ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1895951
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

備前楯山(78/栃木百):花は咲かねど圧巻の展望、半袖隊長、人に触れ歴史に触れ自然に親しむ

2019年06月17日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:44
距離
18.9km
登り
904m
下り
851m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:32
休憩
0:10
合計
4:42
10:24
11
10:35
10:35
43
県道293号線
11:18
11:18
34
小滝の里
11:52
11:52
32
銀山平(かじか荘前)
12:24
12:24
34
12:58
13:08
27
13:35
13:35
45
14:20
14:20
19
14:39
14:39
16
14:55
14:55
11
15:06
通洞駅
合計距離: 18.93km /最高点の標高: 1237m /最低点の標高: 580m
累積標高(上り): 971m /累積標高(下り): 920m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:33.24=18.93+(971÷100)+(920÷100÷2) 
→→→判定「●●EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
  Thanks to murrenさん⇒
  http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142

【参考文献book
分県登山ガイド08栃木県の山(山と渓谷社/2018年7月1日初版)
30備前楯山(びぜんたてやま)1273m:
町の背後にそびえる足尾銅山発祥の地
天候 晴れのち 曇り
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
【往路】地元駅4番電車0542代々木上原駅054705360622北千住駅06350751館林駅07590829太田駅08370901相老駅09051015原向駅
【復路】通洞駅1517寝過ごして1636桐生駅16461652相老駅1730太田駅館林駅久喜駅北千住駅代々木上原駅2030頃地元駅
(注)わたらせ渓谷鉄道…一日乗車券1,850円がお得⇨乗換える相老駅で購入(車内購入不可)…水沼駅併設の温泉施設も割引になる
コース状況/
危険箇所等
コース状況【emj:158]paper
●歩行距離は19km弱とやや長いが、そのうち登山道(土道)は3km弱だけ。残りの約17kmは関東ふれあいの道コース。
●危険箇所はない。鎖場や梯子は皆無で、岩場もない。
●向原駅から銀山平(国民宿舎かじか荘)までバス便があればと思うが残念ながらない。
●クルマであれば舟山峠から往復2.8kmのみ。全線快適な広葉樹のなだらかな道で初心者・初級者でも安心して登降できる山道。

★水場sweat02:県道沿いにコップが添えられたホースから水が流れ出ていた
★渡渉箇所wave:なし
★泥濘状況shoe:なし
★積雪状況snow:なし
★蜘蛛の巣 :なし

