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Yamareco

記録ID: 1902380
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
北海道

利尻岳 北尾根 山スキー

2018年04月30日(月) ~ 2018年05月02日(水)
 - 拍手
taanabe その他3人
GPS
56:00
距離
17.0km
登り
2,776m
下り
2,774m
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス 稚内まで車で送迎していただきました。島では徒歩。
街中闊歩
木が薄くなった
今からここを登る
今からここを登る
長官山直下
bushとたわむれ中
幻想的な夕焼け 明日は晴れるかな?
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幻想的な夕焼け 明日は晴れるかな?
小屋の中
雲海が出ています!
雲海が出ています!
核心手前
振り返って
核心の中
ピーク直下
佐々木大輔さんが滑走されたルート
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佐々木大輔さんが滑走されたルート
ピーク 喜ぶL
核心 生意気にもスキーで通過
核心 生意気にもスキーで通過
ピーク北にある大斜面
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ピーク北にある大斜面
下山 苦労した
下界ビバーク
寒そうだがうまそう
寒そうだがうまそう

感想

前回の比布岳鋸岳とほとんど同じメンバー。つまりLとsLはものすごい体力の持ち主。山行を通して圧倒された。

4/29
23時に札幌出発。なんと稚内まで送迎していただけることになった。ありがたい。ケーキをお礼に差し上げる。朝フェリーの時間前に着きフェリーに乗り込む。朝一ということもあってすいている。2時間ほどして鴛泊港に着く。ロッカーにいらない物をデポし、早速準備。貧乏学生は車を持っていないので、入山口の野営場まで徒歩。街中をシートラ。かなり歩いて入山口へ。この時点で私は疲れていた。しかしへばるわけにもいかないので頑張る。最初は夏道上を行き、途中で雪のある方へそれる。沢中やその付近を歩き、途中で気が薄くなってくる。ここからはひたすらコンタ上げの作業だ。一番緩そうな尾根から登っていくことにする。登る最中、私のビンディングが壊れる。ウォークモードではブーツがすぐ外れるようになっていしまったのだ。幸いにもスキーモードでは問題ないので山行続行。尾根上は南側はブッシュの海という感じだ。最後長官山手前でブッシュとたわむれ、小屋へ。夕焼けがとても綺麗な時間となっていた。小屋内でテントを立てて沈。小屋は我々しかいない。明日に大いなる期待。

5/1
朝、雲海になっていた。ご来光も拝み気分最高。帰りに滑ろうと考えている北の大斜面の近くに行き、偵察。そのスロープの横を登る。C1630には岩に挟まれた核心と呼ばれるところ。しかし今回は中に雪がついていてかつ、ズボズボだったのでなんてこともなく通過。その後はピークまで斜面を登り、ピークに到着。祠のようなものがある。また近くには岩塔が。ピークではフルーツ缶を食べる。また佐々木大輔さんが滑ったとされるオチウシナイ川をのぞきこみ、ガタブル。さあせっかくここまでスキーを持ってきたのだからピークから滑り降りてやろうと思う。雪が柔らかかったためスキーで簡単におろせる。その後今回の利尻の目玉スロープに。ここはなんとCo差600以上!すごすぎる!右岸にはクラックのようなものが見えるが、まだ発達したばかりのように見える。さあ滑ろう。斜面は少し硬かったがとても良い斜度でかつ、最高のロケーション。あまりにも長すぎるためビンディングが壊れないか不安だったが、なんとか持ってくれた。今まで一番良いスロープ認定をした。その後は一つ隣の沢型を滑ったり長官山の北東面、北西面を滑り、テントをC550に立てる。ここで私はピッケルがないことに気づく。青ざめる。多分長官山だー。明日天気がよければ、取りに行くことになった。外で飯を食っていると他の登山者に話しかけられた。「楽しそうだね」と。なんと明後日には大きな大きな低気圧が来るらしい。そこで当初6日間の予定であったが翌日下山を決める。急に下界が近くなった。沈。

5/2
無事晴れたため、ピッケルを取りにいく。ホッと胸をなでおろす。その後も時間いっぱいまで色々なところを滑り、下山。行きの時からさらに融雪が進み、行きのようにうまくいかない。何度かスキーブッシュ漕ぎを行なった。最後は雪がなくなりシートラで下山完了。また歩きで鴛泊まで。近くのホテルで風呂に入り明日フェリーに乗って帰ろう。ルンルン。と思っていたのだがなんと明日フェリーが欠航になる。さぁ下界ビバークの幕開けだ。

5/3
Lが持ってきたヤシの実をMの一人がナイフで切ろうとした際、誤って親指をざっくり。即救急車。これのせいで山行の思い出は薄まってしまった。

5/4
フェリーが動いたので帰宅。

とても良い山、島であった。次は3月にパウダーも狙いに行きたい。また登攀の技術をつけて違うルートでアプローチも良いなと思った。(実現するのはいつになることやら。) 

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3/5
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