念願の裏岩手縦走☆ でも体調不良でエスケープ💦

2024年09月29日(日) ~ 2024年09月30日(月)

• GPS: 14:21
• 距離: 31.9km
• 登り: 1,713m
• 下り: 2,615m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:57
• 休憩: 0:04
• 合計: 5:01

11:18 スタート地点
11:25 11:26 裏岩手縦走路入口
11:30 藤七温泉分岐
11:36 畚岳分岐
11:43 11:44 畚岳
11:47 畚岳分岐
12:19 諸桧岳
12:39 石沼
12:51 前諸桧
13:21 嶮岨森
13:47 大深山荘
13:50 13:52 大深山荘の水場
13:56 大深山荘
14:00 大深山荘水場まで0.4km道標
14:12 大深岳分岐
14:18 大深岳
14:27 八瀬森分岐
15:06 小畚山
15:23 ニセ小畚
15:28 三ツ沼
15:53 三ツ石山
16:19 三ツ石山荘

2日目

• 山行: 8:07
• 休憩: 1:12
• 合計: 9:19

5:51 三ツ石山荘
6:15 大松倉山
7:06 犬倉分岐
7:17 7:22 犬倉山水場
8:00 姥倉分岐
8:10 8:11 姥倉山
8:19 姥倉分岐
8:35 黒倉山分岐
8:52 切通し
9:25 9:28 鬼ヶ城西
10:12 割れ岩（仮称）
12:04 鬼ヶ城分岐
12:09 12:11 不動平避難小屋
12:14 八合五勺の石碑
12:21 13:07 八合目避難小屋
13:15 13:17 七合目
13:31 新道六合目
13:44 13:45 新道五合目
13:56 14:00 新道四合目
14:06 子守り岩
14:10 14:15 新道三合目
14:19 旧道二合五勺
14:21 14:22 馬返しコース二.五合目
14:27 二合目
14:32 豆腐岩
14:38 一合目
14:50 14:52 0.5合目
15:00 改め所跡への分岐
15:10 岩手山馬返し登山口
15:10 ゴール地点

■岩手山・八幡平・安比高原50kmトレイル
　https://50kmtrail.com/

■鬼ヶ城で嘔吐しフラフラになっているとき、通りすがりの方から貴重な水やアクエリアスを分けてもらい、どうにか戻ることが出来ました。
　山岳遭難で「行動不能」と見かけますが、突然おそってくることを身をもって知りました。
　この場で失礼ですが、本当にありがとうございました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

■行き；八幡平自然散策バス
　盛岡駅→八幡平頂上 1700円
　http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/archives/18702/
　シーズン最盛期はバス複数台の運行あり
　裏岩手連峰登山口までは徒歩10分弱

■戻り；馬返し登山口からタクシー
　登山口→大釜駅　8100円

■盛岡駅〜松川温泉〜八幡平のバス時刻表※結構重要
　http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/uploads/20240401_hachimantai.pdf

■焼け走り口からもタクシー迎車OK
　私は「西根観光タクシー（0195-76-3131）」さんに予約しましたが、エスケープしてしまったのでキャンセルしました。凄く丁寧に対応いただいたのに、申し訳ありません。予定では「道の駅にしね」（焼け走りから道の駅前約2500円）に行き、そこからバスで盛岡駅に戻る予定でした。

コース状況／危険箇所等

縦走路はほぼ刈払されていて、とても手をかけている感じを受けた。
稀に洗掘や木道の崩壊があり、歩きづらいところもあるが、稀だと思っても良い。

その他周辺情報

○縦走路の水場
　・大深山荘付近…ジャブジャブ
　　　　　　　　（※裏岩手連峰登山口から三ツ石山荘まで唯一）
　・三ツ石避難小屋…チョロチョロ
　　　　　　　　（※生水の看板あり。煮沸推奨）
　・犬倉水場…ジャブジャブ
　　　　　　　　（※三ツ石山荘〜八合目避難小屋までの唯一）
　・八合目避難小屋…ジャブジャブ
　　　　　　　　（岩手山を中心とする小屋の中で唯一。水質検査済みとのこと）
　・平笠不動避難小屋と不動平避難小屋には水場が無いので要注意。

