武奈ヶ岳(坊村から小川新道経由)
- GPS
- 04:56
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,396m
- 下り
- 1,390m
コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:52
天候 | 曇り。稜線上強風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
牛コバから渡渉地点までの道、渡渉地点、小川新道入ってからの道迷い地点、シャクシコバへと続く稜線上の倒木。 |
写真
感想
数年前に、友人家族と子連れで武奈ヶ岳に登った際、あろうことか下山途中に道迷いをしてあわや遭難しかけたことがあった。その後どこでどう正しい道を外れてしまったのか気になっていたが、ちょうど白川方面に行く用があり、足を伸ばして道迷いを検証することにした。
前回は、坊村からまず武奈ヶ岳に上り、その後中峠、シャクシコバを経て、小川新道を下り、牛コバ通って坊村に戻るルートだった。ので、今回はその逆周りを行くことにした。
坊村から牛コバまでは林道。牛コバから先は踏み跡も今ひとつ不明瞭な道。崩れているところも数箇所あり。前回は暗くなる中を子連れだったので必死だったが、思いのほか傾斜も距離もあったのだなあ。渡渉地点では前回バランスを崩して携帯を水没させたが、今回も片足を滑らせて浸水。ちょっと雨が降ったらとても無傷で渡れる気がしない場所だ。渡渉からしばらく歩くと、トレイル上にはっきりと「小川新道を経て中峠」の道標が現れる。前回は逆方向から来ているし、トレイルに降りた地点がずれていたため、この道標には気づかなかった。さらにもう少しトレイルを進んで、前回の道迷い地点を再訪。前回、何故かここで強引に川を渡り、対岸の道なき道を下ろうとしてエライ目に遭ったものだった。。。今思い出してもゾッ。。
道標に戻り、小川新道へ。初めこそ赤いテープが目に付くところにあるのだけれど、植林エリアを出た直後、谷の切れ目のような所に出ると、バタっとテープが無くなる。谷を横切って向かいの山に取り付くのか、谷に沿って登るのか、または手前の山に折り返して登るのか。行きつ戻りつして、数年前のほのかな記憶を頼りに、谷に沿って登る。途中、立ち木のかなり高い位置に赤テープがあってホッとする。もう少しあるともっと安心するのだけどな。谷筋もひとつふたつ分岐していたが、ほぼまっすぐ(やや右より)に登っていくと、かろうじてロープが目に入る。そこから先はテープもいっぱいあって、すぐ稜線に上がれた。
一番心配なエリアも過ぎて、後は稜線を辿るだけと思っていたが、そこからも結構難儀な道のり。稜線上に巨木の倒木が道を塞ぐこと多数。琵琶湖からの強風もあって体が冷えるのでウインドブレーカーを着込む。シャクシコバまで行くと、傾斜も緩くなり、後は中峠、コヤマノ岳を経て、間もなく武奈ヶ岳到着。天気も今ひとつだし風も強いしで、いつもは賑わう山頂にも人影まばら。エネルギー補給して、早々に下山。
復路はオーソドックスに西南稜、御殿山コース。久しぶりに夏道を通る。雪が無い時に来たのは久しぶりだったけれど、案外山肌が砂地(乾いたパサパサ土)っぽくて、微妙に足を取られた。下りはちょっと体に負荷かけてみようとなるべく小走りで下って、3時前に無事下山。
6月の縦走前のトレーニングになったかな??
何はともあれ、道迷い現場の再訪を果たせてすっきり。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する