中山(剱岳展望台)
- GPS
- 07:30
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 865m
- 下り
- 838m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
早月川沿いの県道333号線については、馬場島6km手前で通行止め。 往復12km程度歩くか自転車等の移動手段が必要。 中山については当日他に登山者はなく、トレースもまったくなし。 場所によって2m程度の積雪があり、腰まで埋まるケースもある。 雪は腐っているのでアイゼンは不要だが、直登かつ急登なので滑落防止のためピッケルは必須。 中山山頂から東小糸谷へ抜ける場合、沢筋横の斜面をトラバースする場所もあるためピッケルによる支持が必要。 温泉は上市町内にいくつかあり。 今回は「ゆのみこ温泉」に寄った。(大人500円、露天風呂あり) |
写真
感想
日帰りで行ける山を探していたところ、メンバーから「中山」に行こう、という提案がありました。
皐月賞も先週終わったし、今更中山競馬場に行って何するんだろう?と思っていたら、富山にある山のことでした。
そもそも中山競馬場で登山できないし。
2011年に結成した石川ミリオンピークスは北陸のサークルですが、なんとこれまで一度も北陸の山に登ったことがなかったんです。
近場で、手軽に、雪山を楽しめる、ということで二人でその「中山」とやらに行くことになりました。
朝6:00に北陸道の呉羽PAで待ち合わせ、車2台で上市町奥の馬場島に向かいます。
聞いていた話では「中山」は標高1200mくらいの山で、登山口から1時間半くらいで登れる手軽な山、のはずでした。
しかしここで落とし穴
登山口の6km手前で通行止め。
仕方なしに歩くことにしました。往復12km追加はなかなかのアクシデントです。
約1時間ほどで登山口に到着しました。
そして登山開始直後、落とし穴◆
トレースまったくなし。
仕方なしにスマホのGPSとメンバーの記憶を頼りに登り始めます。
登ってみると、ほぼ直登でかなりの急登。
それでもゆっくりマイペースで登ります。
そして1時間ほど登って稜線手前で落とし穴。
雪が腐っていて、かつ2mくらい積もっているため、腰まで足が埋まります。
ほぼラッセル状態で踏み抜くこともしばしば。
ピッケルを打ち込みながら四つん這いで体重を分散させながら登ります。
稜線に出るとそこから中山山頂までは割とすんなりと行けました。
しかし、登山口から山頂までの時間は約2時間半。予定より1時間も遅い。
恐るべし雪山。
ただし、苦労して登った甲斐があり、山頂独占&快晴&無風。ポカポカ陽気で昼寝もできそう。
景観もすばらしい。
剱岳は間近で見ることができ、さすが「剱岳展望台」と謳っているだけのことはあります。
クズバ山が目の前に立ちふさがって奥の方は見ることができませんが、大日岳とか、赤谷山とかもなかなかの迫力です。
それらの山々の写真を思う存分撮った後、バーナーを出して焼肉、カレー、カップラーメンを作ります。
久しぶりに余裕をもってゆっくりランチを楽しむことができました。
食事が終わったらいつも通りコーヒーを淹れます。今日は「コロンビア」の豆を挽きます。
なかなか甘くて香りもよい。そんなこんなで1時間以上滞在しましたかね。
下山コースは来た道とは別の沢筋を下ります。
登山道は全く見えないので、たまに見えるリボンを目安に適当に下ります。
雪が2mもあるとどこでも歩けちゃうんですよね。
ただし木が全くないところは雪崩の危険があるので避けながら、注意して下ります。
しばらく行くと東小糸谷の沢筋に出ました。
雪崩の後のデブリを沢が解かしてところどころ穴が開いています。
その横をピッケルでバランスを取りながらトラバースします。
滑り落ちるようなところも結構あり、スリル満点でしたが何とか立山川まで下ることができました。
そこからはまた車まで6km程度の車道歩き。
登ってきた時より長い気がします・・・しかも靴の中は入った雪が解けてビチョビチョ。
スパッツすればよかった、と反省しました。
何とか車まで着いて、サンダルに履き替えしばらくまったり。
その後上市町の「ゆのみこ温泉」に行きました。
露天風呂もあるし、広いのでなかなかお勧めです。
今回ことごとく邪魔されたクズバ山に今度は登ってみたいと思います。(憎めないヤツって感じです)
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