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Yamareco

記録ID: 1875815
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

梅雨入り間際の山百チャレンジその3(ヴィレッジ白州〜雨乞岳〜水晶ナギ〜石尊神社〜ヴィレッジ白州)

2019年06月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
15:40
距離
22.6km
登り
1,666m
下り
1,677m

コースタイム

日帰り
山行
6:46
休憩
1:09
合計
7:55
7:02
7:06
44
遊歩道出合
7:50
7:58
40
8:38
8:44
32
1,890mピーク上
9:16
9:28
27
10:12
10:25
11
11:12
11:16
77
13:00
13:12
17
流川橋上
13:29
13:30
7
13:37
13:38
49
林道トンネル
14:28
登山口駐車場
天候 終日晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
〈往路〉国道20号より標識に従いヴィレッジ白州方面の小道(雨乞岳尾白林道)へ。獣害防止ゲート(※鍵ナシ)を開け、車を入れたら再度戸締まり。全線舗装の快適な林道をヴィレッジ白州へ。手前の雨乞岳登山口(案内標識あり)向かいに駐車スペースあり(10台前後;カヤックツアー利用者等向けがメイン)、登山者もヴィレッジ寄りの東側半分に空きスペースあれば駐車可。
〈復路〉石尊神社登山口から雨乞岳尾白林道を約7km弱(高低差400m)ひたすら歩く。途中、勾配緩く日陰も多いものの、斜面を大きく回り込むヘアピン区間や短いトンネルもあり、下山後の疲労も加わってモチベーションの維持に一苦労…。登りは長くしんどいものの、石尊神社コースからの逆回り(下山後の林道歩きが下り基調でラク)、又はヴィレッジ白州側登山口に自転車をデポして石尊神社コースを登るルート取り(この日もソロ男性1名が実践)がオススメ。いずれのコースを登った場合も、息を呑む絶景スポット・水晶ナギは必見です!
コース状況/
危険箇所等
・ヴィレッジ白州側コースは全体的によく整備され、一定距離毎に指導標もあって歩きやすい路が続きます。
・石尊神社コースは雨乞岳山頂からの急斜面の降下に要注意(写真の解説にも記した「危険なワイヤー3連続」には特に注意を…)。水晶ナギ分岐を過ぎ傾斜が緩くなった先は、落ち葉タップリの尾根上の窪地を緩やかに下る路となり、脚に優しいルートです。
・水晶ナギは白砂のガレが谷底まで続きます。怖いもの見たさで、ナギ上部の踏跡の末端まで絶景を見に行きたくなりますが、斜度も結構あり危険…。ビビらない程度まで匍匐前進し、絶景撮影を終えたらソロソロと引き揚げましょう!
その他周辺情報 ・林道の小淵沢側入口近く・20号線沿いに「白州塩沢温泉・フォッサマグナの湯」あり
夜明けとともに温泉宿の展望個人露天風呂へ。ここで温泉ダラけモードから覚醒、山歩きの出で立ちにチェンジ!
2019年06月01日 04:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
6/1 4:23
夜明けとともに温泉宿の展望個人露天風呂へ。ここで温泉ダラけモードから覚醒、山歩きの出で立ちにチェンジ!
ヴィレッジ白州近くの登山道から出発。今日は良い天気、空気もヒンヤリ。
2019年06月01日 06:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
6/1 6:33
ヴィレッジ白州近くの登山道から出発。今日は良い天気、空気もヒンヤリ。
鮮やかな新緑の中、よく整備された登山道を登っていきます。
2019年06月01日 06:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 6:35
鮮やかな新緑の中、よく整備された登山道を登っていきます。
周囲が少し拓け、明るい樹林帯の路に。ここも新緑シャワーゾーン!
2019年06月01日 06:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
6/1 6:59
周囲が少し拓け、明るい樹林帯の路に。ここも新緑シャワーゾーン!
標高1,400m弱、遊歩道出合。頂上まで「140分」の案内標識あり、信用できるでしょうか…。
2019年06月01日 07:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 7:00
標高1,400m弱、遊歩道出合。頂上まで「140分」の案内標識あり、信用できるでしょうか…。
「天国への階段」風に延々と続く木段。。
2019年06月01日 07:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 7:10
「天国への階段」風に延々と続く木段。。
標識その3。山頂が#10なのでしょうか?
