守門岳 ヒメサユリを見に保久礼からピストン

2019年07月10日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.1km
• 登り: 1,077m
• 下り: 1,082m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:02
• 休憩: 1:26
• 合計: 6:28

7:38 保久礼駐車場
7:40 7:42 保久礼小屋
8:07 キビタキ清水
8:10 キビタキ避難小屋
8:41 8:43 第二展望台
8:55 天狗岩屋清水
9:10 9:20 大岳
9:40 網張り
10:05 大岳分岐
10:23 10:28 青雲岳
10:40 11:32 守門岳
11:55 11:58 青雲岳
12:08 大岳分岐
12:22 網張り
12:45 12:55 大岳
13:06 天狗岩屋清水
13:39 13:41 キビタキ清水
14:00 保久礼小屋
14:06 保久礼駐車場
14:06 ゴール地点

上り
保久礼ー大岳　1：30
大岳ー守門岳　1：15
下り
守門岳ー大岳　1：10
大岳ー保久礼　1：09

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

世田谷自宅 4:10
関越練馬ー小出IC 250km (下道30km) 5080円
保久礼駐車場 7:30
保久礼駐車場まで舗装路ですが最後はかなり狭い、途中の二口登山口にはトイレあり20台ほどか、保久礼も30台ほど、中間の二分にも駐車場ありここも10台ほど可能か

保久礼駐車場 14:25
道の駅いりひろせ (山バッチ購入) http://www.irihirose.jp/?page_id=2
神湯温泉 15:15-15:40
そば処薬師 15:55-16:20
道の駅ゆのたに (深雪の里) 16:25-16:45
小出IC 16:50 関越渋滞なし 練馬IC 18:50
世田谷自宅 19:20

コース状況／危険箇所等

○保久礼ー大岳
保久礼小屋からブナ林の中木階段を上る、一汗かけばキビタキ小屋分岐を左に分ける、木階段がなくなると滑りやすい粘土質の斜面に難儀する、下りはより滑りやすい、新潟方面の展望が開ける場所を何か所か通過すれば前方が開け不動平につく、いうの間にか灌木滞になったひなたの登りに汗が噴き出る、右に天狗岩屋清水の道を分ければひとのぼりで鐘のある大岳山頂。
　
水場情報
　キビタキ清水、　しっかり出てる　登山道から数秒
　天狗岩屋清水、　大岳直下、登山道から100m、出ているらしい

○大岳ー守門岳
大岳から稜線を南に進む、一旦鞍部の網張まで急降下し登り返しとなる、この区間は左斜面が崩壊気味のところがあり斜面も滑りやすいので注意する、登り返し残雪が左に現れれば二口分岐がすぐ、そこからひとのぼりで気持ちのいい草原の青雲岳、木道をしばらく進めば守門岳がいよいよ近い、わずかで守門岳山頂。

その他周辺情報

日帰り温泉
神湯温泉倶楽部 http://www.kamiyuonsen.com/
登山口から車で３０分ほど 700円 (JAF割引で600円) きれいな施設、露天あり

そば
そば処薬師 https://tabelog.com/niigata/A1504/A150401/15001165/
小出IC近くの古民家風そば屋、へぎそばです。へぎそばでのど越しはいいですが個人的にはそばの香りは薄くなる気がする。

