塔ノ岳 ヤビツ峠から表尾根を歩き、大倉尾根で大倉に下山


- GPS
- 06:45
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,274m
- 下り
- 1,729m
コースタイム
10:15 岳ノ台手前のピーク
10:32 岳ノ台
10:58 菩堤峠 電子基準点
11:10 林道分岐
11:42 二ノ塔
12:00 三ノ塔
12:28 烏尾山
昼食・休憩
12:45 烏尾山 出発
13:00 行者ヶ岳
13:05 行者ヶ岳 奥のピーク
渋滞にハマる。。。
13:38 鎖場を突破して渋滞から抜ける
13:43 政次郎ノ頭
14:00 新大日
14:16 1396ピーク
14:35 塔ノ岳 山頂
休憩
14:42 塔ノ岳 出発
14:53 金冷し分岐
15:02 花立山荘
15:15 天神尾根分岐
15:26 堀山の家
15:34 堀山
15:40 駒止茶屋
16:03 見晴茶屋
16:10 雑事場分岐
16:12 テン場
16:25 観音茶屋
16:40 大倉登山口
16:45 大倉バス停 到着
天候 | スカッと快晴 ! やたらと見通しがよく大島まで見えていました〜 私は知りませんでしたが、そこまで見えるのはカナリ珍しい事のようでした (^^ゞ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰りは大倉から16:55発のバスで渋沢駅北口まで移動しました。 行きも帰りもバスはビシバシ臨時増発されていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山ポストは…確認しませんでした (^^ゞ ※ コースは全体的に大変よく整備されていて、特に不安を感じるような所はありませんでした。 ※ 私はヤビツ峠から岳ノ台に向かいましたが、普通はパスして林道を歩くようで、 こっちのルートは閑散としていて、の〜んびりと気持ち良く歩く事ができました。 通常のルートとの合流部以降も、バスに乗ってきた集団が通り過ぎた後なので、 比較的スムーズに歩く事ができました。 岳ノ台山頂からの富士山も見事で、ある意味で穴場のルートだと思います。 ※ 行者ヶ岳と政次郎ノ頭の間にある鎖場で、三十分程度渋滞に巻き込まれました。 確かに多少急な斜面ですが、せっかく鎖が二本あるんですから、 その二本を遊ばせる事なく有効に使うように心掛けて欲しいと思いました。 ※ その他の詳細は大変申し訳ございませんが、ヤマレコに沢山ある他の記録を参照願います (^^ゞ |
写真
感想
普通ならせっかくのゴールデンウイークなんですから、派手にアルプスの縦走などを計画するんでしょうが、私は丹沢の日帰りハイキング (笑)
そういえば今年の夏山始めだなぁ…確か去年も丹沢で始まった気がする…(「‥)ドレドレ..あ、やっぱりそうだった…
ふむふむ、去年は比較的マトモな装備で歩いているなぁー、それに比べて今年は…
靴はスニーカーに毛が生えたショートカットのトレランシューズ。
(全くトレランなどやる気はなく、ゴアだから雨にも比較的安心な完全普段履きのシューズ(笑))
ザックは20リットルのほとんどタウンユースを主目的に買ったザック。
中身は…お昼ご飯、ハイドレーションに1リッターの水分、500mlのヘルシアウォーター、カッパ上下、傘、ヘッデン、タオル、おやつ、ロールペーパー、ナイフツール類、デジカメ、GPSロガー、地形図、コンパスと、今年はチョ〜なめきった手抜き装備 (^^ゞ
しかも、計画もろくにたてないで頃合いを見計らって下りようという、全くだらしのない山行でした (^^;)
当日の朝、なんとか電車を乗り継いで秦野駅に着き、バス乗り場に向かうと・・・とてつもない行列が目に入ってきました。
それは見事な登山スタイルのバス待ち行列で、おのぼりさんの私にはバス停を探す手間が省けるという、好都合の行列でした (笑)
行列に並んでバスが来るのを待っていると、まわりの人達が「こんなに乗れっこないよね・・・どうしよう」などと言ってましたが、
私は特に時間の制約がないので、なんとかなるんじゃないの ? ・・・だめならもう一つ先の駅に行けばいいな・・・的な気楽な考えでバスを待っていました。
少しするとバスが来て、ドドーっと登山者を詰め込んで出発しましたが、まだまだ乗り切れない登山者が残っています。
しかし稼ぎ時なんですよね、ちゃんと増発のバスが引き続きバス乗り場に来て、結局この時は三台のバスが出たようです。
さらに途中の峠道でも三台くらいのバスが下りてきましたから、かなりの人が同じ登山口から登っているのが予想されました。
ヤビツ峠に着くとバス停の周りにはスンゴイ人の数 !