2019年06月01日 07:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 7:18
標識その3。山頂が#10なのでしょうか?
少し勾配が緩くなり、樹相も変化してきました。相変わらず新緑のシャワー浴び、気持ち良く距離を稼げます…。
2019年06月01日 07:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 7:25
少し勾配が緩くなり、樹相も変化してきました。相変わらず新緑のシャワー浴び、気持ち良く距離を稼げます…。
1,600mピークを巻き、なだらかな笹原の灌木帯の路に。
2019年06月01日 07:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 7:35
1,600mピークを巻き、なだらかな笹原の灌木帯の路に。
水場が下方に。この辺りから、後半の本格的な登りにかかります。。
2019年06月01日 07:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 7:48
水場が下方に。この辺りから、後半の本格的な登りにかかります。。
このゾーンはモミジが優勢、緑も一際濃いです!
2019年06月01日 08:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 8:04
このゾーンはモミジが優勢、緑も一際濃いです!
この辺りで沢筋を離れ、尾根を回り込むように登っていきます。木漏れ日と樹間を吹き抜ける初夏の微風が爽やか…。
2019年06月01日 08:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 8:05
この辺りで沢筋を離れ、尾根を回り込むように登っていきます。木漏れ日と樹間を吹き抜ける初夏の微風が爽やか…。
新緑の木々の向こうに八ヶ岳ドーン。昨日はご機嫌斜めでしたが、本日は朝からスッキリ。
2019年06月01日 08:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 8:08
新緑の木々の向こうに八ヶ岳ドーン。昨日はご機嫌斜めでしたが、本日は朝からスッキリ。
登りに倦いて見上げると、緑の濃いモミジだらけ。秋の紅葉もきっとキレイでしょう…
2019年06月01日 08:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 8:11
登りに倦いて見上げると、緑の濃いモミジだらけ。秋の紅葉もきっとキレイでしょう…
標高1,800mを越え、ここからは基本尾根通しの道に。
2019年06月01日 08:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
6/1 8:19
標高1,800mを越え、ここからは基本尾根通しの道に。
樹間から、ギザギザ・ゴリゴリの鋸岳がよく見えます。
2019年06月01日 08:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 8:21
樹間から、ギザギザ・ゴリゴリの鋸岳がよく見えます。
笹原の灌木帯に入り、アルプスの展望がグッと開けてきました。甲斐駒には雲が懸かってますが…。
2019年06月01日 08:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
6/1 8:32
笹原の灌木帯に入り、アルプスの展望がグッと開けてきました。甲斐駒には雲が懸かってますが…。
お隣の甲斐駒に連なる尾根の先端、日向山の「山上ビーチ」雁ヶ原は一目瞭然!
2019年06月01日 08:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 8:33
お隣の甲斐駒に連なる尾根の先端、日向山の「山上ビーチ」雁ヶ原は一目瞭然!
勾配が緩くなり、5番の標識まで来ました。あと1ピッチ強というところでしょうか。
2019年06月01日 08:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 8:37
勾配が緩くなり、5番の標識まで来ました。あと1ピッチ強というところでしょうか。
1,908mピークを過ぎ、笹原の路を一旦緩やかに下ります。目指す雨乞岳がいよいよ眼前に。
2019年06月01日 08:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 8:49
1,908mピークを過ぎ、笹原の路を一旦緩やかに下ります。目指す雨乞岳がいよいよ眼前に。
南ア北部のプリンス、甲斐駒が雲間からゼブラ模様で力強く登場!
2019年06月01日 08:51撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 8:51
南ア北部のプリンス、甲斐駒が雲間からゼブラ模様で力強く登場!
一際鮮やかな新緑の向こうに、真っ白な雁ヶ原を擁する日向山。
2019年06月01日 08:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 8:53
一際鮮やかな新緑の向こうに、真っ白な雁ヶ原を擁する日向山。
標高2,000mを超え、いよいよ山頂へのビクトリーロード!
2019年06月01日 09:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 9:10
標高2,000mを超え、いよいよ山頂へのビクトリーロード!
無事、雨乞岳到着。山頂は思ったより狭い感じ。南ア仕様の山百標識が嬉しいです!
2019年06月01日 09:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 9:16
無事、雨乞岳到着。山頂は思ったより狭い感じ。南ア仕様の山百標識が嬉しいです!
