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Yamareco

記録ID: 185664
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

【第二次多摩武蔵縦走作戦】青梅丘陵・雷電山・高水山・岩茸石山・黒山・蕨山・有間山【丁82.5】

2012年04月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
13:15
距離
45.4km
登り
2,712m
下り
2,681m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
13:04
休憩
0:10
合計
13:14
6:01
13
6:14
6:14
4
第1休憩所
6:18
6:18
6
第2休憩所
6:24
6:24
6
6:30
6:30
11
第3休憩所
6:41
6:41
6
第4休憩所
6:47
6:47
6
6:53
6:53
12
7:05
7:05
17
第50号鉄塔
7:22
7:22
6
7:32
7:32
5
7:37
7:37
5
7:42
7:42
8
7:50
7:50
16
8:06
8:06
17
8:23
8:23
35
8:58
8:58
13
9:11
9:11
5
9:16
9:20
17
9:37
9:43
4
9:47
9:47
10
9:57
9:57
29
10:26
10:26
3
10:29
10:29
13
10:42
10:42
14
10:56
10:56
14
11:10
11:10
8
11:18
11:18
17
11:35
11:35
29
12:04
12:04
13
12:17
12:17
18
有間ダム休憩所
12:35
12:35
31
13:06
13:06
4
13:10
13:10
10
大ヨケの滝
13:20
13:20
28
小ヨケの滝
13:48
13:48
16
14:04
14:04
23
14:27
14:27
19
14:46
14:46
10
14:56
14:56
8
15:04
15:04
18
15:22
15:22
31
15:53
15:53
25
16:18
16:18
10
16:28
16:28
53
17:21
17:21
65
18:26
18:26
5
18:31
18:31
27
蕨山登山口
18:58
18:58
11
19:09
19:09
6
19:15
河又名栗湖入口BS
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:青梅駅
復路:河又名栗湖入口バス停〜飯能駅
コース状況/
危険箇所等
蕨山・有間山周辺は急な登りと急な下りの連続。
白谷沢は濡れており、歩く人も多いので注意。

