石尊山−浅間山表参道禅定道(御代田登山道)周回
- GPS
- 10:07
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,027m
- 下り
- 1,019m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
MYアイテム |
Washiba2924
重量:-kg
|
---|---|
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
ヘッドランプ
GPS
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
感想
ずっと前から浅間山・剣ヶ峰の東側を南北に走る登山道が気になっていました。
少し調べてみると登山道には名前が幾つかあります。
・浅間山御代田登山道
・御代田口
・浅間山表参道禅定道
・禅定道
・塩野道
ほとんど廃道に近いこの道にこれ程の名前があることに少々驚きます。
上から2つは1970年代まで使われた名前、下の3つは昔からの名前のようです。
この道は1973年の浅間山噴火まで使用されており、当時は年5000人程の人が利用していました。
道が放棄されて45年、どうなっているのでしょう。ヤマレコで調べてもこの道を通った記録は無く、どうなっているのか全く判りません。そこで今回この道を歩いてみる事にしました。
通常の浅間山登山ルートから火山館-天狗の露地経由で歩くのが良さそうでしたが、車の回収が難しそうです。そこで今回は石尊山経由で一周回る事にしました。
石尊山への登山口に駐車できる事は以前から知っていたのでそこに車を止めるべく行ったのですが、なんと駐車場が閉鎖されています。現地の看板には信濃追分駅に駐車しろと書かれていましたがそんな事をすれば4~50分は余計に掛かってしまいます。そこで今回は別の場所に車を止める事にしました。
水道施設の横に林道のゲートがあり、そこが今回のスタート地点です。林道歩きはあんまり好きではありませんが仕方ありません。
途中から石尊山への登山道と合流します。おはぐろ池を過ぎ、石尊平から石尊山へと至ります。
石尊山の山頂標の横の松が茶色く枯れています。よく見てみると周囲の草も燃えたような跡が。4月19日の山火事の痕のようです。ただ、新芽が芽吹いている為かそれ程山火事の痕は目立つものではありません。恐るべし自然の回復力。
石尊山から一杯水方面へ。途中の追分分去れから禅定道へと進みます。
石尊山-追分分去れ間はあまり歩かれていないものの道もしっかりしており、注意深く歩いていれば道をロストする事も無いでしょう。廃道に近い道としてはかなり歩き易い部類かと思います。
今回の核心部分は追分分去れから下部の禅定道です。下りのルートを選んだ理由は道がほとんど残っていないと考えての事です。登りの藪漕ぎは重労働なので・・・。
追分分去れには大きな岩があり、その横で道は分岐します。
ここから先は道がとても薄くなります。なんとなくここかな?程度の踏み跡。その踏み跡すら無い場所もあります。写真を見て貰えれば判りますが、ほとんど道が判らない…。地形図の点線もアバウトで当てになりません。実際何度も道をロストしました。本来の道を辿れた割合はおよそ7~8割程度でしょうか。
しかし、幸いな事に道をロストしても低い笹が生い茂っているだけなので歩くのに苦労はしません。どんなルートでもどんどん歩いて行けます。
梨の木平には道標があるらしいのですが発見できず。(恐らく石の道標)林道を交差して下ると道はやや藪っぽくなってきます。大した事はありませんが。
道沿いに二の地蔵、一の地蔵を見て下って行きます。
一の地蔵手前、林道との交差する場所(林道との交差は2ヵ所あります)に神事のを行った場所がありました。どうも毎年ここで山開きを行うようです。山開きを行うのなら狩り払いもやって欲しいな、無理なら赤テープ付けだけでも良いから…。
そう思ってしまうのは贅沢でしょうか。
こちらの2019年5月14日の投稿に神事の事が書かれていました。
https://www.facebook.com/miyota.kanko/photos/pcb.1207004839472886/1207004222806281/?type=3&theater
一の地蔵はなぜか首無し。どうしちゃったのでしょうね。
更に下り、水道施設の横に出て登山道は終わります。ここからは車道です。登山道入り口であることを示す道標などは無く、知らなければそれと気づく事は出来ないでしょう。登りに使うと悩むかもしれません。
今回歩いた禅定道、崩れているような箇所も無く、全体としてかなり程度の良く歩き易い道でした。これで狩払いさえしてあれば良いのですが。
途中に屏風岩などの景勝地もあり、登山道として再整備するとよい道になりそうです。
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