【百名山・過去レコ】晩夏の岩手山家族ツアー（松川温泉〜八合目小屋〜山頂〜網張温泉）

1984年08月20日(月) ~ 1984年08月21日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 21.1km
• 登り: 1,750m
• 下り: 1,283m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:40
• 休憩: 1:20
• 合計: 7:00

8:00 源太ヶ岳登山口
8:05 岩手山松川登山口
9:00 9:10 湯ノ森
11:10 11:15 姥倉山
11:25 12:10 姥倉分岐
12:30 切通し
13:20 13:30 御花畑分岐
14:35 不動平
14:40 14:50 不動平避難小屋
15:00 八合目避難小屋

2日目

• 山行: 5:40
• 休憩: 1:50
• 合計: 7:30

5:15 八合目避難小屋
5:30 不動平避難小屋
6:10 6:30 岩手山
7:00 7:05 岩手山神社奥宮
7:25 不動平
7:30 7:45 不動平避難小屋
8:40 8:45 御花畑分岐
9:35 9:50 切通し
10:30 10:40 姥倉分岐
11:40 12:20 犬倉山水場
12:30 犬倉分岐
12:45 網張スキー場リフト山上駅

天候

2日間ともほぼ晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（往路）盛岡駅より路線バスにて松川温泉へ
（復路）網張温泉よりバスにて盛岡駅へ

コース状況／危険箇所等

鬼ヶ城から伸びる外輪山の稜線からお花畑に降りる区間、崩れやすい道で通行注意。

その他周辺情報

往路の松川温泉、復路の網張温泉など、裏岩手はほとんどの登山口に温泉・宿泊施設あり。

写真

初日、前泊の松川温泉より樹林帯の道を登り詰め、不動平から8合目避難小屋で一泊。2日目早暁、岩手山絶頂へ。さすが北東北の独立2,000m峰、山頂付近は8月とは思えぬ冷え込みに強風。親子揃って防寒態勢固め、完全無欠のご来光遥拝。

ピーカンの好天、外輪山の稜線を辿るうち、日も高く上り気温も急上昇。堪らず父子揃ってTシャツ脱ぎ、岩手山バックに記念の1枚。母は暑く厳しい下山路に疲労困憊、網張スキー場の夏山リフトに下り乗車し、温泉へレッツゴー！

感想

さとなお

この年の夏山家族ツアーは、「南部片富士」として知られる北東北の名峰・岩手山へ。表の富士山的斜面を直登する焼走りコースや柳沢コースは標高差も大きくキツそう、ということで、標高の高い裏手の松川温泉に前泊。翌朝、まだ涼しい時間帯に樹林帯を抜け、外輪山を辿ってド迫力の鬼ヶ城を右手に見ながら内輪山の一角に登り詰め、初日は不動平先の8合目避難小屋（水場あるも涸れ気味…）にて一泊。
　翌朝、2,000m級の高山の冷え込みは厳しく、防寒態勢を固めて中央火口丘の縁をグルっと回りこみ、岩手山の絶頂へ到達。快晴の空に四周の展望も絶佳、ご来光遥拝の後、避難小屋に戻って態勢を立て直し、再び外輪山の稜線によじ登って姥倉、犬倉とモッコリしたピークを越えていきます。日が高く昇るにつれて気温の方も急上昇、父子二人は小ピーク上で思わずTシャツを脱ぎ捨て、上半身をはだけて岩手山バックに記念撮影。チョー気持ちいい！母の方はそうもいかず、暑さと長歩きで次第に疲労困憊。この調子ではとても山麓まで歩いて下るのは不可能、ということで予定変更、夏もたくさんの日帰りハイカーを乗せて元気に運行中の網張スキー場リフトに下り乗車（小生にとっては屈辱的…）。ラクラク山麓の網張温泉に降り立って、温泉にて2日間の汗を流し、盛岡から帰京の途についたのでありました。