中倉山〜沢入山=足尾ジャンダルムから=
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- GPS
- 08:21
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,111m
- 下り
- 1,105m
コースタイム
天候 | 晴れ、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場までの渡渉が第1核心 ルンゼガレガレ落石注意 山頂までの稜線そこかしこに鹿フン(笑)けもの道も踏み跡もしっかりな印象 下山に通った一般ルートも結構急傾斜。滑りやすそう ダニがいるそう |
その他周辺情報 | お風呂:国民宿舎サンレイク草木 500円(JAF会員割引アリ) https://sunlake-kusaki.net/ofuro.html ご飯:日光翠園 https://www.tochinavi.net/spot/home/?id=10 |
写真
感想
去年代替としていた皇海山は元々こちらから歩きたいと思っていた。長く歩けるので。
ただ、午後からの天候がアヤシイのにそんなルート取りは如何なものか…考え直し避難小屋側からのスタートに。季節的に皇海山へ行くには暑かったようで、大変不評な山行だった(笑)。
今回、去年わたし達が歩きに行く前に1Dayで歩いたkudanさんとご一緒。
当時から足尾ジャンダルムは気になっていたそうで「行ってみたいですね」と言っていて、GW予定が空いているという事だったので計画。
公害の爪痕と、アカヤシオと、孤高のブナ・波平ピークを見に行く事に(社会的に深刻な問題と自分の趣味とが綯交ぜで山行目的が軽く見えるのはご容赦を…軽視はしていないです。)
深夜に銅親水公園に到着(kudanさん運転ありがとうございました。寝落ちしてすみません…)。
6時半頃出発予定で、最終的に7時出発になったか…まずは足尾ジャンダルムを目指す。
朝の空気は清々しく気分よく歩く。河原へ下り、対岸に見えるペイントから更に上流を見に行き、渡りやすそうな所はどこかを真面目に検討。最終的に中洲を経由して進むのが無難そうだと言う結論に達し準備をする。
kudanさん今回もマリンシューズ持参。わたし相変わらずの素足。
予想通り水温は冷たく、早々につま先の感覚を持って行かれる。
膝上までつかりそうな予感だったので出来る限りまくり上げていたが、一歩深めな所があった位で後は浅そうな所を進めて無事対岸へ到着。
さて…取付き部までどこを進もうか?ガレは崩れそうなのでなるべく藪ぽい所を進む事にしてそちらへ向かうと踏み跡とケルンがあった。
『記録で見ていた見覚えある景色はどこかなー』と上部を眺めながら進む。
残置スリングやら目に入る。岩は乾いて良い感じに見えた。
取付き到着しウロウロ眺めて岩稜数mでもうガレて絶妙なバランスで積み重なっている(嵌っている?)のが見える。これは…登るとかよりも何よりも落石核心。
上部ルンゼ一歩一歩崩さないように神経を遣う。
人様の記録を見ていると観音様の様に見える岩があるらしいが分からなかった。
少し上がった所で対岸の様子が良く見える。ただ、目の前に見えるのは新緑の山ではなく治山工事による段々のある異様な山肌。ちょっと離れたお山は緑がこんもりとしているのに。
一度壊してしまった環境は容易に戻せるものではない事を物語っていた。
稜線上がった所でケルンがあるようなのでそこを目指してみる(見付けられなくても稜線上がって山頂まで行ければそれで良いのだけれども)。
土・岩の流れ止め人工物を越えた所でケルンを見つけた。
予報ではこの日は風が強い事になっていたので、防風兼ねてジャケットを着込んでおく。
風が強い予報は当たった。
前進に物凄く難儀する程ではないけれど、ふらつかないように等気を遣う。何より寒い…。
稜線は長そうに見えたけれど意外にあっさりと山頂に到着。
期待のアカヤシオ…全然咲いてなかった。
向かい風の中、中倉山山頂⇒孤高のブナ⇒ニセ波平ピーク(紛らわしい…ここで引き返している人居たし)⇒波平ピーク⇒沢入山と移動。
沢入山少し先から周囲の山々を気分良く眺め、帰りは追い風の中ササッと中倉山方面へ戻る。
孤高のブナ下部の幾分風を避けられそうな所で大休止を取った。
下山はダイレクト尾根(と言うの?)or井戸沢尾根(だっけ?)がkudanさんの希望だったので、予め調べていて『どうしようかな』と思っていたけれどこの強風。一般ルートで下りる事を即決。
下りは樹林に入ったので風の影響がかなり少なくなり楽になったが、上方から風音は暫く聞こえていた。
一般ルートと言ってもこの山はエアリアには載らないルートらしく、“孤高のブナ”や“波平ピーク”に誘われてきた普段そう歩かない方には結構あの傾斜はツライのではないかしら…と思う…。滑った跡を見掛けた。取付き近くはロープが張られ整備されていた。
林道に出て、他の2ルートで下りたらあの尾根か?など地形図見つつ眺め話しながら銅親水公園へ戻る。
周辺を少し観光し、翌日の登山届を出しに間藤駅へ。
その後お風呂とご飯を食べに移動。翌日のルートで最初の取付き点や継続ルートの取付き点等自分の中で曖昧だった部分の認識合わせをしつつご飯を食べ、再び銅親水公園へ。
1日お疲れさまでした!
去年の秋口から話をしていた中倉山ジャンダルムにGWの後半に行くことができました。
ユガマクからのそのまま移動だったため、相方との合流もスムーズ、移動中若干眠かった為24時間営業のスーパー銭湯で休んでからいこうと思ったら、同じことを考えている人たちで大混雑!取り敢えず風呂だけ入って足早に脱出して銅親水公園で車中泊、ここ今回の山行の拠点でした。
しばしの林道歩きの後、川越えポイントにつく。公園手前から橋があったので最初から対岸にいってしまえばいいのではと思ったが途中ででかい砂防ダムがありとても無理だった、、レポ通りで正解。
としょうは当然のごとくまだ寒かった、足の感覚が無くなるも日光の力で活力をもどす。
ジャンダルム上のガレ場は石が細かくなればなるほど慎重性が求められた。岩がでかいとクライミングチックになっておもしろい。あまり難所ぽいところはなく、ひたすら落石しないように心掛けた。(最初の取り付きが三級らしいかがレベル感がよくわからない)よくよく考えると結構な高度感だったなぁ、、
石垣を超えたらジャンダルム越え終了で、尾根上に行けばケルンに辿り着き大休憩。
ふと足元を見るとダニがビッシリ!半狂乱で落とす。二カ所ほどかまれたが痒み以外は大丈夫だった。マダニじゃなさそう。
その後は中倉山までの暴風で辛かった、というかここが一番辛かった。ナイフリッジとかあったら危なかったので広い尾根で助かった。
中倉山に到着後も風は対して収まらず暴風、、沢入山で絵でもかこうと思ったが、たまらず写真だけとって撤退。帰りのバリルートもあっさりあきらめ無難なルートで無事帰還
下山後、廃墟マニアとして足尾銅山社宅跡の見学にいこうと思ったが見つからず、、帰宅後調べるも写真はあるも場所の細かい説明がない。どこにあるんだろうか、、足尾銅山の鉱山跡地は潰さずにしっかり残していて、金のにおいをさせないのがいい
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