大日岳へ七姫平から尾根ルートで往復（七姫山・臼越山・前大日岳・早乙女岳・大日岳）

2019年05月03日(金) ~ 2019年05月04日(土)

• GPS: 32:45
• 距離: 30.3km
• 登り: 2,885m
• 下り: 2,881m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:06
• 休憩: 0:59
• 合計: 7:05

8:22 七姫平駐車地点
10:33 10:33 林道終点
11:45 12:30 七姫山
14:02 14:16 臼越山
15:27 1405mピーク

2日目

• 山行: 10:40
• 休憩: 1:23
• 合計: 12:03

5:05 1405mピーク
5:25 5:25 文部省登山研修所冬季前進基地
6:05 6:07 雪見平
6:46 6:46 前大日岳
9:22 10:06 大日岳
11:59 12:00 前大日岳
12:52 12:52 文部省登山研修所冬季前進基地
13:09 13:30 1405mピーク
14:29 14:44 臼越山
15:34 15:34 林道終点
17:08 七姫平駐車地点

天候

(3日)晴れのち曇り、(4日)晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

七姫平のレストラン手前の広場に駐車しました。

写真

5/3 8:28

七姫平のレストラン手前にあった広場に駐車しました。
一泊なので心配されないように、車のフロントに計画書を置きました。

5/3 8:32

ゲートを通り林道に入ります。

5/3 8:32

七姫山登山道のお知らせ。無雪期は通行不可能。
確かに草が茂ると無理な感じでした。
山と渓谷社の登山ガイドにも掲載された山なのに惜しいです。

5/3 8:36

林道沿いにきれいなスイセンが咲いていた。

5/3 8:43

桂台から美女平への道。

5/3 8:43

室堂を目指して観光バスが行く。

5/3 9:03

お知らせ通り、崩れている所もある。

5/3 9:07

人津谷川の水門に到着。

5/3 9:07

水門を過ぎると林道は急に荒れてくる。
水門までは、ある程度の手入れをしているようです。

5/3 9:11

林道と言うより沢ですね。

5/3 9:17

林道は、自然に帰りつつあり分かりにくい。
目印のテープが多数あって助かります。

5/3 9:34

灌木のトラップ。
雪の下の枝が歩く振動で跳ね上がって来ます。
連休前半の山行で直撃され口を切ったので、慎重に進みます。

5/3 9:56

満開のヤマザクラ。

5/3 9:59

青空にピンク。

5/3 9:59

林道の大規模崩壊地帯。
歩きにくいし、落石の心配もあり危険です。

5/3 10:23

ユキヤナギの白い芽が輝いてる。

5/3 10:32

七姫山登山の撮影スポット。
溶岩台地の上に薬師岳。

5/3 10:40

林道終点からピンクテープに従って登ります。

5/3 10:47

治山事業のプレートに出て右に進むと色あせた赤いテープが見えました。それが登山道の入口です。

5/3 10:48

入って直ぐに古いトラロープが下がっている。ほつれている所もあるので信用できません。

5/3 11:27

登山道を少し登ると尾根に出た。
先ずは、七姫山に登ります。

5/3 11:51

七姫山に到着。

5/3 11:57

毛勝三山。

5/3 12:10

展望の主役は、大日岳です。

5/3 11:58

弥陀ヶ原。

5/3 11:59

薬師岳と鍬崎山。

5/3 12:14

真ん中の大日岳と左に剱岳、右に立山。

5/3 12:26

剱岳だけは、最後まで雲の中。

5/3 13:17

臼越山へ登ります。急傾斜の所は、藪が出ていた。
でも、踏み跡があり大助かり。これが無いと辛かっただろうなぁ。

5/3 13:38

