大山・宝珠山 〜高校生と総体の下見をしてきた〜
- GPS
- 07:19
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,303m
- 下り
- 1,299m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:51
ただ、今回サブザック行動でしたが、大会では生徒はメインザック(15kg)でこのコースの半分以上を歩かなければなりません。競技とはいえ、それはなかなか大変だと思います。
天候 | 晴(朝のうち薄雲) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●夏山登山道→大山山頂→行者谷 多くの人が訪れる登山道だけあって整備されています。6合目以降登山道に雪が残っている所が何か所かありましたが、登山靴で問題なく登れる程度でした。 ●中野原スキー場→宝珠山→下宝珠越え→大神山神社奥院 こちらは訪れる人があまり多くないようで、笹や灌木の茂みの中に踏み跡がある程度の道です。下宝珠越えからユートピアコース登山口(下宝珠入口)は、急な谷筋を木の根や岩に足を掛けながら下りて行かなければならない道でした。 |
その他周辺情報 | 下山キャンプ場は7・8月のみの営業のようです。皆さんテントサイトに自前のテントを張って幕営していました。私のグループは予め大山観光局に連絡して了解をとっておきました。キャンプ場内のトイレや炊事場、水道は利用できませんが、駐車場のトイレが使えます。駐車場に一番近い位置の水道蛇口1か所だけから水が出ました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
半袖シャツ
サポーティングタイツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(ハット)
靴
サブザック
トレッキングポール
昼食(SOYJOY+野菜ジュース)
行動食(飴)
飲料(お茶600mL×2)
地図(行程・地形図)
iPhone(GPS)
iPad mini(GPS+データ通信)
サブバッテリー
カメラ
携帯電話
腕時計
ラジオ
ヘッドライト
手拭い
ティシューペーパー
|
---|---|
備考 | 山頂はちょっと寒かったけれど、ジャンパーや雨具は使わなかった。スパッツも一応持って行ったが使わなかった。ヘッドライトやラジオはいざという時のためのお守りがわりで、使わずに済んでヨカッタ。 |
感想
今年5月下旬に開催される鳥取県高等学校総合体育大会、山岳部の競技会場は大山周辺だ。連休の間に下見をしておきたいということで、5月1日幕営、5月2日登山という1泊2日の日程で生徒を大山に連れてきた。新入部員として男子3名、女子2名が入ってきて、何とか活動ができそうな人数の我が校山岳部で、1年生の歓迎行事も兼ねてのキャンプ&登山をおこなった。
総体本番の幕営地は豪円山の麓の大山国体広場だが、駐車場などの関係で今回は夏山登山道登山口下の下山キャンプ場を利用させてもらった。このキャンプ場は夏休み期間中のみの営業なので、一応事前に電話で了解はとったものの「ご自由にご利用ください」状態であった。1日の午後3時過ぎに到着した時にはまだ駐車場に車は3割程度だったが、夕方にはほぼ満車状態、車中泊する人やバイクとテントで1台分の駐車スペースを上手に使う人やキャンプ場に大きなテントを持ち込んで賑やかにキャンプをする人など、様々な人がいた。
5月2日の朝は5時に起床、朝食をとり、テントを撤収した。鳥の声が賑やかだ。天気予報は晴れの予報ではあるが、昨晩から霧が立ち込めており、朝起きた時にはテントが中も外もびしゃびしゃになっていた。濡れたままのテントを畳み。7時過ぎには登山を開始した。大山は中国地方で唯一の日本百名山だけあって、多くの登山者が登り始めていた。
5月とは言っても例年この時期の大山は残雪でまだまだ歩き難い時期なのだが、この冬は雪が少なかったので、登山道には歩行の障害となるような雪はほぼ無かった。アイゼンもピッケルも全く必要のないコンディションだった。
私が前回大山山頂へ登ったのは2年ほど前の夏だった。そのときは登山を始めてまだ経験が浅かったので、ずいぶんしんどかった記憶がある。今回、高校生の後ろをついての登山なので、ついて行けるかどうかかなり不安はあったものの、実際歩いてみると、2年間の間に私の登山パラメーターが上がったのか、生徒(女子を含む)が手加減をしてくれたのか、前回ほど辛くなくなんとか全行程を歩くことができた。生徒は規定によりトレッキングポールは使用しないのだが、私は全行程トレッキングポール2本を握り締めて4本足で歩いたのが功を奏したのかもしれない。
単に大山登山が目的なら夏山登山道を上がり、元谷コースで大山寺へ下りておしまいなのだが、総体で生徒の技術や体力を審査するために、敢えてもう一山コースに組み込まれている。それが宝珠山だ。スキー場と薮の細道をほぼ直登するなかなか過酷なコースではあるが、昨年氷ノ山のスキー場を何度か登った経験があるので、ペースを考えながら登れば大丈夫だった。
今回は幕営することによって、春の大山を楽しむことができた。夜は霧が深かったもののテントで凌ぐことができたし、朝の小鳥のさえずりも爽やかだった。暑くも無く寒くも無く、夕食は牛丼作って腹一杯食べられたし、連休はまだ続くし(←ここ、大事)、いつもの日帰りソロ登山では味わえない楽しさがあった。山を歩き始めて3年目、いろいろな山の楽しみ方があることにまた気付くことができた。
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