粟ヶ岳 もう夏はそこまで

2019年06月02日(日) [日帰り]

• GPS: 08:35
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,180m
• 下り: 1,176m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:35
• 休憩: 0:59
• 合計: 8:34

7:14 粟ヶ岳登山口
7:32 7:32 猿飛滝
8:44 8:48 薬師奥の院
9:16 9:16 天狗の水場
10:27 10:37 午の背
11:23 12:05 粟ヶ岳
12:55 12:55 午の背
13:53 13:53 天狗の水場
14:19 14:21 薬師奥の院
15:29 15:30 猿飛滝
15:47 15:47 粟ヶ岳登山口
15:48 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

粟ヶ岳の北五百川登山口へは、北陸道の三条燕ICから50分の時間を要します。なお、新潟市方面からの場合は一般道のR290を利用して加茂市経由で向かっても、さほど時間は変わらずに到着することができます。

コース状況／危険箇所等

コースの上部に掘れていたり滑りやすくなっていたりする箇所がありましたが、全体的に危険箇所はありません。
このコースは、スタートがすでに1合目であり、そして林道部分が終わって事実上の登山がはじまる箇所が2合目ということもあって5合目までの合目表示が甘く感じられます。しかし、後半は厳しく7合目〜8合目〜9合目などは次がなかなか訪れません。さらには9合目からの最後の急登が疲れた体に堪えます。ただ、全体としては加茂市側の中央登山コースより登りやすく感じます。

その他周辺情報

「道の駅 漢学の里 しただ」
www.michinoeki-shitada.com/
トイレ。山菜を売っています。

「いい湯らてい」
www.iiyuratei.com/
露天風呂から名勝の八木ヶ鼻を見ることができます。

写真

6/2 7:22

北五百川の粟ヶ岳登山口を出発します。

6/2 7:51

大ぶなの木(2合目と3合目の間)に到着しました。

6/2 7:51

大ぶなの木を見上げます。

6/2 8:02

3合目の八汐尾根に到着しました。

6/2 8:22

4合目の粟石跡に到着しました。昭和39年の新潟地震でここにあった粟石が転げ落ちました。

6/2 8:23

この辺りからツツジがちらほらと。

6/2 8:32

先週、山開きでお邪魔した守門岳が見え始めました。

6/2 8:32

落雷を受けたのでしょうか? 正面奥の山は鋸山。

6/2 8:32

こちらは先々週に登った袴腰山。ヒメサユリが綺麗でした。3週連続でこの近辺の山を登っています。

6/2 8:52

5合目の薬師奥の院に到着しました。粟ヶ岳の合目標識はここまで比較的に甘い気がします。ここから先が辛いです。

6/2 9:18

6合目の天狗の水場に到着しました。この先で稜線上に出ます。

6/2 9:39

尾根に出ると粟ヶ岳の3連ピークが見えるようになります。

6/2 9:39

右のピークが山頂です。右側の急斜面を直登します。

6/2 9:40

加茂市からの中央登山道7合目にある粟ヶ岳ヒュッテが見えます。

6/2 9:40

新潟平野側の弥彦山〜角田山。

6/2 9:41

角田山の上部に浮かぶのは佐渡ヶ島最高峰の金北山です。

6/2 9:41

新潟市街です。スタジアムのルーフが輝いています。

6/2 9:44

イワカガミが目立つようになってきました。

6/2 9:59

7合目に到着しました。

6/2 9:59

登るにつれ、守門岳がそれほど高く見えなくなります。

6/2 10:00

ツツジが多くなってきました。

6/2 10:00

葉の緑が花の美しさをより一層ひき立てます。

6/2 10:00

蕾も多く待機していますよ。

6/2 10:18

イワカガミもラッシュです。

6/2 10:02

まさに満開。

6/2 10:19

ナナカマドが綺麗に咲いています。この白は少し透き通っていますね。

6/2 12:59

8合目に到着しました。

6/2 12:57

8合目のすぐ先に午の背があります。

6/2 10:47

背は、結構丸くてナイフリッジのようではありません。

6/2 10:47

手を振る余裕もあるようです。

6/2 10:47

ハイ、クリア!

6/2 10:57

これはモミジの花でしょうか?

6/2 12:01

粟ヶ岳の山頂に到着しました。撮影ありがとうございました。

6/2 12:02

飯豊連峰の雪もだいぶ少なくなりました。

6/2 12:02

御神楽岳です。

6/2 12:02

青里岳〜矢筈岳。粟ヶ岳からは秘境の川内山塊の山々を見渡すことができます。

6/2 12:03

五剣谷岳〜青里岳〜矢筈岳の川内の秘境3座。左奥は御神楽岳。

6/2 12:03

なだらかな稜線の浅草岳。今月の終わりに行こう!

6/2 12:03

そしてすぐ隣に守門岳が爆裂火口を見せています。

6/2 12:04

浅草岳〜守門岳の定番コンビ。

6/2 12:04

新潟平野越しに対座する弥彦山です。

6/2 12:33

9合目からのこのアングルは、青里岳と矢筈岳の立体感が良くわかります。

6/2 12:46

ツツジが綺麗だなあ。

6/2 12:46

ピンク色のミツバツツジ。

6/2 12:47

蕾もたくさん有りますよ。

6/2 12:49

風車の羽のように咲いているタムシバです。

6/2 13:14

ウラジロヨウラクの群落です。

6/2 13:15

この花もツツジの仲間です。

6/2 13:20

チゴユリが咲いていました。

6/2 13:33

ツツジ越しの浅草岳〜守門岳。

6/2 13:42

滝が見えました。粟の滝? この登山道からしか見ることができません。

6/2 15:53

無事に下山しました。ありがとうございました。おしまい。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート ガイド地図（ブック） 携帯 時計 タオル ストック カメラ

共同装備

昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 計画書 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め タオル

感想

noriteresuko

新潟平野の盟主とも呼ばれる粟ヶ岳に約1年ぶりに登ってきました。やや霞がかかっていたものの、北は飯豊連峰、東は川内の山々、南は守門岳や浅草岳に加えて微かに越後三山の一部、そして西は弥彦山や角田山と粟ヶ岳山頂からの360°の山岳展望を楽しむことができました。
空気が澄んでいれば鳥海山や磐梯山、それに日光白根山や白馬岳などの遠方の山々も見ることができるのですが、今の季節では致し方ないことでしょう。
また、ツツジ、イワカガミ、タムシバ、ウラジロヨウラク、チゴユリなどの花々が目に潤いを与えてくれました。
ただし、午前7時過ぎの登山開始のわりには全工程でかなり暑く、夏がそこまで来ていることを実感しました。それに、恐れていたヒルに遭遇することはありませんでしたが、暑さのせいもあり忍び寄る影が見えるような気がしました。
また11月頃の大展望が望めそうな清澄な日にでも訪れたいと考えています。