下りはこちら、石尊神社コースへ。咲き残りのヤマザクラの向こうに、水晶ナギの絶景がチラッと見えてます。
2019年06月01日 09:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 9:18
下りはこちら、石尊神社コースへ。咲き残りのヤマザクラの向こうに、水晶ナギの絶景がチラッと見えてます。
一際デカい山名板と三角点を後にして、水晶ナギの絶景目指し下りにかかります。
2019年06月01日 09:28撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 9:28
一際デカい山名板と三角点を後にして、水晶ナギの絶景目指し下りにかかります。
笹原の中、いきなり先が見えないほどの急斜面…(南ア深南部の黒法師岳を彷彿とさせます)。水晶ナギが遥か下方に見えます…〈汗〉
2019年06月01日 09:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 9:30
笹原の中、いきなり先が見えないほどの急斜面…(南ア深南部の黒法師岳を彷彿とさせます)。水晶ナギが遥か下方に見えます…〈汗〉
金峯・国師方面も本日は上天気。
2019年06月01日 09:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 9:33
金峯・国師方面も本日は上天気。
15分で一気に200m下りました。振り返ると、こちらの登りはひたすら尾根を直登、下りのシンドさから登りの地獄ぶりが想像できます…
2019年06月01日 09:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 9:43
15分で一気に200m下りました。振り返ると、こちらの登りはひたすら尾根を直登、下りのシンドさから登りの地獄ぶりが想像できます…
路傍の木の濃い緑、青空と白い木肌がステキなコントラスト。
2019年06月01日 09:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 9:45
路傍の木の濃い緑、青空と白い木肌がステキなコントラスト。
少し下り勾配が緩くなったところで、足許に前触れナシに危険なワイヤー三連発。ヤマレコで「足元注意!」の記事を見て予習してたので気付きました(助かります…)。
2019年06月01日 09:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 9:48
少し下り勾配が緩くなったところで、足許に前触れナシに危険なワイヤー三連発。ヤマレコで「足元注意!」の記事を見て予習してたので気付きました(助かります…)。
水晶ナギ分岐着。ここにザック置き、絶景を見に行ってきましょう!
2019年06月01日 09:56撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 9:56
水晶ナギ分岐着。ここにザック置き、絶景を見に行ってきましょう!
いよいよ山上のビーチ到着です。手前のツツジが見事なコントラスト。
2019年06月01日 10:02撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 10:02
いよいよ山上のビーチ到着です。手前のツツジが見事なコントラスト。
結構な斜度です。奥に聳えしは我らが鋸岳!
2019年06月01日 10:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 10:04
結構な斜度です。奥に聳えしは我らが鋸岳!
ビーチ奥の山々は、釜無〜入笠山の尾根でしょうか。。
2019年06月01日 10:07撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 10:07
ビーチ奥の山々は、釜無〜入笠山の尾根でしょうか。。
メインビーチに出ました。。
2019年06月01日 10:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 10:13
メインビーチに出ました。。
メインビーチの突端へ。遥か先には、お隣のビーチ・日向山。
2019年06月01日 10:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 10:14
メインビーチの突端へ。遥か先には、お隣のビーチ・日向山。
足も竦む絶壁、文字通りの絶景です。さすがに、ここから先へ進む勇気ナシ…〈汗〉
2019年06月01日 10:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 10:15
足も竦む絶壁、文字通りの絶景です。さすがに、ここから先へ進む勇気ナシ…〈汗〉
遥か下まで、この巨大なビーチ、もといガレ場が続いてます。奥の山は大岩岳。
2019年06月01日 10:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 10:23
遥か下まで、この巨大なビーチ、もといガレ場が続いてます。奥の山は大岩岳。
そろそろ絶景ビーチともお別れ。手前の松が日本庭園の盆栽風で、いい味出してます!
2019年06月01日 10:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 10:29
そろそろ絶景ビーチともお別れ。手前の松が日本庭園の盆栽風で、いい味出してます!
