槍・穂高の大パノラマに感動! 常念岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,619m
- 下り
- 1,607m
コースタイム
07:45 一ノ沢登山口(ヒエ平) 《トイレ・水・登山指導所・タクシー乗場》
08:01 登山口出発
08:17 山ノ神(2〜3分休憩)
09:25 大滝
09:42 樹林帯(5分休憩)
10:03 烏帽子沢
10:17 樹林帯(5分休憩)
11:00 昼食(15分休憩)
11:50 雪渓(7分休憩)
12:07 胸突き八丁とりつき
13:03 常念乗越(約30分休憩)
13:31 常念岳へ出発
14:26 岩場(2分休憩)
14:40 岩場にてアイゼン着装(約10分休憩)←この地点で雷鳥さん発見!
15:01 山頂直下の常念小屋分岐
15:10 常念岳山頂
15:35 常念小屋へ出発
16:56 常念小屋前に到着
[3日目]
08:24 下山開始
10:00 烏帽子沢でアイゼン外す
11:27 古池
11:43 山ノ神
11:57 一ノ沢登山口
↓↓↓
12:45 常念坊にて入浴、手打ち蕎麦
15:56 常念坊出発
18:35 JR松本を出発
21:06 JR新宿到着
天候 | 1日目:快晴 2日目:快晴〜晴〜曇 3日目:曇〜小雨(〜平地は晴) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
●大糸線・松本より普通列車(12:11)→穂高(12:36) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●一ノ沢登山口〜常念乗越まではアイゼンなしで登ったが、下山時は必要 ●常念坊:食事の美味しいこじんまりした温泉宿 おかみさんの気配りが嬉しい 翌朝のサーモス用のお湯、お茶も無料 ●常念小屋:消灯時間なし(部屋ごとに消すシステム) 水、お湯、お茶すべて無料ってすごい!! (自分で好きなだけ入れられるセルフサービス) |
写真
感想
せっかくの連休なので、歩き応えのある山を狙っていた。
ところが出遅れてしまい28〜30日のツアーは全部キャンセル待ち。
前夜ネットで見た時は満杯だったのに、昼休みに電話すると
「今ならひとつ空いていますよ」と言われたのが常念岳。
私が狙った3つの山のうち、一番行程がキツそうだけど。
ひとり参加のツアーにも慣れてきたことだし
2泊するのは初めてだけど、まぁ大丈夫でしょ。
せっかくのチャンスなので迷わずその場で予約。
参加してみると、知り合い同士が多いのにびっくり。
何度もツアーに参加するうちに顔見知りになったらしい。
添乗員もお客も友達同士みたい。何コレ〜。
それに、殆どの方はご高齢なのにもかかわらず
登山暦20年とか毎週登山しているとかツワモノ揃い。
男性9人、女性9人というのも珍しいようだ。
雪山はどうしても男性が多く、男性だけの日もあったそう。
気さくな方が多くすぐに仲良くなった。
添乗員さん曰く、これは山ツアーならではの現象だと。
他の観光ツアーではこうはいかない。
まず、皆さん時間を守ってくれる。
ワガママを言わない。etc…
へぇぇ、やっぱり山をやる人には悪人はいないってことか。
早い段階で、ある男性が提案をする。
「明日はすごく天気が良いけど、3日目はあまり良くなさそうだから
できれば明日のうちに山頂まで行ったらどうかな〜」
常念小屋までで約5時間なので、かなりキツイ行程となるはず。
ガイドさんの了解を得て、その提案は受け入れられた。
岡崎ガイドさんの、緩い歩行スピードと休憩の取り方で
約9時間(休憩含む)という長時間にもかかわらず、無理なく登頂できた。
※ひとつだけクレーム⇒アイゼン装着し少し歩いたあとの小休憩時
ガイドさんは、自分だけちゃっかりシュリンゲをセットしていた。
普通、参加者にも言いますよね? ピッケル準備してくださいって。
今回はストックの方が多く、いいと思ったのかもしれませんが。
余計なお喋りはしなくても、要所要所での言葉かけはガイドとして必要かと。
今回、色々な方に接し色々な話を聞けたのが楽しかった。
ご自身でヤマレコはやっていないけど、レポはチェックしていて
私の無謀な権現岳のレポは見たよ! と言う奥様。
ご主人がピークハントには興味がなく、今回登頂できたのは稀だそうだ。
なので、他の山では奥様がご主人を置いたまま登頂するらしい。
う〜ん…何と逞しい!
