白木峰・金剛堂山・人形山をヘロヘロと駆け抜ける

2019年06月20日(木) ~ 2019年06月22日(土)

• GPS: 34:24
• 距離: 102km
• 登り: 5,356m
• 下り: 5,396m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:32
• 休憩: 0:44
• 合計: 11:16

距離 26.6km 登り 2,374m 下り 2,159m

9:10 大長谷温泉
11:25 八合目登山口
12:15 12:29 白木峰
13:43 13:50 小白木峰
15:06 大長谷第四発電所
15:18 15:22 大長谷第四発電所
16:21 16:24 水場
17:22 17:27 池
17:54 17:59 金剛堂山（前金剛）
18:10 18:11 金剛堂山
18:22 18:27 金剛堂山（前金剛）
19:06 片折岳
20:04 栃谷登山口
20:26 宿泊地

2日目

• 山行: 14:08
• 休憩: 0:41
• 合計: 14:49

距離 42.1km 登り 2,279m 下り 2,208m

3:38 宿泊地
8:00 8:20 五箇山北口商店
12:45 中根平
15:13 宮屋敷跡
15:49 15:55 梯子坂乗越
16:14 16:25 人形山
16:40 16:44 梯子坂乗越
17:14 宮屋敷跡
18:27 中根平

3日目

• 山行: 8:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:30

距離 32.9km 登り 707m 下り 1,055m

4:15 中根平
12:45 白川郷バスタ−ミナル

天候

6/20曇り時々晴れ。6/21晴れ、6/22雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

6/20 8:02

越中八尾駅
ここで列車の中にストック置忘れ！
発車間際の列車に駆け込み、優しい運転手の方から返していただきました^^

6/20 9:13

大長谷温泉バス停
此処までの道はなかなかの悪路
自分では運転したくない道

6/20 9:19

林道を登山口に向かって歩き出しました

6/20 9:34

途中で21世紀の森キャンプ場を横切らせていただきます

6/20 11:09

林道を外れて登山道へ
特に標識はないけどはっきりした道なのでわかりやすかった

6/20 11:53

此処は間違えました
八合目の先で林道にまた合流、進むと小屋へ行きます
頂上への登山道は法面につけられた階段です

6/20 12:05

山頂に近づきましたが、残念ながらガスがかかってきました

6/20 12:19

白木峰山頂
残念ながら、展望はほぼ皆無

6/20 12:33

バイケイソウの花
あまり花は咲いていませんでした

6/20 12:41

小白木峰に向かいます

6/20 13:31

道ははっきりとしています

6/20 13:32

小白木峰手前の池塘
池塘というより、ちょっと巨大な池という感じ

6/20 13:36

小白木峰付近から白木峰を振り返ります

6/20 13:39

登山道にリュックが！
一瞬、遭難者かと思いましたが、藪の中からオッサンの声が！
オッサン、藪の中で何をしていたのか…

6/20 13:46

小白木峰山頂

6/20 13:55

万波高原への道との分岐
小白木峰への登山道はこの道がメインのようです

6/20 14:02

こちらの池塘はなかなか立派です
唯、花とかは残念ながら咲いていませんでした

6/20 14:12

取水口(大長谷第四発電所)への道ですが、途中で木々にふさがれていました

6/20 14:18

またですか…

6/20 14:42

そしてなんとか沢に降り立ったが道がない…

6/20 14:46

見えた取水小屋まで歩いて、小屋を通り抜けてやっと林道へ

6/20 15:16

さてと金剛堂山への道を歩き出します
『今度は大丈夫かな…』

6/20 15:28

やっばり…
大長谷第四発電所を過ぎて林道を少し歩くと土砂崩れ跡

6/20 15:31

また土砂崩れですか
『大丈夫かな?この道』

6/20 15:38

土砂崩れ跡を乗り越えて、やっと登山口に到着

6/20 15:49

この細い道が正しい登山道分岐

6/20 15:49

この分岐地点にある標識
藪の中に消えていきそうです

6/20 15:50

草に覆われた道
不安な気持ちがいっぱいです

6/20 15:52

