アサヨ峰・小太郎山
- GPS
- 18:37
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,750m
- 下り
- 3,257m
コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 8:29
天候 | 7/6(土) 曇り。雲海の上に山々見えて眺望悪くなかったが、11時頃、早月尾根稜線はガスに覆われ以降は眺望無し。 7/7(日) 雨。ざーざー降り。草すべりより上、および小太郎山への稜線上は東からの風が強く超寒い。正午頃には小降りに。15時頃にはほぼ止む。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
南アルプス市営バス 戸台口5:57→北沢峠6:40 (今週は6:05が始発。バス少なくとも5台以上出てた) 復) 南アルプス登山バス(山梨交通) 広河原16:40→甲府駅18:25 (乗客6人とガラガラ。) JR 甲府19:02→新宿20:37 (特急) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【草すべり (〜小太郎尾根分岐) 】 ・御池小屋出てすぐ100mくらい積雪区間あり。自分は軽アイゼンつけましたが、まあ無くてもなんとかなると思います。 【小太郎尾根】 ・前半は開けたハイマツ稜線。晴れてたら最高な稜線歩きできそう。しかし、この日は悪天で眺望ない上、東からの強風強雨に晒されてずぶ濡れ&激寒。 ・後半は岩稜帯あり、細尾根あり、樹林帯あり、と変化富んでます。手で使う所も少しあり。 ・アップダウンは穏やか。 ・進路は、青リボンやペンキなどの目印があるため概ね明瞭。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
・南アルプス北部の名峰たちに挟まれた2峰を登ってみました。
・ついでに、テン泊デビューです!
・金曜夜の予報では、ウェザーニュース(市街地)は山梨全域雨、てんきとくらすはAやBで良好。どっちが正しいのやら。
◆土曜 〜 テント背負って早川尾根縦走。
・幸い終日雨降らず。(てんきとくらすが当たりかな?)
ただ、11時以降は雲に覆われずっと眺望ありませんでした。残念。
・噂に違わず、栗沢山、眺望よかったです。
北:真横に迫る甲斐駒が大迫力。雲海だし。
西:千丈ヶ岳もしっかり
北西:霞むことなく乗鞍、穂高連峰が。
北岳&間ノ岳&塩見、小太郎山も。
※ 甲府盆地は雲海に埋没。まあこれならウェザーニュースも外れとも言えないかな。
・ライチョウいました。南アルプスにもいるんですね。
・アサヨ峰も眺望よく、富士山も(ぎりぎり)見えました。ただ、雲が徐々に上がってきてて、富士山も北岳も仙丈も雲に溺れる寸前。そして、11時前にさーっとアサヨ峰自体にガスがかかり、以後、眺望なし。
◆日曜 〜 ざーざー降りの中、小太郎尾根をピストン。
・雨でしたが、もったいないので、テントに泊り道具を残し最小限の装備でピストンしました。
・雨の中、樹林帯→御池小屋→草すべり、と粛々と登りをこなし3.5時間、いよいよ今日の本命・小太郎尾根。が、吹きっさらしの風に晒されました。晴れてたら最高な稜線みたい。天気いい時にぜひ再訪したいと思います。しかし、この日は眺望なくて先々は見えず不安は募る上、全身びしょ濡れ状態で強風に晒されめちゃ寒い。
・後半は、樹林あるし、岩陵帯あるし、細尾根あるしで、雨の中の岩稜線は大変疲れました。
・こんな荒天の中、小太郎尾根を縦走するの自分だけだろな、と思ってたら、途中、長袖シャツ&半ズボン (帽子も雨具も無し)の人が追い抜いていきました。すご。さらに、分岐への戻りでまたお一人。ちなみに、韓国人の大パーティー(4,50人?)が、バラバラになりながら草すべりを登ってました。みんな、こんな日にお疲れ様です...
・帰り、草すべりを初めて下りで通りましたが、木々がきれいでした。
◆おまけ:はじめてのテン泊。
【歩行】 この1,2年、避難小屋泊をやってたので、さらにテント+2kg程度なら大して変わんないだろう、と思ってたのですが、全然そんなことはなくきつかったです。稜線歩きで上体がよれるよれる...
腰ベルト締めすぎてお腹の調子狂うし腰骨が痛くなるし、ベルト緩めると、肩に重さが直撃する。20kgとか背負って歩きまわってる人たち、すごいなー。
ということで、本格テン泊縦走までには、まだまだ修行が必要みたいです。
【設営】 いろいろ不安なので、山中ではなく登山口の広河原山荘のテント場に設営しました。何か起きても、山荘に逃げ込むかバスですぐ撤収できますし。悪天故かテン場は3張と空いていて、場所は選び放題。水場もトイレもそばでした。そして、翌日はテントそのままに、日帰り装備でピストン。
・事前練習を怠ってしまい、現地でぶっつけ本番。組立説明書と首っ引きで1時間がかりで組み立てました。そこら一面に目一杯パーツを広げて試行錯誤しながら。場所空いててよかった... 雨も風もなくてよかった... 不慣れな初回の練習場所としては正解だったと思います。
・隙を見ては、次々と中に入り込んでくるアリがうっとうしい。
・分かってはいても、山で泊って宿泊が500円で済むのはとてもうれしい〜
コメント
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小太郎山の尾根で声をかけて頂いたものです
お互いに、山梨百名山あと少しですね
車を使わないで制覇はすごいと思います
私もできる限り公共交通機関でと思っているのですが
休みの関係で自家用車を使います
ここ3年間は単独登山ですので又どこかで会えるかもしれませんね
こんにちわ。あの風雨の中、よくぞご無事で!
えらい大変な稜線歩きでしたね。ライチョウにも出会えたそうでうらやましいです。
koubou5さん、完登までほんのちょっとですね。私の方は、あと3つとはいえ、一番手強いのが3つ残ってしまいました。ジャブジャブな本格渡渉とか、山中テント泊とか、あるいは標高差1900mの日帰りピストンとか... ホントは山梨県から登頂証明書いただける今シーズンに完登したいところなのですが、今回初挑戦したテント泊でもまだ経験&体力不足を実感しましたし、まだしばらくかかりそうです。
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