奥多摩駅から雁坂峠：三条の湯で一泊

2019年05月24日(金) ~ 2019年05月25日(土)

• GPS: 16:14
• 距離: 61.3km
• 登り: 5,550m
• 下り: 4,778m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:34
• 休憩: 0:25
• 合計: 6:59

距離 28.6km 登り 2,704m 下り 1,958m

8:55 奥多摩駅
9:14 9:17 農指山
9:20 9:22 石尾根縦走路・六ツ石山登山口
9:43 越路ノ杜
10:03 十二天山
10:12 三ノ木戸林道分岐
10:37 10:42 六ツ石山分岐
11:21 石尾根縦走路・倉戸山分岐
11:37 鷹ノ巣山
11:45 11:46 鷹ノ巣山避難小屋
12:18 高丸山
12:31 千本ツツジ
12:41 12:46 七ッ石小屋上分岐
12:57 七ツ石山
13:03 ブナ坂
13:23 13:25 奥多摩小屋
13:30 ヨモギノ頭
13:47 小雲取山
14:25 14:26 雲取山避難小屋
14:27 14:32 雲取山
14:33 雲取山避難小屋
14:46 14:47 三条ダルミ
15:54 三条の湯

2日目

• 山行: 8:31
• 休憩: 0:40
• 合計: 9:11

距離 32.7km 登り 2,845m 下り 2,840m

5:49 三条の湯
7:11 北天のタル
7:32 三等三角点比竜
7:34 飛龍山
7:44 7:45 飛龍権現神社
7:50 7:52 禿岩
8:13 大ダル
9:11 将監小屋
9:16 将監峠
9:25 9:26 牛王院平(牛王院北)
9:30 9:31 山ノ神土
10:05 唐松尾山
10:25 独標2044m
10:37 黒槐の頭
10:54 水干尾根
10:58 11:20 水干
11:23 11:24 水干尾根
11:34 笠取山
11:40 笠取山展望地
11:49 笠取山西
11:55 小さな分水嶺
11:59 12:00 雁峠
12:27 燕山
12:55 古礼山
13:14 13:15 水晶山
13:34 13:36 雁坂峠
13:56 14:00 井戸ノ沢出合
14:19 沓切沢出合
14:32 14:34 沓切沢橋
14:48 14:50 雁坂トンネル有料道路料金所駐車場
14:56 雁坂峠登山道入口
15:00 道の駅みとみ

天候

2日とも晴！

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

三条ダルミと三条の湯をつなぐ水無尾根の途中、標高1470m付近に崩落個所あり。迂回路はいったん1550mぐらいまで登る高巻き道。2018年7月に開通したそうで、2019年版山と高原地図には迂回路だけが載っている。自分は迂回路があることを知らずに「迂回路」の現地標識を見て高巻き始めて、登るにつれてルートミスしたのではないかと不安になって、結局戻って崩落個所を通った。三条の湯でお会いしたベテランハイカーさんによると、迂回路開通後も時間短縮のために崩壊箇所を通る人が結構いるらしい。写真24〜26参照。

その他周辺情報

下山後ははなかげの湯。暑かったので水風呂があって良かった。

写真

5/24 8:55

朝9時の奥多摩駅。

5/24 9:49

2日日間とも新緑が素晴らしかった。

5/24 10:40

六ツ石山。たぶん44年ぶり。少しは記憶が甦るかと思ったけど全然・・・

5/24 10:54

ここでは尾根道に上がらず楽な左へ。

5/24 11:14

デカいヘビ！ ネットで調べたらヤマカガシかな？

5/24 11:37

鷹ノ巣山

5/24 12:11

高丸山は巻くつもりだったのに間違えて登り始めてしまった。ええい、登っちゃえ！ 標高差100mの急登。

5/24 12:17

板からはみ出しそうな豪快な山名表示。一瞬「喜丸上」かと思った（^ ^）

5/24 12:31

もしかしてと思って千本ツツジも登ったけれどツツジはまだ蕾だった。

5/24 12:42

いつもお世話になっておりますの水場。

5/24 12:57

七ツ石山から雲取山。

5/24 13:11

いつも撮ってしまう。

5/24 13:19

カラマツ林の向こうの富士山。青と緑がきれい。

5/24 13:42

個人的に石尾根のクライマックスと思ってる小雲取への登り。頭をカラッポにして登る。

5/24 14:02

4年ぶりにヒカリゴケを見に東の脇道へ行くも見つからず・・・

5/24 14:05

イチリンソウがあちこちに咲いてた。

5/24 14:22

尾根に戻って最後の登り。

5/24 14:30

雲取山到着！

5/24 14:34

このアングルももう少しで緑が濃くなるんだろうな。

5/24 14:46

三条ダルミから水無尾根へ。

5/24 15:07

水場があるのに水無尾根って？

5/24 15:29

1470m地点。左へ下る旧道にロープが貼られていたので右に登るも、地図上の水無尾根からどんどん離れていくので不安になり、結局戻ってロープをくぐって進んだ。

5/24 15:31

ここが崩落していた。写真左に映っている倒木が大きくて下は巻けそうにないので上を巻く。あとで三条の湯の方に聞いたところ、以前は下を巻く人が多かったけれど、倒木が徐々にずり落ちているらしい。