先ほど上部から恐々覗き込んだ水晶ナギを横から眺められます。ここから見ても結構な斜度…
2019年06月01日 10:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 10:43
先ほど上部から恐々覗き込んだ水晶ナギを横から眺められます。ここから見ても結構な斜度…
振り返ると、ツツジが満艦飾。。
2019年06月01日 10:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 10:44
振り返ると、ツツジが満艦飾。。
ふと見ると、このコースの脇もプチ・ビーチ状態ですね。
2019年06月01日 10:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 10:45
ふと見ると、このコースの脇もプチ・ビーチ状態ですね。
新緑の目映い、緩やかな路を快調に下ってきました。
2019年06月01日 10:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 10:59
新緑の目映い、緩やかな路を快調に下ってきました。
大岩岳の左肩から、ゼブラ模様の甲斐駒が再登場!
2019年06月01日 11:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 11:01
大岩岳の左肩から、ゼブラ模様の甲斐駒が再登場!
プチ痩せ尾根区間を通過。水晶ナギで“免疫”ができたようで、ビビり一切ナシ…
2019年06月01日 11:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 11:05
プチ痩せ尾根区間を通過。水晶ナギで“免疫”ができたようで、ビビり一切ナシ…
丸山(ホクギの平)着。下山路から少し外れたところに三角点。地味なピークで、山名標識もナシ…。
2019年06月01日 11:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 11:12
丸山(ホクギの平)着。下山路から少し外れたところに三角点。地味なピークで、山名標識もナシ…。
下山路はこちら。このコースも、鹿の食害防止柵が随所に。
2019年06月01日 11:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 11:14
下山路はこちら。このコースも、鹿の食害防止柵が随所に。
ここはツツジの絨毯状態。。
2019年06月01日 11:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 11:21
ここはツツジの絨毯状態。。
この辺りは、紅いツツジが優勢。
2019年06月01日 11:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 11:25
この辺りは、紅いツツジが優勢。
またまた紅ツツジがお出迎え。
2019年06月01日 11:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 11:27
またまた紅ツツジがお出迎え。
落ち葉フカフカで、疲れた脚にとても優しい下山路です。
2019年06月01日 11:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 11:31
落ち葉フカフカで、疲れた脚にとても優しい下山路です。
大岩ゾーンを通過。
2019年06月01日 11:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 11:37
大岩ゾーンを通過。
こんなところにも、プチ水晶ナギ…。
2019年06月01日 11:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 11:41
こんなところにも、プチ水晶ナギ…。
ここのツツジだけがスポットライトを浴びているよう。
2019年06月01日 11:56撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 11:56
ここのツツジだけがスポットライトを浴びているよう。
何やら、御神渡のように隆起した下山路です…
2019年06月01日 12:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 12:05
何やら、御神渡のように隆起した下山路です…
間もなく下界、石尊神社。この辺りの里山の新緑もキレイですね。
2019年06月01日 12:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
6/1 12:24
間もなく下界、石尊神社。この辺りの里山の新緑もキレイですね。
ようやく、石尊神社コースの林道登山口着。さて、車を取りに、これから長くてツラーい林道歩き…〈涙〉
2019年06月01日 12:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 12:32
ようやく、石尊神社コースの林道登山口着。さて、車を取りに、これから長くてツラーい林道歩き…〈涙〉
この宇宙船みたいなタンクも、すぐ近くのサントリー工場用の貯水槽でしょうか…
2019年06月01日 12:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
6/1 12:34
この宇宙船みたいなタンクも、すぐ近くのサントリー工場用の貯水槽でしょうか…
石尊神社の参道。石段を登り、安全登山御礼の参拝する余力・余裕ナシ…
2019年06月01日 12:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 12:36
石尊神社の参道。石段を登り、安全登山御礼の参拝する余力・余裕ナシ…
この地味な林道歩きがヴィレッジ白州まで標高差約400m、約7km続きます。日陰が多そうなのが救いですが…。
2019年06月01日 12:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 12:37
この地味な林道歩きがヴィレッジ白州まで標高差約400m、約7km続きます。日陰が多そうなのが救いですが…。
だいぶ頑張って歩いてきて、橋もいくつか渡りましたが、まだ残り5kmもあります…〈涙〉
2019年06月01日 12:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 12:59
だいぶ頑張って歩いてきて、橋もいくつか渡りましたが、まだ残り5kmもあります…〈涙〉
残りあと3kmとかなり前進したものの、林道歩き最大の難関、トンネル通過。幸い距離も短く、中は明るい上に幅も広くて、ちょうどやって来た自家用車とも楽にすれ違い〈ホッ〉…
2019年06月01日 13:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 13:35
残りあと3kmとかなり前進したものの、林道歩き最大の難関、トンネル通過。幸い距離も短く、中は明るい上に幅も広くて、ちょうどやって来た自家用車とも楽にすれ違い〈ホッ〉…
このヘアピンを上がると、残り1km強。最後ぐらいショートカットにチャレンジしてみましょう!
