至仏山＆景鶴山。景鶴はデカかった！

2019年05月05日(日) ~ 2019年05月06日(月)

• GPS: 19:58
• 距離: 35.8km
• 登り: 1,721m
• 下り: 1,736m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:53
• 休憩: 1:26
• 合計: 8:19

4:56 鳩待峠
6:09 6:10 原見岩
6:37 6:37 オヤマ沢田代
7:03 7:14 小至仏山
7:45 7:57 至仏山
8:11 8:12 高天ヶ原
9:28 10:27 山ノ鼻
11:06 11:06 上ノ大堀橋
11:19 11:19 牛首分岐(中田代三叉路)
11:44 11:45 下ノ大堀川橋
12:09 12:10 竜宮十字路
13:15 見晴(下田代十字路)

2日目

• 山行: 9:44
• 休憩: 1:36
• 合計: 11:20

5:05 見晴(下田代十字路)
5:29 5:29 東電尾瀬橋
7:56 7:56 与作岳
8:53 8:58 景鶴山
9:58 9:58 与作岳
10:57 11:00 笹山
11:16 11:17 東電尾瀬橋
11:39 12:42 見晴(下田代十字路)
13:17 13:17 竜宮十字路
13:37 13:37 下ノ大堀川橋
13:54 13:54 牛首分岐(中田代三叉路)
14:08 14:10 上ノ大堀橋
14:43 15:04 山ノ鼻
16:21 16:22 鳩待峠
16:25 ゴール地点

累積標高
・鳩待〜至仏山〜山の鼻〜鳩待　900m
・見晴←→景鶴山　900m

携帯の電波
・尾瀬の湿原は携帯圏外だが、小屋はauのLTE、Wi-Fiが使えます。
・見晴では、場所とタイミングによってDoCoMoのFOMAがつながりました。

天候

1日目　晴れ
2日目　晴れの高曇り、のち曇り時々雨たまに本降りと雷　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鳩待峠駐車場
　朝の3：30着で最後の一台。（戸倉には鳩待満車の表示有）
　※満車だった場合は戸倉に戻って4：40の始発のバスを予定。次のバスは7：50なので要注意。
＜バス時刻表＞
https://kan-etsu.net/publics/index/43/

鳩待の駐車料金は1日2500円。2日目以降も。以前は2日目以降1000円だったのに値上がり。

コース状況／危険箇所等

至仏山
　全域積雪豊富。ただし、山頂から山の鼻へのコースは植生を踏まずに行けるぎりぎりの状況。いずれにしても、至仏山は5月7日から入山禁止。
尾瀬に行くらな尾瀬保護財団のHPは要チェック。
https://www.oze-fnd.or.jp/

景鶴山
　登山道はなく残雪期限定の山。予想していたよりハードだった。湿原から見る景鶴山の穂先はちょっとした岩稜帯のように見えるが、実際は標高差100mほどのスケール。槍の穂先と同程度。雪の付き方次第で難易度が全く変わる。燧岳の柴安�瑤侶梗个茲蠅呂罎襪ぁ�今年度は、6日の雨により、穂先の雪が切れるので多分賞味期限切れ。

写真

5/5 4:39

鳩待の駐車場は深夜3：30で最後の1台でした。上の段のスペースが積雪のため閉鎖されていました。
2日目以降も2500円。以前は2日目以降1000円でした。値上がり。
気温3℃。

