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Yamareco

記録ID: 1887147
全員に公開
沢登り
比良山系

貫井谷【比良 安曇川】

2019年06月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
heshu その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:51
距離
14.6km
登り
1,684m
下り
1,672m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:49
休憩
0:58
合計
9:47
距離 14.6km 登り 1,684m 下り 1,684m
7:45
5
7:52
7:52
54
8:46
9:31
376
15:47
16:00
5
16:05
16:06
45
16:50
16:50
7
16:57
16:57
29
17:27
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8
天候 曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
貫井のバス停手前にある鯖街道沿いのスペースに駐車
コース状況/
危険箇所等
貫井谷出合→二俣
堰堤沿いに斜面を進む、堰堤群の終わりから入渓するが、二俣までの遡行価値は低い

二俣→武奈ヶ岳
怒涛の滝の連続、高巻き不要。岩は安定している。カムやナッツで支点が取りやすく、難しくはあるがストレスは少ない。谷を真っ直ぐに抜ければ、藪漕ぎもなく山頂が見えてくる。

下降路(細川尾根)
細川尾根の頂点は山頂より数分歩いて見えるケルンが目印。そこから北西にテープや踏み跡を頼りに下る。途中倒木が多く、急斜面も続く。
その他周辺情報 湖西道路をおりて鯖街道へ進むとコンビニ2軒
貫井谷出合から左岸沿いに進む。
2019年06月09日 07:51撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/9 7:51
貫井谷出合から左岸沿いに進む。
堰堤群の脇を通過。
2019年06月09日 07:54撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/9 7:54
堰堤群の脇を通過。
堰堤群の最後、門のような堰堤が現れる。ここを入渓点とし、装備を整える。
2019年06月09日 08:09撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/9 8:09
堰堤群の最後、門のような堰堤が現れる。ここを入渓点とし、装備を整える。
荒れた雰囲気のゴーロ帯を進んで二俣を目指す。
2019年06月09日 08:29撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/9 8:29
荒れた雰囲気のゴーロ帯を進んで二俣を目指す。
1時間ほどで二俣に到着。左に進路をとる。
2019年06月09日 08:52撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/9 8:52
1時間ほどで二俣に到着。左に進路をとる。
それまでのつまらない沢が嘘のように、次々と滝が目の前に立ちはだかる。
2019年06月09日 09:06撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/9 9:06
それまでのつまらない沢が嘘のように、次々と滝が目の前に立ちはだかる。
核心のひとつ、2条8m滝。左手のクラックを利用して登るが、倒木を利用することでかなり楽に突破できるようになっている。
2019年06月09日 09:13撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/9 9:13
核心のひとつ、2条8m滝。左手のクラックを利用して登るが、倒木を利用することでかなり楽に突破できるようになっている。
ここもなかなか面白い。大岩に潜ると…
2019年06月09日 10:39撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/9 10:39
ここもなかなか面白い。大岩に潜ると…
洞窟のような空間になっている。光を目指して登る。
2019年06月09日 10:41撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/9 10:41
洞窟のような空間になっている。光を目指して登る。
ステミングが有効な場面が多い。しかし、岩はぬるぬるするところもあり、緊張させられる。
2019年06月09日 10:58撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/9 10:58
ステミングが有効な場面が多い。しかし、岩はぬるぬるするところもあり、緊張させられる。
これは、中間部からホールドが見当たらないので、左壁から登る。
2019年06月09日 11:17撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/9 11:17
これは、中間部からホールドが見当たらないので、左壁から登る。
ゴルジュが現れる。巻く気を起こさせない。とにかく登ろう。
2019年06月09日 12:09撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/9 12:09
ゴルジュが現れる。巻く気を起こさせない。とにかく登ろう。
いくつも登りすぎて、何を登ってきたのか記憶も曖昧になってくる。
2019年06月09日 12:43撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/9 12:43
いくつも登りすぎて、何を登ってきたのか記憶も曖昧になってくる。
18m滝。支点を取りやすく程よい難易度でなかなか面白かった。
2019年06月09日 12:55撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/9 12:55
18m滝。支点を取りやすく程よい難易度でなかなか面白かった。
印象に残ってないということは、難しくはないということでしょう。
2019年06月09日 13:49撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/9 13:49
印象に残ってないということは、難しくはないということでしょう。
霧が出てきて天気が怪しくなる。このころにはもう滝登りはお腹いっぱいである。
2019年06月09日 14:30撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/9 14:30
霧が出てきて天気が怪しくなる。このころにはもう滝登りはお腹いっぱいである。
これは難しかった。例のごとく滝身はツルツルなので、左壁を登っていく。上部が草付きで落ちたらやばいので、かなり集中した。
2019年06月09日 14:44撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/9 14:44
これは難しかった。例のごとく滝身はツルツルなので、左壁を登っていく。上部が草付きで落ちたらやばいので、かなり集中した。
難しいところも終わり、あとはとにかく手足を動かすだけだ。
2019年06月09日 15:24撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/9 15:24
難しいところも終わり、あとはとにかく手足を動かすだけだ。
まっすぐ谷を進んでいくと、頂上の指標がお出迎え。
2019年06月09日 15:46撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/9 15:46
まっすぐ谷を進んでいくと、頂上の指標がお出迎え。
なんて花だろう?
2019年06月09日 16:06撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/9 16:06
なんて花だろう?
細川尾根の途中で、ブナの綺麗な林。
2019年06月09日 16:53撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/9 16:53
細川尾根の途中で、ブナの綺麗な林。
ブナ林が終わり、植林帯に入る。
2019年06月09日 16:57撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/9 16:57
ブナ林が終わり、植林帯に入る。
植林帯の急斜面もようやく終わり。
2019年06月09日 17:24撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/9 17:24
植林帯の急斜面もようやく終わり。
駐車ポイントの近くに出れて、ラッキー。
2019年06月09日 17:34撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/9 17:34
駐車ポイントの近くに出れて、ラッキー。
吸われはしなかったが、ヒルがくっついていた。
2019年06月09日 17:46撮影 by  TG-830 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/9 17:46
吸われはしなかったが、ヒルがくっついていた。