○裏岩手縦走では、八幡平レストハウスと八合目避難小屋でしか、モノが入手出来ないので要注意。八合目避難小屋ではバッジやカップラーメン、コーヒーは売っているが、コカコーラなどの飲み物類は無い。

写真

9/29 11:25

裏岩手連峰登山口入口。藤七温泉と八幡平頂上の中間地点。

9/29 11:25

さぁ、縦走のスタート！

9/29 11:31

色づき始め。昨年よりは良い感じ。

9/29 11:35

雨が降ると川になりそうな道

9/29 11:41

畚岳（もっこだけ）へのビクトリーロード

9/29 11:43

畚岳（もっこだけ）山頂

9/29 11:43

三角点に謎の小銭。
誰か亡くなったのかな？

9/29 11:45

岩手山は遠いね〜

9/29 12:11

ゴツゴツな石畳

9/29 12:16

平坦な歩きやすい道。刈払が丁寧。

9/29 12:19

諸桧岳（もろひだけ）

9/29 12:33

丸石が多くて、歩きづらい。

9/29 12:40

前諸桧

9/29 12:51

あっけない……

9/29 12:54

たまーに、ザレザレのトラバース

9/29 12:59

激下り。意外に小刻みなアップダウンが多くて疲れる。

9/29 13:19

瞼岨森（けんそもり）、ビクトリーロード

9/29 13:20

頂上

9/29 13:21

まだまだ岩手山は遠いね

9/29 13:32

なんか黒い大型の動物にかじられた後のような…

9/29 13:44

崩落

9/29 13:46

大深山荘（おおぶかさんそう）
登山者とすれ違いに話しを聞くと、意外に宿泊者が多かった。少なくとも三ツ石山荘よりは多かった。

9/29 13:46

三ツ石山荘までの唯一の水場

9/29 13:49

真ん中近辺に人が見えますが、ソコが水場です。

9/29 13:51

水場まで5分かかった。
水は、ジャボジャボ

9/29 13:56

行って帰って、約10分。

9/29 14:12

9/29 14:20

手前の小畚（こもっこ）と奥の三ツ石山。

9/29 14:20

いつの日か行ってみたい、八瀬森・大白森の大縦走。
でも、泥濘が酷く、刈払いもされておらず、避難小屋も崩壊寸前、しかも人間が通らないから熊の出没地域なのでなかなか行きづらい。。。