☆半袖 タイム:終日全行程
★半袖 出会い指数:計測休止中
☆半袖 驚かれ指数:計測休止中
★入山者run
 々駝噂票砲じか荘で庚辰山から下山直後の女性2人組
 備前楯山に登降中に3人(男女ペア+シニア女性ソロ)
その他周辺情報 ★登山ポストpostoffice:原向駅ホーム(⇨備前楯山だけでなく、皇海山・庚辰山など足尾山地全般)
★駐車場parking:舟石峠登山口(無料、非舗装…50台くらいは)
★トイレtoilet:原向駅、舟石峠登山口(⇨仮設)、古河橋、間藤駅、足尾駅、通洞駅
★携帯 :基本的には圏内
★食料調達処24hours:ファミリーマート北千住駅上りホーム(⇨開店6am)
★酒類調達処:ヤマザキショップ通洞店、クスリのアオキ相生店
★お土産処present:買わず
★飲食店restaurant:寄らず
★温泉spa:寄らず(⇨行くとすれば、わ鉄水沢駅温泉センター「すっぴん美人の湯」)
★宿泊施設hotel:日帰り
わたらせ渓谷鉄道原向駅[[train]]
片道5時間です💦
1
わたらせ渓谷鉄道原向駅[[train]]
片道5時間です💦
全線乗降自由「わ鉄一日フリーきっぷ」利用。
少しですがお得(^_^)v
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全線乗降自由「わ鉄一日フリーきっぷ」利用。
少しですがお得(^_^)v
駅ホーム上に登山ポスト(手前)postoffice
奥には水洗トイレ完備toilet
駅ホーム上に登山ポスト(手前)postoffice
奥には水洗トイレ完備toilet
暫くR122を北上。
あれが備前楯山かな?
銀山平への県道293(庚申山公園線)へと左折。
暫くR122を北上。
あれが備前楯山かな?
銀山平への県道293(庚申山公園線)へと左折。
入口には立派な庚申山の石碑。
歴史的には百名山の皇海山より別格なのですね。
3
入口には立派な庚申山の石碑。
歴史的には百名山の皇海山より別格なのですね。
国民宿舎かじか荘への道案内が道標代わり。
残距離が目安になります。
国民宿舎かじか荘への道案内が道標代わり。
残距離が目安になります。
庚申ダム。
小中学校跡地。
右上に学校が立っていたようです。
小中学校跡地。
右上に学校が立っていたようです。
小滝の里?
今は何もありませんが…
小滝の里?
今は何もありませんが…
かってはこんな大きな精錬所があったとは…。
今は昔です。
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かってはこんな大きな精錬所があったとは…。
今は昔です。
炭鉱夫が疲れを癒した浴場跡。
2
炭鉱夫が疲れを癒した浴場跡。
唯一残る鉄橋。
炭鉱入口。
石積みに挟まれた道ですが…
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石積みに挟まれた道ですが…
かっては社宅が立ち並んでいたとは…。
ホントに今は昔です。
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かっては社宅が立ち並んでいたとは…。
ホントに今は昔です。
かめむら別館[[spa]]…古びた看板。
ひっそりしていましたが、まだまだ営業中。
かめむら別館[[spa]]…古びた看板。
ひっそりしていましたが、まだまだ営業中。
猿田彦神社とかめむら別館への入口は同じ。
折角なので寄ってみましょう。
猿田彦神社とかめむら別館への入口は同じ。
折角なので寄ってみましょう。
凄い数の幟です。
奥に社殿が見えますね。
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凄い数の幟です。
奥に社殿が見えますね。
社殿の奥を抜けると銀山平公園。
キャンプ場やコッテージがありました。
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社殿の奥を抜けると銀山平公園。
キャンプ場やコッテージがありました。
かじか荘まで1時間半…社会科見学の道でした。
庚申山から下りてきた山ガールとお話します。
庚申山も栃百なんですよね。
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かじか荘まで1時間半…社会科見学の道でした。
庚申山から下りてきた山ガールとお話します。
庚申山も栃百なんですよね。
宿舎前で道は分岐し今日は右。
真っ直ぐ行くと庚申山・皇海山へ。
遭難者が出たばかりでヘリが飛び回っていたとか。
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宿舎前で道は分岐し今日は右。
真っ直ぐ行くと庚申山・皇海山へ。
遭難者が出たばかりでヘリが飛び回っていたとか。
まずは斜面のジグザク道。
正面に舟石林道のガードレールが見えますね。
まずは斜面のジグザク道。
正面に舟石林道のガードレールが見えますね。
すぐに銀山平展望台への道が左へ分岐。
今日は見送って先を急ぎます。
すぐに銀山平展望台への道が左へ分岐。
今日は見送って先を急ぎます。
広葉樹の日陰道を上がれば鳥獣観察舎。
右奥が備前楯山のニセ山頂。
広葉樹の日陰道を上がれば鳥獣観察舎。
右奥が備前楯山のニセ山頂。
お!クリンソウだ[[flower]]