有間ダムに食事処・売店あり。
もう明るくなった青梅駅を出発。
2012年04月29日 06:01撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 6:01
もう明るくなった青梅駅を出発。
今日は好い天気となりそうだ。
2012年04月29日 06:05撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 6:05
今日は好い天気となりそうだ。
永山公園からの第一歩。
2012年04月29日 06:10撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 6:10
永山公園からの第一歩。
金比羅神社と桜。
2012年04月29日 06:12撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 6:12
金比羅神社と桜。
第1休憩所
2012年04月29日 06:14撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 6:14
第1休憩所
第2休憩所
2012年04月29日 06:18撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 6:18
第2休憩所
第3休憩所
2012年04月29日 06:30撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 6:30
第3休憩所
第3休憩所から梅郷方面
2012年04月29日 06:34撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 6:34
第3休憩所から梅郷方面
第3休憩所から青梅市街
2012年04月29日 06:35撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 6:35
第3休憩所から青梅市街
第4休憩所
2012年04月29日 06:41撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 6:41
第4休憩所
電線の通り道は視界が開ける。
2012年04月29日 06:42撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 6:42
電線の通り道は視界が開ける。
道はまさにハイキングコースで歩きやすい。
2012年04月29日 06:44撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 6:44
道はまさにハイキングコースで歩きやすい。
トレランしている人をよく見かける。
2012年04月29日 06:50撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 6:50
トレランしている人をよく見かける。
第50号鉄塔
2012年04月29日 07:05撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 7:05
第50号鉄塔
この人もトレラン。起伏のある箇所だがサクサクと進んでいた。
2012年04月29日 07:16撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 7:16
この人もトレラン。起伏のある箇所だがサクサクと進んでいた。
前の画像箇所を上がった所からの眺め。
2012年04月29日 07:17撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 7:17
前の画像箇所を上がった所からの眺め。
だんだんと山道っぽくなってきた。
2012年04月29日 07:27撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 7:27
だんだんと山道っぽくなってきた。
ノスザワ峠
2012年04月29日 07:28撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 7:28
ノスザワ峠
力攻めじゃーっ!
2012年04月29日 07:43撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 7:43
力攻めじゃーっ!
はあはあ…ひいひい…ふうふう…
2012年04月29日 07:45撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 7:45
はあはあ…ひいひい…ふうふう…
ちょっと一休み。
2012年04月29日 07:47撮影 by  MOND, KDDI-SN
1
4/29 7:47
ちょっと一休み。
辛垣城跡
2012年04月29日 07:48撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 7:48
辛垣城跡
辛垣山
2012年04月29日 07:50撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 7:50
辛垣山
桜の花びらがちらほらと。
2012年04月29日 08:05撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 8:05
桜の花びらがちらほらと。
雷電山
2012年04月29日 08:06撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 8:06
雷電山
雷電山頂からの眺め。
2012年04月29日 08:06撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 8:06
雷電山頂からの眺め。
OTK?(後で調べると「青梅 to 鴨沢」とのこと。)
2012年04月29日 08:08撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 8:08
OTK?(後で調べると「青梅 to 鴨沢」とのこと。)
道に石ころが目立ってくる。
2012年04月29日 08:17撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 8:17
道に石ころが目立ってくる。
榎峠。意外と車の通りがある。
2012年04月29日 08:24撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 8:24
榎峠。意外と車の通りがある。
熊のいない山は無いものと心しないと。
2012年04月29日 08:25撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 8:25
熊のいない山は無いものと心しないと。
高水山へ。
2012年04月29日 08:35撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 8:35
高水山へ。
登りが連続する。
2012年04月29日 08:43撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 8:43
登りが連続する。
永栗ノ峰
2012年04月29日 08:58撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 8:58
永栗ノ峰
対蜘蛛の糸防御兵器、「木の枝」。発見が遅れると役に立たない。
2012年04月29日 09:08撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 9:08
対蜘蛛の糸防御兵器、「木の枝」。発見が遅れると役に立たない。
常福院不動堂
2012年04月29日 09:11撮影 by  MOND, KDDI-SN
1
4/29 9:11
常福院不動堂
高水山の桜。
2012年04月29日 09:15撮影 by  MOND, KDDI-SN
2
4/29 9:15
高水山の桜。
高水山頂
2012年04月29日 09:16撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 9:16
高水山頂
山桜もまた良し。
2012年04月29日 09:31撮影 by  MOND, KDDI-SN
1
4/29 9:31
山桜もまた良し。
どんどん登る。さっきの木の枝は放棄。
2012年04月29日 09:34撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 9:34
どんどん登る。さっきの木の枝は放棄。
岩茸石山
2012年04月29日 09:37撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 9:37
岩茸石山
良いね。
2012年04月29日 09:38撮影 by  MOND, KDDI-SN
1
4/29 9:38
良いね。
富士山は残念ながら。
2012年04月29日 10:21撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 10:21
富士山は残念ながら。
逆川丸
2012年04月29日 10:29撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 10:29
逆川丸
優美な紫。
2012年04月29日 10:39撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 10:39
優美な紫。
黒山
2012年04月29日 10:42撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 10:42
黒山
木立の向こうに棒ノ嶺。
2012年04月29日 10:44撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 10:44
木立の向こうに棒ノ嶺。
権次入峠
2012年04月29日 10:56撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 10:56
権次入峠