感想

こないだの三舞谷に続き、T氏と比良の貫井谷に入りました。「裏比良のなかでは一番の悪谷である。」と吉岡(2011)も言っているので、なかなか手強いだろうと予想はしていましたが、実際は想像以上でした。

岩がヌルヌルしていることが多く、小さな滝でも苦労します。その点ウールフエルトのT氏は快適に飛ばしてました。僕はリソール間近のポリフエルトで、もそもそしてました。
歩く部分が極端に少なく、とにかく滝を登ることで進んでいくような急峻な谷です。これだけたくさんの滝がかかりながら、高巻き0という充実の沢登りです。
しかし、最後の方には天気も悪くなってきて、もういつまで続くんだ…という気分に。滝をいちいち記録することも億劫になってきますが、最後まで楽はさせてくれませんでした。

いくつもの滝を登りましたが、印象に残っているのは3つほど。
まず二俣からすぐの2条8m。ちょうど滝のサイズくらいの木が縦に挟まっていたので、これを使ってしまえば大したことなさそうです。T氏がノーロープで登り、僕はフォロー。ロープを出してもらったので、木限定でやりました。木がなかったら中間部で難しいところが出てきます。支点は左側にクラックがあるので、簡単に取れそう。
後半の連瀑帯に現れる、18m滝も印象的でした。別に難しさはないのですが、ムーブの面白さと支点の取りやすさが揃っていて、"楽しめる滝"でした。
一番緊張したのは、最後に出てくる2段10m。左側を微妙なバランスで登っていき、最後は草付きを突破。ロープを出さないで突っ込んだので、かなりビビりました。わかれば難しくはないんですけどね。疲れも出てきて、時間かけてしまいました。

最後は藪漕ぎもなく、まっすぐ武奈ヶ岳の頂上に出ます。あたり一面霧で、ちっとも気持ちよくはないのですが、もう滝を登らなくていいと思うと気は抜けました。ただ、気温は低めで風も出ていたので、あんまりゆっくりしていられず、足早に細川尾根を下っていきました。

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