やがて、道はしっかりした道となりました
しかし、その後急登となり、写真を撮る余裕なし

6/20 18:01

あえぎながら登って、金剛堂山に到着

6/20 18:02

金剛堂山の歌碑

6/20 18:02

更に先に続く縦走路

6/20 18:06

中金剛まで縦走路を歩きます
晴れていたら素敵なところでしょう

6/20 18:13

中金剛
最高点に到達して、金剛堂山に戻ります

6/20 18:47

もう夕方ですが、急いで下山
下山口まであと四キロ
途中で日没になります

6/20 18:47

日没前に金剛堂山を振り返ります

6/20 20:07

その後、日没
すっかり、日が暮れた後、登山口に到着

6/21 4:18

今日は尾根を二つ越えて、人形山まで歩きます
夜明け前に歩き出しますが、林道が途中で工事中で掘り下げていてなくなっているアクシデントでめげそう

6/21 4:26

その後も頼りなさげな林道を不安な心で歩きます

6/21 4:46

峠を越えたところで中部北陸自然道の標識
ここがそうなの？

6/21 4:49

更に歩くと急に物音が！
びっくりでその方向を見ると逃げていく熊のお尻が見えました
全然気が付かなかった(-_-;)

6/21 5:23

自然歩道のりっぱな看板
でも、歩く人いにいないよね…

6/21 5:57

利賀村に到着
遊び心いっぱいの水車でした

6/21 6:16

今度は峠は勘弁してもらって、トンネルでくぐります

6/21 8:35

今度はトンネルのおかげで楽に超えられて五箇山の北口商店の軒先で一休み

6/21 9:50

流刑小屋(復元)です
中をのぞくと人形がいて思わずびっくり！

6/21 9:56

五箇山の茅葺の家

6/21 10:00

さて、五箇山より林道を行きますが、工事中で通行止めだって
(歩きの自分には関係ないですが)

6/21 10:16

あの奥まった山が人形山付近のようだ

6/21 10:36

長田組工事現場の方が立派ですが、左が登山口への道です

6/21 12:18

炎天下の中、辛かった林道歩き
やっと登山口

6/21 12:18

登山口には横に水場がありました
水Get！助かりました
そして、軽量化目的で先にテント設営

6/21 12:56

ギョリンソウ
久しぶりに見ました

6/21 13:01

歩きやすい良い道です

6/21 13:52

第一休憩所に到着
道は歩きやすいが、牛歩で時間がかかり過ぎ

6/21 14:20

道はやがて急になってきました
更に牛歩がひどくなりました

6/21 15:07

宮屋敷跡に到着
やっと展望が広がります

6/21 15:25

宮屋敷跡からの人形山の稜線

6/21 15:57

稜線を緩やかに歩いて、県境分岐に到着

6/21 15:58

県境分岐かに人形山はすぐそこです
最後の体力を振り絞って頑張ります

6/21 16:20

人形山山頂到着
ちょっと、寂しい山頂標識です…

6/21 16:24

と思ったら、すぐ近くにりっぱな山頂標識がありました

6/21 16:25

ぼ−っと誰もいない山頂で佇みます
(というものの、あまりゆっくりできません、この後、特急下りで日没前に登山口へ)

6/22 4:27

あづまやの下に夜中の雨に備えてテントを移動させていただき、快適でした♪
でも、身体はボロボロ

6/22 6:05

五箇山まで下りると林道の通行止めは解除
ちょうど工事が終わったようです

6/22 7:17

萱沼の集落
素敵な感じだ

6/22 7:18

今度ゆっくり観光しよう

6/22 7:50

ブナオ峠への道
ここから大門山や医王山に向かう予定でしたがまたの機会とします

6/22 8:32

庄川のとうとうと流れる川面に沿って白川郷に向かいます
白川郷まで16キロ

6/22 11:43

飯島トンネルを出たところ
2キロ弱ですが、手前よりスノ−シェ−ドとトンネルの連続で約4キロ近くほぼトンネルを歩かされました

6/22 11:55

あれは！
猿ケ馬場山、人生で初めてホントのビバ−クした山
いよいよ白川郷です

6/22 12:44

白川郷バスタ−ミナル到着
完全に大陸系の方々に占拠されている観光地でした

撮影機器：

COOLPIX A100 NIKON

感想

momohiro

北陸の山々、白木峰・金剛堂山・人形山に行って来た。
でも、実はその後、大笠山・大門山そして医王山も登る予定だった…。
しかし、金剛堂山を登った段階で早くも体力の限界となり、泣く泣く途中で切り上げてしまった山旅です。
以下、詳細です。

