貫井谷【比良 安曇川】
- GPS
- 09:51
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,684m
- 下り
- 1,672m
コースタイム
天候 | 曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
貫井谷出合→二俣 堰堤沿いに斜面を進む、堰堤群の終わりから入渓するが、二俣までの遡行価値は低い 二俣→武奈ヶ岳 怒涛の滝の連続、高巻き不要。岩は安定している。カムやナッツで支点が取りやすく、難しくはあるがストレスは少ない。谷を真っ直ぐに抜ければ、藪漕ぎもなく山頂が見えてくる。 下降路(細川尾根) 細川尾根の頂点は山頂より数分歩いて見えるケルンが目印。そこから北西にテープや踏み跡を頼りに下る。途中倒木が多く、急斜面も続く。 |
その他周辺情報 | 湖西道路をおりて鯖街道へ進むとコンビニ2軒 |
写真
感想
こないだの三舞谷に続き、T氏と比良の貫井谷に入りました。「裏比良のなかでは一番の悪谷である。」と吉岡(2011)も言っているので、なかなか手強いだろうと予想はしていましたが、実際は想像以上でした。
岩がヌルヌルしていることが多く、小さな滝でも苦労します。その点ウールフエルトのT氏は快適に飛ばしてました。僕はリソール間近のポリフエルトで、もそもそしてました。
歩く部分が極端に少なく、とにかく滝を登ることで進んでいくような急峻な谷です。これだけたくさんの滝がかかりながら、高巻き0という充実の沢登りです。
しかし、最後の方には天気も悪くなってきて、もういつまで続くんだ…という気分に。滝をいちいち記録することも億劫になってきますが、最後まで楽はさせてくれませんでした。
いくつもの滝を登りましたが、印象に残っているのは3つほど。
まず二俣からすぐの2条8m。ちょうど滝のサイズくらいの木が縦に挟まっていたので、これを使ってしまえば大したことなさそうです。T氏がノーロープで登り、僕はフォロー。ロープを出してもらったので、木限定でやりました。木がなかったら中間部で難しいところが出てきます。支点は左側にクラックがあるので、簡単に取れそう。
後半の連瀑帯に現れる、18m滝も印象的でした。別に難しさはないのですが、ムーブの面白さと支点の取りやすさが揃っていて、"楽しめる滝"でした。
一番緊張したのは、最後に出てくる2段10m。左側を微妙なバランスで登っていき、最後は草付きを突破。ロープを出さないで突っ込んだので、かなりビビりました。わかれば難しくはないんですけどね。疲れも出てきて、時間かけてしまいました。
最後は藪漕ぎもなく、まっすぐ武奈ヶ岳の頂上に出ます。あたり一面霧で、ちっとも気持ちよくはないのですが、もう滝を登らなくていいと思うと気は抜けました。ただ、気温は低めで風も出ていたので、あんまりゆっくりしていられず、足早に細川尾根を下っていきました。
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