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記録ID: 191480
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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

松川温泉〜三ツ石山荘〜三ツ石山

2012年05月17日(木) [日帰り]
 - 拍手
pomchan4 その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:10
距離
10.6km
登り
665m
下り
646m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:45 松川温泉登山口
10:50 三ツ石山荘
11:50〜12:45 三ツ石山山頂(昼食)
15:30 松川温泉登山口
天候 晴のち曇のち小雨
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松川温泉の三ツ石山登山口付近に駐車場あり、10台は停められそう
松川温泉への定期バスあり
道の駅にしね 7:00 →松川温泉登山口 7:30
コース状況/
危険箇所等
【登山ポストほか】
登山者名簿は峡雲荘にあります。バスは、峡雲荘前に停まります。

松川温泉三ツ石登山口の上の道路(峡雲荘に通じる道路)脇にトイレがあります。和式と洋式があり、管理されていてきれいです。下の駐車場が満杯の場合、トイレ前にも駐車できます。

温泉は、登山口近くに峡雲荘・松川荘・松楓荘があり、小ぎれいさや風情により選択できます。日帰り500円で、遅い時間まで入れるのも良いです。

【登山道の状況】
登り始めから1.3km位までの尾根歩きは、雪もほとんど消え、登山道には雪解け水がありましたが、落ち葉で覆われているためドロドロにはなりませんでした。

なだらかになる1150m前後から残雪歩きになります。残雪量は昨年同時期より少なめ。
冬のルート(スキールートだと思います)はピンクテープにより、ほとんど道を見失うことはなさそうです。
行きは冬ルート、帰りは夏ルートを歩いてみましたが、夏ルートはあまりピンクテープがなく、道を探すのが大変でした。雪のない時に歩いて、景色や地形などを憶えておく必要があります。

