日光男体山 (古の三本松ルート)

2012年05月05日(土) [日帰り]

• GPS: 06:38
• 距離: 10.2km
• 登り: 1,158m
• 下り: 1,278m

コースタイム

戦場ヶ原開拓の碑 5:20 ⇒ 8:55 2397.7ピーク
⇒ 9:50 男体山山頂 10:30 ⇒ 11:55 二荒山神社
⇒ 12:15 三本松 ⇒ 12:25 戦場ヶ原開拓の碑

※二荒山神社から三本松までは路線バス

天候

曇り⇒晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

戦場ヶ原開拓の碑の脇に駐車しました。
後で知ったのですが、この辺は関係者以外は進入禁止かも?

コース状況／危険箇所等

三本松から男体山に登るルートは昭和時代に存在した登山道のようで、
現在は廃道となっています。

踏み跡はあるのか無いのかは、残雪のため、はっきりとしませんでしたが、
途中、昔の目印がありました。

2397.7の三角点のあるピークを目指し、そのピークから北北西に派生する
尾根に乗りますが、その尾根直下のシャクナゲ藪がとても密でした。

ただ、今回歩いた軌跡が、昔あった登山道を正確にトレースしているとは
とても思えないので、このシャクナゲ藪はかわせるのかもしれません。

シャクナゲ藪が落ち着くと、男体山山頂までは少し籔の混じった痩せた
稜線歩きとなります。

山頂直下の岩峰は左か右に巻けば問題ありません。
右に巻く方が簡単そうですが、滑落・落石に注意が必要です。
昔はここに鎖か梯子でもあったのでしょうか?

とにかくこのルートはお薦めするものではありませんが、
男体山を表から登って、裏の志津に下りて三本松まで林道を歩くくらいなら、
直接、三本松に下りてしまえば、長い林道歩きから解放されるわけで、
利用価値はありそうです。

写真

5/5 17:57

今日は男体山の開山祭
戦場ヶ原開拓之碑から
山頂を目指す

5/5 5:22

現在地はここ
本日予定のルートは無い

5/5 17:58

すぐに最初の鹿柵
扉を開きカラマツ林の
笹原へ踏み込む

5/5 17:58

笹が密で倒木もあるので
歩きやすい鹿道を行く
前方に目指す頂

5/5 5:46

沢を左から右へ渡り
さらに進むと
またもや鹿柵

5/5 5:51

鹿柵の向こうは
傾斜の緩い落葉樹の森
とっても歩きやすい

5/5 6:01

傾斜がきつくなり
林相が変わると

5/5 6:30

残雪

5/5 6:45

藪っぽくなって
歩きづらい

5/5 7:10

踏み抜き地獄も始まった

5/5 17:58

踏み抜きで進めず
四つん這いで藪こぎ

5/5 7:43

登山道だったころの
目印発見!
踏み抜きは続き
四足歩行の連続

5/5 17:59

残雪と藪に阻まれ
目印を追うことは不可能
この後、コメツガの低木と
シャクナゲの密藪に陥る

5/5 17:59

踏みぬきとシャクナゲ藪に
戦意喪失気味
振り返ると戦場ヶ原

5/5 17:59

なんとか
シャクナゲ藪とも決着
前方に2397.7のピーク

5/5 8:48

開けて中禅寺湖

5/5 8:55

前方に目指す男体山

5/5 8:56

最初の目的地
2397.7のピークに到着

5/5 18:01

稜線でも踏み抜き

5/5 9:06

景色を見て休憩

5/5 18:01

薙ぎの最上部を横断

5/5 9:09

白根山方面はもくもく

5/5 18:01

振り返って2397.7のピーク

5/5 9:11

目的地に随分と近づいた

5/5 9:14

皇海山方面ももくもく

5/5 18:02

藪の稜線

5/5 9:24

前方に
獅子鼻岩のような岩峰

5/5 9:29

結構不気味

5/5 9:32

基部に到着
さて何処を登る?

5/5 9:33

正面突破は無理っぽい

5/5 9:32

左も危ない感じ

5/5 9:32

ここは無難に右に巻く

5/5 18:03

ここなら登れそう?
でもさらに右へ

5/5 9:38

ここは問題なし
久々の岩登り♡

5/5 9:43

ここに出た

5/5 18:03

岩稜の突端より
歩いてきた稜線

5/5 9:43

山頂方面に向かう

5/5 18:04

2か月ぶりに再会

5/5 10:19

ここから見ると楽勝そう

5/5 18:04

さらに山頂へ
雪が随分と少なくなった

5/5 18:06

・・・・・・

5/5 18:05

合掌!