七姫山を振り返る。

5/3 14:12

臼越山に到着。
前方に大日岳。

5/3 14:11

大日岳。

5/3 14:27

臼越山の東のピークへ移動中。
大辻山と七姫山。

5/3 14:40

薬師岳。

5/3 14:41

毛勝三山。

5/3 14:43

登山研修所が見えた。

5/3 14:51

鍬崎山。

5/3 15:16

一旦下って、1405mピークへ登り返し。
臼越山を振り返る。

5/3 16:42

本日は、1405mピークにテントを張ります。

5/4 5:18

翌朝、1405mピークの夜明け。
前方に早乙女岳。
ここは、あまり展望が良くないです。

5/4 5:27

鞍部に下って登山研修所を通過。

5/4 5:42

雪見平への登りで白山が見えた。

5/4 5:54

臼越山、七姫山、大辻山の稜線。

5/4 6:18

雪見平からの薬師岳と鍬崎山。

5/4 6:22

テン泊した1405mピークと臼越山。

5/4 6:24

溶岩台地の上に鍬崎山。

5/4 6:32

薬師岳と鍬崎山。

5/4 6:49

弥陀ヶ原。
バックに鷲岳、鳶山、越中沢岳、赤牛岳、水晶岳。

5/4 6:50

ここで、前方左に見えるのを前大日岳と勘違い。
なかなか着かないし、予定時間オーバーしてるし、大日岳は無理かと思い始めます。
（この辺りが前大日岳だったようです）

5/4 6:54

薬師岳と弥陀ヶ原の末端部。

5/4 7:37

薬師岳、鍬崎山と弥陀ヶ原の末端部。

5/4 7:37

薬師岳と弥陀ヶ原。

5/4 7:37

鍬崎山。

5/4 7:38

前大日岳と思っていたピークに到着。
早乙女岳が近すぎる。間違いに気づく。これならいいペースです。一転して気持ちに余裕ができました。大日岳に登るのに十分です。剱岳もチョッピリ見え来ました。

5/4 7:44

大日岳。
近づいたなぁ。

5/4 7:49

毛勝三山、大明神山、僧ヶ岳。

5/4 8:01

早乙女岳あたりから大日岳。

5/4 8:13

雪面に剱岳が顔を出す。

5/4 8:18

剱岳、全容を現す。

5/4 8:21

大日岳まで、あと少し。
でも、ここからが遠かった。

5/4 9:25

大日岳に到着。
三角点は、出てました。

5/4 9:25

祠にお参り。
この辺りだけ雪が無い。

5/4 9:29

立山、テッカテカ。

5/4 9:30

立山。左に別山、右に浄土山、龍王岳。

5/4 9:30

大迫力の剱岳。

5/4 9:30

朝日岳、旭岳、白馬岳、白馬鑓ヶ岳。

5/4 9:30

白馬岳と旭岳。

5/4 9:31

毛勝三山、駒ケ岳、大明神山、僧ヶ岳。

5/4 9:31

毛勝三山。

5/4 9:31

朝日岳。

5/4 9:31

白馬鑓ヶ岳、白馬岳、旭岳。

5/4 9:32

剱岳と立山。

5/4 9:33

弥陀ヶ原と北ア南部の山々。

5/4 9:34

水晶岳。

5/4 9:35

赤牛岳、水晶岳、鷲羽岳、祖父岳。

5/4 9:35

立山。

5/4 9:36

広大な弥陀ヶ原が丸見え。

5/4 9:37

弥陀ヶ原の末端部。

5/4 9:37

白山。

5/4 9:37

笈ケ岳と大笠山。

5/4 9:37

大笠山、奈良岳、見越山、大門山。

5/4 9:38

薬師岳と鍬崎山。

5/4 9:38

鍬崎山と白山。

5/4 9:55

剱岳を眺めながらランチタイム。

5/4 9:56

最高の景色。頑張って良かった。

5/4 9:56

剱岳と白馬岳。

5/4 10:01

白山連峰。

5/4 10:08

大辻山から大日岳に続く尾根。

5/4 10:12

グエッと鳴き声がしたので、見るとライチョウがいた。
山頂で会った方は、雷鳥平では鳴き声がやかましいくらい沢山いたとおっしゃっていたので、こっち側でも出てくれないかと思っていたので、うれしかった。

