源太ヶ岳-大深岳-小畚山
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 869m
- 下り
- 843m
コースタイム
三ツ石山三角点-松川大橋駐車場13:10-13:40奥産道ゲート
天候 | 快晴 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪はかなり締っているが、一部ワカンかスノーシューを要す 熊もかなり遊んでいる様子 |
写真
感想
ガスらない時のチャンスを逃がしてはならない。もうすぐ山の雪が無くなるので、
雪があるうちは残雪の景色をたっぷり味わっておきたい。
山の景色は雪の消え具合で大きく変化して趣が深い。
昨日雨降りだったので、岩手山の輪郭がはっきりしていて、凛とした佇まいに、
おみごと、と言うほかなかった。源太ヶ岳の例年の雪庇は、大きく崩壊していたので、危険を避けるように左側を迂回して登る。源太ヶ岳から大深岳までは稜線のコースで、ほとんど土の上を歩く。雪から土へと変わると、何か安心感がある。
大深岳からは、大きな雪庇の上を下るが、あちこちにクラックが入り、また雪が軟らかく危険を感じ、ワカンを着ける。軟らかい雪は最近降ったものか、白くてクラックを覆い隠している。
小畚山(こもっこやま)の頂上付近は、全く雪が無くなっている。ここで昼食休憩とするが、風が無く暖かい。その辺りの高山植物達が、今にも芽を吹き出しそうである。
熊よけに、地声で「ヤッホ-」と遠吠え?すると、予期せずに「ヤッホ-」と帰って来た。山びこではなく、生の声である。だが人影は見当たらず。でもこのように山でしか出来ない珍事は、嬉しいものである。
小畚山から三ツ石山までほとんど土の道が続いている。自分は三ツ石山には行かず、三ツ石山の三角点のあるピークから、松川大橋に向けて下る。すると先ほどの
「ヤッホ-」の声の方のスキーの跡が2本あって、納得す。自分とは逆のコースで
大深岳に向かっていた。
数年前、この辺りで小さな小熊(全長30cm位)が、腹から腸を出して死んでいたのを思い出す。どうしてあんな死に方をしたのか、想像もつかない。
今日も2か所で熊が散歩した跡を見た。この時期要注意である。
松川大橋からゲートまでの奥産道は、気温が上がったせいで靴が半分ほど潜る。
奥産道に今日の足跡が見られず、この良い天気でも、他に入山者がいなかったようである。陽気のせいか、余り疲労感もなく、さっぱり気分で帰宅に付く。
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