5/24 15:35

このロープの向こう側から降りてきて迂回路と合流。

5/24 15:48

崩落地点以外は新緑の気持ち良いなだらかなトレイル。

5/24 15:54

三条の湯に到着して初日終了！

5/24 18:19

小屋の敷地でみかけたヒメレンゲ。

5/25 6:13

2日め。青空と新緑の中ノ尾根からスタート！

5/25 6:53

本コース3つめの水場。

5/25 7:25

飛龍山への近道分岐。地図ではバリルート表示で笹の中の急登だけど、荒れてはおらず、踏み跡もハッキリしてる。

5/25 7:32

飛龍山

5/25 7:49

禿岩。今回のコースで一番展望が素晴らしいと思った。

5/25 7:49

富士山アップ。雲ひとつなし！

5/25 7:49

南アルプス

5/25 7:50

八ヶ岳

5/25 7:52

今日これから行く山々。中央やや左が唐松尾山。

5/25 9:10

将監小屋。水場の脇でカエル4匹が合唱してた。

5/25 9:21

ゴルフ場のような牛王院平への登り。

5/25 10:05

唐松尾山

5/25 10:28

南アルプスがほんの少し近くなった。

5/25 10:57

水干。わずかな水溜まりがあってその奥が湿っているが流水は見られない。

5/25 10:59

ここから「水場道」なる方へ降りていくと

5/25 11:01

ここで多摩川の最初の1滴！ 1L汲むのに数分かかった（^^;;）。ハチもたかってきて何気に辛い。

5/25 11:19

水干へ登り返して水場を見おろす。写真中央の白っぽいところ。

5/25 11:35

笠取山。こちらが本当の山頂。

5/25 11:35

高度感がある。

5/25 11:40

こちらの標識の周りは広くて人がたくさん。

5/25 11:49

西に下って振り返る。写真でよく見る急登。

5/25 11:59

雁峠

5/25 12:03

フデリンドウ！

5/25 12:27

燕山。地図には載ってないけど巻き道もあった。右奥にラスボス2頭が見える・・・

5/25 12:36

雁峠からは広々とした草原状の稜線が増える。

5/25 12:55

古礼山

5/25 13:15

今回のラスボスにして最高峰、水晶山！

5/25 13:28

この立ち枯れ木、存在感がハンパない。

5/25 13:31

雁坂峠手前から雁坂嶺を望む。独特な景観。

5/25 13:34

雁坂峠。ここで稜線を離れて一気に下る。

5/25 14:00

井戸沢で水を汲む。暑いので冷たい水が本当にありがたい。

5/25 14:03

井戸沢を超えたら一気に新緑が増えた。

5/25 14:20

ここで沢ともお別れ。

5/25 14:24

沢から離れるとなだらかで走りやすいトレイルがしばらく続いて

5/25 14:33

この沓切沢橋から舗装路に。

5/25 14:54

この標識で右のトレイルに入ったら400mぐらいショートカットできた。

5/25 14:59

ヤマツツジ！

5/25 15:00

道の駅みとみのバス停にゴール！

5/25 15:03

ゴマソフトで記念撮影中に「撮りましょうか？」の声。なんと山好き同僚のYさんがご主人と！ ビックリした〜！

撮影機器：

iPhone SE Apple

感想

Echigoya

途中で一泊しないと回れない長いコースでいくつか夏に行ってみたいところがあるので、近場で1泊トレランなるものを試してみた。

結果は――

膝や足首は2日めも大丈夫だった。ただ、2日めは息が切れやすくてスピードが出ない。このパターンで遠出をするとしたら2日めは時間に余裕を持たせて、トレランというよりはファストトレッキングぐらいの気持ちで楽しむ方が良いように思った。

初めての三条の湯はとても良かった。温泉が嬉しいのはもちろん、スタッフの方がさわやかで感じが良い。自分が宿泊した日は金曜ということもあって30畳近い大部屋に8人だけ。混雑時も定員以上の予約は断るそうなので、必ずゆったり寝られるというのもありがたい。携帯電波がつながらず、もちろんテレビもない世界で、16時から翌日6時まで、体も頭も本当にゆったり休めることができた。

2日とも晴れて暑く、2日めの丹波山村の最高気温は29度。最高標高の水晶山山頂ですら暑かった。水場ごとに冷たい水をたくさん飲み、その都度500mlのフラスク2本を満タンにするようにした。コース上に水場が点在しているのがありがたい。