深南部縦走(寸又峡〜門桁)
- GPS
- 38:38
- 距離
- 44.5km
- 登り
- 4,163m
- 下り
- 4,198m
コースタイム
2日目 湯山林道(04:30)-栗の木の段(5:10)-前黒法師岳(8:18)-ヘリポート跡(9:55)二ッ山(11:30)-黒法師岳(14:12)-水場のコル(15:16)-バラ谷頭(16:25)
3日目 バラ谷頭(05:00)-房子山(6:35)-鋸山(9;03)-千石平(9:22)-千石沢下降点(9:34)-水場(10:11)-千石沢下降点(10:58)-三ッ合山(12:47)-高塚山(13:54)
4日目 高塚山(05:23)-京丸山(8:10)-ポンジ山分岐(8:44)-灰縄山(11:23)-大島山(12:06)-下山尾根分岐(13:07)-[道迷い1067m(13:26)-下山尾根分岐(14:18)-1322m(16:00)]-下山尾根分岐(16:30)
5日目 下山尾根分岐(06:20)-林道ゲート(8:16)-門桁(8:51)
天候 | 1日目 晴れ 2日目 曇り 3日目 曇り時々雨 4日目 曇り時々雨 5日目 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:門桁(タクシー)水窪-平岡-飯田(高速バス)新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
高塚山〜京丸山 赤テープがほぼ途切れなく続き危険箇所も特に無かった。 京丸山〜灰縄山 何カ所かキレット状になった岩峰が有り左右に回り込んで何とか通過 下山尾根分岐 赤テープ印が有るが見落とすと先にも印があり、また伐採作業跡が有り先に進んでしまう。 下山尾根分岐〜ゲート 途中とぎれとぎれに作業道が出てくるが、急峻な尾根もあり木に掴まりながら下降 門桁では携帯が通話可能で水窪のタクシーを呼んだ(門桁〜水窪 5250円?) |
写真
感想
今回は、深南部の端ともいえる京丸山までを目的に計画を立てたが、京丸山からの下山道をどうしようかと思ったが、いつも見ている静大山岳部OBのHPのYさんの記録に京丸山から門桁へ下りるコースが紹介されていたので、このコースを使い山住神社に上り返して、2年前に行けなかった常光寺山から水窪に降りてさらに昨年いけなかった青崩峠、熊伏山に行く計画を立てた。
1日目
大事のもを忘れてしまい、出発が大幅に遅れてしまい寸又峡には午後2時過ぎにようやく到着した。佐藤商店で買い物をして飴をいただいてから出発した。この時間だとさすがに観光客が多い。飛龍橋をすぎ湯山林道に入りしばらくすると、登山者が降りてきて、以前お会いしませんでしたか声をかけられた。話を聞くと以前千頭山から池口山に登ったときに柴沢小屋でご一緒させていただいた方だった。今回は日帰りで前黒法師岳を南尾根でピストンしてきたそうだ。別れ際に今年は開花時期が遅いので京丸山のアカヤシオがまだ咲いているとの情報をいただいた。登山口から湯山集落の跡地を通り、再び湯山林道に出たところでテントを張ることとした。まだ時間があったので湯山林道を30分位先まで散歩したが、歩く分には問題ないようだった。
2日目
昨日の遅れを挽回すべく今日はバラ谷頭までの予定だ。前黒法師岳、ヘリポート跡、二ッ山当たりまでは調子よく行ったが、黒法師岳の登りでへとへとになり、休み休み何とか7回目となる頂上へと着いた。頂上は前にGWに来たときには無かった残雪で覆われていた。予定では丸盆岳による予定だったが割愛して黒バラ平へて降りて水場のコルで水を汲む。水が加わり重くなったザックでさらにペースダウンして、ほんの少しの登りがきつかった。それでも雨が降る前にバラ谷頭に着くことが出来たが、風が強くテントを張るのが一苦労だった。
3日目
今日はきつい登りも無いのでゆっくりといける予定だった。上西平の激藪地帯ももう4回目なので難なく通過し、千石沢の下降点には思っていたより早く到着することが出来たが、ここから水がとれるところまでが、記憶よりも長く時間がかかってしまった。またここから三ッ合山まですぐだと記憶していたが、意外に遠く途中で雨も強くなってきて、明日も予報は雨なので三ッ合山から山犬段にいってしまおうかと一瞬思ったが、何とか思いとどまり今日は高塚山までとして先に進んだ。
4日目
4日目にしてようやく初めて歩くコースへと入る。高塚山から京丸山への道は最近歩く人が多いのか、赤テープの印が途切れることなく続き迷うような箇所は無かった。京丸山から先がいよいよ今回の山行で一番不安な箇所となる。1日目の湯山林道で教えてもらったアカヤシオは満開のものを数本見ることが出来たが、Yさんの記録に有るように京丸山〜灰縄山間はまだ咲いていない、シロヤシロの方が多いようだ。灰縄山南峰までは一カ所だけ岩場の下りが合ったがほかは難なく歩けた。南峰からの下りで数カ所キレット状になった岩峰が有り、左右に回り込んで木の根に掴まりながら慎重に何とか通過出来たが恐ろしかった。危険箇所もすぎ気が楽になり、下山尾根の分岐を見落として伐採跡の道に沿って先に進んでしまい、途中でおかしいと気が付き後戻りして分岐の矢印を見つけ尾根から右に下っていったが、先ほどの伐採跡地もあり、作業のための印かもしれないと思い再び尾根に戻り、ここまで赤ペンキ、境界指標なども合ったがどこかで降りる尾根を間違えたのではないかと思い、さらに上まで戻って分岐がないか確認したが、道は間違っていないようだ。印刷してきたYさんの記録を見返して大きなブナと栂の写真と同じものを確認出来てほっとした。下山尾根の分岐点まで戻り、ここからYさんの記録だと登山口まで40分だったが、まだ明るかったが大事をとって分岐点から少し下った平らな箇所でテントを張ることとした。
5日目
下山尾根分岐からからYさんの記録だと登山口まで40分との事だったが、途中少し迷ったり、転んだりしてだいぶ時間がかかってしまった。門桁の集落までくると携帯が通じてしまい、思わず水窪からタクシーを呼んでしまい、今回も水窪まで歩くことは出来なかった。来年または今年の秋にでもいずれかのコースで寸又峡-水窪間を歩きたいと思った。
里から近い山道では、作業道の印なのか登山道の印なのか、作業道が登山道なのかよくわからず気をつけなければいけないと感じた。
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