今回は下る。
2012年04月29日 10:57撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 10:57
今回は下る。
人の数がそれまでの10倍くらい。
2012年04月29日 11:03撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 11:03
人の数がそれまでの10倍くらい。
今年最後の桜かな。
2012年04月29日 11:14撮影 by  MOND, KDDI-SN
1
4/29 11:14
今年最後の桜かな。
沢が出現。
2012年04月29日 11:17撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 11:17
沢が出現。
新緑が萌出る今日この頃。今後さらに濃さを増すことだろう。
2012年04月29日 11:17撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 11:17
新緑が萌出る今日この頃。今後さらに濃さを増すことだろう。
水が収束して流れ落ちる。
2012年04月29日 11:27撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 11:27
水が収束して流れ落ちる。
たくさん登ってくるので擦れ違いに注意。
2012年04月29日 11:30撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 11:30
たくさん登ってくるので擦れ違いに注意。
落差の激しい滝。
2012年04月29日 11:36撮影 by  MOND, KDDI-SN
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落差の激しい滝。
峡谷らしくなる。
2012年04月29日 11:40撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 11:40
峡谷らしくなる。
鎖設置個所も。
2012年04月29日 11:41撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 11:41
鎖設置個所も。
若い女性も結構来ている。
2012年04月29日 11:42撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 11:42
若い女性も結構来ている。
もっと暑くなったら、もっと人が増えるだろうな。
2012年04月29日 11:47撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 11:47
もっと暑くなったら、もっと人が増えるだろうな。
白谷沢登山口
2012年04月29日 12:04撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 12:04
白谷沢登山口
白谷の泉。あまり冷たくはなかった。
2012年04月29日 12:04撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 12:04
白谷の泉。あまり冷たくはなかった。
有間ダム堤体
2012年04月29日 12:10撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 12:10
有間ダム堤体
堤体から名栗湖
2012年04月29日 12:13撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 12:13
堤体から名栗湖
糧秣を温存し有間ダム休憩舎で昼食をとる。
2012年04月29日 12:17撮影 by  MOND, KDDI-SN
1
4/29 12:17
糧秣を温存し有間ダム休憩舎で昼食をとる。
煮込みうどんとしばずと、水3杯。
2012年04月29日 12:23撮影 by  MOND, KDDI-SN
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4/29 12:23
煮込みうどんとしばずと、水3杯。
有間渓谷入口にある大ヨケの滝。
2012年04月29日 13:04撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 13:04
有間渓谷入口にある大ヨケの滝。
今の季節は熊も腹を空かせているのかしら。
2012年04月29日 13:06撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 13:06
今の季節は熊も腹を空かせているのかしら。
大ヨケの滝の本体。
2012年04月29日 13:11撮影 by  MOND, KDDI-SN
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4/29 13:11
大ヨケの滝の本体。
小さい滝がいくつもある。
2012年04月29日 13:15撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 13:15
小さい滝がいくつもある。
小ヨケの滝にも寄る。
2012年04月29日 13:20撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 13:20
小ヨケの滝にも寄る。
以降、急な登りが続く。
2012年04月29日 13:24撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 13:24
以降、急な登りが続く。
中登坂
2012年04月29日 13:48撮影 by  MOND, KDDI-SN
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4/29 13:48
中登坂
大ヨケの頭
2012年04月29日 14:04撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 14:04
大ヨケの頭
岩の合間を縫って上る。
2012年04月29日 14:07撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 14:07
岩の合間を縫って上る。
藤棚山
2012年04月29日 14:28撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 14:28
藤棚山
さらに登る。
2012年04月29日 14:41撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 14:41
さらに登る。
ようやくベンチが見えてきた。
2012年04月29日 14:45撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 14:45
ようやくベンチが見えてきた。
蕨山。1200くらいかと思っていたら1000ちょいだった。
2012年04月29日 14:46撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 14:46
蕨山。1200くらいかと思っていたら1000ちょいだった。
武甲山はやっぱり遠いなあ。
2012年04月29日 14:48撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 14:48
武甲山はやっぱり遠いなあ。
有間山を目指す。
2012年04月29日 15:20撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 15:20
有間山を目指す。
有間山(橋小屋の頭)
2012年04月29日 15:22撮影 by  MOND, KDDI-SN
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4/29 15:22
有間山(橋小屋の頭)
有間山(タタラノ頭)
2012年04月29日 15:53撮影 by  MOND, KDDI-SN
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4/29 15:53
有間山(タタラノ頭)
曇って薄暗くなってきたし動物でも出てきそうだ。
2012年04月29日 16:18撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 16:18
曇って薄暗くなってきたし動物でも出てきそうだ。
逆川林道に出る。
2012年04月29日 16:28撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 16:28
逆川林道に出る。
長い林道歩きの始まり。
2012年04月29日 17:57撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 17:57
長い林道歩きの始まり。
テントを張っているが、設営場所が水場に近過ぎるのでは?
2012年04月29日 18:03撮影 by  MOND, KDDI-SN
4/29 18:03
テントを張っているが、設営場所が水場に近過ぎるのでは?
なんとか日没前に人の営みのある所に到達。
2012年04月29日 18:26撮影 by  MOND, KDDI-SN
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4/29 18:26
なんとか日没前に人の営みのある所に到達。
先ほど入った登山口。
2012年04月29日 18:31撮影 by  MOND, KDDI-SN
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4/29 18:31
先ほど入った登山口。
河又名栗湖入口バス停。まだバスがあって良かった。
2012年04月29日 19:16撮影 by  MOND, KDDI-SN
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4/29 19:16
河又名栗湖入口バス停。まだバスがあって良かった。
撮影機器:

感想

大型連休はどこも混むと予想されたのでなかなか予定が決まらない。
4月28日、29日と好天が続くこととなったので、
4月28日:福島県三春の桜花見(日記にupしたので、そちらを参照のこと。)
4月29日:前年の残課題処理
4月30日:休養
とした。
28日は好天に恵まれ、満開の桜の素晴らしさに、ついつい三春湖の周りをぐるりとひと歩きしてしまった。
この福島行で結構お金がかかったので、翌日は東京近郊で安く上げることとした。
だが、どうも想定では距離が長すぎる。前日結構歩いているし大丈夫かしら、脚とか痛くならないかしらと心配ではあったが、日没前に下山できりゃあいいんじゃと軽く考えてやや早めに寝る。

翌朝、6時少し前に青梅駅に降り立つ。GPSについては駅到着直前に電源を入れておいたので、待つことなく現在位置を把握。
前日結構歩いたので最初青梅丘陵ハイキングコースで調子を整えるというのは賢明な判断だったろう。空は青く、道は歩きやすい。所々に残る桜の花が顔をほころばせる。出だしは順調だ。
辛垣城跡周辺が青梅丘陵ハイキングコースのクライマックスと思われる。上りは急で、頂上付近は大きな岩が鎮座している。こんな城でも落城してしまうものなんだなあ。

一旦、榎峠まで下りて車道を渡り再び山道へ。それまでの道とは違い、木の根や石ころがごろごろ現れる。
それと虫に蜘蛛の巣。虫の羽音が絶え間なく聞こえ、何回も蜘蛛の巣が顔の辺りにかかる。というか、なんで顔の高さにあるんだ?森林限界上を歩きたくなる。雲取あたりまで行かないと無いけど。丹沢は良かったなあ。
耐え切れずに高水山の少し前から適度な長さの木の枝を拾って目の前の巣をからめ取っていくこととした。
しかし、ちょうど高水山の前から、どこから湧いたのかと思うほど人の数が増えてきて、彼らが先導して蜘蛛の巣を払ってくれるので早々に無用の長物と化した。そもそもずっと手に持っているとついつい強く握ってしまって余計な体力を使ってしまう。

岩茸石山で絶景を堪能したあと棒ノ嶺方面に向かうが、第一次とは異なり今回は名栗湖に下る。階段に一歩足を踏み出すとしたからわらわらと大量の人が登ってくる。まあ手頃な近さの気持ち良い所だから人が多いのは当然で、擦れ違い等に時間がかかると予想されたが、休み休み歩けるということでもあるので問題は無い。

