5/1【牛岳(富山・987m)】小牧側登山口基点に周回、令和の初めに静かな幻想的なブナ林を歩く
- GPS
- 06:27
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 673m
- 下り
- 669m
コースタイム
天候 | 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
所在地:富山県砺波市庄川町湯谷 アクセス:国道156号線・小牧口バス停付近の交差点から国道471号線(利賀)方面へ入り、1.3kmほどのスノーシェッドの切れ目のヘアピンカーブから伸びている林道牛岳線に入る。3.4kmほど進んだところに標識が見えてくると登山口。 駐車台数:区画はない、路肩に停車 設備:なし |
コース状況/ 危険箇所等 |
○小牧側登山口〜7合目 ・稜線に向かってほぼ直登のコース。 ・下部は杉林の中、高度をあげてくるに従い中腹から上部にかけてブナ林へと変わる。 ・泥土状の滑りやすい箇所にはロープがあるが、雨天時は大変滑りやすい。 ・6合目で稜線コースと水場経由のトラバースコースとの分岐するが、トラバースコースは危険との表示がある。稜線コースをたどることをお勧めする ○7合目〜山頂〜神社 ・緩やかなアップダウンのある稜線散歩のコース。 ・滑りやすい箇所にはロープがはってある ○神社〜二本杉休憩所 ・緩やかな下りが続くコース ・5/1現在、上部で残雪がついているが、特段の装備は必要なし ○二本杉休憩所〜展望台 ・牛岳山頂側から下りてきた場合、休憩所の左後方に振り返ったところに「三段の滝」の標識が見える。 ・ロープや鉄製階段が設置されており、急で滑りやすい傾斜が続くコース。 ・崩落個所あり、ロープあるが慎重に。 ○展望台〜小牧側登山口 ・林道牛岳線の舗装林道 |
写真
感想
令和のはじめに、仕事でできた山仲間の一人であるHさんと2人で牛岳を歩いてきました。
砺波平野からはどっしりと横たわるように見えますし、富山市街からも牛岳スキー場の照明が何とも象徴的です。そして、何度か訪れた八乙女山からは正面に見え、身近にあるものの、なぜか訪れたことがない山でした。
さて、あいにくの天気。
もともと、仕事でできた山仲間と牛岳山行する予定でした。
しかし、メンバーに仕事や用事が入り、参加者が一人減り、二人減り。
そしてHさんと二人だけになり、天気予報も相まって、「晴れた日にリベンジしましょう」ということで、立ち消えになりかけていました。
朝、起きて天気予報をチェックすると、夜から雨予報ながら、昼間は曇り。
「何だか行けそうですね」
「行きますか!」
とHさんの山女子魂にスイッチを入れて山行決定。
道の駅庄川で待ち合わせ、登山口へとクルマを走らせました。
国土地理院の地図とナビに表示された地図とをにらめっこしながら、登山口に何となく向かってみると先行車2台が停まっていました。
これだけで安心感が違います。
登山口から歩き始めたときは、小雨で霧がかった杉林の中は幻想的で、森林浴気分を味わえましたが、次第にその余裕はなくなります。
杉林の中では、登山道は杉の葉っぱが敷き詰められて歩きやすくなっていましたが、ブナ林になると、木の油分が多いブナの葉で一気に滑りやすくなりました。
地表は泥土状で滑りやすく、とても難儀しました。
稜線に出る新7合目までは、我慢の歩きが続きます。
新7合目からは緩やかなアップダウンを繰り返しながらの稜線散歩。
三角点のある山頂までは割と時間がかからなかった気がします。
山頂からの景色はゼロで、標識だけが山頂を示す唯一のものといった感じ。
初めて訪れたので「ここ本当に山頂なんかな」と半分疑いながら記念撮影。
山頂からさらに10分ほど歩いたところの、あずまやのある牛岳神社で大休憩をとりました。
下りは二本杉のコース。
登山道は残雪があり、ザクザクの雪を踏み込みながらの歩きは、それまでの泥土とは打って変わって歩きやすかったです。
二本杉休憩所からは再び難所。
ロープや鉄製階段、崩落個所もあり、慎重に足運びをします。
新緑に囲まれ、降雨で水量を増したであろう三段の滝は、何とも勇壮で素晴らしかったです。
滝を過ぎて5分くらいで牛岳トンネル口、林道牛岳線を歩いて元の場所へ戻りました。
展望は全くなかったものの、激しい雨に降られることなく終始小雨でした。
変化に富んだ歩きごたえのある道、幻想的な山の風景にどっぷりと浸かって、行って良かったです。
次回は晴れた日に、眺望を楽しみたいものです。
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