絶景!!残雪の南アルプスの名峰【仙丈ヶ岳】おまけ付
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,388m
- 下り
- 2,385m
コースタイム
8:00 バス
10:00 北沢峠
10:15 駒仙小屋 テント設営 雨のため一時待機
12:15 北沢峠より 双児山経由 甲斐駒ヶ岳を目指す
13:45 双児山
14:45 駒津峰
15:45 仙水小屋
16:30 テント場
5月5日
05:10 テント場
06:25 5合目
07:25 小仙丈ヶ岳
09:00 仙丈ヶ岳(PEAK) 09:10 下山開始
10:10 小仙丈ヶ岳
11:40 テント場
天候 | 5月4日 朝はガス、昼 小雨パラパラからの晴れ 夕方・夜 雨 5月5日 快晴(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
当初 槍ヶ岳の予定だったが天候が悪いため1泊2日でいける3000m峰として仙丈ヶ岳を選んだ。 (5月4日) 初日天気悪かったが、途中から天気回復し、いてもたってもいられず甲斐駒ヶ岳を目指すことにした。 夕方から天気荒れるとのことだったので展望のよい双子山コースを選んだ。 このコースは倒木も多く整備されているとは言い難い感じ。 凍っている登山道も多く(昼通ったにもかかわらず)ノーアイゼンで行ったが、歩くのに自信のない方はアイゼンがあった方がいいかも。 意外と天気がもってくれて、ライチョウにも会い これはいけるかなと思った矢先・・・ 鋸岳の向こうあたりに ”稲光” が・・・やばいっす!! 山での雷は最も怖いし、 甲斐駒ケ岳もガスにつつまれ雹までふってきたので、あきらめて下山することにする。 (5月5日) 朝は少しうす曇り、天気がどうなんだろうと思いながら テン場近くの2合目への道を登りはじめる。 朝は雪がしまりアイゼンなしで進むが、滑りまくる。 4合目以降は樹林帯にもかかわらず風が強く、アウター着用しないと寒い感じだった。 4-5合目の痩せ尾根はもはや存在せず普通に意識せずに歩けた。 ただ、部分部分は凍っていたので、慎重に歩く必要のある場所もあった。 だいたいの方は5合目でアイゼンを着用していた。 自分は小仙丈まではと思ってそこで履かなかったが、風も強く雪もしまっているので早めに履いていてもよかったかもしれません。(稜線上では風が吹き荒れていたので) 小仙丈までは急登が2つ、仙丈までは3つくらいあったでしょうか。 ナイフリッジももはや、人が確実に歩ける程度にまでトレースが大きくなり風さえなければ問題なく歩ける感じでしょう。 その他、スキーヤーやボーダーが仙丈カールをすべりまくっていた。 午後になると融雪がすすみ、下りはアイゼンの効きがいまいちでした。 尻セードを何回かしてしまったが、登っている方から見ればひんしゅくものだったかもしれません。(トレースをはずしてやってるつもりですが) コースタイムは、登りやすい朝型とまだそこまで融雪の進んでいない状態だったので参考程度になさってください。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
当初の予定 槍ヶ岳から天気の関係で1泊2日のお天気で行ける3000m峰ということで仙丈ヶ岳を選んだ。
一日目の甲斐駒はちょっと欲張っていければいいな程度だったのでまぁ登れなくてもしょうがないかと自分を納得させた。
さすがに、夕立に雷というシチュエーションをおしてまで登ることはないので、残念ですが甲斐駒はまた行きたいと思います。
この日の天気は、さすがに温かくなってきたなと感じさせる天気でした。