こりゃ賑やかな一日になりそうだな・・・でも、限度ってものもあるわな (笑)
などと考えながらトイレで用をたし、最終準備を済ませて登山口に向かった途端・・・お腹がゴロゴロ〜 (~_~;)
またしてもトイレに戻り、排泄物をスッキリ出すだけ出しての登山スタートとなりました (^^ゞ
そんな感じで一人でも賑やかなスタートでしたが、いざ登山口に向かうと私だけ逆方向に進んでいるみたい・・・
ありゃ ? これだけ人がいても誰も岳ノ台は経由しないもんなの ?????
まあ、今回の山行は私にとって今シーズンの夏山始めですから、自分のペースでのんびり歩く事が今日の目的です。
誰も歩いていないようだけど、それもヨシ ! と自分に言い聞かせて予定通り岳ノ台に向かって歩き出しました。
山道に入ると真面目に誰もいません (笑)
一人で歩くときの私の悪い癖で、どうしても最初はペースが上がってしまいます (^^ゞ
いきなりゼーハーいいながら最初の坂を上って行くと、ようやく前に一人見えました。
その人と微妙な間隔を保ちながらなんとかペースを作り、人けの少ない登山道を歩いていき岳ノ台山頂に着くと、そこには少し広い広場と数個のベンチ、そして立派な展望台がありました。
展望台の上に上がってみると、ド〜〜〜ンと目の前に富士山が見えて感動〜っ !
表尾根からは随所で富士山が見えますが、岳ノ台山頂からの富士山もナカナカのものだと私は思いました。
富士山の感動に浸りながら、気持ちよく大多数の人が向かったコースとの合流点に向かいましたが、合流点についてみると時間が倍近く多くかかっていたためか人もまばらです。
確かに林道を歩いていくよりは30分程度時間が多くかかりますが、人も少ないので自分のペース作りも丁度いいし、この先でも登山者が程良くばらけてしまっていて、ノビノビと歩けて一石二鳥のコースだったと思いました。
二ノ塔、三ノ塔と順調に進み、烏尾山で富士山を眺めながら昼食にしました。
昼食を食べながら富士山と共に目に入る塔ノ岳を見て、これからのコースを考えました。
あ、ところで今の日没時間って ? ・・・そう思ってプロトレックでモゾモゾ調査・・・ほっほ〜18時40分 !
ま、多少遅くなっても大倉尾根ならシッカリしてるだろうからヘッデンでも大丈夫だろ、行ってみよ〜っ
って事で塔ノ岳を目指す事にしました。
意気揚々と烏尾山から再スタートして順調に行者ヶ岳を過ぎ、その先の小ピークに出たところで突然行列にぶち当たりました。
ありゃ、何かあったのかな・・・事故 ? ・・・そう思ってピクリとも動かない列で待っていると、たまーに反対側から歩いてくる人がいます。
その人達と周りの人の話を聞いていると、どうもこの先に鎖場があるらしいのがわかりました。
地形図で確認すると・・・これ ? まだ先だぞ〜 \(◎o◎)/!
そこで一気に塔ノ岳への意欲が半減しましたが、まあ急いで必ず行かなきゃいけないわけでもないので、ノホホーンと富士山を眺めながらおとなしく待つことにしました。
ジリッ、ジリッと進みながら待つこと三十分以上・・・ここで待ちながら昼にすればよかったと思いながら (笑) 問題の鎖場にやっと来ました。
鎖場はこっちの方向では下り斜面で、急と言えば急斜面ですが距離はそんなに長くはありませんでした。
なぜこんなに詰まるのかな ? と思って見ていると、せっかく鎖が二本あるのに一本遊んでいます !
