唐松岳・・残雪のアルプス大展望を求めて

2012年04月29日(日) [日帰り]

• GPS: 05:31
• 距離: 9.4km
• 登り: 954m
• 下り: 934m

コースタイム

八方池山荘前8:45―9:28八方池―10:37丸山―11:49唐松岳頂上12:23―13:09丸山―14:17八方池山荘前

天候

快晴・微風で絶好ながら、かなり暑い1日

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

白馬八方尾根スキー場の第3駐車場利用(無料・トイレあり)・・ゴンドラ駅まで徒歩10分弱です(8時〜シャトルバスもあります)
ゴンドラ駅近くには500円〜1000円/日の駐車場が多数あります
ゴンドラ+リフト×2(往復計2600円)で標高1800m超の八方池山荘までアクセスできます
8時ゴンドラ運行開始でしたが、駅に到着した7時40分の時点でかなりの行列ができていました・・ゴンドラの輸送力は十分で、8時にチケット購入、8時15分には乗車できて8時45分には八方池山荘前に到着しました

コース状況／危険箇所等

ゴンドラ乗り場前に登山相談所が開設されていて、そこで届けを提出しました
GWの好天が続いたせいでしょうか、八方池山荘からのルートにはしっかりとステップが頂上まで刻まれていました
時節柄、踏み抜きには要注意ですが、歩きにくいというほどではありませんでした
頂上直下に短いナイフリッジがありますが、本日の雪質では危険は感じませんでした
丸山への急登が見えた時点でアイゼンを装着しましたが、結局頂上までアイゼンが必要な雪質にはなりませんでした・・ナイフリッジ部分では“安心の保険”の意味で必要性はあったと思います
トレースのステップを踏んで行く分には、スノーシューも不要でした

写真

4/29 5:20

八方へ行く前に、R406白沢隧道前の後立山展望地へ立ち寄りました

4/29 5:19

思い入れのある鹿島槍ヶ岳〜五竜岳縦走路の稜線

4/29 5:19

鹿島槍をアップで

4/29 5:20

菱形紋様くっきりの五竜岳

4/29 5:20

五竜岳〜唐松岳

4/29 5:22

本日登る予定の八方尾根

4/29 5:26

こちらは白馬三山

4/29 5:26

昨年の今頃、悪天候で苦労していた白馬岳

4/29 5:45

第3駐車場近くまで来て五竜岳と白馬ジャンプ台

4/29 8:00

ゴンドラアダムの行列・・25年ほど前の年末に、スキー場トップまで半日かかったことが頭をよぎりましたが、本日の待ち時間はさほどでもありませんでした

4/29 8:15

ゲレンデ下部は雪が消えていますが・・

4/29 8:25

うさぎ平まで上がるとまだタップリです

4/29 8:45

八方池山荘前から・・ステップがしっかりと刻まれていました

4/29 8:52

白馬三山

4/29 8:59

ミッドレイヤーも脱いで、インナーとオーバーパンツで登る気温です

4/29 9:05

鹿島槍〜五竜は、まさにアルプスの真っ只中にいるという臨場感

4/29 9:10

登山者は多いですが、夏場のようなことはありません

4/29 9:27

ケルンが多数

4/29 9:41

またの機会にこれをやってみたい

4/29 10:37

丸山ケルン

4/29 10:59

ようやく本峰(奥)が見えてきました

4/29 10:59

今日1番驚いたのは、頂上右手の雪渓を滑って行った外国人のスキーヤーでした

4/29 11:02

急登ですが、雪はこの状態

4/29 11:04

天候や距離・標高差から、楽勝とタカをくくっていましたが、暑さとユル雪でかなり体力消耗・・反省です

4/29 11:16

ここで抜かれたこのスキーヤーです

4/29 11:22

間近で見るとかなり凛々しい唐松岳

4/29 11:23

主稜線に出ると立山連峰が目に入り、思わず「ウォ〜!」でした

4/29 11:23

剱岳

4/29 11:23

五竜岳もこのアングルだと優しい感じです

4/29 11:23

立山〜剣岳

4/29 11:45

頂上へのナイフリッジ部ですが、ユル雪でかなりナマった感じでした

4/29 11:54

唐松岳頂上到着・・予想より疲れました

4/29 11:56

登ってきた稜線を振り返ります

4/29 11:57

いつかは挑戦してみたい不帰嶮

4/29 12:07

この方、頂上から垂直に見えるこの谷を滑って行かれました・・take care! great!と、登頂者の注目が集まりました

4/29 12:41

好天ながら雷鳥さんに遭遇

4/29 12:41

こちらは雄の雷鳥

4/29 12:42

つがいのようでした

4/29 13:50

不帰嶮三峰

4/29 13:50

同二峰

4/29 13:50

一峰とキレット

4/29 13:51

天狗尾根

4/29 13:52

乙妻山〜高妻山

4/29 14:02

妙高山

4/29 14:02

雨飾山〜火打山でしょうか

4/29 14:15

残雪のスノトレを満喫して八方池山荘到着

4/29 15:49

鬼無里の湯で一服して明日登る飯縄山へ

4/29 18:02

途中の大望峠も中々の展望でした

撮影機器：

α100 DSLR-A100 SONY

Optio WG-1 ペンタックス

感想

sht

今年のGW前半は全国的に好天のようで、北信の2山(唐松岳、飯縄山)でのスノトレを計画しました。(ただし飯縄山では殆ど雪が消えていましたが。。)

1日目は後立山連峰の唐松岳です。
唐松岳は、ゴンドラで標高1800m以上まで上がれる、“楽々日帰りアルプス”・・の予定でしたが、ゆる目の雪と上昇した気温に、シッカリと体力消耗したスノトレとなりました。

とはいえ、この日のような天候を選べば技術的な難度は低く、低山スノトレの延長線で“残雪のアルプス大展望&登頂”を楽しめる貴重なルートだと思いました。