道の駅ゆのたに 深雪の里 https://www.miyukinosato.com/
笹団子等お土産購入

写真

7/10 7:38

保久礼駐車場 平日でも先行者10台ほど
途中の二口、二分にも車数台あり、人気の山を裏付ける

7/10 7:38

これから登る大岳への尾根

7/10 7:38

登山道は右手をおります

7/10 7:41

保久礼小屋まで一旦下り、トイレ行く場合は左の保久礼小屋経由で といってもすぐです

7/10 7:41

左に曲がればすぐ小屋、裏にトイレが建ってます
なんかちょっと薄気味悪い？

7/10 7:42

トイレのほうがいくらかきれい

7/10 7:44

最初は登りやすい木階段が続く

7/10 7:50

幼木のブナ林の中蒸し暑く汗が噴き出る

7/10 7:56

ところどころで新潟方面の展望あり

7/10 7:57

まだまだ続く

7/10 8:03

ちょっと太目のブナも

7/10 8:06

20分ほどで木階段が終了するとドロドロ箇所多く滑る

7/10 8:06

のぼりはまだいいが下りはいやらしいこの掘れた粘土質、

7/10 8:07

30分ほどでキビタキ清水、まだ水はさすがにいいが帰りはがぶ飲みした

7/10 8:07

水はこの奥すぐ

7/10 8:07

ぬるぬる地獄

7/10 8:08

キビタキ小屋経由は左手、100mの違いなので寄ってみることに

7/10 8:10

キビタキ小屋 先ほどの水場から3分程度

7/10 8:13

太いブナも増えた

7/10 8:15

大岳まで1.4km、保久礼まで1.2km、中間点近い

7/10 8:21

ヌルヌルツルツルが続く

7/10 8:21

7/10 8:26

ぼこぼこツルツルゾーンも

7/10 8:33

展望が開けるのはうれしいが日差しが熱い

7/10 8:33

北西に見えるは弥彦山ですね、右隣は角田山か
新潟市民 ふるさとの山でしょうね
東京の高尾山みたいなものかなあ

7/10 8:34

佐渡は見えないなあ
ここが第一展望台かな

7/10 8:41

ツルツル地獄を登り第二展望台到着
第二展望台は1250m、大岳まで1.0kmとのことです

7/10 8:41

さえぎるものなし、日本海と空は一体化

7/10 8:41

ここまでがきつい登りでした

7/10 8:42

行ったことない 弥彦山

7/10 8:42

越後平野ですね、佐渡は見えないなあ

7/10 8:43

弥彦山以外めぼしい山はないな

7/10 8:43

第二展望台はこんな感じ、小広場なだけです

7/10 8:43

大岳まで1.0km

7/10 8:43

ここは1250mです

7/10 8:50

初ヒメサユリ、だいぶくたびれてますが、、

7/10 8:51

第二展望台をすぎるとひと登りで前方も開けてきます

7/10 8:52

不動平だそうです

7/10 8:52

ようやく急登から解放

7/10 8:52

ナナカマドなどの低木が増えた

7/10 8:52

キバナニガナ

7/10 8:55

標識に素敵なアクセント
読めませんが水場の天狗岩屋清水です、右に100mほどです。

7/10 8:55

きれいな薄ピンク

7/10 8:56

可憐です

7/10 8:56

ちょっとしおれ気味

7/10 9:10

大岳山頂到着、山頂は平たく広い

7/10 9:10

無数のトンボ

7/10 9:10

いい音色がする鐘があります

7/10 9:10

山頂で入塩川口からの登山道と合流します

7/10 9:11

基本一輪で咲くのかな

7/10 9:11

大岳山頂の南側に回れば出ました、守門岳の眺め

7/10 9:11

素晴らしい、青雲岳から袴岳への稜線

7/10 9:11

冬場は東洋一の大雪庇が見られるところです
溶けるとわかるが白馬や谷川と類似して豪雪地特有の非対称山稜ですね。

7/10 9:12

冬場の季節風が強く大雪庇を形成、風衝の西斜面は雪が吹き飛ばされ緩やかな斜面、反対側は積雪が増え雪の重みで斜面の崩壊が進み切れ落ちたこのような地形となったわけですね。

