【道のり紹介編】 飛龍山(帰りは三條小屋経由)


- GPS
- 10:17
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,405m
- 下り
- 2,407m
コースタイム
前飛龍、飛龍山、三條小屋で約15分程度休憩
※山行中にGPSが強制終了したため、記録がない部分はカシミールで作成・結合している
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
≪前飛龍まで≫ 前飛龍の直前はちょっとした岩場となっているが鎖などは無く、しかも急登であるため慎重に上る。 ≪飛龍山まで≫ 特に危険な箇所はないと感じたが、前飛龍より先は積雪があった。 積雪量は総じて十数センチ程度であるが、場所によっては膝まで踏み抜く。 場所によってはアイスバーンで滑る箇所があったため、軽アイゼンを装着した。 ≪三條小屋まで≫ 「北天のタル」の手前は膝程度の積雪量となっており、トレースが消えていた箇所があった。 短距離ではあるが、トラバースする箇所では山道が分からないため、細心の注意を払って進んだ。 「北天のタル」以降は特段危険な箇所はないと感じた。 ≪丹波天平まで≫ 特段危険な箇所はないと感じた。 ≪道の駅たばやままで≫ 急な下り坂が続き、場所によっては崩落しかかっているので注意しながら進んだ。 |
写真
感想
先月行った雲取山から見えた飛龍山が気になっていたため、今週は飛龍山に行ってみることにした。
ルートは、前飛龍を経由して飛龍山に向かい、状況を見て、雲取山か三條小屋に向かうかを判断することにした。
ほぼ計画通りに道の駅たばやまに到着し、早速準備を開始する。
フリースを持っていくか悩んでしまい時間が掛かったが、程なくして出発!
(フリースは念のため持っていったが、結局着ることはなかった)
国道歩きから始まり、しばし歩くと、登山口に向かう舗装道路に入る。
舗装道路はなかなかの上りで、周りの畑は熊よけのフェンスでガッチリガードされている。
そんな中をしばし歩くと、登山口がある…って、一旦畑の中を通過する。
サヲウラ峠までは九十九折に急坂を上っていくが、その間、松林や落葉樹林帯、フカフカな落ち葉の絨毯、
富士山の頭、お尻の白い鹿さんなどを見ながら楽しむ。
途中、持ち合わせた地図に載っていない山王沢分岐で、上りの「サヲウラ峠」か、下りの「山道」かで悩んだが、
上りの「サヲウラ峠」を進む。
悩む必要はないはずだが、下りであること、標識が「山道」であることから葛藤が生まれた(汗)。
サヲウラ峠から熊倉山までは、アップダウンの少ない尾根道で歩き易く、雲取山に向かう奥秩父主脈縦走路の稜線や
富士山などが見えて、サヲウラ峠までの疲れも吹き飛ぶ。
熊倉山手前は短いながらも急登だった。
熊倉山から前飛龍までは、やはり前飛龍手前の岩場がポイントだろう。
急登で鎖などはなく、しかも雪で滑りそうで慎重に上る。でも、楽しい…
前飛龍では、写真では表しきれないほどの景観で一人ではしゃいでいた。
前飛龍から飛龍山は、土曜日に雪が降ったせいか積雪量もあり、トレースも消えかけていて歩くのに苦労する。
また、気温が上がってきた影響で、シャクナゲのトンネルや木々に付着した雪が融けてきた水滴で全身濡れる。寒い…
飛龍山は、景観が望めず残念。
さてこの先についてだが、ここまでで想定以上に時間が掛ってしまったため、雲取山への縦走は諦め、
三條小屋を目指すことにした。
飛龍山から北天のタルまでは、総じて積雪量があり膝まで踏み抜く。
また、今日一番の危険個所であるトレースの無いトラバースを進む。
トラバースでは、軽アイゼンはしているものの、ピッケルは持ち合わせていないため、
かなりビビりながら一歩一歩着実に進む。
北天のタルから三條小屋までは、気持ちの良いクマザサに囲まれた山道で軽快に下る。
途中水場が2か所あり、水が無くなりそうだったため汲んでおく。
三條小屋で、今日初めてのハイカーと出会い、なぜかホッとする。
三條小屋で無性に飲みたくなったコーラを買い、半分程度一気飲みをして、渇いたのどを潤す。
ここで小休憩し地図を見返している時、計画に誤りがあったことに気付く。
それは、飛龍山からの帰りのルートはひたすら下りだったと思っていたが、三條小屋はサヲウラ峠より
低い場所にあるため、上り返す必要があるということである。
気付いた時には疲労感が一気に噴き出す(泣)
が、凹んでいても仕方がないので、前に歩き出す。
緩やかではあるものの、(当たり前だが)地図通り、ひたすら上る。
唯一、沢を渡るときだけは一旦下るが、沢を渡った後の上りはきつい。
サヲウラ峠から丹波天平までは、アップダウンの少ない尾根道で歩き易い。
程なくして開けた場所の丹波天平に到着する。
丹波天平から丹波までは、急坂を一気に下る。
最後は丹波小学校敷地内に入り、国道411号に戻り、道の駅たばやまに無事に帰ってくる。
疲れがてんこ盛り〜
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