三ツ石山の山腹の雪は、数日前の寒気により降雪があったのかはわかりませんが、雪の表面はフラッペのような感じです。少し沈みます(キックステップができる程度)が、下は固いです。先行者は軽アイゼンで登っていましたが、私たちはその踏みあとを行ったことや雪質もあり、つぼ足でキックステップで大丈夫でした。
ただ、傾斜のキツイ帯状の部分はアイス気味でキックしてもあまり足が入りませんでした。
松川温泉の三ツ石山登山口駐車場の看板。
2012年05月17日 07:45撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 7:45
松川温泉の三ツ石山登山口駐車場の看板。
松川荘のそばに登山口があります。尾根にあがって、しばらくは尾根歩きです。雪はほとんどなかったです。
2012年05月17日 07:47撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 7:47
松川荘のそばに登山口があります。尾根にあがって、しばらくは尾根歩きです。雪はほとんどなかったです。
1080m付近に標識。三ツ石山荘まで1/3来ました。もう少しすると尾根から緩斜面に着くはず。
2012年05月17日 08:52撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 8:52
1080m付近に標識。三ツ石山荘まで1/3来ました。もう少しすると尾根から緩斜面に着くはず。
岩手山山頂、黒倉、姥倉。
2012年05月17日 08:58撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 8:58
岩手山山頂、黒倉、姥倉。
ようやく、花らしい花に出会う。小さなシラネアオイ。
2012年05月17日 09:01撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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5/17 9:01
ようやく、花らしい花に出会う。小さなシラネアオイ。
こちらにも。
2012年05月17日 09:01撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 9:01
こちらにも。
尾根の雪庇はすっかり落ちて、夏道です。
2012年05月17日 09:03撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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5/17 9:03
尾根の雪庇はすっかり落ちて、夏道です。
立派なショウジョウバカマが一輪。(ボケました)
2012年05月17日 09:08撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 9:08
立派なショウジョウバカマが一輪。(ボケました)
緩斜面に入ると一面の雪。コンパスとピンクテープを頼りに進みます。
2012年05月17日 10:13撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 10:13
緩斜面に入ると一面の雪。コンパスとピンクテープを頼りに進みます。
錆びていますが、松川コースと読めます。
このピンクテープのルートはスキールートのようです。
2012年05月17日 10:14撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 10:14
錆びていますが、松川コースと読めます。
このピンクテープのルートはスキールートのようです。
半年ぶりの三ツ石山。
2012年05月17日 10:39撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 10:39
半年ぶりの三ツ石山。
山腹の縦筋は雨の造形でしょうか。横に色の濃くなっているところは傾斜がきつく、凍っているところです。
2012年05月17日 10:45撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 10:45
山腹の縦筋は雨の造形でしょうか。横に色の濃くなっているところは傾斜がきつく、凍っているところです。
久しぶりの三ツ石山荘です。湿原も雪融けがはじまっています。
2012年05月17日 10:49撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 10:49
久しぶりの三ツ石山荘です。湿原も雪融けがはじまっています。
山荘前の湿原の様子。
2012年05月17日 10:51撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 10:51
山荘前の湿原の様子。
三ツ石山の中腹から望む岩手山。
2012年05月17日 11:18撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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5/17 11:18
三ツ石山の中腹から望む岩手山。
山頂の広場にあがりました。山頂付近に雪はありません。
2012年05月17日 11:45撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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5/17 11:45
山頂の広場にあがりました。山頂付近に雪はありません。
一段、高い所に登り、大深岳、源太ヶ岳を望む。
2012年05月17日 11:47撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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5/17 11:47
一段、高い所に登り、大深岳、源太ヶ岳を望む。
烏帽子岳(乳頭山)、秋田駒ケ岳(男女岳)を望む。左側の奥に薄ら見えるのは、焼石連峰でしょうか?
2012年05月17日 11:47撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
4
5/17 11:47
烏帽子岳(乳頭山)、秋田駒ケ岳(男女岳)を望む。左側の奥に薄ら見えるのは、焼石連峰でしょうか?
中央奥に、森吉山が。
2012年05月17日 11:48撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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5/17 11:48
中央奥に、森吉山が。
この稜線を、ぐるっと巡ってみたい。今年は馬蹄形縦走ができるでしょうか?
2012年05月17日 11:48撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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5/17 11:48
この稜線を、ぐるっと巡ってみたい。今年は馬蹄形縦走ができるでしょうか?
2012年05月17日 11:50撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 11:50
2012年05月17日 11:52撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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5/17 11:52
山頂には、とっても小さな、可憐なヒメイチゲが咲いていました!
2012年05月17日 11:54撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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5/17 11:54
山頂には、とっても小さな、可憐なヒメイチゲが咲いていました!
2012年05月17日 11:55撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 11:55
2012年05月17日 12:29撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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5/17 12:29
三ツ石山でヒメイチゲが咲くとは、知りませんでした。
2012年05月17日 12:31撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 12:31
三ツ石山でヒメイチゲが咲くとは、知りませんでした。
早起きのミヤマキンバイが2つ、3つ、花をつけていました。
2012年05月17日 12:49撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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5/17 12:49
早起きのミヤマキンバイが2つ、3つ、花をつけていました。
起きたばっかりなので、こんなに小さい。
山頂の高山植物が花盛りを迎えるのは、6月初旬〜中旬頃でしょうか。
2012年05月17日 12:50撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 12:50
起きたばっかりなので、こんなに小さい。
山頂の高山植物が花盛りを迎えるのは、6月初旬〜中旬頃でしょうか。
下山路は夏道をと、道を探しながら歩きました。松川大橋方面との分岐標識。雨が降ってきました。
2012年05月17日 14:14撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 14:14
下山路は夏道をと、道を探しながら歩きました。松川大橋方面との分岐標識。雨が降ってきました。
雪の緩斜面とも、もう少しでお別れです。
2012年05月17日 14:28撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 14:28
雪の緩斜面とも、もう少しでお別れです。
尾根のシラネアオイが咲いていました。雨が降っていても、生命の営みは一生懸命。
2012年05月17日 14:42撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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5/17 14:42
尾根のシラネアオイが咲いていました。雨が降っていても、生命の営みは一生懸命。
咲き始めのエンレイソウが眠たそうです。
2012年05月17日 14:47撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 14:47
咲き始めのエンレイソウが眠たそうです。
ツバメオモト、葉っぱの先は、葉が開く前に誰かにかじられちゃったようです。
2012年05月17日 14:56撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 14:56
ツバメオモト、葉っぱの先は、葉が開く前に誰かにかじられちゃったようです。
峡雲荘が見えてきました。
2012年05月17日 15:09撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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5/17 15:09
峡雲荘が見えてきました。
立派なフキノトウ
2012年05月17日 15:17撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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立派なフキノトウ
登山口に来ました。
2012年05月17日 15:25撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 15:25
登山口に来ました。
楽しい一日でしたね!
2012年05月17日 15:26撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 15:26
楽しい一日でしたね!
峡雲荘で汗を流しました。
2012年05月17日 15:44撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
5/17 15:44
峡雲荘で汗を流しました。

感想

去年、このルートを初めてピストンしました。その時は、緩斜面に入ってピンクテープが無くなってから、私のiPhoneの地図アプリで国土地理院の地図を見ながら、地図に表記のルート通りにずんずん進みました。
ただ、コンパスワークをきちんとしないで、iPhoneのGPS機能だけを頼りにしたことが、後から心残りとなり、もう一度コンパスワークをしたいと思い、1人では心細いので3人で行ってきました。