5/4 10:13

視線が合いましたね。

5/4 10:13

直ぐに、そっぽ向かれました。

5/4 10:14

4本爪アイゼンを効かせて登って行きます。

5/4 10:16

夫婦でいたのですが、彼女は恥ずかしがり屋さん。
写真を撮れたのは、この一枚だけ。

5/4 10:18

ライチョウの足跡。
左に進んでいるのですが、よく分かりませんね。

5/4 10:30

剱岳。そろそろ見納め。

5/4 11:06

コット谷へ下る尾根を覗いてみる。
見えている山は、大熊山。

5/4 11:14

前大日岳と間違えたピークに戻って、大日岳を望む。

5/4 11:13

テカテカしてきた薬師岳。

5/4 11:14

テカテカの薬師岳アップ。

5/4 11:18

薬師岳と弥陀ヶ原。

5/4 11:20

この下りの痩せ尾根が怖かった。
雪が緩み崩れるし、アイゼンに雪団子が付いて、もうたいへん。まともに歩けないので後ろ向きで下りました。
「行きはよいよい帰りは恐い」通りゃんせの歌詞が頭の中で巡っていました。

5/4 11:39

こっちが、本当の前大日岳ですね。
帰りはしっかりと確認します。

5/4 12:01

前大日岳から大日岳。

5/4 12:02

前大日岳と間違えたピーク。
いかにも前大日岳って感じしませんか。

5/4 12:12

大日岳を中心に右が前大日岳、左が間違えたピーク。
こっちから見ると、やっぱり左のピークが立派に見える。

5/4 12:18

雪の中に毛虫を発見。
生きています。雪の中で冬を越したのかな？たくましい。

5/4 12:53

登山研修所に戻ってきました。
積雪を測るポールがあった。
今の時期で140�僂辰董△笋辰僂蠑�雪？

5/4 14:39

1405mピークでテントを回収して臼越山に到着。
後は、下りだけだ。

5/4 15:03

急傾斜の雪が無い所は、イワウチワが咲いていた。
きれいなピンク。重い荷物で、しゃがむの辛いけど写真撮りました。

5/4 15:11

急傾斜は、こんな感じで雪が付いていない。
踏み跡があって、本当に良かった。

5/4 15:37

林道の終点に下りて来ました。
溶岩台地と鍬崎山。薬師岳は、雲の中です。

5/4 15:48

林道に出たが、水門までは障害物競争です。

5/4 17:48

帰り道、信号で停車中に横を見ると、水田に逆さ剱と大日岳。
赤信号のうちに急いでパチリ。

撮影機器：

OLYMPUS PEN mini E-PM2 オリンパス

PowerShot SX720 HS CANON

感想

makomo

七姫平から前大日岳経由で大日岳へは、一度登りたいと思っていたコース。
人津谷から登るのが早いのだろうけど、雪解け時期の谷は怖そうなので、尾根ルートを選択しました。アップダウンがあるので辛いけど、大辻山〜七姫山間を歩いているので、大辻山〜大日岳間の赤線がつながるのも魅力です。
今年は、少雪なのが心配でしたが、七姫山の登山道を使って尾根に出れば残雪に出会えるだろうと考え、実行しました。
登山研修所手前の1405mピークにテン泊し、翌朝はサブザックで大日岳往復です。雪見平では人津谷から登られた方がテン泊していました。室堂までの縦走でしょうか。午前中は、雪がガチガチの状態でアイゼンを利かせてペース良く登れました。しかし、帰りは雪が腐って痩せ尾根の下りが怖かった。
昼からは曇ってくれたので、涼しくて体も楽でした。晴れていたら臼越山の登り返しでバテていたかも。