白谷沢は久しぶりに歩いたが、滝あり、岩場あり、緑ありで相変わらず素晴らしい道だ。僅々2〜3劼靴ないのが惜しいくらい。気持ちよさについつい長居したくなる。39人の大集団グループが登ってきていたがマナー良くストレスは無かった。もっと暑くなれば、もっと大混雑するのだろう。十分混むに値する沢道だが、ものすごく混むようなら、真夏はマイナーな小さな沢や渓谷で時を過ごしたいな。

名栗湖・有間ダムに至り、糧秣を温存して休憩舎で昼食をとることにする。たまには座って休みたいしね。以前ここで食べたおにぎりはおいしかった。今日は気温がやや高めで暑かったことからうどんは汁まで全部食す。しかし、かえって喉が乾いてしまった。

飲み物を改めて調達して蕨山を目指す。当初は金比羅尾根をさいしょから歩こうかと思っていたが、逆方向に進まないといけないので、有間渓谷方面に進み、近い所から直登に近い感じで登ることとする。大ヨケの滝という有間渓谷入口にある滝をすぎると登山口があり、そこから暫くはやや緩やかな道。歩いていくとこちらにも大ヨケの滝。先ほどの滝の上の部分だ。ずっと上から流れてきているのだ。
しばらく歩くと分岐があり、小ヨケの滝というのもある。左側100mということなので、観に行くことにした。この他にも名もない滝がいくつかあり、まさに水の源たる山だ。
小ヨケの滝以降は急坂の連続である。いつか山頂に着くと思って少しずつ進むしかない。金比羅尾根との合流である中登坂でもまだ標高は700m程度。蕨山は1200はあると思い込んでいたので、少々へたれる。この先も登りに次ぐ登り、急登に次ぐ急登である。ようやく山頂にあるベンチが見えたときは顔がぱっと華やいだ。

蕨山から武甲山方面(恐らく大持山)が見えたが、そこへ行くとなるとまだ数時間かかる。有間山(橋小屋の頭)への道すがら、今後とるべき方針について考える。昼の暑さもあって疲れてきており、このままではまたシラジクボで諦めて下山することになるだろう。所期の目的を達し得ない公算が高いところに仕掛けてもしようがない。

ということで、有間山方面へ転進することとした。有間山も起伏が激しいことでハードだが、何時間も歩くわけではないし、歩き終えれば林道に出るので、そこを下っていけばよい。降りればさわらびの湯があるしね。
決断すると、一面雲に覆われ薄暗い灰色の世界になった有間山へと足を踏み出す。薄暗くて静かで単独行となると、熊でも出るんじゃないかと戦々恐々だったが、何物も出てこなかった。今日であった陸上の動物は青梅丘陵で見かけたリス(ラッキー!)のみである。

日没2時間前に林道に出て、以降は車は通るが人は通らない林道を延々とグネグネと下る。展望はよいので飽きはしなかったが、だんだん暗くなってくるのでいつごろ降りられるか不安になってくる。日没までに降りられなかった場合、これが山道だったらアウトだなあと思う。そのうち有間渓谷界隈に下りてきたのだが、湿度が上がって着ているものが湿っぽくなってしまった。早く温泉に入りたい。

結局、日没前に下りることができたが、さわらびの湯はとっくに閉まっていた。17時に閉まるとはね。さわらびの湯バス停も終電は17時台まで。仕方がないのでバスを期待して集落の方まで歩く。河又名栗湖入口バス停は20時台まで便があって助かった。

当初想定では武甲山に登って温泉に入ってビールを飲んで締めるという形だったが、ビールは無し。さすがに製塩している体は綺麗にしないといけないので近くの銭湯で身を清めたのだった。

今回は、最初から距離的に無理かな〜と思っていたが、やっぱり無理だった。
脚を傷めずに無事下山できたので良しとしよう。
計画を組み直し、近々再挑戦することとなるだろう。

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