記録ID: 182322
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雪山ハイキング
甲信越
越後鋸山(栃尾側から〜)
2012年04月15日(日) [日帰り]
- GPS
- 03:51
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 620m
- 下り
- 603m
コースタイム
9:14半蔵金郵便局〜11:03主稜線〜11:16鋸山山頂-昼食11:50
〜12:00尾根分岐〜13:05半蔵金郵便局
〜12:00尾根分岐〜13:05半蔵金郵便局
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
先週、samさんから教えてもらった栃尾側からのルート探索で鋸山に登った。 1、駐車場; 半蔵金郵便局駐車場。 郵便局前の家の方が「土日はここに停めても大丈夫だよ、ここが一杯だった らあそこの農協の駐車場に停めればいい」と言ってくれた。 2、天気; 青空の快晴! ザックにつけている温度計は山頂で25℃を示した。 3、雪質; 昨日までの雨と今日の暖かさで表面が溶けて湿った雪。 ザラメでぐちゃぐちゃ。積雪は2mほどで靴は5cm程しか潜らない。 4、急坂登りがあるので10刃以上のアイゼン(つま先に刃があるやつ)が必要。 (かんじきやスノーシューは急登や崩れた細尾根で危ないので不要) 5、栃尾からの登山ルート samさんから教えて頂いた栃尾から鋸山のルート。 半蔵金郵便局の所から林道を登り、すぐに左に曲がり林道除雪終点から 右側の雪山に登っていった。 積雪はまだ2m程ありどこが登山道か全然判らないので地形図とコンパスだけ を頼りに尾根から上の尾根そしてその上の尾根へと登っていくと花立峠〜鋸山 の主稜線手前の尾根小ピーク点(広く緩やかな尾根)となりすぐに主稜線の 細尾根となる。 *下から登る時、目の前の急坂を逃げて横に登って行くと尾根から外れるので 急登でも地形図の尾根に沿って登って行かないといけない。 谷は足の下の涸れ沢の深みに落ちたり、雪崩の危険があるので谷へは降りない。 主稜線には花立峠から稜線沿いに登ってきた先行者の踏み跡がついていた。 主稜線の細尾根は雪がだいぶ溶けたことと先行者の踏み跡があったのでそれほど 危険な箇所(危険と思われる箇所)はなかった。 栃尾側(東側)から登るルートは西側から登るルート(花立峠へ登ってからや 風谷山〜538mピーク点から登るルート)と違い、そそり立つような細尾根や 急すぎて危なくて登ることができなさそうな所はなく比較的安全に登ることが できる。 もし、深雪ラッセルをする体力と根性があれば真冬でも登れるかもしれない。 今日は天気が良く各小尾根ピークに登ると周りの山(守門岳、浅草岳、粟ケ岳) が見渡せて自分の位置確認が容易にできたが、もし曇っていて遠くが見えなかっ たりガスが出ていたら初めてでは難しいルートだったかもしれないと思った。 鋸山山頂からの眺望は非常に素晴らしく西に長岡市内、弥彦山、東に真っ白な 守門岳、浅草岳が綺麗に見える。 下山は「一番絶体信頼のできる自分の登ってきた踏み跡」に沿って寄り道せず に降りてきた。 *稜線伝いに花立峠まで行って見たかったが今日は素直に止めて降りてきた。 6、危険個所; 木の根元の穴と亀裂の長穴。 落ちると胸まで穴に落ち込むので注意。 |
写真
撮影機器:
感想
今年にはいってから何回も雪の鋸山登頂にトライしやっと5回目で登ることができた。
今日の鋸山は、もう冬山ではなく天気が良く暖かで春の山になっていた。
真冬の鋸山に登るには、無雪期にこの栃尾側から何回か登り、地形や景色に慣れて
おけば登れるかもしれない・・・・・と勝手に思った。
*上まで深雪ラッセルする体力と技術があればの話だが・・・
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コメント
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次は山ボードかな?
これからは、だんだん花も楽しめそうな山域ですね。
本格的なアイゼンは、氷雪用と思われがちなもので
すが、今回のような、斜度のある斜面で、しかも表層が
流れる雪質では、しっかり蹴り込み、長めのツメを利
かせると、安心ですね。
私は、斜度がほどほどで表面が解けだした雪質の
斜面の下降で、見事に転び、あっという間に加速して
幸いにブナの立ち木にぶつかっって止まったことがあ
ります。
お蔭様でやっと鋸山に登ることができました。
山ボードは、来年になったらまた考えてみます。
スノボーを練習するか、山スキーを買うか???ですね。
この前まで、アイゼンは凍結、凍雪の山だけで使うものと思っていましたが、新雪のない春山では亀裂や尾根に大きな落込みあり雪の垂直壁の登り降りが所々にあるのでアイゼンが必要なことが判りました。特に垂直壁を降りるときはアイゼンの先爪がないと怖いです。
それと残雪の山はアイゼンが無くてもキックステップで登れますがアイゼンを装着すれば意識してキックステップしなくても楽に登れることも判りました。
今まで新雪の山しか登ったことがなかったので判りませんでしたが、雪質により最適な道具を使わないといけないんですね、まだまだ雪山初心者のままです。
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