4
お!クリンソウだ[[flower]]
バラでしょうか?
カメムシ?が吸い付いてます(^^)v
⇒ヘリグロベニカミキリでした(多謝、odaxさん)
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バラでしょうか?
カメムシ?が吸い付いてます(^^)v
⇒ヘリグロベニカミキリでした(多謝、odaxさん)
30分弱で舟石峠parking
奥にクルマ1台見えますね。
ここからだと往復2.8kmだけです。
30分弱で舟石峠parking
奥にクルマ1台見えますね。
ここからだと往復2.8kmだけです。
栃木県にあるのに…なぜ「備前」楯山なのか?
その謎が解けました(^_^)v
備前出身の農民二人が銅鉱脈の露頭(=楯)を見つけたからなんですね。
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栃木県にあるのに…なぜ「備前」楯山なのか?
その謎が解けました(^_^)v
備前出身の農民二人が銅鉱脈の露頭(=楯)を見つけたからなんですね。
舟石の語源となった舟の形の石。
最盛期は47戸もあったと…古河財閥の市兵衛が名付け親。
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舟石の語源となった舟の形の石。
最盛期は47戸もあったと…古河財閥の市兵衛が名付け親。
そして眺望もいいんです。
奥に男体山がドーン[[mountain1]]
前日光の山々を従えています。
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そして眺望もいいんです。
奥に男体山がドーン[[mountain1]]
前日光の山々を従えています。
登山道に取り付くと、これから歩く稜線が見えます。
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登山道に取り付くと、これから歩く稜線が見えます。
そして稜線から足尾山塊。
袈裟丸山や皇海山はもっと奥でまだ見えません。
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そして稜線から足尾山塊。
袈裟丸山や皇海山はもっと奥でまだ見えません。
その背後に…備前楯山の山頂が見えました。
グルっと回り込むのがよく分かります。
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その背後に…備前楯山の山頂が見えました。
グルっと回り込むのがよく分かります。
明るいなだらかな広葉樹の道。
もっと早ければヤシオの道。
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明るいなだらかな広葉樹の道。
もっと早ければヤシオの道。
注意するのは根っこムキムキ道の下りぐらい。
もっともすぐ下に巻き道があります。
注意するのは根っこムキムキ道の下りぐらい。
もっともすぐ下に巻き道があります。
最後にお助けロープの道をグイっと登れば…
最後にお助けロープの道をグイっと登れば…
備前楯山1272.4m[[mountain1]]
狭い岩場だが3等三角点設置。
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備前楯山1272.4m[[mountain1]]
狭い岩場だが3等三角点設置。
栃木百名山seveneight座目。
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栃木百名山seveneight座目。
西から北にかけ圧巻の眺望eye
話には聞いていたが、これは凄い[[dash]]
3
西から北にかけ圧巻の眺望eye
話には聞いていたが、これは凄い[[dash]]
西からまず…
袈裟丸連峰[[mountain1]]
3
西からまず…
袈裟丸連峰[[mountain1]]
皇海山(中央奥)[[mountain1]]
庚申山(左)[[mountain1]]
オロ山(右)[[mountain1]]
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皇海山(中央奥)[[mountain1]]
庚申山(左)[[mountain1]]
オロ山(右)[[mountain1]]
三俣山(左)[[mountain1]]
シゲト山(右)[[mountain1]]
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三俣山(左)[[mountain1]]
シゲト山(右)[[mountain1]]
黒檜山[[mountain1]]
男体山(中)
社山(左)
半月山(右)
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男体山(中)
社山(左)
半月山(右)
薬師岳(左端)
地蔵岳(右端)
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薬師岳(左端)
地蔵岳(右端)
安心して下さい!
誰でも分かりますから:-D [[sweat]]
2
安心して下さい!
誰でも分かりますから:-D [[sweat]]