早朝の富山から越中八尾に行き、バスで大長谷温泉に向かう。越中八尾では電車の中にストックを忘れ、発車ベルが鳴ってる電車の運転手さんからギリギリでストックを受け取るというハプニングがあり、なんか波乱の幕開けの予感。

白木峰の登山口である大長谷温泉から登る人はあまりいない。林道が八合目まで続いているから。しかし、自分の登山スタイルは歩き（笑）。下からえっちら歩いていると21世紀の森キャンプ場で女性から声を掛けられた。林道が工事中なので、ここから歩きたいのだが、自信がないとのこと。自分も初めてなのでアドバイスするほど役に立たない。
でも、かなり、不安そうなので、「山頂までご一緒しますか？」言ってしまった。
彼女と一緒に登り出したが、かなり早い。「ご一緒しますか」と言った立場もないが、このままではバテてしまうとお先に行ってもらう体たらく…。
その後はのんびり登りでなんとか白木峰山頂に到着。彼女の姿はなく、東の湿原に行ったらしい。
山頂はガスガスで、今日、この後、金剛堂山も登る事を考えたら、時間的余裕がなく、このまま小白木峰に向かう。
小白木峰の池塘を期待していたが、もう一つで、やはり東の湿原に行けば良かったかと後ろ髪を引かられる思いで下山。
金剛堂山の登山口である大長谷第四発電への道はあまり歩かれていないようで、最後は何とか林道に降り立つ。

ここから大長谷第四発電所に行き、既に15時半。もはや登山開始の時間ではないが、金剛堂山に向かう。
こちらの道も最初は林道が土砂崩れ等でどうなるかと思ったが、登山道に入った後ははっきりしていい道。
唯、後半は急登の連続でヘトヘト。
何とか、金剛堂山に着いた時は既に17時半。最高峰の中金剛も往復するともう18時半になってしまった(-。-;
無茶は承知で強引に下山開始。いかに日の長い時期とはいえ19時半には暗くなり、ヘッデンに頼りながら20時に下山して、登山口付近でテントを張らして貰った。

翌日、今日も予定では長丁場だから、朝4時に出発。
峠を二つ超えて五箇山に行く。
最初の峠をの道はなかなかサバイバル．途中で道がなくなったり、いきなり未舗装路に変わったりで不安MAX。
なんとか峠を超えたら、舗装路には変わったものの、今度はクマらしき獣と出会ったりで驚きの連続（幸いクマの方から逃げてくれお尻だけが見えました^ - ^）
次の峠は、新道の分岐山の神トンネルで楽をさせてもらい、何とか五箇山へ。
しかし、本命はこれから。
五箇山から林道を8キロ歩き、人形山登山口へ。天気予報では晴れのち雨のはずが、この日は夕方までいい天気。それは嬉しいが人形山登山口への8キロ林道歩きが暑くてとても辛い（涙）。
登山口に着いた時はもう無理と思い、テント設営。荷物の大部分をテントに放り込んで、兎に角荷物を減らす作戦。12時45分登山開始。
それでも、人形山登山はカタツムリ登山となった。
良い道なので、帰りに日が暮れてもヘッデンでも大丈夫なのだが、登りに足の一歩が出ない。天気予報が大幅に外れ、晴れの中、人形山山頂に着いたのは約3時間半後だった。
さあ、今日も急いで下らないと日が暮れる。それに夕方に雷雨がありそう。
下りは飛ばして2時間弱で下り、テントをあづまやの下に移動。
これで雨が降っても安心と思っているとやはり程なく雨が降り出した。

3日目、今日は大笠山から大門山に縦走する予定だったが、オジサンがこんな無茶な計画を立てたらいけない事が身にしみて良く分かった。
もはや体力の限界。
それに前日の天気予報では今日は曇り時々晴れなのに、朝には何故か雨後曇に変わっている。視界が悪い中、大笠山から大門山への縦走をする気にもなれず、大人しく撤退する事にした。
萱沼とかの合掌造り集落の見ながら、くたくたになりながら白川郷迄歩いておしまい。