2019年06月01日 14:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 14:00
このヘアピンを上がると、残り1km強。最後ぐらいショートカットにチャレンジしてみましょう!
立ち木にしがみ付き、何とかショートカット成功!
2019年06月01日 14:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
6/1 14:01
立ち木にしがみ付き、何とかショートカット成功!
朝出発前にチェックした、水源の森遊歩道がここから分岐。ゴールまであと僅か!
2019年06月01日 14:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 14:20
朝出発前にチェックした、水源の森遊歩道がここから分岐。ゴールまであと僅か!
ヤッター、林道のスタート地点にゴールイン!朝よりだいぶ車が増えてます。登りの林道歩き7kmはやっぱりキツかった…
2019年06月01日 14:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
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6/1 14:27
ヤッター、林道のスタート地点にゴールイン!朝よりだいぶ車が増えてます。登りの林道歩き7kmはやっぱりキツかった…
林道を下山後、中央道へ向かう途中に南ア北部の大展望をパチリ。白亜の甲斐駒も何やら山全体が巨大なナギに見えます…
2019年06月01日 15:04撮影 by  F-04K,
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6/1 15:04
林道を下山後、中央道へ向かう途中に南ア北部の大展望をパチリ。白亜の甲斐駒も何やら山全体が巨大なナギに見えます…
撮影機器:

装備

備考 (消費水分量)PETボトル500ml×1(ソルティライチ)、ゼリードリンク×1本、ポリタン水約300cc.(林道歩き中に補給・昼食用)

感想

山百ツアー2日目も早暁4時過ぎ起床、宿の展望露天風呂で浴衣の温泉寛ぎモードから山歩きの「戦闘モード」にシフトチェンジ。部屋で朝食を済ませ、朝5時過ぎには出発です。車の少ない甲州街道を快走、鹿柵を抜け舗装の林道を遡上すると、間もなく総合レジャー施設・ヴィレッジ白州へ。雨乞岳の2つの主要登山口のうち、こちらの方が標高も高く、コースも登りやすいのでオススメですが、この山のシンボル「水晶ナギ」はやはり必見。単純ピストンは避けたい一方、下りをどう取るか、車の回収をどうするかが悩みどころです。この日も、小生の前に先客お一人、少し後から到着された男性ソロの方はここに自転車をデポされた後、石尊神社コースへと向かわれました。小生は素直に石尊神社コースを下山、長い登りの林道歩きをチョイス。午後どのくらい気温が上がるか、日陰をどのくらい歩けるかが不安要因です。
 この日は前日と一転し、湿度も低く朝から清々しい快晴、気温低めで絶好の登山日和。本コースは歩きやすい割にハイカーも少なく、その分この時期はクマの出現リスクも高いので、クマ鈴をストックに付けていつも以上にリンリン鳴らし、ズンズンと騒がしく登っていきます。最初はヴィレッジ白州の森林浴遊歩道的な木段の緩やかな路が続き、やがてコース半ばの水場を過ぎるあたりから次第に勾配も急に。その分、昨日はご機嫌斜めの八ヶ岳、そして間近の甲斐駒・鳳凰山もクリアに見え、大いにテンションアップ。幸い前日来の筋肉痛もさほどでなく、コースタイムを少し縮める快調なペースで、午前9時過ぎには思ったより地味な雨乞岳山頂に到着。