目を凝らして…あれかな?
3倍ズームではこの程度なので…
3
目を凝らして…あれかな?
3倍ズームではこの程度なので…
トリミングすると…eye
やっぱり孤高の一本ブナだ[[tree]]
4
トリミングすると…eye
やっぱり孤高の一本ブナだ[[tree]]
さて下山…往路で追い抜いた山ガールとすれ違います。
立ち止まって数分四方山話。
去り際に失礼ながら年齢を伺うとeightzero歳!
駐車の主で…そこからまた数分話し込みました。
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さて下山…往路で追い抜いた山ガールとすれ違います。
立ち止まって数分四方山話。
去り際に失礼ながら年齢を伺うとeightzero歳!
駐車の主で…そこからまた数分話し込みました。
そこからはあっという間。
舟石が眼下に見えます。
そこからはあっという間。
舟石が眼下に見えます。
舟石林道から備前楯山が見えました。
山ガールはお昼の時間かな?
1
舟石林道から備前楯山が見えました。
山ガールはお昼の時間かな?
正面は前日光の山並み。
禅修行者みちですね…数年前に歩きました。
右手は備前楯山の一角。
正面は前日光の山並み。
禅修行者みちですね…数年前に歩きました。
右手は備前楯山の一角。
この辺り(本山地区)にも精錬所があったとは…。
今は昔の物語ですねぇ。
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この辺り(本山地区)にも精錬所があったとは…。
今は昔の物語ですねぇ。
板敷の古河橋(左)は通行禁止。
川向うが赤倉三差路。
かっては足尾精錬所の本拠地。
ここまで足尾鉄道貨物線が来ていました。
板敷の古河橋(左)は通行禁止。
川向うが赤倉三差路。
かっては足尾精錬所の本拠地。
ここまで足尾鉄道貨物線が来ていました。
振り返って)今は大半が廃屋となった赤倉地区。
振り返って)今は大半が廃屋となった赤倉地区。
でもこんなに子供たちがいたなんて…。
今は昔の物語です。
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でもこんなに子供たちがいたなんて…。
今は昔の物語です。
足尾赤倉郵便局は健在。
でも一日の利用者は何人もいないんだろなぁ。
足尾赤倉郵便局は健在。
でも一日の利用者は何人もいないんだろなぁ。
廃止された貨物船踏切。
1
廃止された貨物船踏切。
廃線が昔の栄華を忍ばせます。
2
廃線が昔の栄華を忍ばせます。
間藤駅[[train]]にトウチャコ。
ひっそりしています。
間藤駅[[train]]にトウチャコ。
ひっそりしています。
わ鉄の終着駅ですが無人駅。
周囲に商業施設は皆無。
わ鉄の終着駅ですが無人駅。
周囲に商業施設は皆無。
終着駅らしく車止めがあります。
計画通り赤線伸ばしのため先へ。
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終着駅らしく車止めがあります。
計画通り赤線伸ばしのため先へ。
線路端にクリンソウ[[flower]]
1
線路端にクリンソウ[[flower]]
渡良瀬川の右奥に備前楯山[[mountain1]]
2
渡良瀬川の右奥に備前楯山[[mountain1]]
タイミングよくわ鉄が通過。
この折返しに乗ることになります。
3
タイミングよくわ鉄が通過。
この折返しに乗ることになります。
お〜ここにも渡良瀬橋。
足利の渡良瀬橋は歌(森高千里)で有名ですが…ここは無名。
お〜ここにも渡良瀬橋。
足利の渡良瀬橋は歌(森高千里)で有名ですが…ここは無名。
足尾駅にトウチャコ。
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足尾駅にトウチャコ。
駅前に小さな商店。
中を覗くと数人のお客さん。
でも[[beer]]は売ってないので…
駅前に小さな商店。
中を覗くと数人のお客さん。
でも[[beer]]は売ってないので…
通洞駅に向かう途中にありますよ。
通洞駅に向かう途中にありますよ。
通洞駅…今は足尾銅山観光の拠点。
通洞駅…今は足尾銅山観光の拠点。
山歩きだけでなく産業遺産の山旅でもありました。
今日は空いてるな。
2
山歩きだけでなく産業遺産の山旅でもありました。
今日は空いてるな。
その後ホッとして気付いたら終点・桐生駅sleepy
折り返して戻った相老駅高架橋から。
その後ホッとして気付いたら終点・桐生駅sleepy
折り返して戻った相老駅高架橋から。
相老駅からrun3分の秘密基地。
乗換時間が15分もあれば寄れますよ。
[[beer]]は入って左奥です(^_^)v
相老駅からrun3分の秘密基地。
乗換時間が15分もあれば寄れますよ。
[[beer]]は入って左奥です(^_^)v
帰りもローカル列車の旅を楽しみました。
歴史に触れ、自然に親しむ。
お疲れさんどしたm(__)m
4
帰りもローカル列車の旅を楽しみました。
歴史に触れ、自然に親しむ。
お疲れさんどしたm(__)m
分県登山ガイド掲載の山の消込表。
今回の備前楯山は中央左。
合計66=既登51+未登15…消化率77.3%
2
分県登山ガイド掲載の山の消込表。
今回の備前楯山は中央左。
合計66=既登51+未登15…消化率77.3%