7/10 9:13

北東には雲海が広がってた

7/10 9:13

雲海の条件の一つ、今日は無風だしね

7/10 9:13

ちょっと滝雲っぽいのも

7/10 9:14

楽しみの稜線歩きのスタートです

7/10 9:18

緩やかにカーブを描く守門への稜線がいい感じ

7/10 9:19

タニウツギと守門岳

7/10 9:19

7/10 9:19

よく見ればだいぶしおれてます

7/10 9:19

大岳山頂付近にヒメサユリが多い
ピンクの花、真っ黄色のおしべととってもかわいらしい。

7/10 9:19

開花準備中のも

7/10 9:20

ハチ入室中、ただいま受粉中です、

7/10 9:20

大岳山頂付近、ここでヒメサユリ撮影に夢中になり滑ってこけた

7/10 9:21

7/10 9:21

7/10 9:21

1500mにも満たない斜面に7月半ばでこの残雪、冬の雪の多さが想像できる

7/10 9:22

開花スタンバイ

7/10 9:23

大岳からはいったん150mほど下って登り返しとなります

7/10 9:24

結構な急降下滑るので注意

7/10 9:29

癒されます、別名 乙女百合、いい名前です。ヒメサユリは宮城、福島、山形、新潟の一部にのみ生育する準絶滅危惧種なんです。
大切にしたいですね、

7/10 9:29

登山道すぐ脇に見られるので踏んだりしないように気を付けたい

7/10 9:29

アザミ

7/10 9:31

雲海は縮小傾向

7/10 9:31

大岳を振り返る、

7/10 9:32

姫さん、さゆりさん、乙女さん、
「こっちのみ〜つはあ〜まいぞ」と虫にアピール

7/10 9:34

クルマバナ

7/10 9:34

しそ科です

7/10 9:34

まだまだ下る、左側は切れ落ちてる痩せ尾根もあるので滑らない用意注意します

7/10 9:36

アザミが左側のガードレールになってます、痛くてはみ出せません。これ滑落防止にいいかも？

7/10 9:37

オオバギボウシ

7/10 9:37

ニッコウキスゲは少ない

7/10 9:38

ミヤマカラマツ

7/10 9:40

アカモノは咲き始め

7/10 9:40

7/10 9:41

西斜面を進むが結構左が険しい
鞍部から登り返しに入る

7/10 9:41

だいぶ大岳から下った

7/10 9:41

ウラジロヨウラク

7/10 9:44

一気に登り返し急です

7/10 9:54

左前方に雪庇の最後のかけらの残雪だ

7/10 9:54

名前が全く分からない山並み

7/10 9:54

花が少ないなあ

7/10 9:54

7/10 9:54

流れない滝雲？

7/10 9:56

登山道から5mほど下に残雪、

7/10 10:01

一番近いところからちょっと降りてみる、
目的は氷冷ビールのため、毎度プラティパス氷冷保存ビールです

7/10 10:01

7/10 10:02

あら不思議、残雪が大雪渓みたいに

7/10 10:02

大雪渓みたいに見えない？

7/10 10:02

50mほどの大きさなのにね

7/10 10:05

残雪からすぐで二口からの分岐に

7/10 10:06

二口分岐から大岳を

7/10 10:06

今度はモミジカラマツ

7/10 10:06

ゴゼンタチバナはたくさん

7/10 10:10

群生

7/10 10:15

7/10 10:15

7/10 10:19

元気いっぱいのニッコウキスゲ

7/10 10:23

二口分岐から20分弱で青雲岳山頂

7/10 10:23

汗がすごい、

7/10 10:24

山頂には小さな池糖があり草原になってます、

7/10 10:26

気持ちいい〜

7/10 10:26

せっかく気持ちいいところなのにガスってきた、

7/10 10:27

のんびりするのに最適、

7/10 10:27

前方の最高峰袴岳が守門岳山頂ということです

7/10 10:28

斜めになった木道をすすむ

7/10 10:28

いつもならこの辺にもキスゲが見られるらしいが今年は変だと地元の方が話していた

7/10 10:28

そうね、花があれば楽園なんだけどな

7/10 10:31

守門岳へはもうひと頑張り

7/10 10:32

青雲岳はきれいな草原

7/10 10:32

ニッコウキスゲが少ない

7/10 10:33

7/10 10:40

トンボの大歓迎を受け登頂だ

7/10 10:41

青雲岳から15分弱で守門岳山頂到着

7/10 10:43

ここにも三角点

7/10 10:46

のんびりお昼にします、今日はサラダ巻きです
残雪氷冷B-ru、キンキンで〜す
おつまみは定番のカルパス

7/10 10:47

写真撮り忘れた間に浅草岳にもガスが

7/10 10:47

残念ながら越駒方面も見えず、

7/10 10:47

ガス多し、晴れるかなあ、11時半まで45分間は粘ろうっと

7/10 11:10

南側への下山路は大白川コース、ここも急登らしい
登山口から山頂まで3時間半

7/10 11:28

よく見れば古い標柱に手書きの山名版が取り付けられている
微妙にへたうま文字？守と岳に比べ門のできが？

7/10 11:28

山座同定盤、残念ながら山頂からはほとんど見えず、

7/10 11:32

トンボがいるおかげで虫が少ないらしい
山頂は適度に広い、平日なのに結構な賑わい、10名位

7/10 11:32

ここのは小さめ

7/10 11:32

ガスって見えなくる青雲岳、ここでタイムリミット、
あきらめ下山開始

7/10 11:35

トカゲ？

7/10 11:36

ガスってるおかげで涼しい、大岳までの暑さがうそのよう

7/10 11:38

青雲岳と大岳

7/10 11:43

