安平路山(摺古木自然園休憩舎からピストン)
- GPS
- 07:33
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,037m
- 下り
- 1,030m
コースタイム
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 7:33
分岐 0752
摺古木展望台 0820-30
摺古木山 0828-39
白ビソ山 0927-39
安平路避難小屋 1003
安平路山 1049-1103
安平路避難小屋 1135
白ビソ山 1206-19
摺古木山 1304
摺古木展望台(自然園) 1320-35
分岐 1356
自然園休憩舎 1435-55
天候 | 晴れのち時々薄曇り、気温高め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
しかし施錠はなく、私を含め数台が摺古木自然園休憩舎まで入っていた。 ただし一級品の悪路。 休憩舎の駐車スペースは5台ほど。数百m手前にも何台か止められそうな場所あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
摺古木山より下:笹がうるさい部分が多いが支障なし。崩壊箇所若干だが慎重に行動すれば問題なし。 摺古木-安平路避難小屋:さして丁寧でないけど、笹は広く刈られていて快適。 安平路避難小屋-安平路山:笹のかぶりがかなりある。残雪もあるが目印もあり、ほぼ支障なし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地形図
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
スパッツ(使用せず)
|
---|
感想
この山は一体、何度目の正直になるだろうか?。最初の計画は10年も前に立てた。
登山口標高は高く、気温が高い日にも好適で一見スペックは良い。しかし、朝2時前後の
起床、高速代とガソリン代で1万円の出費、時には手前で通行止めとなる酷い路面等の悪条件の
割に、展望はなく地味な山。登山届まで出してから気乗りせずにドタキャンしたのも
1度や2度ではない。
もたもたしているうちに、深田200名山の残りも一桁、日帰りで行ける山もほとんど
なくなってきた今回、やっと実行できた。
アホなカーナビは、例によってとんでもない遠回りを指示してくるが、無視して
県道8号線へ。狭い道で飯田峠を越え、黒川沿いの林道に入る。ロープゲートの手前から
すでに路面は良くない。
ロープゲートを越えてから、路面はさらに凶悪になる。ワダチというよりも砂利が完全に
流れて、道路を作った時の岩盤が剥き出しになっている。前回カーナビに騙された
袈裟丸山郡界尾根登山口の沼田側からの道より悪い。しかも延々と長い。小楢山の林道の
最後がこれに近かったが、距離は何分の一しかなかった。とにかく、30分もそんな道を走り、
やっと自然園休憩舎に到着。ここまでが一つの核心部かもしれない。
歩き始めると、笹のかぶりが結構うるさい。が、幸いにも前夜の雨はほぼ乾いており、
それほどぬれずに済んだ。(この笹丈だと、濡れる状況だとスパッツは役に立たず、
雨具ズボンまで必要だ)
30分弱、急登すると、道は巻き気味になる。最初の沢の横断は沢沿いに引き込まれやすい
(GPSログにも残っている)。バイカオウレンは全山に多く見られたが、イワウチワの群落も
2箇所にあった。実は私は、北海道にはないこの花には弱く、なんかホロリとして
しまうのである。(イワカガミも北海道には少ないが、さすがにそちらには免疫ができた)
以降、数本の沢を渡ると分岐に着く。道の状況は両方同じ程度。直登すると、これも
いくらも行かないうちに傾斜が緩み、摺古木山に着いた。少々遠いが、木曽駒(三ノ沢岳かも)
から越百に至る山並みの展望も得られた。
ここから先は、(もう少し根本から刈ってほしいけど)幅広く笹が刈られて、歩きやすい。
白ビソ山まで1時間、安平路避難小屋まで25分。残雪も多少あるが、問題にはならない。
避難小屋の戸がズッコケていて、直してあげたい気がしたが、20分位かかりそうだし、
失敗して開放状態になるのもまずいので、やめておいた。とはいえこの状態で強風が吹くと、
吹っ飛ぶかも。
避難小屋から先には水場が2箇所有る。笹刈はなくなり、なかなかの笹かぶりだ。
登り始めより悪く、残雪も多くなって、時には初歩的なルーファイを強いられる。1049山頂着。
展望はない。三角点は山名標の手前にあった。
この先へ進むルートは、(北へそれる)地形図とは異なり、稜線上に忠実にピンクテープが
続いていた。更に進んで、越百山方面あるいは念丈岳方面とつなぐことを構想したことも
あったのだが、安平路山だけにしてもこれだけ愚図ったのに、段取りにその数倍の労力を
要するとなれば、実現することはないだろう。
あとは、往路を、白ビソ山、摺古木山と戻る。気温が上がるに従い、ペースが落ちてくる。
摺古木山からは西の自然園経由とする。自然園は、簡単に言うと森林限界の日本庭園だ。
悪い所ではないが、摺古木山とこの自然園を目指すために、あの悪路の林道を走り、
半日を費やすのは割に合わないな。遠足向けには手ごろだが、バスも入れないだろう。
自然園からの道は、一ヶ所崩壊しているが、まあ注意深く通れば問題ない。笹の
かぶりも行きと同程度。イワウチワにお別れを告げて、休憩舎へ。
どうしても、(不遜な言い方だが)「片付けた」感が否めなかった山行ではあった。
でもまあ、イワウチワにも出会えたし、まずまずだったか。
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