鳥海山(中島台〜新山北面ルンゼ滑走)
- GPS
- 08:00
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,794m
- 下り
- 1,786m
コースタイム
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 8:01
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料駐車場有り。 電波は入らないので注意。(4kmほど下ると利用できる) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・中島台〜しばらく木道を歩いてあがりこ大王方面へ向かう。 ・木道が切れる手前から雪をつなぎながらスキー歩行できた。 ・あとは特に危険個所なし。 ・今回は新山北面ルンゼを登って滑ったが、1400mから山頂まではアイスバーンになっていたため途中から担いだ。 |
その他周辺情報 | にかほ市温泉保養センターはまなす 露天風呂付でなんと300円! 食事もおいしいのでお勧め。 |
写真
感想
ゴールデンウィーク後半戦の初日は鳥海山へ。
いや、自分にとっては令和初登山が鳥海山ということになる。
YSHR先生とパクが4月28日から5日連続で山旅を続けているので自分もそこに乗っかる形で参加することになった。
山スキー向けの山やルートは数多く存在するが、やはり鳥海山は自分の中では特別だ。
山全体がスキー場なのでどこからでも登れてどこでも滑れる。
山スキーヤーにとっては聖地といっても過言ではない。
四季を通して白山が最高だと思っているが、山スキーに限って言えば鳥海山がNo1かも。
金沢からはるか7時間かけて秋田まで、遠い、遠すぎる。
だが鳥海山を滑るためなら苦にははらない。そもそも長距離ドライブも嫌いじゃないし。
前日の夕方スタート地点となる中島台でYSHR先生とパクと合流。
翌朝のスタート時間を相談すると1時に起きるというのですかさず「いやいやいや、早すぎて強風ホワイトアウトになるので4時にしましょう!」と説得工作開始。
とはいえフライングスタートが常なので念のため2時半に起床して様子を見よう…どうやらまだ起きていなさそうだ。ホッ。
だが油断はならない、先に支度を済ませていつでもスタートできるようにしておこう。
結局4時過ぎにスタート、ミラクルだ。
ヘッデンも最初だけでほぼ不要だった。
YSHR先生と山に行ってスタートが暗くないパターンはもしかして今回が初めてかも?
スタート時点では山頂は雲に覆われ風も強かったが歩いているうちに雲がみるみる取れてすっかり天気は回復していった。
中島台からのルートは今回が2回目、2年ぶりだ。
前回はセオリー通り千蛇谷を経てのの字を書くように新山を目指したが今回は北面ルンゼから直接新山に登り上げる計画とした。
いずれ北面ルンゼを滑りたいと思っていたので願ったり叶ったりだ。
1400mを過ぎるとさすがに斜面が硬くなってきたのでクトーを装着、更に1800mを超えた辺りで斜度も増してきたのでアイゼン+シートラに換装した。
山頂はすぐそこに見えるのに標高差900m!新山を指さしながら偽ピークなんじゃ?と思うほど近く見えた。
だがそこは富士山現象、登っても登ってもなかなか近づかない。
早く登り過ぎても下山がカチカチになるので敢えてゆっくりペースで登っていく。
七高山には数人の登山者が見えた。
そして新山ゴール!
何人かの山スキーヤーと会ったが、YSHR先生のブログの読者の方もいて声をかけられてびっくりした。
こんな遅い時間にいるとは思わなかったとのこと。
まあ自分が頑張って遅出になるように説得しましたからね!
滑走を始めると辺りは一気にガスに包まれてきた。
一瞬のことだった。
タイミングバッチリ、これより遅かったら雲に包まれていただろう。
上部はカチカチだったが少し標高を落としたら快適ザラメに様変わり。
貸切大斜面を3人で飛ばしていく。
7時間かけて鳥海山まで来てよかった。
最後はあがりこ大王に寄り道して木道を観光客にまみれながら歩いてゴール!
期待通りの素晴らしいGWイベントとなった。
きっとまた来年も来ることでしょう。
コメント
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サンちゃん、
鳥海山と聞いていてもたってもいられずコメントします。
いつもはYSHR先生たちとのレコは憧れの想いを込めて
拝見してますが、私の大好きな鳥海山とあっては
コメントせずにはおれませんでした。
サンちゃんも言う通りこの山は山スキーヤーにとっては
間違いなく聖地ですね。麓のどこからでも山頂に登れて、
大斜面の滑りを楽しませてくれる、風景も素晴らしい山。
滑り終えて振り返る姿も美しい山。
想いはサンちゃんと同じです。
北面ルンゼ、しっかりとお気に入りに入れました。
近いうちにきっと…
tekapoさん、おはようございます。
tekapoさんも中島台のルートはやったことがあるので鳥海山やこのルートの素晴らしさを誰よりもリアルにイメージして頂けると思っていました。
千蛇谷も素晴らしいですが北面も負けず劣らずの素晴らしいルートです。
登りは千蛇谷、滑りは北面といった感じでもいいかもしれません。
是非楽しんでみてください!
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