感想

今回は栃木百名山シリーズの備前楯山へ電車日帰りで行って来ました。

ちょいと前までは、「わたらせ渓谷鉄道に乗ってだと到着時刻が遅いし、おまけにバスはなく、ぐるっと大回りする道」…なんて日帰り対象外!!!
しかし最近、あれ?電車日帰りレコがあるぞ…と思って赤線を引っ張ってみたら…行けそうだな。
先日、塩原の弥太郎山へえっちらおっちら林道歩きをしたことを考えれば「屁の河童」です。

さて片道5時間をかけて無事、わ鉄・向原駅へ到着。
確かに周辺には何にもない駅だ…飲食施設を探し歩く番組(帰れマンデー)でちらっと見たことはあるが、こりゃ、大変だ…と実感。
銀山平(国民宿舎かじか荘)へは、足尾銅山の歴史に触れる社会科見学の道です。

ようやく銀山平から山道か…と思ったら、またすぐに舗装林道舟石線。
舟石峠登山口まで広葉樹の日陰を選んで歩きます。
途中で備前楯山へ通じる尾根道が見えると、ようやく山登りに来たのだと実感します。

舟石峠にはクルマがポツンと一台。
なんだ…ここから往復するハイカーもいるんだ。
山頂までは片道1.4km…それに険しいところは一つもなく、基本的にはなだらかな山道を辿るとてっ辺です。
噂には聞いていた山頂展望は見事でした。
足尾山塊を中心に山並みが連なり、北には奥日光・前日光の山々。
著名なのは男体山くらいで、皇海山は頭の先っぽが見える程度ですが、西から北方面に180度の広がりです。
そして目を凝らせば…中倉山の孤高の一本ブナが見えた…ような気がしました。
帰宅して写真を拡大すると…やはりそうだったようです。

下山時にすれ違った(=行きで追い抜いた)山ガールと和やかに四方山話。
一昨年はアカヤシオ、昨年はアカシアの花が咲いていたのに、今年は咲いていないで残念だと。
もう今年が最後だと思って登って来たのに…と。
去り際に失礼ながらお年を伺うと…「80歳です」と。
お〜、これはこれは…。駐車場に止まっていたクルマの主。
と言うことは、舟石峠までクルマを運転してきたのか!
そんな年になっても登れるなんて素晴らしいですね…と言ったら、2年前に90歳の爺さんを案内したことがあるのだと。
「今年花が咲いていなかったのは、また来年も来てね…と山が呼んでいるからですよ」とお別れしました。

再び足尾銅山の盛衰に触れながら舟石林道を下ります。
赤線繋ぎの都合上、最低限でも足尾駅まで歩くのが目標でしたが、調達のため、通洞駅まで。
これで宇都宮・鹿沼や日光から通洞駅までだった赤線が向原駅まで伸びました…がこの先の展開は難しいな。

歴史に触れ、自然に触れ、人と触れ、そして寝過ごして…好い山旅でしたヽ(^o^)丿

【今回登った主な山】
★備前楯山(びぜんたてやま)1273m:初…栃木百78座目

お疲れさんどした<m(__)m>

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コメント

かめむら別館
隊長、お疲れさまでした!

