記録ID: 192465
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ハイキング
赤城・榛名・荒船
西上州の橋倉ー持倉の二つの「倉」をつなぐ小太郎尾根越え
2012年05月20日(日) [日帰り]
yamadanuki
その他4人
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 840m
- 下り
- 560m
コースタイム
橋倉8:40ー登谷山尾根の鞍部9:20ー今泉10:00ー萱ノ平舗装路と林道の分岐10:15ー林道萱ノ平線分岐10:25ー萱ノ平尾根登山口10:45ー茸岩下10:55ー営林集散場所11:10ー熊の肩11:35ー萱ノ平分岐12:00ー南小太郎分岐12:15ー上御僧様12:40ー下御僧様12:45ー持倉登山口13:15
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
神流町には3つの「倉」の地名がある。橋倉、八倉、持倉である。昔はかなりの御大尽であり、倉を持つ家が多かったからだと聞くが、何故かこれらの集落は神流川沿いでなく、標高の高い山の中腹に位置する。以前から神流川沿いの谷ルート以外に、稜線を通らずに御荷鉾ー赤久縄ー日影山ー塩之沢峠にかけての山腹を辿るルートがあったであろうと考えていた。例えば、露久保ー法久ー大平登ー気奈沢ー万場ー塩沢ー栗木平ー持倉ー萱ノ平ー今泉ー橋倉ー八倉ー住居附ー大平ー塩之沢という風である。人目につかずに里に降りず、稜線に登らずのこのルート、昔はかなり交流があっと物と勝手に想像している。 今迄、冬季の葉っぱの無い時期の登山が多いこの地域であるが、今回、調査と案内を兼ねて、橋倉ー持倉の二つの「倉」をつなぐ小太郎尾根越えをしてみた。 葉っぱが出てくると、展望が今一つであるが、新緑の原生林もまた美しい。 橋倉ー今泉:今泉に乗り上げる過去の主要山道で、今泉まで電話線を従えているので、ルートは分かりやすい。今でも耕されている山畑の中を登り、登谷山の岩の下をトラバース、跡は素直に踏跡を辿れば今泉に着く。 萱ノ平ー小太郎尾根:萱ノ平から杖植峠までは昔の主要峠越えのルート、大正時代の地図には主要な山道として掲載されている。基本的に尾根を辿るが、雰囲気の良いが寂しさとさすらいを感じるルートである。周囲は熊棚が散在、熊の住み家が多いようである。南小太郎山付近では炭焼き窯の跡が五ケ所もある。 小太郎尾根ー持倉:神流マウンテンランのトレランのルートであり、現在はしっかりとしたコースとなっていて、快適に上り下りが出来る。途中に多分、記録が残る集団山岳遭難では最古では?と勝手に思っている御僧様の祠がある。(平安時代に70名くらいが遭難死)兎に角つづら折りの急降下で、膝に堪える。 |
写真
感想
今回歩いた全ルートの私の感じた印象です。(西上州を基準としています)
ルートの明瞭具合 ーーー3 (明瞭1-2-3-4-5不明瞭)
ルートの難易度 ーーー3 (容易1-2-3-4-5困難)
ルートの雰囲気 ーーー3 (良い1-2-3-4-5悪い)
ルートの展望 ーーー3 (良い1-2-3-4-5悪い)
ルート上の杉林の割合ーーー30%
熊の糞・足跡の箇所数ーーー0箇所
野生動物との遭遇 ーーーなし
人間との遭遇 ーーーなし
お勧めの季節 ーーー春秋冬
ピークを目指すなら、南小太郎山と白髪山が目標。
高橋バス停から橋倉までは徒歩1時間程度。
持倉から万場バス停までは山道(トレランルート)で3時間程度、車道で小平バス停まだ2時間程度。
冬枯れも良いが、春の新緑もなかなか綺麗である。
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