甲斐駒ヶ岳敗北寸前
- GPS
- 12:41
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 2,525m
- 下り
- 2,519m
コースタイム
- 山行
- 11:47
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 12:42
標高差2200m
累積標高差2573m
消費カロリー4790kcal
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とくにはないですが残雪の通り抜けが2箇所 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
いつも中央高速を走るたびに南側で一番目立つ山と言ったら甲斐駒ヶ岳。あの威容に一度は挑戦してみたいと思い、今回チャレンジしてみることにしました。
しかし、すごい山です。皆さんのレコを基に4時ごろ出発すれば日帰りできるだろう安易に考えていましたが、この道を選ぶのは登山のエリートだけなんだということを痛感しました.考えてみれば標高差2200m,累積標高差は2500m越えを全く甘く見るべきではありませんでした。いつもの山だったらスタートは1500mくらいから始めさせてもらえるのに、ここで1500mにゼイゼイ言いながら到達したときには、早くも両足がつってしまい、もう止めようかとトボトボ登って居ると、後ろからくるわ来るわ血気盛んな若人たちが、女性にも5・6人抜かれたかな、とにかくすごいんです。短パンで走って登るツワモノもいっぱい。
とにかく2000mの刃渡りまでが長い。それから黒戸山をトラバースした後の100m以上の下りも地味にやる気を削ぎます。さすが日本三大急登? そこからのはしごや橋、鎖の複合路??には感心しっぱなし。よくもこんな施設を延々と作って維持しているってどんなエネルギーかと思います。
足の肉離れはその後水分をしっかりとることにしていたら何となく引っ込んでいったのですが、代わりにかかとの豆が両方つぶれ、痛みと闘いながらとぼとぼ登るのですが展望もないし,ただ修行だと思って次の一歩を踏み出すことに集中していくしかない状況でした。その連続の延長線上に頂上があったって感じですね。
疲れてしまってまったく食欲もないし、帰りの時間も気になるしせっかく運び上げたんだから缶ビールだけ飲んで帰ることにしました。だけどビールもあまりうまくありませんでした。
下りもやっぱり修行。暗くならないうちに帰りたい、その一心でほかのことは何も考えずに下ってまいりました。
それから一目散に帰宅して、食べなかったおにぎりをあてに一杯やって寝ました。
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