かめむら別館、廃業ですか!sad
実は去年の6月に泊まって庚申山にコウシンソウ を見に行きました。
昭和な感じの寂れ感がいい味出していたのに。。
庚申山の翌日に備前楯山に登る予定が、雨のためにそのまま帰って来たんですよ。
登山口までが遠くて大変ですよね。

こちらは、週末になると雨が降るので欲求不満気味です。
2019/6/20 15:29
kaori509さん
すいません…かめむら別館…外観からてっきり廃業していると即断しました。
神社に寄るためすぐ近くを歩いたのですが、人気がないので廃業したのかと…。

調べてみたら、まだまだ営業中のようです。
「足尾町内に本館がございます。
お客様のご予約に応じてお部屋をご用意させていただきます。 」
とあるので、予約がない場合は不在なのかもしれません。
⇒⇒⇒すぐに修正しました

銀山平・かじか荘でちょうど下って来たご婦人二人組と一緒になりましたが、前夜に庚申山荘に宿泊し、庚申山と沼巡りをしてきたとのことでした。
拙者は庚申山が未だなのですが、考えてみれば、庚申山に登っておいて、その後に備前楯山を歩くのは効率的ですね。
往復するだけで10時間も掛かる訳ですから。

今週末も…雨っぽいですね
拙者も日曜にスペシャル企画(⇒但し、お山ではありません)があるので、晴れないまでも雨でないことを願っています。

  隊長
2019/6/20 16:23
yamabeeryuさん
 ”備前”楯山?岡山の山 へ遠征
 と思ったら足尾の山でしたか。
 栃木の山で、なんで”備前” 、も解説読んで納得です。
 故郷のお隣の国ゆかりの山なので行ってみようと思っても、軟弱化著しい今の小生では、”山ガール”と同じく、峠まで車 でピュン、でしょうね

 さて、本題。
 写真26、ノイバラの蜜吸う「カメムシ」
 どう見てもカミキリでしょうが
 真紅のマントに黒紋二つがポイントの「ヘリグロベニカミキリ」君です。
 写真には上半身が写っていませんが、胸部にも紅に黒斑点、頭部は黒くて、完全なツートンカラーです。
 希少種というわけではないけど、そこここで簡単に見かけるものでもありません。
 よく見つけましたね〜。よっ、名探偵 !?

 「見た目は二色(赤・黒)!
  頭部は真っ黒‼」(コナンかよ…)
  
 毎度すいません m(__)m

PS 国民宿舎かじか荘、まだ健在なんですね。
2019/6/21 0:00
odaxさん
拙者もなぜ「備前」楯山なのか?…気になっていました。
登山口での解説文を読んで…なるほど。
他にも奥武蔵の伊豆ヶ岳、愛鷹の越前岳、房総の伊予ヶ岳など、他の諸国名が付いた山がありますね。

さてカメムシ…いやヘリグロベニカミキリ。
odaxさんの突っ込みを期待していました。
拙者には「どうみても」との感覚が備わっていないのですが、カメムシにしては美し過ぎるな…とは思っていました。
見付けた…と言うより、花を撮ろうとしたら、たまたまそこに居たってだけなんですけどね。

国民宿舎かじか荘、「まだ健在」どころか、昨年?改装工事を終えて、新たに営業再開したはずですよ。
まだまだこれから盛り返すってところですよ。

  隊長
2019/6/21 3:05
ゲスト
80歳 目指したい!
さま

北高尾山稜で83歳の山ガール と遇った時に私もと思ったものです。
週3日の仕事(シルバー人材)をしているうちは「 」も
頑張りたい。 80歳まであと2年・・・どうでしょうか。
2019/6/21 6:13
OBABAさま
備前楯山のおばば様、足尾で生まれ育ったとのことで、90歳のご老公からその後も山案内の依頼があるけども、「老老ガイド」になるのでお断りしているそうです。

山に行きたいとの願望と、実際に身体がどこまで応えてくれるかの現実には、次第にギャップが生じてくることになりますね。
拙者など OBABAさまの足下にも及ばぬ若輩者ですが、次第にそのギャップを色濃く感じるようになりました。
身体を動かしてばかりだと壊れるし、休めてばかりだと衰える!
その案配が難しくなったと強く感じる今日この頃です。

あと2年……そりゃ、頑張らなくっちゃ

隊長
2019/6/21 7:22
公共交通利用だと行きづらい地域ですね
yamabeeryuさん、こんにちは。

足尾はマイカーでも時間が掛かって遠いな〜と思います。
電車利用なら尚更ですね。

かじか荘は一昨年の秋にリニューアルされたと記憶しています。
リニューアル直後の12月と1月に続けて行きました。
今年も先月行きましたよ。
ヌルっとするお湯でとても気持ち良いです。
週末だけでもコミュニティバスで、わ鉄駅と銅親水公園やかじか荘などを回ってくれれば登山にも便利なのにと思います。