5/5 4:39

5/5 4:40

鳩待。

5/5 4:42

トイレの周りにもこんなに雪が。

5/5 4:55

さて、雪がずぶずぶになる前に至仏山に向かいます。

5/5 4:56

まだ雪面がカリカリで歩きやすいです。ツボ足でも十分行けます。

5/5 5:07

が、早めにアイゼン装着。カリッと刺さる感じで快適に歩けました。

5/5 5:16

トレースバッチリ。

5/5 5:27

いい天気です。

5/5 5:31

5/5 5:46

5/5 5:47

5/5 6:08

至仏山が見えてきました。

5/5 6:19

5/5 6:34

5/5 6:37

　最高の天気です。

5/5 6:42

5/5 6:52

小至仏経由で行きます。

5/5 6:56

結構な急登。

5/5 7:05

小至仏ゲット。

5/5 7:10

一休み。

5/5 7:16

さて、至仏山に向かいます。

5/5 7:35

5/5 7:40

5/5 7:46

至仏山到着。

5/5 7:46

尾瀬が良く見えます。
明日登る予定の景鶴山も見えてます。

5/5 7:46

5/5 7:48

5/5 7:48

やっほー。前回来た時にはガスガスだったもんね。

5/5 7:52

5/5 8:01

山の鼻に下ります。夏は登り専用なので、下れるのはこの季節限定。

5/5 8:10

ハイマツ帯に入らないようにルートどりします。夏道も一部出ていますが通行止めです。

5/5 8:15

5/5 8:17

5/5 8:28

途中からシリセード。

5/5 8:36

5/5 8:38

雪面が濡れているので、冬山アウターでもお尻まで濡れました。

5/5 8:52

5/5 8:53

キャッホ〜！

5/5 8:58

5/5 9:14

山の鼻到着。

5/5 9:27

5/5 9:43

至仏山荘で腹ごしらえ。キーマカレー、美味でした。

5/5 10:21

長い尾瀬湿原を見晴まで行きます。

5/5 10:37

5/5 10:41

場所によって雪が厚い所と薄いところがあるので、踏み抜き落とし穴に注意します。

5/5 10:43

5/5 10:43

微妙な残雪。

5/5 10:45

5/5 10:47

5/5 11:06

5/5 11:17

5/5 11:22

水没ズブズブ地獄もありました。

5/5 11:28

この落とし穴が曲者です。

5/5 11:33

一休み。

5/5 11:35

5/5 11:45

景鶴君が見えてきた！明日行くからね〜

5/5 11:46

5/5 12:04

5/5 12:05

リュウキンカかな？一部、ミズバショウの咲いている所もありました。

5/5 12:12

竜宮着。

5/5 12:27

休憩にコーヒーをいただく。尾瀬は水が美味しいのでコーヒーも美味。

5/5 12:41

5/5 12:42

5/5 12:47

5/5 12:56

5/5 13:11

見晴はもうすぐだよ！

5/5 13:14

5/5 13:16

弥四郎小屋着。

5/5 13:31

お部屋。繁忙期以外個室です。

5/5 13:31

お部屋からの素晴らしい景色。

5/5 13:32

廊下の突き当りのチェアーからは至仏山の展望スペース。

5/5 13:43

談話室。

5/5 13:44

洗面は、なんと、お湯が出ます！！！

5/5 13:44

お風呂。至仏山の展望付き。

5/5 13:51

コーヒーショップでまったりします。

5/5 13:54

毎度の。

5/5 14:10

テラスでのんびりするのもイイ感じ。

5/5 14:10

5/5 14:25

弥四郎の湧き水。

5/5 15:11

良い眺めだ。

5/5 15:36

テラスもいいぞ。

5/5 16:43

お風呂。

5/5 17:36

夕食はとんかつ。

5/5 18:10

食堂。
本日の宿泊は8名。ガラガラです。

5/5 18:13

夕日。

5/5 18:14

5/5 18:20

別館の1F。ストーブがあって乾燥室代わり。

5/6 5:02

【2日目】
朝は晴れているようです。

5/6 5:08

東電の橋を目指して雪原を適当に進みます。

5/6 5:28

橋を発見。

5/6 5:30

5/6 5:32

さて、どこから取り付こうか・・
小屋の人は東電小屋の方は傾斜がきついので、笹山の右側からがいいんじゃないかな？って言ってました。でも、どこからでも尾根に取り付けそうです。

5/6 5:50

5/6 5:57

急登と緩傾斜の斜面が交互に来る感じ。

5/6 6:15

5/6 6:29

昨日の日中が高温だったためか、標高1700mより下のトレースはほぼ消えてました。

5/6 6:32

5/6 7:03

5/6 7:37

まだ8時前なのに、雪が緩み始めてズボズボです。

5/6 7:55

5/6 7:56

5/6 8:32

景鶴はすぐそこに見えるのに、実はかなり遠い。

5/6 8:33

5/6 8:38

景鶴の手前のピークにザックをデポして景鶴の「穂先」に挑戦。

5/6 8:40

傾斜はそれほどでも無いが、雪質がズボズボ。ピッケルのシャフトがズボッと埋まってしまう感じ。

5/6 8:44

5/6 8:46

最大の難所。大きな岩と岩をつなぐスノーブリッジですが、だいぶ溶けていてギリギリ人が通過できる感じ。強く蹴り込むと崩れるかも。6日の雨で多分切れるでしょう。代替ルートがあるかどうか知りませんが、ここが通れなければ山頂には行けないと思います。

