【初めての森林限界越え】 金峰山&瑞牆山
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- GPS
- 09:18
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,833m
- 下り
- 1,811m
コースタイム
金峰山、富士見平小屋(復路)、瑞牆山で10〜15分程度の休憩
天候 | 晴れのち曇時々霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
≪無料駐車場〜大日岩≫ 特に危険な箇所は見受けられなかったが、ぬかるんでいる箇所が多数あった。 富士見平の水場は豊富に出ていた。 ≪大日岩〜金峰山山頂≫ 大日岩から先はアイスバーンなので、軽アイゼンを装着していた方が安全である。 稜線上では、風が強かった。 ≪富士見平小屋〜瑞牆山≫ 黒森分岐から先はアイスバーンなので、軽アイゼンを装着していた方が安全である。 |
写真
感想
山歩きを始めてから初めてのゴールデンウィークっ!
いつもは日帰りなので、今回は初めての避難小屋泊を考えた。
ゴールデンウィークは混雑が予想されるので、5/1、2での一泊二日を計画。が、どうも5/2の天気が優れない…
悩んだ挙句、残念だが今回は避難小屋泊を諦めて、5/1の日帰りに変更した(泣)
折角買ったシュラフをどうにか使えないものかと悩んだ結果、少し遠出をして前日車中泊をしようと考えた。
場所は、前から行きたかった金峰山と瑞牆山を計画。
前日の19:00に自宅を出発し、瑞牆山荘手前で鹿の通せんぼを食らったものの、22:00過ぎに現地に到着。
瑞牆山荘近くの無料駐車場には、十台以上が駐車していた。
早速、車のシートをフラットにし、シュラフを取り出して寝てみた。
意外と寝心地が良くて温かく、程なくして眠りについた。
当日は日の出と共に出発したかったので、準備時間を考え、4時くらいに起床することにしたが、3時半に起床した。
山歩きの日はいつも目覚ましが鳴る前に起床してしまう(汗)
まだ辺りは真っ暗だったので、しばらくボーっとしていたが、うっすらと明るくなってきたので準備を始めた。
瑞牆山荘近くの登山口から出発!
当日の天気は曇りで風もある予報だったが、無風で晴れ間も見え、テンションも上がる。
最近の山歩きでは後半バテ気味になるので、最初はペースを乱さないように上る。
と、後ろからソロの方があっという間に追い越す、、、は、速い…
逸る気持ちを抑え、マイペースを心掛けて上る。
程なくして富士見平に到着。
富士見のテント場では多くのテントが幕営していた。
富士見平の近くにある水場では美味しそうな水が豊富に出ていて、水が無くなったら帰りに寄ろうと思った。
富士見平は休憩せずに大日小屋に向かう。
途中、苔むした景観が綺麗なところや、冷たく透き通った小川があり、疲れも吹き飛ぶ。
大日小屋のテント場には数張りのテントが幕営していた。
大日岩の手前は開けており、景観が良かった。
大日岩から先はアイスバーンで、軽アイゼンを装着した。
途中、左手に金峰山の稜線が見え隠れしてテンションが上がる!
早くその稜線に行きたいと否でもペースも上がる。
ワクワクしながらひたすら上ると開けたところに出て、念願の稜線や五丈岩が目の前に!
疲れを忘れて、稜線や富士山などの景観を楽しんでいたが、ふと我に返って金峰山山頂に向かう。
稜線では風が強く、しかも軽アイゼンを装着しているため、所々にある岩場ではバランスを崩さないように慎重に歩く。
着実に歩いて行くと五丈岩に到着し、目の前に山頂が!
五丈岩を見回した後、先に進み、金峰山山頂に到着っ!
山頂には誰もいなかったが、後から学生さんが来て少し話をする。
なんでも富士見平でテント泊をしており、5/2に部活で皆と金峰山に上る前の下見に来たとのこと。
5/2は天気が崩れる予報だが、大丈夫だったのだろうか…
初めての森林限界超えに感動しつつ、景観を楽しんでいたが、雲行きが怪しくなってきたため、
おにぎりを一個食べて金峰山小屋経由で瑞牆山に向かうことにした。
金峰山小屋までは急坂で慎重に下る。
と、途中で最初に追い抜かれたソロの方が上ってきたので、少し話をする。
なんでも既に山頂には到着しており、金峰山小屋に立ち寄るため一旦下り、上り返して国師ヶ岳に向かうとのこと。
とても健脚な方であったが、無事に国師ヶ岳に到着したのだろうか…
富士見平から瑞牆山までは距離は短いものの、その分急坂が多く、また岩場を上るため、全身の疲労感が半端ない。
ガレ場や岩場はしっかりと確認しながら上れば問題ないとは思うが、慣れていないため、上るのに意外と時間が掛かる。
やっと着いた黒森分岐から先はアイスバーンとなっているため、軽アイゼンを再装着して上る。
鉄梯子を上った先が瑞牆山山頂で、無事に到着っ!
山頂は景観が良いが、足元が岩ということもあってか心落ち着かない。
景観を楽しんだ後、名残惜しいが下山開始。
疲れが溜まっているところに、ガレ場や岩場を下るのはきつく、また天鳥川を渡った先の上り返しを見たとたんに
心折れそうになるも、気合いを入れ直して上る。
そんなこんなで富士見平に戻り、その後はひたすら下り、無事に無料駐車場に到着っ!
疲れはてんこ盛りであったが、とても楽しく、充実した山歩きであった。
yamabee様こんにちわ
僕も明日からテント泊で1泊で瑞垣山、金峰山登山の予定なので非常に参考になりました。
写真とかも多く状況をとてもよく把握できました、ありがとうございます!
アイスバーンの状況を危惧しているのですがやはりまだありそうですねー。アイゼンをもっていないので無いとやはり危ないですかねー。
それにしても日帰りで2山制覇。タフですねw
憧れの山なのでとても楽しみにしています。
お疲れ様でした。
gtr23様、こんにちわ。
コメント、ありがとうございますっ!
明日からテン泊ですか!
私が行った時も多くの方がテン泊していて、とても羨ましく思っていました。
金峰山に向かう山道では大日岩の先から、瑞牆山に向かう山道では黒森分岐の先からアイスバーンとなっていて、軽アイゼンを未装着の方や4本爪の軽アイゼンの方が滑ったり転んだりしておられましたし、歩くのに時間も掛かりますので、6本爪程度の軽アイゼンがあると良いのではないかと感じました。
明日は天気が回復するようですが、今日の雨による増水が見込まれることやアイスバーンにお気をつけて、楽しい山歩きとなるように祈念しておりますっ!
ありがとうございました
yamabee様
只今モンベルにて6本爪軽アイゼンを購入してまいりました。不安要素は少しでも取り除いておいた方がいいですよね。
たくさんの情報をありがとうございます
いってきます!
gtr23様、こんにちわ〜
軽アイゼンを買われましたか!
これで心配事が減って、後は山歩きを楽しむだけになりましたね
お気をつけて行ってらっしゃいませ〜
車中伯とはいえ、日帰り2峰はすごいわ。
とても付いていけません。
結構空いていたんですね。
五丈岩は登らなかったの?
今年もガンガンですね。
dora-chan師匠に優しくも厳しく指導して頂いたお陰でございます。
初心者である私では怪我をしそうでしたので五丈岩は上りませんでした(汗)
ところで、dora-chan師匠の西穂高岳山行を拝見させて頂きました。
素晴らしい景色やライチョウの写真に感銘しました。
私ももっと経験を積んで技術や判断力がついたら穂高に行ってみたいです!
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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