八甲田山・弘前城(酸ヶ湯温泉周回)
- GPS
- 04:13
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 912m
- 下り
- 906m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 4:12
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後は酸ヶ湯温泉(1,000円、オリジナルタオルとレンタルバスタオルつき)へ。 |
写真
感想
平成最後の登山は実家・青森の名峰、八甲田山へ。
雪の状態が不安でしたが、ここ数日雨が降っていなかったとのことですので、おそらく大丈夫だろうと踏んで、決行しました。
午後から雨の天気予報だったので、午前中が勝負です。
■酸ヶ湯温泉〜仙人岱ヒュッテ
・酸ヶ湯温泉の駐車場からスタート。駐車場は、午前6時過ぎにもかかわらず、大半が埋まっていました。
・登山道は、最初から残雪があります。
・雪の状態は、硬すぎず、柔らかすぎず、シャーベット状です。
・アイゼンやチェーンスパイクがなくても、ツボ足とキックステップ十分に歩けます。
・トレースやシュプールが多すぎて、訳が分からない箇所もありますが、目印も多く、基本的には迷うことはありません。
・仙人岱ヒュッテまでは、比較的緩い傾斜で、滑落のリスクもありません。
■仙人岱ヒュッテ〜八甲田大岳
・仙人岱ヒュッテからは、八甲田大岳に直登します。
・程よく積雪もあり、朝早いうちは雪も締まっていますので、どこからでも直登できそうです。
・私も、夏道を無視して、直登しました。
・ある程度登るまでは傾斜が急な箇所もありますが、キックステップで十分に登れます。
・山頂直下は、強風のせいか、岩が露出していて、夏道とあまり変わりません。
・八甲田大岳山頂は強風が吹き荒れていて、耐風姿勢を取らないとジッとしていられない状況でした。
・先行して登頂されていた単独の方と、風の強さや雲の発生状況から、このまま周回するべきか、ピストンにするべきか、若干話し込みました。私は、雪の状態から、早々に降りれると判断し、周回にしました。
・…が、この後、トレースを見失い、そこそこ時間がかかってしまいました。
・さすがに近辺では最高峰のため、360度の景色が望めます。
・降りに備えて、山頂で軽アイゼンをつけて出発です。
■八甲田大岳〜酸ヶ湯温泉
・八甲田大岳からは、まずは大岳避難小屋まで降ります。
・山頂直下は岩が露出していますが、そこから大岳避難小屋までは、直降下していきます。
・大岳避難小屋からしばらくは、トレースが薄い箇所がつづきます。
・沢を降りても降りられそうですが、夏道同様、山肌の巻道にわずかにトレースがついていましたので、私はそちらを降りました。
・しばらく降りると、湿原に出ますが、雪に覆われていて、全面雪原になっています。
・湿原では、トレースが全く見えず、GPS頼みで進みます。
・湿原から降る急斜面では、かかとのキックステップがよく効き、気持ちよく降りられます。
・湿原から樹林帯に入ると、ますますトレースが薄くなります(城ヶ倉方面の分岐付近で、GPSのログから大きく外れています)
・こちらの北面のルートは、南面のルートにくらべて、格段にトレースが薄くなっていますので、特に登りでは要注意です。
・しばらく歩くと、酸ヶ湯温泉の直上に出ます。
・酸ヶ湯温泉への急降下を降って、本日の登山は終了です。
【まとめ】
・思いのほか、雪の状態はよく、硬からず、柔らかからず、非常に歩きやすい状態でした。おおむねシャーベット状であり、凍結もほぼありません。
・少なくとも、登りではツボ足とキックステップだけでもいけます。雪道が苦手な方は、アイゼンがあったほうがいいでしょう。チェーンスパイクはおそらく効きません。
・全般的に傾斜は緩く、山頂までの一部区間に急登箇所がありますが、基本的には徐々に標高を上げていきます。
・天気は曇りがちでしたが、周囲の展望は開けていて、景観は抜群です。
・11:00ごろから(結構激しい)雨が降り始めましたので、明日以降のコンディションは、また変わっていることでしょう。
・平成最後の登山で、幽玄な岩木山に巡り合えました。
・下山後は、酸ヶ湯温泉に浸かり、昼食をとって、桜咲く弘前城へ。
・弘前城の桜は、そろそろ終わりそうです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する