5/6 8:48

ここから先はナイフリッジもありますが慎重に行けばなんとか。

5/6 8:51

5/6 8:54

景鶴山到着！！！！
遠かった・・・・

5/6 8:55

5/6 8:55

5/6 8:57

山頂と湿原の標高差は600mほど。

5/6 9:02

さて、下りは慎重に。

5/6 9:04

なかなか痺れる下山でした。

5/6 9:04

5/6 9:05

5/6 9:11

5/6 9:11

シリセードできるところは積極的に活用（笑）

5/6 9:18

弥四郎小屋の朝食弁当。

5/6 9:54

5/6 9:59

5/6 10:00

5/6 10:37

下りはあっという間ですね。

5/6 10:59

5/6 11:13

5/6 11:16

5/6 11:39

桧枝岐小屋でランチをするために、見晴まで帰ってきた。

5/6 11:40

5/6 11:48

5/6 11:49

5/6 11:57

ラーメンのしょっぱいスープが体にしみる。

5/6 11:59

やっぱ、焼肉定食。豚の味噌漬けを焼いた感じ。

5/6 12:28

珈琲もいただいてまったりする。

5/6 12:53

貸し切りの湿原を山の鼻まで行きます。

5/6 13:57

5/6 14:12

ズブズブ地獄。踏み抜き地獄に要注意。私は1回踏み抜いて股までハマりました。

5/6 14:22

5/6 14:40

途中本降りの雨に見舞われる。

5/6 14:45

山の鼻の至仏山層で休憩。花豆ソフトを食す。
昨日は大勢の人で賑わっていたのに、きょうはほぼ人がいない。悪天予報の連休最終日だからですかね。

5/6 15:05

ここから鳩待まで、地味に長い。

5/6 15:10

5/6 15:21

5/6 16:20

最後に本降りの雨と雷の歓迎に合う。

5/6 16:24

お疲れ様でした。
鳩待の駐車場がガラガラ。

撮影機器：

SIGMA DP1 Merrill シグマ

SIGMA sd Quattro ボディ シグマ

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

kazucchi42

　連休最終日にガッツリ計画を入れました。最終日に6日は午後の天気が崩れる予報でしたが、最後に雨に降られるのは覚悟の上で決行。覚悟はしてたけど本当にガッツリ雨に降られて最後はかなり寒かったです。

　至仏山は雪たっぷりで最高のコンディションでした。以前来た時には雪も少なくガス模様で微妙でしたが、今回は好天に恵まれて最高の状態でした。山の鼻への下りもザラメ雪でシリセードには最適。でもお尻はびっしょりになりましたが。ゴアのアウターでも濡れた雪面のシリセードだと効果ないですね。

　さて、今回のメインイベントは景鶴山。
　残雪期しか行けない山で、標高差もさほどではないので舐めてましたが、行ってみたらかなりガッツリの厳しめの山でした。雪山初心者にはお勧めしにくい感じです。
　まず、尾根への取り付きのルートが判りづらい。小屋の人に聞いても、東電小屋の方じゃなく東側が良いんじゃない？みたいな感じでした。当日のトレースも取り付き部分は人それぞれ。要はどこからでも登れる感じです。

　景鶴山の山頂は遠くから見ると小ぢんまりしてますが、実際には結構大きくて穂先は槍の穂先と同じぐらいの規模です。雪の付き方で難易度がずいぶん変わる印象。今回は雪質がズボズボで、一部雪が切れかけているところがあり、今シーズンは本日が最後のチャンスって感じでした。

　雨に降られたり、雷に見舞われたりと試練の山行でしたが、登った感満載の良い山行でした。

コメント

moontopaz

素晴らしいアタックです(^^)
kazucchiさん　Ｓさん　こんにちは(^^)
ＧＷ最後の2日に至仏山プラス景鶴山とはまたすごいコース取り持ってきましたね〜
さすがです
そしてkazucchiさんの感想の説明（景鶴山）がとても分かりやすいです
景鶴山の山頂手前の雪がズボズボじゃない時に行ってみたいと思いました(^^)

最後の雨と雷はきつかったですね、お二人とも体調崩しませんでしたか？
お疲れ様でした

kazucchi42

Re: 素晴らしいアタックです(^^)
moontopaz さん、こんばんは。

　景鶴山は１週間前のレコを見ると雪もたっぷりで、アプローチは多少苦労するかもしれませんが、登頂には良い時期だったみたいです。今年位の雪なら、鳩待峠が開通してすぐに行くぐらいがいいかもしれません。今回は湿原の雪も緩んで木道周辺のステルス踏み抜きをいかに回避するかで相当気を使いました。やっぱり早めがいいです。

　相方は雨に打たれて、気温も４℃と急に下がったので、車に乗ってからも寒い寒いと訴えるので心配しましたが、何ともなかったようです。