥けている最中です。
山頂をともに登攀した人からコメントが来るとは思ってもいなかったです。とっても嬉しいです。そうなんですか?低温やけどになったんですか?お大事に...
山頂から下山途中は確かにメッチャ突風で目が痛かった。っで眉毛とかまつ毛が凍った。進んでいく前方も満足に見えなくて何度か立ち止まりピッケルで支えて突風の反対方向を向いていた。ほんとに厳しい登山だった。お疲れ様でした。
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