歩荷トレーニング 和田峠⇔陣馬山⇔景信山
- GPS
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- 距離
- 13.0km
- 登り
- 518m
- 下り
- 518m
コースタイム
往復で約4時間
天候 | 曇のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
陣馬高原下のバス停の先で左折するが、標識に従えば迷うことはない。 左折後、道が狭くなる。10分ほど急坂を登り、登りきったところが和田峠。 駐車場と売店がある。土日祝日のみ営業で、駐車料金は600円。 平日は無料の模様。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
歩荷重量約25kg 途中から雨が降った。 雨が降らなければ、歩きやすいことこの上ないこのコースだが、 雨が降ると泥濘がひどくなるため、極端に滑る。 実際、何度も転倒することになってしまった。 |
写真
感想
せっかくの日曜日。
家でだらだらして過ごすのはイヤだったので、
トレーニングをしに行ってきましたよ。
八王子市郊外の陣馬山(857m)がメインです。
陣馬山の名の由来は、
戦国時代に北条氏と武田氏が対峙した場として、
陣張山と呼ばれていたのが、陣を張った場所を略し、
陣場山と称されるようになり、転じて現在の名になったのそうです。
別に、馬とは何の因果関係もないようなのですが、
山頂には、なぜか馬の銅像が建っています。
さて、夕方から天候が崩れると天気予報で言っていたので、
当初は天候の様子を見ながら、悪天候になったら
適当に引き返す、という予定にしておきました。
陣馬山の北側の下に、和田峠というところがあります。
東京都八王子市と、神奈川県津久井郡藤野町の都県境です。
ここには駐車場と、土日祝日だけ開いている売店があります。
普段は人気もほとんどない、寂しいところなのですが、
今日は日曜日だったので、結構車が停まっていて、
売店にも何人かの客がいました。
そこがスタート地点です。
陣馬山までの約260mの高低差を、
僅か700mの登山道でつないでいます。
歩荷25kgにはかなりこたえるルートです。
これで随分と体力を消耗すると思ったのですが、
陣馬山頂までいったらそうでもありませんでした。
陣馬山頂から折り返し地点の景信山(727m)までは5.7kmとあります。
このくらいの標高の登山道だと、約2時間少々です。
ぼくは歩荷トレーニングのため、約25kgの荷が背中にあるので、
3時間くらいかかる可能性はありました。
しかし、歩いてみると、2時間足らずで景信山頂に到達しました。
もちろん、結構きつかったですけどね。
山頂の、誰もいない小屋の脇のベンチで
ガスバーナーで湯を沸かし、ラーメンを食っていたら、
いきなり大雨。予想より早く降り出しました。
仕方がなく、しばらくの間屋根の下で待機。
しかし、なかなか降雨量は減らず、
かなりの時間を、誰もいない、殺風景なここで過ごしました。
1時間ちょっとあとにやっと小降りになってきたので、出発。
しかし、ルートは沼のようにぬかるみ、
大変な状態になっていました。
そして、案の定下り坂で何度も転倒し、泥まみれ。
転倒は、転ぶことによる精神的ダメージ以上に、
肉体的なダメージの方が大きいものです。
というのは、転ぶ際に徒歩の一定のリズムをつくっていた脚に、
大きな負荷が一気にかかるからです。
なまった身体にこれはこたえました。
しかし、雨で時間を食ったので、
早く帰らないと暗くなってしまいます。
そのため、帰りは非常に速いスピードで
歩かなければなりませんでした。
途中で暗くなり始めた上に霧まで出てきたので、
仕方がなく歩荷を降ろし、さらにスピードアップ。
結局、和田峠に戻ってきたのは午後6時半で、
あたりはすっかり暗くなっていました。
そして、自宅に帰って3時間ほど寝て起きたら、激しい筋肉痛。
近頃、近所をランニングをしているので、
(自宅近所は大変に起伏が激しく、トレには最適)
結構筋力が戻ったと思っていたのですが、
やはりランニングで使用する筋力と、
登山で使用するそれは違うので、
こういうことになってしまうのですね。
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