結果としては、行きはテープに導かれて凹地を大きく迂回するスキーコースを歩き、帰りは夏道に決めたので、テープ探しとコンパスとGPSチェックで右往左往しながら道を探して、あまりビューティフルではないルートとなりました。
(私はなかなかテープを見つけられませんでした。ほかの2人はすぐに見つけるのに。なんでかな?3人寄れば、何とかなるもんです。ガスったらわかりませんが。)

考えてみれば、夏道は雪がなければ道とはっきりわかるので、テープの間隔はずっと広いわけで、探しても頻繁に見つからないのは当たり前です。テープにこだわらずに、コンパスと時々GPSチェックで行けば良かったと思いました。GPSに頼らずにコンパスワークだけで正しくルートどりできることが最終目標ですが、すぐには難しそう…。
来年、この点をやり直してみたいですが、どうなるでしょうか。

この冬のシーズンは、スノーシューで歩いたこともあり、行動範囲が広がったと感じています。来シーズンは八幡平も歩いてみたいと考えています。そのためにも、コンパスワークはしっかり身につけたいと思っています。

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コメント

なつかしい!
温泉の臭いがして、峡雲荘が見えてくる。
あぁ〜、ようやく今日の終点だぁ〜
そんな遠い昔の記憶が蘇りました
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-179585.html

また昔みたいに歩ける日が来るかなぁ〜
2012/5/18 23:13
青春、でしたね〜
taku-jiroさん、読みました

時間がたっぷりあって、仲間がいて
素晴らしい稜線を歩いて
へとへとになっても翌日元気になる若さがあって…
ほんと、振り返ると得がたい時間だったでしょうね

でも!今なら、同じコースをハードに2泊3日、
いや1泊2日の弾丸山旅も夢じゃないかも

高校時代は部室にこもりっきりの文化部だったインドア派としては
こういう熱〜い青春はうらやましい限りです。
2012/5/19 22:16
ゲスト
久し振りに行きたくなりました!
うちでも三ツ石と言えば松川温泉からのルートで登った事しか無かったんです。夏も冬もだったので、網張とか滝ノ上とかも行ってみたいなぁと思ってたんですが叶いませんでした

残雪期は冬季のスキーツアールートと夏道を交互に歩くような感じになりますもんね。
あっそうそう思ったんですが、スキーのルート上にはダケカンバの若木が邪魔ですよね〜それに何度足を引っ掛けてすっ転んだ事か

でも色んな山がありますが、このルートで三ツ石に行くのが一番大好き(得意)なコースです。他は・・・苦
まだまだ勉強不足ですね
2012/5/20 15:44
冬の三ツ石に行ってみたいもんです。
kacchiさん、こんばんは。
ありがとうございます。

三ツ石には単独で行くことが多く、手っ取り早いので、
雫石の奥産道からばかり行っています。
大松倉経由も、6月中旬から下旬は、
シラネアオイやハクサンチドリがゴージャスで です。
松川方面からは、熊の気配が濃そうで、一人では行けない…。

山スキーをしない(できない)ので、
冬の三ツ石には行ったことがありません。
でも、できれば三ツ石の山頂から松川までの一面の雪の斜面を
いつか眺めてみたいもんだと思っています
唯一、雪の三ツ石を登れるのが残雪期の松川ルートでした。
来年は、3月か4月に、スノーシューでバフバフしながら
登ってみたいなー
2012/5/20 20:17
こんばんは、pomchan4さん
松川温泉からのコースは、以前、初冬に登ったことがありますが、上部の所は、尾根が広いのでコースを探すのに苦労をした覚えがあります
その時には雪を踏み抜くと下に川のように水が流れていて恐る恐る歩きました、それからこのコースは水っぽいというイメージが頭にこびりついちゃってます
記録を拝見すると、意外に歩きやすかったみたいですね、近いうちに行ってみたくなりました。
2012/5/20 20:52
冬コースを歩けるのは、あと何日でしょう。。。
MSFANさん、こんにちは。
残雪期シーズンも、間もなく終わりでしょうか。

たしかに、沢の上に雪が積もっていて、
一部空いたところから、どうどうと流れていました。
冬コースのピンクテープが、わりと短い間隔であったので
それを辿ると大丈夫かと思います。

でも、急がないと、
小さな雪渓に乗って割れると、下から若木がびょーんと起き上がったり、
笹やぶが出て来て行く手を阻んだり、
踏み抜いたその下の笹やぶにからめとられたり…

様々なワナが待っています
2012/5/21 12:41
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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