山頂から無事に降りてきた時、添乗員さんに挨拶している青年が。
こんなところで知り合いと会うなんてスゴイことだな。
小屋に入って無料のお茶をガブガブ飲んでいると、
クラツーのバッヂを見た青年から「どこから登って来られたんですか?」
あーさっきの人…。聞くと、クラツーの元添乗員さんだと言う。
燕岳〜燕山荘〜大天井岳〜常念岳と縦走してきて
テントを張る予定だったのを、小屋泊まりに変更したらしい。
「(ピッケル忘れたから)大天井、バリ怖ええっす!」
夜の談話室で、自慢の筋肉を披露していた細マッチョ。カッコイー!
それから、同じ部屋の女性と話していたら、何と師匠の山仲間を
私は知っているよと言うのにはびっくりした!
穂高に行った師匠と、同じ日にガイドツアーに参加していた仲間。
この女性も師匠と同じTウォールでボルダリングしていた。
外岩にも挑戦中でクライミングのことばかり考えている。
更にその女性がひとりで穂高を登っていた時、70歳の女性と出会う。
何と60歳から登山を始めて、迷惑がかかるからと山岳会にも入らず
いつもソロで雪山にも行き、ある時ひとりでラッセルしていた。
後ろから追いついた男性がそれを見て驚き叫んだ。
「何だ! こんな婆さんがひとりでラッセルか! 俺が代わってやるよ!」
槍・穂高・剣も赤岳も全部ソロだって。
嘘のような本当の話だけど、私はとても感激した。
やっぱり登山は年齢じゃないんだ。
その人のやる気、モチベーションが一番大事。
生意気なようだけど常々思っていることは、
どれだけ登山暦が長かろうが、どの山に何回行こうが
毎回ツアーばかりでは自分の登山にはならない。
計画を立て準備して、単独で経験を積んでみて初めて
自分の登山となるのではないかと思う。
バリ怖ええっす! のお兄さんの燕岳〜大天井岳も
クライミングに夢中の女性の穂高ひとり旅も
今年はぜひ両方経験してみたい。
今の年齢で、そのおばあさんを目指したい!
おばあさんに生で話を聞いてみたい。どこかの山で。
またまた山への情念が燃えさかる、常念岳の帰り道だった。
sionさん、こんばんは。
大勢で登るのも別な楽しみがありますね。
直前まで凄く迷った常念岳ルートでしたが、私は結局、縦走する自信が持てずに上高地inしました。稜線上は雪がなかったですか。小屋の入口がトンネルと聞いていたのでテン場も雪の下かと思っていました。
蝶ヶ岳のテン場は雪ばかりでしたが。
コメントありがとうございます。
蝶ヶ岳にいらっしゃったんですね。
私の3択の中にもありました。
テン場の写真が抜けていたので
さきほど、追加しました。
テントは8個ほどですが雪の中でした。
やはり雪の上でしたか。
調子に乗って次のチャンスに縦走しようかななどと考えていましたが、十分な冬山装備や経験が無い単独行なので、先日の遭難を聞いてしまうともっと慎重に考えるべき(今回はちゃんと天候が良いところを狙いましたが)と反省です 。
sinoさん、こんばんは。
ツアーでご一緒させていただきました。
ヤマレコ楽しみにしていましたよ。
山の事故も多発しておりますので、あまり 無料せず、楽しんでください。
まっしぐらで、少し、心配です。
私も、山登りのため、マラソンとヨガしてます。
かなり、効果でてきて、今回も、絶好調でした。
来週は、裾野高原マラソン。
楽しくランしてきます。
又、どこかの山でお会い出来ると、嬉しいですね。
コメントありがとうございます。
アカウント作成したんですね!
お話させて頂いた時、確か
岩稜がお好きと仰っていましたよね。
マラソンとヨガの効果でしたか。
今日、奥多摩辺りに行きたかったのですが
雨マークが付いていたので止めました。
でも、起床時に晴れていてちょっとウズウズ…(笑)
猪突猛進、今後は気をつけます。
mokamama3 さんも、よいご登山&マラソンを!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する