 ここにも前日同様南ア仕様の山百標識が立ち、南ア北部の山懐にしっかり入り込んで来たことを実感。山頂は意外と狭く、気温も上がってきたので軽食を頬張り、記念写真撮影を済ませて早速下山開始。いきなり南ア深南部のバラ谷の頭〜黒法師岳を彷彿とさせる先の見えない笹原の急降下の洗礼を受けますが、足下に見える水晶ナギの神々しい姿を励みに、慎重かつ大胆に急斜面を下っていきます。こちらを登ってこなくて良かった、と思っているうち、勾配がようやく緩み、ヤマレコでよく出てくる足許の「危険ワイヤー三連発」も予習が効いて難なくクリア。程なく自転車をデポされた男性ソロの方と早くもスライドしますが、同氏もどちら回りにするか思案された様子で、小生のコースだと「距離7km、標高差400mの登り林道歩きで大変ですよ…」とあまり聞きたくなかった厳しい情報を頂きました。
 素晴らしい天候や周囲の鮮やかな新緑とは裏腹にどんよりしながらも、水晶ナギの分岐に到着。ここに荷物をデポし、PETボトル1本ぶら下げてこの日のハイライト、水晶ナギ探訪へ。深い樹林の路を抜けると、片道15分で山上とは思えぬ白砂のビーチの一角に飛び出します。目の前には鋸岳の峨々たる峰々、右に目を転ずると甲斐駒から釜無〜入笠と連なる長大な尾根。足許の谷底まで白砂のガレ場が続いており、緊張しながらもガレの縁に付けられた踏み跡を辿っていくと、ついに「メインビーチ」の一角に躍り出ます。前方にはお隣の尾根、日向山の山頂直下に拡がるもう一つのビーチ「雁ヶ原」も望めますが、以前訪れたそちらよりもここは一段とスケールが大きく、足許の深い谷底まで文字通りの純白のガレ場が果てしなく続いてます。日本にもこんな景観があったか、と思えるぐらいの絶景スポットですが、その分リスクも大きく、恐る恐る白砂の裸尾根の先端近くまで匍匐前進。ビビり度がMaxに達したところで撤退、安全な岩の足場を確保した上でぐるり四周を見渡し景観撮影。すっかり満足しつつ、後ろ髪引かれる思いで水晶ナギを後にします。
 分岐に戻る途中、別の男性ソロの方とすれ違いますが、チラッと表情を拝見すると絶景出現に期待を膨らませておられる感じ。「この先スゴい景色ですよ…」など月並みの声掛けは控え、軽い挨拶のみでスライド。小生の方は、お楽しみの絶景メインイベントを終え、少し寂しく感じながらも、身も心も染まりそうな明るい新緑と華やかなツツジのコントラストの中、なだらかな尾根道を淡々と辿っていきます。途中の地味な小ピーク・ホクギノ平を過ぎると、落ち葉フカフカのクッションが効いた窪地状の路となり、勢いペースも上がってノシノシ快調に下ります。やがて右下の樹間に巨大な“宇宙基地”風のサントリー白州工場を見下ろし、南アの名水で高クオリティのお酒が造られていることを想像しつつ、間もなく石尊神社登山口に到着。ここには数台の車があり、下山後ここからすんなり家路に着けるハイカー各氏を羨ましく思いながら、当方はいよいよ本周回コース第2の“核心部”、長い林道歩きのスタートです。
 はやる心で緩やかな登り勾配の舗装林道を早足にて進んでいくと、1kmほど進んだところで朝方ヴィレッジ白州で見かけ、山頂直下でもスライドした男性ソロの方が快調に自転車で下ってきました。「ご苦労様〜」と声を掛けられますが、先方の達成感溢れる晴れやかな表情とは対照的に、当方は身も心もドヨーン…。こういうシンドい林道歩きを節約すべく、折り畳み自転車の調達・活用を真剣に検討しようと改めて実感した瞬間でした。気を取り直して歩を進め、余りの空腹に川を渡った涼しい木陰で遅いプチ昼食を流し込み、ペースを上げ迂回気味の林道を進みます。途中、飼い犬多数が吠えまくる民家、短くも暗いトンネル等のハードルも何とか無傷で突破、最後は遊び心でヘアピン区間のショートカットにもチャレンジ。ラストのダラダラ登りでヘロヘロになりつつ、名水を育む深い森に包まれ日陰が多かったことも幸いして、実質1時間半強で林道7km弱を歩き切りました。
 この日の歩行距離は22kmを超え、太腿やヒザも若干悲鳴を上げかけてますが、時間はまだ2時半。ジッと主を待ってくれていた愛車のエアコンで火照った身体をクールダウン、国道沿いの道の駅でジュースを流し込んで息を吹き返します。東京へ帰るのはまだ早い!と中央道をしばし疾駆し、さあもう1山甲府郊外の山百にラストチャレンジです…!(※第4章に続く)

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