備前楯山のアカヤシオはGWの頃が綺麗だと思うので、80歳の山ガールさん来年は時期を遅れないといいなと願います。

孤高の1本ブナ、見えてますね〜
中倉山と庚申山を一緒にぐるっと巡るとかお考えでは?
この辺、紅葉も綺麗ですよ!
2019/6/21 8:32
makoto1959さん
足尾には電車バス利用でも日光から回りこむ手がありますが、所要時間はそんなに変わりはありませんね。
往路に5時間・山歩きに5時間・復路に5時間…トリプル5の山域でしょうか。
遠いのは遠いのですが…だんだん慣れてしまって…それが一般化しつつあります
今回の拙者のコースと逆回りにして、帰りにかじか荘の温泉に入って、1時間半ほどぷらぷら歩いて向原駅に戻れますね。

足尾地域のバス運行本数は多いのですが、双愛病院が起点となっている地域密着型なので、観光(含む登山)には使いずらいかも。

米寿の山ガールは、アカシアが咲いていた昨年と同じ時期に来たのに…とこぼしていました。
その年によって咲く時期がズレるし、当り外れもあるので、ぴったんこカンカンは難しいですよね。

孤高の一本ブナは1959さんのレコで初めて知りました。
そう言えば…と思って一帯をジロジロ見ていたのですが…あれかな?っと。
拙者、目の手術以後、いまだに画像がぼやけるので確信は持てないんです。
帰宅後に拡大してみて「当り〜〜!」だと分かった次第です。
中倉山と庚申山を一緒にぐるっと…行けるんですか?
まずは銅親水公園から中倉山に行って、 75 の消込み「+1」が先かなぁ

  隊長
2019/6/21 20:53
遠い
こんにちわ。
わたらせ鉄道に乗ってみたいですが、片道5時間とは、すごい遠いですね。ローカル鉄道の旅のつもりで覚悟を決めないとなりません。
桐生では寝過ごし?ですか。朝が早いので、睡眠不足になりますね。
お疲れ様でした。
2019/6/21 17:54
3737さん
緯度的には宇都宮の少し上、沼田とはほぼ一緒なので、とびきり遠いわけではないのですが、回り込んで行く分だけ、時間がかかるので「遠い」んですよ。

無理に日帰りせずとも、国民宿舎に泊まれば、わ鉄沿線のハイキングも一緒に楽しめますよ。

温泉がある水沼駅を過ぎると急に眠気が襲ってきて…気付いたら終点・桐生でした。
ゴトゴト揺られていい気分になってしまったようです。
そのまま「桐生⇒足利run足利市⇒北千住」でも好かったのですが、費用節約+ヤマレコ受けを狙って、相老駅に戻りました

  隊長
2019/6/21 21:01
わたらせ渓谷日帰り。参りました。
隊長殿
参りました。
片道電車4時間半かけて、栃木わたらせ渓谷へ行き、20キロ近く歩いて、その日の内に帰ってくる。さすがです。
私の家からも、始発に乗ると隊長と同じ行程が辿れることが分かりましたが、今の私には真似出来ないですねえ。
2019/6/23 17:53
daigakutoriさん
いやいや……恐らく大丈夫ですよ。
コース概況に書きましたが、85%は舗装道路です。
備前楯山に限定すれば平易な登山道がたかだか3kmのみ。
ハーフマラソンを完走できる脚力があれば日帰りは十分に可能です。

自らでは思い付かない・考えつかないコース取りや交通手段を気付かせてくれるところがヤマレコを利用する利点の一つだと思います。
また旬の情報(開花情報や登山道状況)を仕入れるのもその一つですね。
但しマネできるのか?できないのか?……己の実力と照らし合わせる作業が重要ですね

隊長
2019/6/23 18:31
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