確かにそっちの方が急斜面で足場も少なそうですが、下り方を工夫すれば別に問題はなさそうな岩場でした。
私は遊んでいる鎖を握られるところまで来ると、登ってくる人がいないのを確認して一気にシュルシュル〜、何人ゴボウ抜きしたんだろう (爆)
一時は1209(政次郎ノ頭)からの尾根を下山しようかとも考えましたが、思いのほか渋滞を抜けると順調に進んだので、勢いに乗ってスルーしてしまいました (笑)
新大日を過ぎて木ノ又小屋を過ぎると、塔ノ岳が一気に近くに見えました。
それと同時に最後の登り斜面・・・それほどの急斜面ではないんですが、ここに来てのコノ斜面はナカナカ応えました (・・;)
とにかく一歩一歩、何も考えないで一歩を出す、そうしながらジワジワと登って行くと、ワイワイガヤガヤとたくさんの人の声が聞こえてきました。
なんとか来ました〜、そこは突然大勢の人で賑わう塔ノ岳の山頂です。
去年来た時はガスで展望がありませんでしたが、この日は快晴〜っ !
人の頭もたくさん見えますが (笑) ぐるりと回りの景色を堪能しました。
どれが何の山かはわかりませんが南アルプスも見えていたようです (^^ゞ
人混みの中で景色を楽しんだ後は三角点タッチを済ませ、そそくさと下山する事にしました。
下山を始めていきなり目にした標識の「大倉バス停 7km」・・・なっがぁ〜。。。
そう言えば自分の足で歩いて下山するのは何ケ月ぶりだろう ?
しばらく山スキーで楽しみながら滑り降りてたからなぁ・・・大丈夫か ? (;´▽`A``アセアセ
とにかく歩くしかないので人の流れに乗って歩き出し、金冷しの分岐から大倉尾根に曲がり、去年来た記憶を思い出しながら歩いていきました。
相変わらず完璧に整備された登山道です、どこぞの裏山百名山周辺とは月とスッポン (爆)
なんとか膝に負担が極力かからないようにして、トレランシューズの柔軟性を生かしながらヒョロヒョロ順調に下山していきます。
道幅もソコソコで時には二車線になっているので (笑)、ある程度人が多くなってもスルスルパスしていけました。
堀山の家を過ぎてからの大倉尾根は初体験です。何故か一気に人の数が増えてきました。。。
ながーい単調な下りにも飽きてきて、登山道脇の杉林の中を歩いたりしながら気分を紛らわし、何とか単調な下りをこなして行きました。
標識の残りの距離がジワジワと少なくなり、登山道が舗装道路になったあたりで気が付いたこと・・・今日は車じゃない !
こりゃ下山と同時にプシュッと缶ビールでも飲むしかないじゃん (笑)
そう思いながら大倉のバス停に着くと、到着と同時にバスがやってきてしまい、そのままの流れでバスに乗り込んでしまいました。
あっ、ビール・・・・・
気が付いたときには人混みのバスの中。。。。。なんともしまりのない下山完了となりました (爆)
まあ、最高の天気に恵まれ、一人でノビノビと何とかグルリと歩けたのでヨシでしょうね。
まだまだ裏山には雪があるので夏山にスイッチが入るかは微妙ですが、今年の夏山始めとしてはマズマズの内容だったと思います。
shunちゃんこんにちは。
えー塔ノ岳って青森県にもあるんだと思ったら
記録を読み始めたら丹沢だったので吃驚しました。
shunちゃんが留守している間、オートキャンプで
地元青森荒らしをしてきました。
後半は天候が悪かったのですが、岩木山の弥生いこい
の森のキャンプ場をベースに、グルメ・温泉三昧の旅で
citさんにも会う事ができ、楽しい旅になりました。
えーっ、青森荒らし!
なんと、やられちゃった
あらー、そうだったんですか〜
って、私も人の事は言えないか
寒くはありませんでしたか?
グルメ・温泉三昧ですか
遅い東北の春を満喫されたんでしょうね
よかったですね
ん?
って事は今頃休みボケですか?
私はモロです
あの日は本当にいい天気でしたね
麓からも青々とした山が蒼い空に映えていました
ヒルにあわなくて良かったです
トカゲさんはさすがにいましたかね(笑)
私はどちらも今年はまだ見てません
天気がよかったのはアノ日だけのようでしたね
いつもの私には考えられないけど
これで使っちゃったのかな
トカゲはビビリましたよぉ
硬直しちゃいました
これだから夏山は恐怖なんだよなぁ
あ、ヒル・・・完全に頭にありませんでした
まぁ、見たくもないけどね
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する