5/5 10:20

亡骸

5/5 10:18

太郎山

5/5 10:31

山頂付近は人だかり
まるで丹沢みたい!
行ったこと無いけど・・・

5/5 10:32

そろそろ下山開始
まだ続々と人が登ってくる

5/5 18:08

雪の下りは楽ちん

5/5 18:09

現役の登山道って最高

5/5 18:09

藪がなくて
とっても歩きやすい

5/5 11:03

ここにも人だかり

5/5 18:10

まだまだ下る
人が絶えない

5/5 18:10

振り返って見る
人の列

5/5 18:11

人の目を気にして
ショートカットせず
車道歩き

5/5 18:11

さらに下り
ゴール直前で

5/5 11:55

冬道に行きそうになった

5/5 11:57

開いているんだった!

5/5 11:57

アカヤシオも開花

5/5 18:11

商売上手

5/5 12:11

丁度バスが来たので
乗って行く

5/5 12:12

車窓より本日登った山

5/5 12:17

バスを降りて
戦場ヶ原

5/5 18:12

辰兄ぃ

5/5 12:25

下山すると晴れる
よくあること・・・

5/5 12:26

戦場ヶ原開拓之碑に
帰ってきた

撮影機器：

EXILIM G EX-G1 カシオ

感想

ron

5月5日の山開きに合わせて、自宅からも望める、手頃な山日光男体山を登ってきました

当初の計画では朝5時から登り始め、山頂を踏み、二荒山神社に10時前に下山し、
開山祭も見学するつもりでいました。
最初はいいペースで登っていたものの、途中から雪と籔と戯れ時間を費やし、
山頂で既に10時、計画通りに行きませんでした
それでも、いつも男体山に登るたびに気になっていた尾根を歩くことが出来て、充分満足してます

ちなみに、翌日の下野新聞に開山祭の様子が載ってました。
記事によると、昨年の入山者数が2万5千人
これって、入山料は500円(こどもは300円、登拝祭の時の大人は1000円)
なので、実入りは単純計算で25000×500・・・　額が多くて計算不能です・・・(終)

コメント

cirrus

物好き？
ronさん、こんにちは。
お疲れさまでした！

今回は、藪漕ぎあり、踏み抜きあり、岩登りありのバリルートでしたか。
物好きですねー
何やら大変そうで、疲れそうなルートのようですが、私もこういうの結構好きなので、
あまり人の事は言えません

何度も登りたくなる山が近くにあると、いいですね。
(入山料で、Zソードも復活してくれると良いのですが)

あ、あと、人の多さと、お花を見に、丹沢にも遊びに来てみて下さい。

ron

丹沢デビュー？
cirrusさん、コメントありがとうございました！

最近、籔での踏み抜き遊びか、お花見ばっかりやってます
そろそろ、北ア か南ア の王道ルートなんて歩きたくなってきました。
あっ、でもその前に、八ヶ岳と丹沢あたりにも行ってみたいです

丹沢通のcirrusさんのお勧めのルートなんてあります？
初心者向けで、人混みと鎖と籔はＯＫですが、虫と蛇がいなくて・・・
距離は２５�卅宛紊芭濱冑弦發�±１５００ｍくらいで ・・・

Kokumaro

こんなルートが・・・
ronさん　はじめまして

こんなルート全然知りませんでした・・
前からあの先（2397,7ピーク）どうなってんだろう？
と思っていたのですが、
昔は三本松からの道があったとは・・

確かに志津に下りて延々林道歩きするよりは・・・
と思いますが難易度は高そうですね

pippi

ronさん、こんばんは
こういうルートもあるのですね
ここを登ってきたのなら、表の道はラクに感じますよね(^^)

写真、私は写っていないかな？？と思ったのですが、山頂にはいませんでした。
でもすれ違っているので、挨拶はしたかもしれませんね

辰兄ぃ、私も今度会ってみたいです

ron

あったんです！
yusさん、コメントありがとうございました！

何度か男体山に登っていると、あの尾根筋は気になりますよね。

2008年の山と高原地図に、2397.7のピークまで破線で登山道が
描かれてました ので、いつかは辿ってみたいと思ってました

山頂から、2397.7のピークまでなら、太郎山神社の祠のある岩峰を
下ることができれば（落石、滑落の危険はあります）、
それほど難しくはないと思います。
ただし、尾根にいると、山頂からは丸見えですが ・・・

今回は残雪でルートが不明瞭なところが多かったので、
機会があれば、冬枯れの頃に、再訪したいと思ってます

ron

写ってませんでしたか
pippiさん、コメントありがとうございました！

すれ違ったのは、山頂直下の火山岩や赤土で覆われたところで、
阿弥陀ヶ原って言うんですか、そのあたりでした。

ここは、急に展望が広がり、思わず「お〜！ 」と言ってしまうところ
おそらく、pippiさんも「お〜！ 」と言っていたはずです

挨拶は多分していますね
この日は、登りは誰とも会いませんでしたが、下りは最初から最後まで、
挨拶しまくり でしたから ・・・・