9/29 14:24

良い天気

9/29 14:27

八瀬森方面への分岐。

9/29 14:31

岩手山が近くなってきた。

9/29 14:44

激下りからの登り。
結構、疲れる。

9/29 14:54

三段紅葉

9/29 15:05

9/29 15:05

こちら側は、秋田駒ヶ岳の縦走路

9/29 15:10

三ツ石山が視界に。

9/29 15:16

9/29 15:25

9/29 15:40

あと500mといえども結構、遠いよ。

9/29 15:41

良い感じの紅葉

9/29 15:51

昨年よりは良いかな。

9/29 15:52

やはり一番上に行きますね。

9/29 15:55

私は疲れていたし、三ツ石山荘への到着を急いだため、岩は通過。

9/29 15:56

ようやく三ツ石山荘が見えた！！

9/29 16:01

嫌な石。。

9/29 16:19

池に佇む三ツ石山荘。
宿泊はまさかの4人でした。
薪ストーブあり、つけていた形跡がありましたが、この日は寒くなく。

9/30 5:02

朝の5時ですが、東の空は明るく。

9/30 5:14

三ツ石山荘の水場。
数分歩きます。

9/30 5:14

「生水デス」

9/30 5:51

午前5時50分頃に二日目スタート。

9/30 5:54

刈払は丁寧

9/30 6:02

朝日に照らされる三ツ石山。
少なくとも三人は朝日に合わせて上がっていきましたね。

9/30 6:08

朝日が昇る岩手山。
眩しい。

9/30 6:10

昨日歩いた道

9/30 6:15

大松倉山。
三ツ石山荘から120m上がります。

9/30 6:18

お！、乳頭山（秋田県）・烏帽子山（岩手県）がクッキリと。

9/30 6:20

洗掘、激下り

9/30 6:27

ここまで、洗掘、滑りやすい、薮くぐり

9/30 6:34

薮払い良き、歩きやすい区間

9/30 6:48

硫黄の香りがし始める。
激く下りからの、上り。
小刻みなアップダウンに苦しめられる。

9/30 7:07

岩手山一帯は火山です。
今回は念のため、ヘルメットも持参しています。

9/30 7:16

木道

9/30 7:17

ここは登山道から直ぐ下りにあった。

9/30 7:18

犬倉冷水

9/30 7:25

戻ってきて

9/30 7:37

急に石がゴロゴロ。歩きづらい。

9/30 7:42

でも、急にめちゃ気持ち良い登山道

9/30 7:53

激坂上り

9/30 8:08

姥倉山へのビクトリーロード

9/30 8:08

あれ、何か寂しい…

9/30 8:09

近くて遠いなぁ。

9/30 8:15

ここ辺りから、何か不調気味。

9/30 8:19

姥倉山分岐に戻ってきました。

9/30 8:20

行動食を食べても、水をたくさん飲んでも、何かおかしい兆候。

9/30 8:25

注意エリアの終了

9/30 8:36

今回は黒倉山には登らず

9/30 8:37

ショートカット

9/30 8:55

鬱蒼としている…

9/30 9:03

9/30 9:12

チェックポイント？

9/30 9:15

緩やかな、ずっと上り

9/30 9:19

プチ紅葉

9/30 9:25

岩くだり

9/30 9:27

核心部分？

9/30 9:36

上り

9/30 9:59

直登！！

9/30 10:27

鬼ヶ城の紅葉。
三ツ石よりも鬼ヶ城の方が良いと感じました。

9/30 10:54

ずっと体調不良で、ナゼかいきなり大量に嘔吐してしまった場所。本当にスミマセン。
手足もしびれ、完全に脱水症状でフラフラ。

9/30 11:31

フラフラながらも直登

9/30 12:05

通りすがりの方からも支援いただき、どうにか鬼ヶ城を抜け、八合目避難小屋が見えた！
本気で、「行動不能」のため県警防災ヘリに回収してもらおうかと考えていました。

9/30 12:10

裏岩手縦走の本来は「焼け走り口」に向かうのですが、先ずは八合目避難小屋に行き、水を確保し、30分以上休んで昼ご飯を食べました。
凄い悩んだのですが、より早く登山を終了できるエスケープルートとして馬返し登山口に変更しました。
ご飯を食べてユックリしたら体調も回復し、2時間10分程度で降りられました。

9/30 13:45

新道5合目標柱。
しかし、長いよね。

9/30 14:01

新道4合目標柱。

9/30 14:11

新道3合目標柱。

9/30 14:19

新道2．5合目標柱。
なんだよ2.5って。

9/30 14:31

木道楽ちん

9/30 14:32

豆腐岩

9/30 14:37

1合目

9/30 14:50

0.5合目なんて必要？
こっからも長い……

9/30 15:06

こっからが長い💧

9/30 15:10

ようやく四阿に到着。
水がジャブジャブ出ているので、靴を洗います。

9/30 15:19

概算料金なので、これ以上になります。
要注意。
ちなみに盛岡駅と大釜駅の距離は同じですが、8100円でした。

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

感想

やむ

登ってみての感想。
・三ツ石山荘から鬼ヶ城までは、めちゃくちゃアップダウンがあり、かなり疲れる。
・水の確保が意外に難しい。水場間で手持ち3リットル以上ないと、道中危険。
・大深岳から小畚山の鞍部から登り返しはキツすぎる。
・猛暑の影響で、三ツ石の紅葉は過去のものになってしまったのか…
・八幡平自然散策バスは今年から1本に減ってしまった。昨年までのように午前便を復活してもらうと、時間に余裕を持って行動できます。
・裏岩手縦走（≒岩手山・八幡平・安比高原50kmトレイル）は、全国的にももっと有名になれると思う。
・今度は、安比高原から八幡平頂上を目指すほか、焼け走り口からのルートを再チャレンジしたい。

刈り払い、ピンテやペンキ、ロープなどを張って、メンテしてくれている関係者・団体さんには、本当に感謝です。
ありがとうございます。