写真が曲がっているのではなく木道が斜めっているんです

7/10 11:44

守門岳を振り返ればガスが晴れてる、

7/10 11:45

この向こう遠くには越駒が見えるはずだが

7/10 11:45

7/10 11:55

青雲岳の池塘にイワイチョウ

7/10 11:55

山頂には鐘がつきもの、突くものだけに？

7/10 11:58

7/10 12:01

青雲岳を下ると名前の通り大岳が大きい

7/10 12:01

雲海が消えた山並みは森が濃い

7/10 12:08

二口分岐

7/10 12:08

7/10 12:09

大岳と残雪を眺めながらの稜線歩き　気持ちいい

7/10 12:09

残雪を過ぎ急に晴れてきてぐんぐん気温上昇、暑い、

7/10 12:09

7/10 12:09

7/10 12:13

二口分岐から大岳まで下って登りかえす区間はそこそこ右崩壊しているうえ地面が滑りやすいので注意が必要

7/10 12:18

日差しを遮るものが無いので暑い、数年前の越駒のカンカン照りを思い出す

7/10 12:18

登山道が隠れるような箇所もあり

7/10 12:21

もうちょっとで鞍部まで　その後は嫌な暑さの中結構な登りが待ってる、

7/10 12:22

鞍部までの最後の下りは濡れていてさらにいやらしい。

7/10 12:22

7/10 12:26

何蝶？黒い毛虫がいっぱいいたがこれの幼虫かな

7/10 12:27

ニッコウキスゲも守門を見てる

7/10 12:28

7/10 12:28

7/10 12:30

クガイソウ、まだつぼみ、咲くと紫できれいでしょう

7/10 12:31

ヨツバヒヨドリ

7/10 12:32

イワカガミ、花のあと

7/10 12:33

目立つ三姉妹

7/10 12:34

7/10 12:36

7/10 12:36

7/10 12:40

いつの間にか守門岳のガスも晴れてる

7/10 12:40

なかなかな存在感

7/10 12:41

7/10 12:41

あつい、汗がすごい、最後の登り

7/10 12:45

7/10 12:45

大岳山頂に戻った、転んだところだ

7/10 12:46

ヒメサユリに無理に入ってもらう

7/10 12:46

タニウツギにも

7/10 12:47

印象的な眺めもこれで見納めだ

7/10 12:51

守門ともお別れ、楽しませてもらった、サンキュー

7/10 12:55

大岳山頂　一番立派な鐘

7/10 12:55

巣守神社？これでまさか「すもん」と読むのかなあ

7/10 12:55

最後に鐘をひとならし、大きな音にちょっと驚く、トンボもびっくりかも

7/10 12:56

下山開始、

7/10 13:02

7/10 13:06

天狗岩屋清水入り口

7/10 13:06

7/10 13:09

不動平、

7/10 13:09

大岳も見納め

7/10 13:16

第二展望台、大岳からここまで20分

7/10 13:16

佐渡は見える？さあどう？

7/10 13:16

7/10 13:33

第二展望台からキビタキ小屋間が滑りやすい区間

7/10 13:33

帰りはキビタキ小屋を経由しないで降ります

7/10 13:33

きれいなブナ林

7/10 13:33

明るいブナ林です

7/10 13:38

キビタキ小屋からの道と合流

7/10 13:38

7/10 13:41

キビタキ清水、20mもありません
水は今回2.5L、まだ残っていたが冷たいのをがぶ飲みしたいのでよりましょう

7/10 13:40

塩ビ管からしっかり出てる、

7/10 13:39

冷たくて美味しい、一気に喉を潤す

7/10 13:43

木階段に変わればゴールは近いぞ

7/10 13:55

7/10 13:57

7/10 14:00

保久礼小屋

7/10 14:00

保久礼小屋横には案内板と登山ポストあり、

7/10 14:01

不気味ですが中をのぞいてみます

7/10 14:01

7/10 14:05

駐車場への上り

7/10 14:06

駐車場到着、

7/10 14:57

道の駅いりひろせ、ここで山バッチ購入、守門岳と浅草岳のがありました。

7/10 15:15

神湯温泉　JAF割引で600円

7/10 15:57

小出IC近くのそば薬師

7/10 16:05

天ざる大盛　1590円

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

感想

reopapa

今年の梅雨はなかなか晴れない、梅雨の中休みがない、一番いい季節とおもっているのに、こればかりはどうにもならない、
毎日天気予報、天気図を眺め、新潟方面のみ良さそうとのことで守門岳にターゲットオン、
群馬水上は小雨が降る中関越を抜ければ快晴、うーん何とも不思議な感じだ、
北西の季節風が吹く冬場と真逆のことが起きているわけだ、
北東の季節風やませが吹き越後山脈にブロックされて新潟方面は晴れる。
理解はできるが日本の天気予報はおよそ難しいだろうと感じる
山は深く多いし、周囲は海に囲まれている、天気予報師という職業は大変だろう。
肝心の守門岳の話
大きな目的は二つ、一つは東洋一の大雪庇が作られる弧を描く印象的な稜線を見たい、もう一つは東北から新潟の県境付近にのみ咲くヒメサユリを見てみたい、
結果は両方堪能できた、大岳からの緩やかにカーブした北に厳しい顔を見せる稜線は独特で守門岳を印象付けるに十分のものだった、ヒメサユリは想像以上に可憐でかわいらしい花だった、ピンクの色も濃く中のおしべの濃い黄色と際立って目立つ、準絶滅危惧種とのことだがいつまでも稜線で見られることを願いたい。
地元の方のお話しではどの季節もいいとのことだから次回は大雪庇を見にこよう。