二日目朝4時頃起床。冬装備を少し軽くした程度だったのでぐっすり眠れました。朝は曇っていたが、準備して雪がしまっているうちに山頂を目指す。気温も登るのにいい感じで暑すぎず寒すぎずでいいペースで登れました。5合目から薮沢小屋方面に行くトレースもありましたが、普通に小仙丈を目指した。斜面もいくつかありましたが、雪がしまっているのでアイゼンがよくきいて登りやすかったです。
小仙丈ヶ岳に着いたころ、雲は晴れ一面の青空に時折風が吹く程度。
まずここから見た南アルプスの名峰に大感動!!ずっと見ていたい気持ちを抑えつつ仙丈岳を目指した。ナイフリッジはもはや形もなく尾根歩きを素晴らしい青空の中すすんだ。多分、この時が一番好きなのかもしれないです。山頂に登り久々の山頂ドライはうまかったです。ホントは上でご飯を食べるつもりが風が強く停滞する気にならず行動食を食べて下山しました。中央道から見る南アルプスとはくらべものにならない景観で本当にいってよかったです。本当にいい山行になりました
下山したら衝撃的なニュースに驚かされました。自分も油断はしないようにしたいと思いました。今年は雪が少なく、たまたま南側が温かかったのでよかったですが当たり前に見ないようにしないといけないですね。
最後に、山行を計画するにあたって山行記録にさせていただきました。
・ titlist さん
・ YamYamGPSさん
・ noborundaさん
・ yokowvさん
ありがとうございました。
そして、いつもアドバイス下さる BochiBochi師匠
ありがとうございました。
先輩の山行の感想(今回は簡潔に)
metabo manさん!厳冬期八ヶ岳は来シーズン持ち越しになってしまいましたが、久々の山コラボお疲れ様でした。駒津峰での下山の好判断、仙丈への歩みの力強さ、地図読み、他の登山者とのコミュニケーションなど半年前と比べると著しく成長しましたね。リーダー的素質を充分に兼ね備えていますよ!知識や知恵より現体験!!
これに勝るものはありません。
これからも山を、自然を、人を愛して
これぞmetabo manの真骨頂を見せてください。
次は笊ですか? 笠新道ですか?
どこでも逝きますよー!
こんにちは。
私もお向かいの?鳳凰三山にいて、5/4も夕方地蔵まで登ろうかなぁなんておもってましたが、天気がいまいちだったのでやめました
5/5こちらから見る白峰三山。とってもきれいでした
雷鳥もカモシカも見れるなんてすごいですね〜。
ちょっと風強かったですよね。。朝は稜線寒かったです。
そして同じく、下山して北アのニュースに驚きました。
自分は南アだったから大丈夫だったけど、装備・天候ちゃんと考えないと怖いなぁと思いました。
夕方から雨風ひどかったですよね。テントが飛ばされるんじゃないかなと思うのも何回かありました。
ライチョウは最近よく会うんですよ。
甲斐駒は黒戸尾根を上がってる時に会ったことがあるのでいるとおもいましたが、まさか仙丈にいるとはおもいませんでした。
カモシカはぜんぜん目立たない感じでハッと見上げたらいてもしゃもしゃご飯食べてる感じでしたよ(笑)
オベリスク。懐かしかったです。5年前あそこに登った景色を思い出しました。
お互い安全に山行を楽しみましょう。コメントありがとうございました。
こんにちは〜
甲斐駒ケ岳で雷鳥にまだ会ったことありません
仙丈ヶ岳では一度見ました
仙丈小屋の女将さんの話しでは小屋付近に二つがいいるそうで
人間がそばにいると天敵が近づいて来ないそうです
天気にもよりますが、今度の尊仏山荘では新たに別のユーザーさんも
登られるそうです。我々とは別行動ですが
らいちょうもカモシカも今回はよく遭遇しました。
仙丈ヶ岳は天気もよくて南アルプスが一望できとてもいい山行になりました。
19日どうなっていくのか、も一つぴんとこないのですが、どうぞよろしくお願いします。
甲斐駒は生憎のお天気となり残念でしたね。
でもライチョウさん、いましたか!同じ個体だったりして??
翌日の仙丈での青空は雨上がりで澄んでいて見ていて気持ちいいですね!
