高見山 / 強風とガスの困ッターホルン
- GPS
- 02:38
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 469m
- 下り
- 461m
コースタイム
天候 | ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された歩きやすい道。危険箇所は特になし。 |
写真
感想
「関西のマッターホルン」と称される名峰、奈良と三重の県境に聳える高見山に登ってきた。
南阪奈から桜井・大宇陀を経て東吉野村へ。高見トンネルの手前から高見峠へ登る道は路肩崩壊で通行止めとの情報もあったが、どうやら復旧していたようでありがたかった。
9時半に高見峠(大峠)を出発。トイレもあるが水道はなくくみ取り式で、キレイ好きな方は先にすませてから来られることをオススメしたい。
まずは小峠へ向かって下っていく。車道を歩いた方が速いが、並行して登山道があるので、雰囲気を楽しみたい方はそちらを歩かれるがよかろう。
ゲートのある林道に合流したらすぐに小峠に到着する。ここから稜線に向けて登って行く。けっこうな急登でヒイヒイ言うが、割とすぐに稜線に上がる。
ところが、目指す山頂の方向を見るとかなりガスっている。しかもガスの流れが速い。んん?大丈夫なのか?
大丈夫じゃなかった。標高が上がるにつれ風は強くガスは濃くなっていく。ガスが濃すぎて降雨状態になっとる。聞いてないよ〜!!
11時前に山頂に到着。避難小屋の屋上には立派な展望台がある。しかし周りは真っ白で展望はゼロ。空気の澄んでいる日には兜岳と鎧岳の間にはるか遠く白山が見えるというので楽しみにしたいたのだが、白山はおろか隣の三嶺も見えん。
この山域は人気のコースのようで、こんな天気のド平日なのに山頂には数人の登山者がいる。トレランの人はこのクソ寒いのにペラペラのTシャツに短パンという出で立ち。低体温症とかにならんのだろうか。常連だという人によると、こんな天気の日がこの山は多いのだという。やはり熊野灘から湿った空気が押し寄せるのだろうか。
とりあえず避難小屋で天候の回復を待ちながら昼メシ休憩をとる(前回の三瓶山の時も同じ文章を書いた気がする)が、30分ほど待った結果、天候の回復はしなさそうだという結論に達し、早々に下山することに決定した。
回復どころかさっきより悪化しとる。稜線はビュービューとすさまじい強風。ちょっと身体を持って行かれそうなレベル。こらアカン、早よ高度下げな死んでしまう。
30分ほどで高見峠へ戻ってくる。って出発した時よりもガスってるやん。
高見山の近くにある高見の郷という場所で、この時期見事なしだれ桜が見られるそうなので帰りに立ち寄る。こちらはよく晴れていて、入山料の千円は最初ボるなあと思っていたのだが、千本のしだれ桜を目の当たりにすると適正価格だと思えてくる。素晴らしい光景だった。
その後たかすみ温泉で汗を流してから帰る。たかすみ温泉からマッターホルンに形容される高見山の雄姿が拝めないかと思っていたが、未だ山頂はガスの中に隠れたままであった。
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