何枚もの急壁を乗り越えての山頂は、達成感がありますよね。ワカル・・・。
甲斐駒リベンジしにまた来て下さい!甲府からのバス開通後も、あえて、伊那から(笑)。
甲斐駒にいたライチョウはえらく警戒して鳴いてましたよ。
そのあとすぐに稲光がすごかったので天候の悪化を予期していたのか、自分たちが怖かったのかよくわかりませんが
甲斐駒はまたやりたいですね
伊那側からのアクセス仕方もわかったので。ただ、厳冬期の黒戸尾根も捨てがたくて悩むなあ
中央アルプスにも進出したい今日この頃です。
また、なんかありましたらアドバイスください。
まずは、2ケ所のご登頂、おめでとうございます。
んが、2ケ所も行けて、天気もまずますなんて、ズルイ!
写真見ると羨ましい限り・・・。
普段の心がけの差かもしれませんが、他での事故等聞くにつけ、お二方の周到な準備と冷静な判断の結果と感服いたしておりましす。
続きは、別のところで・・・
赤石の向うの、富士見平まででしたので、残念ながら、手を振ることはできませんでした。
なんか、若い方は皆さん登頂で、年よりは敗退?
って傾向ですかねー。
槍を止め千丈への転進は大正解でした。
北アルプスは寒気の流入で一時的な冬型になり大荒れでした。4,5日と槍、穂高等の高峰は終始雲の中。5日、上高地ですら強風が吹いていたので山上ではかなり厳しかったのではないかと思います。
千丈、天気が良くてよかったですね!
事前に天気を読むことも重要な登山技術です。遭難した方達も悪天の予報は判っていたと思うのですが、中止する勇気が無かったのでしょうね?
地蔵尾根から挑戦したkureaです。素晴らしい景色ですね。登山には撤退する勇気も必要だと俺は思っています。危険が身に迫ったり色々な状況を判断し撤退する。とても大事なことだと思っています。山は逃げないです。また登ればいい。
地蔵尾根からの仙丈岳また挑戦します。
今回はいつになく考えて山行を計画しました。
行きの中央道で前のトラックが居眠りでガードをぶちやぶるというハプニングや雷に遭うかもとかいろいろありましたが 結果 いい山行になりました。
正直仙丈も風が強くて動けないほどならおそらく撤退したと思います。 いち山のぼらーとしてまだまだ教えていただきたいことがたくさんありますのでそのうちコラボ登山させていただければうれしいです。
コメントありがとうございます。
今回は登りながらもしだめなら撤退という気持ちはありました。前日、稲光もでてましたし、風がすごかったので
自分のモットーは生きていれば何回でも挑戦できるかなという感じので撤退であればまた楽しみにまたチャレンジしたいと思います。
今回は、結果として登頂できすばらしい天気にも恵まれました。
ほんとに感謝できることだと思いました。
JPさんやLONさんの山行やご意見はすごく勉強になります。これからもご指導いただきたいです。
そのうち丹沢あたりでひょっこりお会いできればと思います。
先日はお友達登録にも応じてくださりありがとうございました。
KAITOさんたちのパーティーは本当に楽しそうで山行記録みていてもいいなぁと思わされます。
今回は西穂(独標)、甲斐駒(駒津峰)、仙丈へと天気とうまく付き合いながらいくことができました。やはり季節にあわせて出発する時間や行動する時間が変わるのも勉強できました。
遭難のこともありますが、まだまだ勉強不足なのでいろいろアドバイスください。
コメントありがとうございます。
KUREAさんのおっしゃるとおりだと自分も思います。
撤退する勇気というか、登る機会は死ななければ何回でもあるって自分は思っています。
地蔵尾根実に魅力的で行ってみたいです。
あと丹渓新道も。。。
ちょっと調べてみてリスクが少ないころを狙ってみようと思います。
もし、行かれたら個人的にも感想を聞かせてくださいね。
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